友鶴の艇歴

 年 月 日:艇歴

07.11.11:起工 07.12.10:命名:達第175号:「友鶴」(トモヅル) 07.12.10:類別等級制定:内令第412号:種別:水雷艇、類別:水雷艇、艇型:千鳥型 07.12.10:本籍仮定:内令第411号:佐世保鎮守府 08.02.07:信号符字點付:達第12号:GQRW 08.10.01:進水 08.10.01:本籍:内令第292号:佐世保鎮守府 08.10.01:艤装員長:海軍少佐 岩瀬 奥市 08.10.09:艤装員事務所を舞鶴要港部工作部内に設置し事務を開始 08.10.18:信号符字改正:達第127号:JXUD 08.12.18:水雷艇長:海軍少佐 岩瀬 奥市 09.02.23:艤装員事務所を撤去 09.02.24:竣工
09.02.24:内令第62号:第一豫備水雷艇 09.02.24:水雷隊編制:内令第63号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府 09.02.24:警備戦隊編制:佐世保警備戦隊第二十一水雷隊 09.03.12:転覆、岩瀬少佐以下殉職 09.04.01:水雷隊編制:内令第117号:第二十一水雷隊より削る 09.04.01:内令第118号:第四豫備水雷艇 09.--.--:〜05.23佐世保 09.09.10:(「磐手」が曳航)佐世保〜
10.02.28:水雷艇長:海軍大尉 鈴木 保厚 10.04.15:内令第151号:第二豫備水雷艇 10.07.01:役務:内令第262号:警備水雷艇 10.07.01:水雷隊編制:内令第263号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府 10.11.15:警備戦隊編制:内令第462号:佐世保警備戦隊より削る 10.11.15:内令第461号:警備水雷艇兼練習水雷艇、舞鶴要港部附属      練習のことに関しては海軍機關學校長の指揮をうけしめらる 10.11.15:水雷艇長:海軍少佐 鈴木 保厚 11.12.01:解役:内令第473号:第二豫備水雷艇 11.12.01:警備戦隊編制:内令第474号:佐世保警備戦隊第二十一水雷隊 11.12.01:水雷艇長:海軍少佐 牧野 坦 11.12.07:水雷隊編制:内令第490号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府      〜04.04佐世保 12.04.30:佐世保〜 12.05.01:警備戦隊編制:内令第204号:佐世保警備戦隊より削る 12.05.01:防備戦隊編制:内令第205号:佐世保防備戦隊第二十一水雷隊      〜06.23佐世保      〜07.04佐世保 12.07.28:防備戦隊編制:内令第368号:佐世保防備戦隊より削る 12.07.28:艦隊編制:内令第  号:第三艦隊第三水雷戦隊第二十一水雷隊 12.08.03:佐世保〜08.03佐世保 12.08.04:佐世保〜08.04佐世保      〜08.06佐世保      〜08.11佐世保 12.08.18:佐世保〜 12.12.01:警備戦隊編制:内令第  号:佐世保警備戦隊、第二豫備水雷艇 13.06.20:水雷艇長:海軍少佐 澁谷 龍穉 13.12.15:水雷艇長:海軍少佐 井上 磯次 14.03.22:1045 佐世保海軍工廠にて入渠 14.04.15:1330 出渠 14.10.05:水雷艇長:海軍大尉 荒 悌三郎 14.10.10:役務:内令第690号:第一豫備水雷艇 14.11.15:水雷艇長:海軍少佐 荒 悌三郎 15.04.01:水雷艇長:海軍大尉 杉原 與四郎 15.10.10:本籍変更:内令第675号:舞鶴鎮守府 15.11.15:水雷隊編制:内令第834号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府 15.11.15:戦時編制:支那方面艦隊第三遣支艦隊第十二戦隊第二十一水雷隊 16.04.10:戦時編制:支那方面艦隊第三遣支艦隊第二十一水雷隊 16.04.10:水雷艇長:海軍少佐 菅 明次 16.09.20:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊第二十一水雷隊 16.12.--:部隊番号:5、隊番号:-、艦船番号:- 16.12.01:信号符字改正:達第369号:JWCP 16.12.--:軍隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第三護衛隊 16.12.17:(第三輸送船隊護衛)基隆〜      〜12.21 0700 第一、第二護衛隊に合同〜      〜12.22リンガエン湾 16.12.24:(「筥崎丸」「新興丸」護衛)リンガエン湾〜12.26高雄 16.12.28:官房機密第12073号訓令に依る防雷具装備工事を指令 17.01.25:(船団護衛)サンクリラン湾〜01.26バリクパパン 17.02.24:(「笹子丸」護衛)マカッサル〜02.25バンジェルマシン、タキスン沖02.26〜03.01クラガン  17.03.10:水雷隊編制:内令第415号:水雷隊編制廃止
