年 月 日:艇歴
T06.08.22:起工 T07.03.30:進水、命名:Finch (Minesweeper No.9) T07.09.10:竣工、船主:米海軍、船種:掃海艇
T07.09.10:艇長:海軍大尉 John Conrad Lindberg T07.10.30:艇長:海軍大尉 Karl Rundquist T08.05.01:艇長:海軍中尉 Gustav Adolf Curt Leutritz T09.07.17:Hull No. AM-9 T10.03.22:艇長:海軍大尉 John Russell McMeekin T10.07.20:艇長:海軍中尉 William Hartenstein T11.09.13:艇長:海軍少佐 Benjamin Perlman T12.10.13:艇長:海軍大尉 Laurence Frye Safford T13.05.01:艇長:海軍少佐 Philip Williamson Yeatman 02.10.04:艇長:海軍少佐 Alan Withers Ashrook 03.10.15:艇長:海軍大尉 John Walton Rogers 04.05.31:艇長:海軍大尉 Harry Arthur Rochester, 05.08.28:艇長:海軍少佐 Walter Lucian Taylor 08.06.03:艇長:海軍大尉 Joseph Francis Dahlgren 10.04.13:艇長:海軍少佐 Hyman George Rickover 12.08.14:艇長:海軍大尉 Joyce Allen Ralph 13.09.18:艇長:海軍大尉 Benjamin May, II 14.07.09:艇長:海軍大尉 Thurlow Weed Davison 17.04.10:座礁 17.05.--:引揚
捕獲場所:N14.22-E120.35 コレヒドール沖 捕獲原因:海難
18.03.11:出渠
18.04.01:命名:達第63号:「第百三號哨戒艇」 18.04.01:類別等級制定:内令第568号:種別:哨戒艇、類別:哨戒艇、艦型:なし 18.04.01:本籍:内令第583号:舞鶴鎮守府
18.04.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第三南遣艦隊 18.04.01:哨戒艇長:海軍豫備大尉 今里 七郎 18.04.09:今里豫備大尉着任 18.05.17:整備完了 18.05.17:キャビテ〜公試〜05.17キャビテ 18.05.18:弾庫内補修工事(05.31まで) 18.05.19:第百三海軍工作部から受領 18.05.19:キャビテ〜05.19キャビテ 18.05.20:米式一米測距儀新設 18.05.20:キャビテ〜05.20キャビテ 18.05.21:キャビテ〜諸訓練〜05.21キャビテ 18.05.28:キャビテ〜05.28マニラ 18.05.28:マニラ〜諸訓練〜05.29キャビテ 18.05.31:キャビテ〜教育査閲〜05.31キャビテ 18.06.01:烹炊所煙突新設 18.06.02:マニラ〜対潜掃蕩〜 〜06.03 0700 掃蕩中止〜 〜06.03 1900 高圧クランク叩音甚だしきためシーロン湾に仮泊修理〜 〜06.03 2330 修理完了、哨区に就く〜 〜06.04マニラ 18.06.04:掃海用錨新設 18.06.05:マニラ〜06.05キャビテ 18.06.05:武式一米測距儀修理(06.06まで) 18.06.06:十三粍機銃台手摺補修工事(06.07まで) 18.06.06:ラフイ島戡定作戦 18.06.06:キャビテ〜06.06マニラ06.06〜06.09ラフイ 18.06.09:敵前上陸 18.06.10:ラフイ〜06.10タバコ 18.06.10:缶水補給 18.06.11:タバコ〜06.13マニラ 18.06.12:ラフイ島戡定作戦終了 18.06.17:マニラ〜 〜06.19 0400 スービック湾外にて特設捕獲網艇「興嶺丸」に合同〜 〜06.19マニラ 18.06.19:武式一米測距儀修理(06.21まで)、十三粍機銃側弾薬筐新説工事(06.20まで) 18.06.21:マニラ〜06.23セブ 18.06.24:F作戦 18.06.24:セブ〜 〜06.26 1010 雷跡発見〜 〜06.26 1145 タゴロ岬灯台の236度7浬に潜望鏡を発見、威嚇投射4個〜 〜06.26 1930 徹哨〜 〜06.27セブ 18.06.27:F作北機密第271545番電: 1.八重山は28日早朝ミサミス発バデリデン、シニー方面デポログを経てシンダンガン偵察後 29日午前セブに回航す 2.第百三號哨戒艇は28日早朝セブ発唐津と任務を引継ぎ唐津はセブに帰投せよ 3.九五四空セブ派遣隊飛行機午前デポログ、シンダンガン方面海面を哨戒せよ 4.第二京丸は特令する迄ミサミスの陸軍との連絡に当たれ 18.06.28:セブ〜 〜06.28 1200 砲艦「唐津」と交代、配備に就く〜 〜06.29 1210 徹哨〜 〜06.29セブ 18.06.29:哨戒艇長:海軍大尉 今里 七郎 18.06.30:セブ〜07.02マニラ 18.07.01:軍隊区分:菲島部隊電令作第97号:F作戦部隊より除く 18.07.02:短艇甲板昇降階段修理 18.07.03:マニラ〜07.04マニラ 18.07.05:九二式重機銃高脚架台、栓覆鈑修理(07.31まで) 18.07.05:(第856船団護衛)マニラ〜 〜07.06 0730 主送水喞筒故障し漂流、護衛中止〜 〜07.06 1300 応急修理終了〜 〜07.07マニラ 18.07.07:マニラ〜07.07キャビテ 18.07.08:短艇修理、前部砲台階段新設工事(07.09まで) 18.07.10:キャビテ〜07.12マニラ 18.07.14:内火艇後部階段新設工事(07.16まで) 18.07.16:(「帝龍丸」護衛)マニラ〜 〜07.17 1200 陸軍徴傭船「帝龍丸」の護衛終了〜 〜07.18マニラ 18.07.20:(「りおん丸」「笠置山丸」護衛)マニラ〜07.22セブ 18.07.24:(「大永丸」「北比丸」護衛)セブ〜07.27マニラ 18.07.30:第三南遣艦隊電令第8号:31日便宜出港、第八號掃海特務艇と交代し救護隊の警戒 18.07.31:マニラ〜 〜07.31 1745 カポネス島北方にて雑役船「第一海洋」を曳航中の 特設運送船「慶州丸」に合同、護衛開始〜 〜08.01マニラ 18.08.