17.03.10:戦時編制:聯合艦隊第二南遣艦隊第二十四特別根據地隊      〜03.11バリクパパン 17.03.17:バリクパパン〜03.20ダバオ03.20〜03.24アンボン 17.03.25:アンボン〜アンボン湾哨戒〜03.26アンボン 17.03.30:(ブラ攻略作戦)アンボン〜03.31ブラ湾ワエロワ03.31〜04.03アンボン 17.04.03:アンボン〜N作戦〜セルソヨ 17.04.17:セルソヨ〜04.20アンボン 17.04.22:アンボン〜04.25ダバオ04.26〜04.28アンボン 17.04.28:(「高砂丸」護衛)アンボン〜04.29ディリ〜クーパン04.30〜マカッサル 17.05.04:マカッサル〜05.05スラバヤ 17.05.--:S作戦参加 17.05.23:軍隊区分:東印部隊機密第302番電:S部隊編成解除 17.05.28:スラバヤ〜06.01アンボン 17.06.03:アンボン〜06.04ファクファク06.04〜06.05バボ06.05〜06.06ブラ06.06〜06.07アンボン 17.06.13:アンボン〜06.15アンボン 17.06.16:アンボン〜06.18ダバオ 17.06.30:水雷艇長:海軍大尉 今村 C 17.07.02:(陸軍船護衛)ダバオ〜07.04パラオ07.05〜07.08アンボン 17.07.09:(「氷川丸」護衛)アンボン〜      〜07.10 2210(S08.53-E12.327)対潜戦闘:爆雷攻撃12個〜      〜07.11クーパン 17.07.11:(「氷川丸」護衛)クーパン〜マカッサル向け航行〜      〜07.12 1710(S08.52-E119.23)特設驅潜艇第二昭南丸」に任務を引継ぎ反転〜      〜07.14アンボン 17.07.29:T作戦参加 17.08.04:アンボン〜08.05クーパン08.07〜08.10スラバヤ08.19〜08.21昭南 17.08.--:入渠 17.09.07:昭南〜09.07昭南(セレター) 17.09.09:(「葛城丸」護衛)昭南〜09.15アンボン 17.09.16:(「葛城丸」護衛)アンボン〜09.17ソロン 17.09.18:ソロン〜09.19アンボン 17.09.24:(サムラキ増強兵力輸送)アンボン〜09.26サムラキ09.26〜09.27アンボン 17.09.28:(トアル増援隊輸送)アンボン〜09.29トアル09.29〜09.29アンボン 17.09.30:(「淺間丸」護衛)アンボン〜10.01ケンダリー 17.10.04:ケンダリー〜10.05アンボン 17.10.06:アンボン〜10.08ドボ 17.10.08:(輸送任務)ドボ〜10.09アンボン 17.10.11:アンボン〜討伐掃蕩〜10.13テルナテ 17.10.13:テルナテ〜対潜掃海並に護衛〜10.15テルナテ 17.10.16:テルナテ〜対潜掃蕩〜10.18アンボン 17.10.20:アンボン〜船団護衛並対潜掃蕩〜10.30アンボン 17.11.04:アンボン〜11.06サムラキ11.06〜11.07アンボン 17.11.09:アンボン〜11.11サムラキ11.11〜11.11アンボン 17.11.14:アンボン〜11.15サムラキ11.16〜11.16アンボン 17.11.22:アンボン〜11.23サムラキ11.23〜11.24アンボン 17.11.26:アンボン〜11.26トゥアル11.26〜11.27アンボン 17.12.--:軍隊区分:機密南西部隊命令作第1号:東印部隊東部警備部隊 17.12.--:アンボン〜12.03アンボン 17.12.10:アンボン〜12.11ファクファク12.14〜12.15ミミカ12.15〜12.16アンボン 17.12.19:アンボン〜12.20サムラキ12.21〜12.21アンボン 17.12.24:アンボン〜12.25クーパン 17.12.25:クーパン〜陸軍徴傭船「山里丸」護衛〜12.28アンボン 17.12.31:アンボン〜01.01アンボン 18.01.02:アンボン〜01.06バボ01.06〜      〜01.06 0756 K島ロビ岬北方6浬にて空爆を受け被弾、航行不能〜   〜01.06 1554 対空戦闘〜      〜01.06 ---- 水雷艇初雁」が曳航〜      〜01.07 1144 対空戦闘〜      〜01.07 1810 対空戦闘〜      〜01.12アンボン 18.01.--:特設救難船祐捷丸」による応急修理曳航作業 18.01.29:(「嚴島」が曳航)アンボン〜02.06スラバヤ 18.01.30:水雷艇長:海軍大尉 吉田 宗雄 18.02.26:官房艦機密第887号:発電機械換装の件訓令 18.03.--:スラバヤにて入渠中 18.04.--:軍隊区分:南西方面部隊東印部隊第四警備部隊 18.04.--:スラバヤにて入渠中 18.05.--:スラバヤにて入渠中 18.05.20:スラバヤ〜05.25アンボン
18.06.01:戦時編制:大海幕第592号ノ24:支那方面艦隊第二遣支艦隊 18.06.01:軍隊区分:南支部隊主隊 18.06.11:アンボン〜06.19香港 18.06.22:香港〜06.24高雄06.24〜06.26香港 18.07.08:(船団護衛)香港〜07.10高雄 18.07.13:(船団護衛)高雄〜07.15香港 18.07.22:香港〜07.23厦門 18.07.26:厦門〜      〜07.27(N26.14-E120.40)対潜掃蕩〜      〜07.28馬公 18.07.27:軍隊区分:南支部隊厦門方面部隊 18.07.29:馬公〜07.29厦門 18.08.05:(船団護衛)厦門〜北緯27度線にて護衛終了〜08.06基隆 18.08.07:(金嶺丸護衛)基隆〜北掟島付近にて護衛終了〜08.08厦門 18.08.15:厦門〜川石島方面行動〜      〜08.17 1320 北緯25度49分東経120度00分着、附近海面の探信掃捜索〜      〜08.17 2350 海防艦「佐渡」、特設防潜網艇岩戸丸」の攻撃を認め掃蕩に協力〜      〜08.18 0800 対潜掃蕩中止、馬祖島に向かう〜      〜08.18 1900 白犬島南東海面より索敵開始〜      〜08.18 2400 索敵打切り〜      〜基隆 18.08.--:基隆〜厦門 18.09.09:(船団護衛)厦門〜      〜09.10 1100 北緯27度線にて護衛終了〜      〜09.10 2215 北緯20度東経119度38分着、対潜掃蕩〜      〜09.12 1400 掃蕩を打切り〜      〜09.12馬公 18.09.12:入渠修理 18.09.26:馬公〜09.26厦門
18.10.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第一海上護衛隊 18.10.01:艦船番号:(22) 18.10.02:軍隊区分:南支部隊電令第352号:南支部隊厦門方面部隊より除く 18.10.03:厦門〜10.04高雄 18.10.10:高雄〜10.11馬公 18.10.12:(第329船団護衛)馬公〜10.14高雄 18.10.15:水雷艇長:海軍少佐 佐藤 長四郎 18.10.15:(第773船団護衛)高雄〜10.19マニラ 18.10.20:マニラ〜10.22高雄 18.10.22:(第774船団護衛)高雄〜10.28マニラ 18.10.24:菲島部隊電令第172号:       第774船団十隻(部隊乗船、護衛艦呉竹、友鶴)       1.略       2.第百三號哨戒艇第七號掃海特務艇は25日マニラ発サンフェルナンドに進出待機し         途中より船団護衛に協力       3.第三十九號及び第四十二號驅潜特務艇27日より湾口哨区掃蕩警戒 18.10.30:(第872船団護衛)マニラ〜11.02馬公 18.11.05:馬公〜11.05高雄 18.11.06:(第776船団護衛)高雄〜11.07高雄港外 18.11.07:高雄港外〜11.07馬公11.11〜11.11高雄 18.11.12:(第777船団護衛)高雄〜      〜11.15(N14.53-E119.56) 陸軍徴傭船旭光丸」被雷沈没〜      〜11.15 0940 対潜掃蕩〜      〜11.16マニラ 18.11.18:(「あきつ丸」護衛)マニラ〜11.19リンガエン 18.11.20:リンガエン〜11.23高雄 18.11.26:(第222船団護衛)高雄〜      〜11.27 0920 鳥坵嶼南東海面にて敵機2機と交戦〜      〜11.27 ---- 陸軍配當船「箱根丸」沈没、救難作業〜      〜11.28 0630 東引島附近にて護衛終了〜      〜11.28馬公 18.12.03:馬公〜12.03高雄 18.12.06:(第781船団護衛)高雄〜12.09マニラ 18.12.12:(第878船団護衛)マニラ〜12.15高雄 18.12.16:高雄〜対潜掃蕩〜12.18高雄 18.12.22:(第783船団護衛)高雄〜12.25マニラ 18.12.27:(第880船団護衛)マニラ〜12.30高雄 18.12.28:官房艦機密第6374号:艦艇に電波探知機装備の件訓令       佐世保海軍工廠並に佐世保海軍軍需部をして首題の件左記に依り施行せしむべし        記      1.