--:マニラ〜09.01香港 18.09.01:「同生丸」を第二海軍工作部へ引渡し 18.09.03:支那人大工62名、通弁1名乗艇 18.09.03:(「慶州丸」護衛)香港〜天候悪化のため引き返す〜09.04香港 18.09.04:支那人大工32名乗艇 18.09.07:(「慶州丸」護衛)香港〜09.10マニラ 18.09.10:支那人大工94名、通弁1名退艇 18.09.20:マニラ〜湾口哨戒〜 〜09.21 浮流機雷(米式)1個銃撃処分〜 〜09.22マニラ 18.09.26:マニラ〜哨戒〜09.27マニラ 18.09.28:マニラ〜09.30高雄 18.10.01:郵便物204個搭載、「第百五號哨戒艇」乗員外118名便乗 18.10.01:高雄〜10.04マニラ 18.10.04:郵便物引渡し、便乗者退艇 18.10.07:マニラ〜10.07オロンガポ10.08〜10.08マニラ 18.10.10:菲島部隊電令第168号: 1.略 2.略 3.第百三號哨戒艇は12日発H二船団、部隊乗船4隻(はんぶるぐ丸、すえず丸、 若津丸、夕映丸)をカウ湾迄護衛すべし 18.10.11:菲島部隊電令第169号:興嶺丸は12日1100発H二船団を北緯07度30分線附近まで護衛 爾後掃蕩部隊指揮官所定に依り行動すべし 18.10.12:菲島部隊電令作第111号:H二船団はミンダナオ東岸航路を採るべし 興嶺丸は適宜の地点より分離セブに回航すべし 18.10.12:菲島部隊電令作第112号:H一イロイロに於てH二船団はセブに於て後令あるまで待機 18.10.12:(H2船団護衛)マニラ〜10.14セブ 18.10.14:菲島部隊電令第170号: 1.H一、H二船団第三吉田丸セブ入港(22日頃の予定)迄セブに於て待機の予定 2.第二京丸は日昌丸の錨揚収次第、第三吉田丸に乗船(予定の部隊をH一、H二船団に 参集せしめセブ迄護送の上、セブに於て待機すべし 3.第百三號哨戒艇はH二船団セブ入港後マニラに帰投せよ 18.10.15:セブ〜10.17マニラ 18.10.24:菲島部隊電令第172号:第774船団十隻(部隊乗船、護衛艦呉竹、友鶴) 1.略 2.百三號哨戒艇、第七號掃海特務艇は25日マニラ発サンフェルナンドに進出待機し 途中より船団護衛に協力 3.第三十九號及び第四十二號驅潜特務艇27日より湾口哨区掃蕩警戒 18.10.25:マニラ〜 〜10.27 0020 特設運送船「北比丸」救援に向かう〜 〜10.27 0330 特設運送船「北比丸」自力離礁〜 〜10.27 0845 特設運送船「北比丸」座礁現場着〜 〜10.27 0917 第774船団後方を警戒しつつ帰投 〜10.28マニラ 18.10.30:菲島部隊電令第172号:マニラ−セブ間の船団護衛を実施 1.第一船団(帝海丸、東寶丸、日南丸、白根山丸、~州丸)速力九節 31日マニラ発3日セブ着 護衛艦:第百三號哨戒艇(引続きH三船団護衛) 18.10.31:(第一船団護衛)マニラ〜 〜11.01 1335 マンダウイン島の11度12,000mにて九五式爆雷威嚇投射2個〜 〜11.02 1915 陸軍徴傭船「帝海丸」がラウイスレッジ灯標西側に座礁〜 〜11.02 ---- 陸軍徴傭船「日南丸」と共に現場に残り、他の船団各船は先航〜 〜11.02 2305 陸軍徴傭船「帝海丸」離礁〜 〜11.03セブ 18.11.02:菲島部隊電令第175号: 1.H三船団(マノクワリ行3隻、ソロン行2隻)、第百三號哨戒艇のセブ発期日を 6日に改む 2.略 18.11.06:(H3船団護衛)セブ〜11.10カウ 18.11.09:菲島部隊電令作第115号:H船団の護衛区分:H六 22日発 18.11.10:103哨機密第101500番電: 1.マニラ行臨時船団3隻、護衛艦第百三號哨戒艇、11日0530ハルマヘラ発 15日1600セブ着補給の上16日0800発18日1000マニラ着の予定、速力八節 2.第三吉田丸(JCYD)、民領丸(JILL)、日の出丸(JBHR)以上空船マニラ行 3.以下略 18.11.11:(臨時船団護衛)カウ〜 〜11.14 ザンボアンガ(バシラン海峡)より陸軍徴傭船「長城丸」が船団に加入〜 〜11.15セブ11.16〜 〜11.18マニラ 18.11.22:(H6船団護衛)マニラ〜 〜11.25 レガスピーにて陸軍徴傭船「南嶺丸」解列〜 〜11.26 ダバオ沖より陸軍徴傭船「はんぶるぐ丸」が船団に加入〜 〜11.29カウ 18.11.30:油艀より重油80t搭載 18.11.30:103哨機密第301530番電: 1.M三船団2隻護衛し1日0500発7日0800着、速力八節 2.赤城山丸(JYIA)、第八榮丸(JFVJ)*空船 3.以下略 18.12.--:軍隊区分:菲島部隊主隊 18.12.01:(M3船団護衛)カウ〜 〜12.04 1100 バシラン海峡東口にて陸軍徴傭船「第八榮丸」を低速の為分離〜 〜12.05 0800 アポ島の西3浬にて操舵不能となり陸軍徴傭船「赤城山丸」を独航させる〜 〜12.05 0900 応急修理施行〜 〜12.05 ---- 陸軍徴傭船「赤城山丸」、特設掃海艇「第二十一長運丸」と合同〜 〜12.05セブ 18.12.06:第百三海軍軍需部(セブ出張所)より生糧品補給 18.12.07:セブ軍需部鐵工所の協力により応急修理完了 18.12.08:第百三海軍軍需部(セブ出張所)より生糧品補給 18.12.08:103哨機密第081100番電: 1.M092船団、第百三號哨戒艇0800発11日1300着の予定、速力七.五節 2.A船 第十三大速丸(JSJB)砂糖満載、第十七眞盛丸(JCCC)木材満載 3.以下略 18.12.09:(M092船団護衛)セブ〜12.11マニラ 18.12.12:第百三海軍軍需部より生糧品補給 18.12.13:マニラ〜12.13キャビテ(第百三海軍工作部二号岸壁) 18.12.14:一番形拳銃格納所新設工事開始 18.12.16:修理開始 18.12.18:第百三海軍軍需部より被服受入 18.12.22:第百三海軍軍需部より生糧品補給 18.12.25:第百三海軍軍需部より生糧品及び貯料品補給 18.12.27:キャビテ〜12.27カナカオ(カナカオ桟橋) 18.12.27:第百三海軍軍需部より生糧品補給 18.12.28:0200 第百三海軍工作部第一船台に上架 18.12.29:第百三海軍軍需部より生糧品補給 18.12.31:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.02:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.04:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.06:1625 第百三海軍工作部第一船台から下架、カナカオ桟橋に移動 19.01.07:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.07:0840 カナカオ桟橋発 0915 キャビテ工作部二号岸壁繋留 19.01.09:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.10:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.10:菲島部隊電令作第126号:H船団の護衛区分:H一四 第百三號哨戒艇、第四十六號驅潜艇 19.01.11:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.13:キャビテ〜湾内にて試運転〜01.13キャビテ(工作部二号岸壁) 19.01.14:第百三海軍軍需部より生糧品補給、弾火薬及び爆雷搭載 19.01.15:九五式爆雷改一24個搭載 19.01.15:キャビテ〜01.15マニラ 19.01.15:第百三海軍軍需部より生糧品、貯糧品、清水補給 19.01.16:重油搭載 19.01.16:菲島部隊電令作第127号: 1.16日041- 北緯14度43分東経120度61分に浮上潜水艦を発見確実、大立制圧中 2.左により右敵潜水艦を捜索撃滅すべし (イ)航空部隊 発見地点の概ね50浬圏内制圧攻撃 (ロ)掃蕩隊(八重山、第百三號哨戒艇、第四十六號驅潜艇、第二京丸、 第三十九號驅潜特務艇、大立) 八重山艦長所定により発見地点の昼夜概ね30浬県内夜間概ね50浬圏内の捜索攻撃 19.01.16:マニラ〜対潜掃蕩〜 〜01.17マニラ 19.01.18:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.01.19:清水補給 19.01.20:(H14船団護衛)マニラ〜01.22セブ 19.01.22:第百三海軍軍需部(セブ出張所)より生糧品補給 19.01.23:(H14船団護衛)セブ〜 〜01.27 0945 パプト山の17度18浬にて敵潜水艦を発見、哨戒機と共に掃蕩、 九五式爆雷改二6個投下、「第四十六號驅潜艇」はそのまま制圧〜 〜01.27カウ 19.01.30:(M---船団護衛)カウ〜 〜02.01 2100 バルト山附近にて船団より分離〜 〜02.02ダバオ 19.02.02:第百三海軍軍需部ダバオ支部より生糧品補給 19.02.02:燃料、清水補給 19.02.05:ダバオ〜自差修正〜02.05ダバオ 19.02.05:第百三海軍軍需部ダバオ支部より生糧品補給 19.02.07:(M072船団護衛)ダバオ〜02.09ザンボアンガ 19.02.09:糧食補給 19.02.09:(M072船団護衛)ザンボアンガ〜02.11セブ02.12〜 〜02.13 1837 ベルデ島110度15浬にて船団が敵潜水艦より雷撃を受け、対潜戦闘〜 〜02.13 1843 船団をバタンガスに避泊させる〜 〜02.13 2150 ズマリ岬附近にて敵潜水艦を見失いバタンガスに向かう〜 〜02.14 0200 「關野丸」を捜索しつつ陸軍徴傭船「民領丸」を護衛しマニラ湾口に向かう〜 〜02.14 0515 陸軍徴傭船「民領丸」が被雷沈没〜 〜02.14 0759 陸軍徴傭船「民領丸」乗員105名を救助〜 〜02.14 0820 救助を打切り第3024船団遭難現場に向かう〜 〜02.14 0850 「第七號掃海特務艇」「第八號掃海特務艇」と共に爆雷攻撃〜 〜02.14マニラ 19.02.13:菲島部隊電令作第136号:H船団の護衛区分:H一九 隼、第百三號哨戒艇 19.02.14:収容者(民領丸106名、さんるいす丸7名)揚陸 19.02.16:燃料搭載 19.02.16:第百三海軍軍需部より生糧品、氷補給 19.02.17:第百三海軍軍需部より生糧品、氷、貯糧品補給 19.02.18:マニラ〜 〜02.18 1235 「第三十九號驅潜特務艇」と交代し湾口哨戒〜 〜02.20 1205 特設掃海艇「第五十六播州丸」と哨区交代〜 〜02.20マニラ 19.02.21:第百三海軍軍需部より生糧品、氷、貯糧品補給 19.02.22:第百三海軍軍需部より生糧品、氷補給 19.02.22:燃料搭載 19.02.25:清水補給 19.02.24:菲島部隊電令作第140号:H船団の護衛区分:H一九 第百三號哨戒艇(ザンボアンガ迄 第八號掃海特務艇、第二十四號驅潜特務艇、ザンボアンガ以後菲南部隊各艦協力) 19.02.24:103哨機密第241929番電: 1.H一九船団7隻(内一隻セブより加入)護衛艦第百三號哨戒艇(一貫) 第二十四號驅潜特務艇、第八號掃海特務艇(以上二隻ザンボアンガ迄) 25日1500マニラ発4日0700ワシレ着の予定、速力七.五節 2.A船 日泰丸(JNBM)米、船団長、山形丸(JCBD)糧秣兵器、昌元丸(JBQD)兵器弾薬、 ~祐丸(JNGP)軍需品、天長丸(JHGA)石炭3,000t、隆和丸(JDLM)軍需品、 關東丸(JBFC)ガソリン15,000缶セブより加入 3.以下略 19.02.25:(H19船団護衛)マニラ〜02.28セブ 19.02.29:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.02.29:(H19船団護衛)セブ〜 〜03.29 2330 陸軍徴傭船「隆和丸」が機械故障の為、セブに引返す〜 〜03.02 0410 アポ島の35度7浬にて7番船が雷撃を受けるが回避、 「第二十四號驅潜特務艇」が制圧〜 〜03.03 2023 敵潜水艦発見、砲撃、船団を反転させる〜 〜03.03 2047 舵故障〜 〜03.03 2345 舵復旧、敵潜水艦を見失い、船団を追跡〜 〜03.03 2347 1番船被雷沈没〜 〜03.04 1825 特設驅潜艇「第十七日東丸」が護衛に協力〜 〜03.04 2230(N03.06-E126.03)敵潜水艦を発見、砲撃(3日と計10発)〜 〜03.05 0405(N02.49-E126.10)4番船が雷撃を受けるが回避、爆雷攻撃2個〜 〜03.06ワシレ 19.03.06:ワシレ〜03.06カウ03.08〜03.08ワシレ 19.03.08:重油補給 19.03.08:103哨機密第081600番電: 1.M一四船団三隻護衛艦第百三號哨戒艇(一貫)、第十二京丸(サランガニ島迄)、 第十七日東丸(タラウド島北迄) 9日ワシレ発16日1000マニラ着の予定 2.