施行艦名        敷設艦 常盤        驅逐艦 呉竹、若竹        海防艦 松輪、對馬、干珠、三宅、占守        水雷艇 眞鶴、友鶴        哨戒艇 第三十六號      2.工事要領        受信室(電信室)に新に供給の假稱電波探知機一組を装備し空中線装置、電源装置を装備するもの        とす      3.所要兵器        兵器主管別 兵器名稱           一艦分数量 記事        通信長   假稱電波探知機附属品豫備品共 一組    八線別七八        同     其の他小兵器         所要数   供給の上は品名数量報告のこと      4.完成期        時機を得次第成るべく速に      5.費目       (省略) 19.01.02:(第785、第350船団護衛)高雄〜01.06マニラ 19.01.08:マニラ〜対潜掃蕩〜01.11マニラ 19.01.13:(第882船団護衛)マニラ〜      〜01.15 ---- 海軍配當船龍野丸」被雷〜      〜01.15 2320 対潜掃蕩〜      〜01.15 ---- 陸軍徴傭船東寳丸」被雷沈没〜      〜01.16 ---- 海軍配當船「龍野丸」沈没〜      〜01.16 1730 第882船団護衛〜      〜01.17 0643 対潜掃蕩〜      〜01.18高雄 19.01.18:高雄〜01.19馬公 19.01.22:馬公〜01.22高雄 19.01.24:高雄〜第130船団救援〜01.26高雄 19.01.27:高雄〜敵潜掃蕩〜01.28高雄 19.01.29:海上護衛總部隊電令作第35号:      1.呉鎮守府司令長官は春風、壹岐第十七號掃海艇第十八號掃海艇をして又佐世保鎮守府        司令長官は峯風及第三十八號哨戒艇をして2月1日以降成るべく速に第一海上護衛隊司令官の        作戦指揮を受けしむべし      2.第一海上護衛隊司令官は眞鶴及友鶴をして峯風及第三十八號哨戒艇は佐世保鎮守府司令長官の定むる        地域に於て交代、作戦に関し同鎮守府司令長官の指揮を受けしむべし 19.01.31:第一海上護衛隊電令第378号:       友鶴は現任務終了後、眞鶴はタモ〇二船団(8日高雄発予定)護衛任務終了後、       夫々佐世保鎮守府司令長官の作戦指揮を受くべし 19.01.31:(第239船団護衛)高雄〜敵潜掃蕩〜02.05定海 19.02.01:佐世保鎮守府信電令作第5号:      1.峯風及第三十八號哨戒艇は夫々一三四船団(3日門司発)及一三五船団(7日門司発)護衛に応じ        得る如く行動し爾後第一海上護衛隊司令官の作戦指揮を受くべし      2.眞鶴及友鶴は成る可く速に佐世保に回航同地着後佐世保防備戦隊司令官の指揮を受くべし        右回航の途次便宜護衛作戦に協力すべし 19.02.05:一海護機密第381番電:       昨夜五洋丸沈没確実       友鶴は舟山島に於ける補給終了後五洋丸警戒並に敵潜掃蕩を止め二三九船団の護衛を続行すべし 19.02.06:(第239船団護衛)定海〜敵潜掃蕩〜02.09門司 19.02.11:軍隊区分:第一海上護衛隊作戦指揮下を去る 19.02.11:軍隊区分:佐世保鎮守府海面防備部隊電令作第78号:佐世保着後、機雷部隊に編入 19.02.11:門司〜02.11佐世保 19.02.