せれべす丸(JCED)、諾威丸(JNWP)、辰壽丸(JGGS)空船 3.以下略 19.03.09:菲島部隊電令作第150号:H船団の護衛区分:H二三、第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇 19.03.09:(M14船団護衛)ワシレ〜 〜03.09 1400 操舵機故障、引き返す〜 〜03.09 1655 船団と分離し先航〜 〜03.09カウ 19.03.10:操舵機修理、生糧品購買 19.03.11:カウ〜03.11ワシレ 19.03.11:菲島部隊電令作第150号:H23船団の護衛区分: 24日マニラ発第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇 19.03.11:103哨機密第111105番電:103哨機密第081600番電改正: 1.M一四船団三隻護衛艦第百三號哨戒艇(一貫)、第十二京丸(ザンボアンガ迄)、 第四十六號驅潜艇、第一號東光丸(サランガニ迄)、第十七日東丸(タラウド島北迄) 11日ワシレ発18日正午マニラ着の予定、速力八節 4.以下略 19.03.11:(M14船団護衛)ワシレ〜 〜03.14 セブ沖にて陸軍徴傭船「帝雄丸」が船団に加入〜 〜03.15ザンボアンガ 19.03.15:第百三海軍軍需部より生糧品補給 19.03.15:(M14船団護衛)ザンボアンガ〜 〜03.18(N13.43-E120.40)対潜掃蕩〜 〜03.19 0004 船団が雷撃を受けた為マニラに先航させる〜 〜03.19 0120 対潜掃蕩:爆雷投射8個〜 〜03.19 1300 掃蕩中止〜 〜03.19マニラ 19.03.19:第百三海軍軍需部より消耗品補給 19.03.20:第百三海軍軍需部より生糧品、氷補給 19.03.21:第百三海軍軍需部より貯糧品搭載、清水補給、九五式爆雷改一10個搭載 19.03.22:第百三海軍軍需部より生糧品、氷補給 19.03.24:第百三海軍軍需部より消耗品補給 19.03.25:マニラ〜操舵機試運転、自差修正〜03.25マニラ 19.03.25:第百三海軍軍需部より生糧品、氷補給 19.03.27:第百三海軍軍需部より生糧品、氷、貯糧品補給 19.03.28:三号桟橋に繋留、生糧品補給 19.03.29:第百三海軍軍需部より生糧品、氷補給 19.03.30:港外に転錨 19.03.30:菲島部隊電令作第284号: 1.第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇は31日マニラ発セブ経由H二三船団の護衛に任ずべし 興嶺丸、第二十四號驅潜特務艇はマニラ、セブ間右護衛に協力すべし 2.第四十五驅潜艇は帝龍丸を護衛し4月2日中にセブ着、H二三船団護衛に任ずべし 19.03.31:(H23船団護衛)マニラ〜04.02セブ 19.04.02:清水燃料補給 19.04.02:セブ〜遭難機捜索〜04.02セブ 19.04.03:セブ〜カモテス諸島南側捜索〜04.03セブ 19.04.03:第三南遣艦隊電令第29号: 第百五號哨戒艇長はH二三船団(護衛艦:第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇、 第四十五驅潜艇)を護衛、04月05日セブ発、07日1200バタド角(N06-E124.37)の180度 20浬に於いて、ダバオ待機中のH二二船団の陸軍船2隻(護衛艦:第一號東光丸、 八代丸)を併せサンギ島西方を経てカウに入泊せしむべし 19.04.04:セブ〜セブ島東方捜索〜04.04セブ 19.04.04:菲北部隊電令作第19号: 1.H二三船団護衛艦中、第四十五號驅潜艇を削除 2.同船団は04月05日以後、成るべく速やかにセブ発、第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇は 所定の護衛に従事すべし。バシラン以後南方に迂回航路を取れ 3.第四十五號驅潜艇はバコロド角より笠置山丸(ザンボアンガ発07日頃バコロド島)を 護衛マニラに回航すべし 19.04.05:第百三海軍軍需部(セブ出張所)より生糧品補給、燃料、清水補給 19.04.06:(H23船団護衛)セブ〜 〜04.07 ダバオ発の陸軍徴傭船「水戸丸」、同「對馬丸」が合同〜 〜04.10カウ 19.04.11:油艀より重油搭載、糧食直接購買 19.04.11:カウ〜04.11ワシレ 19.04.12:(M17船団護衛)ワシレ〜04.14ベオ04.14〜 〜04.15 2330 陸軍徴傭船「~祐丸」被雷小破〜 〜04.16 0230 陸軍徴傭船「山形丸」被雷、敵潜水艦を発見〜 〜04.16 0255 対潜戦闘:照射砲撃、敵潜急速潜航〜 〜04.16 0300 砲撃中止、投射開始〜 〜04.16 0310 爆雷攻撃8個〜 〜04.16 0520 陸軍徴傭船「山形丸」遭難者救助開始〜 〜04.16 0815 陸軍徴傭船「山形丸」遭難者救助終了196名〜 〜04.16 1115 陸軍徴傭船「~祐丸」に横付け、便乗者収容開始〜 〜04.16 1158 陸軍徴傭船「~祐丸」便乗者収容終了59名〜 〜04.17ザンボアンガ 19.04.17:第百三海軍軍需部より生糧品、貯糧品搭載、遭難者退艇 19.04.17:ザンボアンガ〜 〜04.17 陸軍徴傭船「~祐丸」を曳航する「第百五號哨戒艇」を護衛〜 〜04.17ザンボアンガ 19.04.18:清水補給 19.04.18:ザンボアンガ〜04.18ザンボアンガ 19.04.19:清水補給、第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品受入 19.04.19:軍隊区分:菲島部隊電令作第276号: 1.第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇に対する菲南部隊指揮官の指揮を解く 2.第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇はM一七船団を護衛、速やかにマニラに帰投 19.04.20:生糧品搭載 19.04.20:(M17船団護衛)ザンボアンガ〜04.22セブ 19.04.22:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.04.22:(M17船団護衛)セブ〜04.24マニラ 19.04.25:マニラ〜04.25キャビテ(第百三海軍工作部二號岸壁) 19.04.25:機関修理 19.04.26:第百三海軍軍需部より糧食搭載 19.04.28:第百三海軍軍需部より糧食搭載 19.04.30:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.05.02:カナカオキャビテ支部より生糧品受入 19.05.03:カナカオキャビテ支部より生糧品受入 19.05.04:キャビテ〜05.04マニラ 19.05.05:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.05.06:第百三海軍軍需部より生糧品搭載、清水補給 19.05.07:マニラ〜05.07キャビテ 19.05.07:内火艇引揚装置工事 19.05.08:キャビテ〜05.08マニラ 19.05.08:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.05.09:(H25船団護衛)マニラ〜05.15カウ 19.05.15:カウ〜05.15マリフット 19.05.16:燃料搭載 19.05.17:マリフット〜05.17ワシレ 19.05.20:陸軍徴傭船「對馬丸」より炭水補給 19.05.20:ワシレ〜05.20ワシレ 19.05.21:ワシレ〜対潜掃蕩〜 〜05.22 0935 対潜掃蕩を止め、H26船団護衛に向かう〜 〜05.23 0800頃 H26船団と合同、護衛開始〜 〜05.23 0900 船団が雷撃を受け1隻大破〜 〜05.23ワシレ 19.05.24:ワシレ〜05.24マリフット 19.05.25:マリフット 0700〜05.25 1100ワシレ 19.05.25:1230 「第百五號哨戒艇」にて船団会議 19.05.25:(M20船団護衛)ワシレ 1420 〜 〜05.25 1710 ロロバタ岬186度1浬にて陸軍徴傭船「山宮丸」触雷により出港中止〜 〜05.25ワシレ 19.05.26:(M20・M21船団護衛)ワシレ〜05.30ザンボアンガ 19.05.30:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品受入 19.05.30:(M20・M21船団護衛)ザンボアンガ〜06.01セブ 19.06.01:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載、清水搭載 19.06.01:(M20・M21船団護衛)セブ〜06.03マニラ 19.06.04:第百三海軍軍需部より貯糧品搭載 19.06.05:第百三海軍軍需部セブ生糧品搭載 19.06.06:清水、燃料搭載 19.06.07:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.06.09:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.06.11:第百三海軍軍需部より生糧品搭載、清水、爆雷搭載 19.06.12:菲島部隊電令第378号: 1.H二九船団(船団部隊指揮官草川大佐乗船第十號海防艦、船団七隻、 護衛艦:第十號海防艦、第百五號哨戒艇、第百三號哨戒艇、第四十五號驅潜艇)は 06月12日マニラ発ワシレに回航、同地に於ける揚搭終了せる船舶を護衛、 速やかにマニラに帰投せよ 2.略 19.06.12:(H29船団護衛)マニラ〜06.18バンカ 19.06.18:菲島部隊電令作第214号:H二九船団はカウ直航を見合せバンカ泊地にて待機せよ 19.06.18:バンカ〜湾口哨戒〜06.18バンカ 19.06.19:菲島部隊電令第389号:H二九船団は速やかにハルマヘラにに回航すべし 19.06.19:バンカ〜湾口哨戒〜06.19バンカ 19.06.20:バンカ〜湾口哨戒〜06.20バンカ 19.06.20:バンカ〜湾口哨戒〜 〜06.20 1515 ハルマヘラに向かう〜 〜06.22マリフット 19.06.23:マリフット〜06.23カウ 19.06.23:重油搭載、生糧品購買 19.06.23:カウ〜06.23ワシレ 19.06.24:ワシレ〜06.24グルア 19.06.24:清水補給 19.06.24:グルア〜06.24ワシレ 19.06.24:(M25船団護衛)ワシレ〜 〜06.28 0730 陸軍徴傭船「山菊丸」被雷沈没、 「第百五號哨戒艇」と「第十號海防艦」が救助、攻撃、本艇は嚮導、護衛〜 〜06.28 1130 船団をザンボアンガに避泊させ、再び現場に向かう〜 〜06.29ザンボアンガ 19.06.29:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.06.29:(M25船団護衛)ザンボアンガ〜 〜07.01 0750頃セブ沖通過、陸軍徴傭船「仏蘭西丸」、同「大祐丸」が船団より分離〜 〜07.03マニラ 19.07.03:第百三海軍軍需部より貯糧品搭載 19.07.04:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.07.06:第百三海軍軍需部より生糧品搭載、清水搭載 19.07.08:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.07.10:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.07.11:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.07.12:菲島部隊電令第427号: 1.C一二四船団(護衛指揮官:第三十一號驅潜艇長、護衛艦:第三十一號驅潜艇、 第百三號哨戒艇、第八十四號驅潜特務艇)及び C一二三船団(護衛艦:第四十二號驅潜特務艇、第七號掃海特務艇、ボンドツク岬迄)は 12日マニラ発セブに回航すべし 2.第三十一號驅潜艇、第百三號哨戒艇、最上丸、第八十四號驅潜特務艇はセブ以後 ダバオ行船団の護衛に任じたる後マニラに帰投すべし 但し第八十四號驅潜特務艇はザンボアンガ以後第三十三警備隊司令官所定により 行動すべし 3.以下略 19.07.12:(C124船団護衛)マニラ〜07.14セブ 19.07.15:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載 19.07.15:セブ〜 〜07.16 1800頃敵潜水艦を発見、船団が雷撃を受けるが被害なし、 「第三十一號驅潜艇」「第八十四號驅潜特務艇」が爆雷攻撃〜 〜07.17 0-50(N07.42-E122.05)米潜水艦"Cabrilla"(SS-288)の攻撃で、 一般徴傭船「夏川丸」が被雷航行不能、爆雷攻撃12個(九五式改一、改二各6個)〜 〜07.17 0500頃より人員救助〜 〜07.17 0750 一般徴傭船「夏川丸」に横付け便乗者約200名を移す〜 〜07.17 0900頃より一般徴傭船「夏川丸」の曳航開始〜 〜07.17 1220 舫索切断〜 〜07.17 1250 特設驅潜艇「最上丸」が現場復帰〜 〜07.17 本艇(右舷)及び特設驅潜艇「最上丸」が横抱き曳航、 「第三十一號驅潜艇」及び「第八十四號驅潜特務艇」が護衛警戒〜 〜07.17 2145(N06.59-E121.56)一般徴傭船「夏川丸」をサンラモン海岸に擱坐させる〜 〜07.17ダルサヤン07.18〜07.18ザンボアンガ 19.07.18:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.07.18:菲島部隊電令第437号: 1.第三十一驅潜艇は21日1500迄にセブに回航、セブ以後H三二船団護衛に任ずべし 2.第百三號哨戒艇は夏川丸揚搭中の護衛に任ずると共に之の荷役協力 3.立石丸のザンボアンガよりダバオまでの護衛は第三十二特別根據地隊司令官の所定による 19.07.19:ザンボアンガ〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜07.20ダルサヤン 19.07.20:ダルサヤン〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜07.20ザンボアンガ 19.07.21:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載、燃料搭載 19.07.22:ザンボアンガ〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜07.23ダルサヤン 19.07.23:ダルサヤン〜07.23ザンボアンガ 19.07.24:ザンボアンガ〜波高く横付不能に付き、特設驅潜艇「最上丸」と交代〜07.24ザンボアンガ 19.07.24:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.07.25:ザンボアンガ〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜07.25ダルサヤン 19.07.25:ダルサヤン〜07.26ザンボアンガ 19.07.26:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.07.27:ザンボアンガ〜哨戒〜07.27ダルサヤン 19.07.27:ダルサヤン〜07.27ザンボアンガ 19.07.28:ザンボアンガ〜哨戒〜07.28ダルサヤン 19.07.28:ダルサヤン〜07.29ダルサヤン07.29〜07.29ザンボアンガ 19.07.30:重油、清水搭載 19.07.31:ザンボアンガ〜哨戒〜07.31ダルサヤン 19.07.31:ダルサヤン〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜08.01ザンボアンガ 19.08.01:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.08.02:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.08.03:ザンボアンガ〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜08.04ザンボアンガ 19.08.04:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.08.06:ザンボアンガ〜一般徴傭船「夏川丸」附近哨戒〜08.07ザンボアンガ 19.08.07:ザンボアンガ〜対潜掃蕩〜08.09ザンボアンガ 19.08.09:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.08.10:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より生糧品搭載 19.08.11:菲島部隊電令第479号: 1.第百三號哨戒艇及び照風丸は知床艦長の指揮を承けセブ、ボンガオ間、 同艦の護衛に任ず 2.ボンガオ着後、洲埼艦長の指揮を受け同艦マニラに回航中、之が護衛に任ずべし 3.略 19.08.11:ザンボアンガ〜08.12セブ 19.08.12:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載 19.08.13:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載 19.08.15:セブ〜08.15セブ沖 19.08.15:0225 運送艦「知床」引卸作業 19.08.16:0846 運送艦「知床」引卸作業終了 19.08.16:セブ沖〜08.16セブ 19.08.16:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載 19.08.17:(「知床」護衛)セブ〜08.18ホロ08.19〜08.19ボンガオ 19.08.21:(「洲埼」護衛)ボンガオ〜08.21ホロ08.22〜08.22ザンボアンガ 19.08.23:第百三海軍軍需部ザンボアンガ支部より貯糧品搭載 19.08.24:(「洲埼」護衛)ザンボアンガ〜運送艦「洲埼」が機関故障〜08.24ザンボアンガ 19.08.25:(「洲埼」護衛)ザンボアンガ〜08.26セブ 19.08.27:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載 19.08.28:(「洲埼」護衛)セブ〜08.28カブガオ08.29〜08.29ブシン08.30〜 〜08.30サンタクルーズ08.31〜08.31ポートガレラ09.01〜09.01マニラ 19.09.01:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.09.02:第百三海軍軍需部より貯糧品搭載 19.09.03:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.09.04:運送艦「伊良湖」より糧食搭載 19.09.04:菲島部隊電令第493号: 1.C〇六八船団は09月06日0600マニラ発セブに回航すべし 2.船団:A慶安丸、三笠丸、玄海丸、圖洋丸、第十七榮丸、蟠龍 B洛東丸、あやその丸 船団部隊指揮官:最上丸艇長 護衛艦:最上丸、第百三號哨戒艇、照風丸、隼(協力) 3.隼はモンポグ水道付近まで右船団を護衛後マニラに帰投すべし 4.第百三號哨戒艇、照風丸はセブ着後マニラに帰投すべし 5.最上丸はセブ着後第三南遣艦隊機密命令第71号に依る作業に協力、作業終了次第 マニラに帰投すべし 6.以下略 (* 実際には第十七福榮丸、蟠龍は随行せず別の1隻が加入しC〇六七船団として出港) 19.09.05:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.09.05:マニラ〜09.05キャビテ 19.09.06:(C067船団護衛)キャビテ〜09.08セブ 19.09.08:第百三海軍軍需部セブ支部より生糧品搭載 19.09.09:(M103船団護衛)セブ〜 〜09.09 敷設特務艇「江之島」が護衛に加入〜 〜09.10ルック湾09.12〜09.13サンタクルーズ 19.09.15:陸軍徴傭船「三笠丸」に横付け、清水補給 19.09.16:(M103船団護衛)サンタクルーズ〜09.16バタンガス09.17〜09.17マニラ 19.09.18:第百三海軍軍需部より需品搭載 19.09.19:マニラ〜09.19キャビテ09.20〜09.20カナカオ 19.09.20:1600 カナカオ第一号船台にて上架 九三式探信儀、九三式水中聴音機、仮称電波探知機新設工事 (*戦没時、九三式探信儀は未装備のまま) 19.10.10:0330 下架 0540 カナカオ桟橋繋留 0950 カナカオ一号桟橋横付け 19.10.12:カナカオ〜10.12キャビテ 19.10.12:0950 キャビテ二号岸壁横付け 19.10.17:キャビテ〜10.17カナカオ 19.10.17:0840 カナカオ桟橋横付け 1700 船台上架 二十五粍聯装機銃1基、同単装機銃4基新設 19.10.20:官房艦機密第6541号:第百三號哨戒艇に機銃装備の件訓令 19.10.24:0330 下架、桟橋繋留 19.10.24:カナカオ〜10.24キャビテ 19.10.25:キャビテ〜10.25カナカオ 19.10.25:1130 カナカオ桟橋横付け 19.10.25:菲島部隊信電令作第59号: 第百三號哨戒艇、照風丸はコロン湾に急行し所在首席指揮官の指揮を受け コロン湾対潜哨戒に従事すべし 長期行動を準備し出港され度し コロン湾の伊良湖監視員糧食欠乏しあるに付取り計らはれ度し 19.10.25:第百三海軍軍需部より生糧品、貯糧品搭載 19.10.25:カナカオ〜 〜10.27 0530 アンゴロン島南にてB-24の空爆を受けるが被害なし〜 〜10.27 1230 バンダロチヤン南にて特設驅潜艇「照風丸」被弾、羅針儀、無線機破損〜 〜10.27ラガラ湾10.27〜 〜10.28 巡洋艦「鬼怒」遭難現場付近を捜索〜 〜10.28シコゴン 19.10.28:菲島部隊電令作第346号: 1.菲島部隊電令作第345号取止む 2.照風丸、第百三號哨戒艇はコロン湾に回航、同地の警戒に任ずべし 19.10.28:菲島部隊電令作第350号: 1.第百三號哨戒艇はN12.53-E121.35にて座礁せる第十五號驅潜特務艇を救難せよ 2.照風丸は何分の令ある迄コロン湾の警戒に任ぜよ 19.10.28:シコゴン〜10.29プヤラオ10.29〜10.30コロン 19.10.31:コロン〜11.01ポートコンセプション(マエストロ・デ・カンポ島) 19.11.01:1330 「第十五號驅潜特務艇」、「第三新泰丸」遭難者収容 19.11.01:ポートコンセプション〜11.02マニラ 19.11.02:第百三海軍軍需部より生糧品、貯糧品搭載 19.11.03:0715 転錨 19.11.04:マニラ〜11.04キャビテ 19.11.04:第百三海軍軍需部カナカオ支部より生糧品搭載 19.11.05:キャビテ〜11.05マニラ 19.11.06:第百三海軍軍需部より生糧品搭載、弾薬補給 19.11.07:マニラ〜11.08サンタクルーズ11.09〜11.09マニラ湾11.10〜11.10マニラ 19.11.11:第百三海軍軍需部より生糧品搭載 19.11.11:菲島部隊信令作第59号:左によりマニラ在泊船舶避退 1.楡林行指揮官:第十七號掃海艇長 護衛艦:第十七號掃海艇、第十八號掃海艇、第二十號掃海艇 加入船:美崎丸、杉山丸 2.ミリ行指揮官:第三十號驅潜艇長 護衛艦:第三十一號驅潜艇、第三十號驅潜艇、第百三號哨戒艇 加入船:あやくも丸、第三共榮丸、阿蘇川丸 19.11.11:(避退船団護衛)マニラ〜11.14プリルヤン11.15〜11.15ホワイトロックス11.16〜 〜11.16ゼッセルトン11.17〜11.17ブルネイ 19.11.17:菲島部隊電令第559号: 1.第三共榮丸は昭南に回航、航空揮発油を満載の上反転、マニラに帰投せよ 2.第百三號哨戒艇は右護衛に任ずべし 3.菲島部隊電令第557号は取消す 19.11.18:(「第三共榮丸」護衛)ブルネイ〜11.18ブミエット11.19〜11.19ミリ 19.11.20:重油補給 19.11.21:南西部隊電令第106号: 第三十號驅潜艇、第三十一號驅潜艇は阿蘇川丸、あやくも丸を護衛し成るべく速に ミリ発昭南に回航すべし 昭南着後、第百三號哨戒艇と共に昭南至EW間御室山丸、日榮丸護衛に任ずべし 19.11.21:(「第三共榮丸」護衛)ミリ〜 〜11.24 リオー海峡(バンダキル島(N00.50-E104.21.5)北西端の西方1.5km)に仮泊〜 〜11.25 仮泊地発〜 〜11.25セレター 19.11.26:第百一海軍軍需部より生糧品搭載、重油補給 19.11.26:南西部隊電令第118号: SHB指揮官の定むる艦艇2隻及び第百三號哨戒艇は先任指揮官の指揮下 第三共榮丸、昭南マニラ間護衛に任ずべし 19.11.27:第百一海軍軍需部より生糧品搭載 19.11.28:第百三海軍軍需部より消耗品搭載 19.12.04:(シマ臨時船団護衛)昭南〜12.06ダツ岬12.06〜 〜12.08 0040 陸軍配當船「松榮丸」被雷沈没〜 〜12.08 0050 特設運送船「第三共榮丸」が敵浮上敵潜水艦に発砲〜 〜12.09ポウ岬12.10〜12.11ペンテング12.11〜 〜12.11クチン 19.12.11:燃料、清水補給 19.12.13:(シマ臨時船団護衛)クチン〜12.13ペンテング12.14〜12.14ボウ岬12.15〜 〜12.16 1530 機関故障の陸軍配當船「弘心丸」を曳航〜 〜12.16ミリ 19.12.17:(シマ臨時船団護衛)ミリ〜12.18ポウ岬12.19〜12.19ペンテング 19.12.21:「弘心丸」より燃料補給 19.12.23:ペンテング〜 〜12.23 2300 対潜戦闘、「第三十號驅潜艇」被雷沈没〜 〜12.24ポウ岬12.25〜01.01聖雀 20.01.01:軍隊区分:第三南遣艦隊の指揮を解かれ護送部隊に編入 20.01.02:聖雀〜01.02西貢 20.01.02:糧食、燃料補給 20.01.06:西貢〜01.06聖雀 20.01.06:海軍配當船「明石丸」より燃料補給 20.01.11:(サタ05船団護衛)聖雀〜 〜01.12 0000 「第百四十九號輸送艦」が船団から分離〜 〜01.12 0640頃 一般徴傭船「東祐丸」が反航するのを認め追跡〜 〜01.12 0720頃 「東祐丸」から応答がなく反転、船団を追う〜 〜01.12 0758 B-24 1機を発見〜 〜01.12 0800 対空戦闘〜 〜01.12 0804 後部二十五粍機銃のみ打方始め〜 〜01.12 0805 打方止め〜 〜01.12 0814 グラマン艦載機9機発見〜 〜01.12 0815 グラマン艦載機17機発見〜 〜01.12 0816 グラマン艦載機7機発見〜 〜01.12 0820 打方始め〜 〜01.12 0824 打方止め〜 〜01.12 0828 敵機大編隊が船団及び護衛艦に銃爆撃、雷撃を開始〜 〜01.12 0852 打方始め〜 〜01.12 0824 打方止め〜 〜01.12 0926 七、八番機銃が銃撃により射撃不能〜 〜01.12 0929 投下台の爆雷が銃撃により引火火災〜 〜01.12 0931 火災鎮火、 銃撃により四番機銃が射撃不能、第一缶室主蒸気噴出機械停止、 右舷中部水線下に数箇所破孔を生じ浸水〜 〜01.12 0943 操舵主機械室間通信機銃撃により破損、通信不能〜 〜01.12 0944 二番機銃被弾、使用不能〜 〜01.12 0950 打方止め〜 〜01.12 1014 打方始め〜 〜01.12 1016 至近弾によりカッター破損使用不能〜 〜01.12 1017 機械室缶室間に直撃弾1発、機械室蒸気噴出火災発生〜 〜01.12 1040 防火止め、総員退避用意〜 〜01.12 1042 銃撃により後部二十五粍機銃破損、射撃不能〜 〜01.12 1045 ラガン湾に投錨 20.01.12:1046 銃撃により三番機銃射撃不能 1045 五、六番機銃射撃不能 1050 軍艦旗降下、総員退避下令 1110 打方止め 1200 総員退避完了 1400 後部爆発 1500 再度後部爆雷甲板爆発、沈没 1515 艦橋の一部を水面上に露出、水平沈没
20.01.12:沈没 20.03.10:類別等級削除:内令第209号 20.03.10:除籍:内令第228号
喪失場所:N11.10.5-E108.39.2 パダラン岬沖 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
Lapwing, Owl, Robin, Swallow, Tanager, Cardinal, Oriole, Curlew, Heron, Turkey, Woodcock, Quail, Partridge, Eider, Thrushu, Avocet, Bobolink, Lark, Widgeon, Teal, Brant, Kingfisher, Rail, Pelican, Falcon, Osprey, Seagull, Tern, Flamingo, Penguin, Swan, Whippoorwill, Bittern, Sanderling, Auk, Chewink, Cormorant, Gannet, Grebe, Mallard, Ortolan, Peacock, Pigeon, Redwing, Sandpiper, Vireo, Warbler, Willet。
(新造時) 3インチ砲2門。 (S18.06) 四十口径安式八糎砲1門、米式十二粍七単装機銃2基、 三八式小銃30挺、一番形拳銃、手榴弾40個、 武式一米測距儀、米式六十糎探照燈1基、 九五式爆雷改二5個、九一式爆雷改一4個。 (最終時) 四十口径安式八糎砲1門、 米式十二粍七単装機銃2基、九二式七粍七単装機銃2基、 九五式二十五粍二聯装機銃1基、同単装機銃4基、 三八式小銃30挺、一番形拳銃、手榴弾40個、 武式一米測距儀、米式六十糎探照燈1基、 九四式投射機1基、爆雷装填台三型1基、爆雷投下台1基、九五式爆雷改一30個以上、 九三式水中聴音機1基、仮称電波探知機1基。
*1 原文では第八榮丸(KFJ)となっています。JKFJは別船で、第八榮丸はJFVJのため、とりあえずJFVJに訂正しています。
*2 昭和18年9月の戦時日誌に米式13mm機銃弾の補充とともに米式12mm機銃弾消耗の記録がありますがいずれも12.7mm機銃用の弾丸と思われます。
*3 7.7mm機銃弾の消耗が確認できるのは昭和19年9月の戦時日誌が最初。
「歴史群像」学習研究社 太平洋戦史シリーズ45 真実の艦艇史 (P.157) 雑誌「世界の艦船」海人社 1984年6月号増刊「第2次大戦のアメリカ軍艦」(P.137) "Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 73590,89164 "NavSouece Online"(http://www.navsource.org/archives/11/02009.htm)