--:入渠 19.02.26:1100 一時将旗を掲揚 19.02.27:佐世保鎮守府海面防備部隊信電令作第5号:       北緯31度45分東経127度45分の敵潜を攻撃撃滅すべし 19.02.28:佐世保〜      〜02.28 0950 機密第280950番電(本1600現場着予定)〜      〜02.29 1400(N32.22-E127.53)浮流機雷1個処分〜      〜03.01 0858 佐海防機密第010858番電(1500に至るも敵情を得ざれば佐海防信電令作第5号に依る             掃蕩を止め)〜      〜03.01寺島水道 19.03.01:軍隊区分:機密佐世保鎮守府命令作第53号:海面防備部隊機雷部隊 19.03.02:寺島水道〜03.02佐世保 19.03.03:佐世保〜03.04恵美須湾 19.03.06:恵美須湾〜03.06寺島水道 19.03.07:寺島水道〜03.07佐世保 19.03.07:佐世保〜03.07恵美須湾 19.03.12:恵美須湾〜      〜03.13 敷設点設標捜索の為、第十八戦隊から先行〜      〜03.13 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜03.14佐世保 19.03.22:佐世保〜03.22恵美須湾 19.03.23:恵美須湾〜      〜03.24 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜03.25佐世保 19.03.25:機雷部隊電令作第4号:      1.南西諸島方面対潜強化の為、友鶴、第五十八號驅潜艇は26日1700、第十五號掃海艇、鷹島は        27日0900佐世保発奄美大島に進出、爾後作戦に関し大島部隊指揮官の指揮を受くべし      2.第五十八號驅潜艇は4月2日迄に其の他は4月13日迄に佐世保に帰投すべし 19.03.26:佐世保鎮守府海面防備部隊電令作第110号:       其の艇は大島回航の途次悪石島南方の対潜掃蕩撃滅に任ずべし 19.03.26:佐世保〜掃蕩〜      〜03.27 1400 荒天と視界不良の為悪石島着〜      〜03.28瀬相 19.03.30:古仁屋〜03.31鹿児島 19.04.04:(鹿第四〇二船団護衛)鹿児島〜04.05瀬相 19.04.05:瀬相〜04.06佐世保 19.04.05:1930 一時将旗を掲揚 19.04.--:軍隊区分:機雷部隊警戒隊 19.04.09:機雷部隊電令作第6号:       4月12日中に佐世保に帰投すべし、帰投の途次、船団護衛対潜掃蕩に任ずべし 19.04.09:佐世保〜
19.04.10:戦時編制:佐世保鎮守府部隊第四海上護衛隊 19.04.10:役務:内令第538号:警備水雷艇 19.04.10:佐鎮信電令作第9号:       第四海上護衛隊司令官は第十五號掃海艇、友鶴、第五十八號驅潜艇を       佐世保防備隊司令は鷹島海威を夫々機雷部隊機雷敷設行動中、警戒艦として       第十八戦隊の区処を受けしむべし 19.04.17:佐世保〜04.17寺島水道04.18〜04.18恵美須湾 19.04.19:恵美須湾〜      〜04.19 敷設艦常盤」事故の為反転〜      〜04.19寺島水道 19.04.20:(第十八戦隊護衛)寺島水道〜      〜04.23 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜04.24基隆 19.04.26:(第十八戦隊護衛)基隆〜04.28恵美須湾04.29〜04.29佐世保 19.05.01:海上護衛総部隊電令作第147号:      1.5月1日附第十八戦隊を佐世保鎮守府海上護衛部隊より除き高雄警備府海上護衛部隊に編入      2.高雄警備府司令長官は海上護衛総部隊電令作第141号により佐世保長官の任務を継承すると        共に第十八戦隊をして引続き同機雷堰の設置に任ぜしむべし      3.佐世保鎮守府司令長官は第十八戦隊護衛用として適宜の艦艇4隻を派遣、        高雄警備府司令長官の指揮を承けしむべし 19.05.02:軍隊区分:佐鎮信電令作第19号:      1.5月1日附第十八戦隊を佐鎮部隊より除く      2.海上護衛総部隊電令作第147号による第十八戦隊護衛艦艇を鷹島、海威、友鶴、        第五十八號驅潜艇に指定す      3.第十五號掃海艇を第四海上護衛隊に復帰す 19.05.02:(「常盤」護衛)佐世保〜05.02六連 19.05.06:機雷部隊信令作第6号:       当隊防禦海面進入後、令に依り友鶴艇長は友鶴、鷹島を率い古志岐白瀬灯台線の距岸約10乃至       15浬附近を掃蕩しつつ南下、間宮の救難に従事すべし 19.05.06:六連〜      〜05.06 第十八戦隊の護衛を開始〜       〜05.06 古志岐島付近にて第十八戦隊の護衛を終了〜      〜05.07 1300 運送艦間宮」に合同〜   〜05.07 1530 滿洲國海上警察隊警備船海威」が運送艦「間宮」を曳航開始〜      〜05.08佐世保 19.05.07:佐鎮信電令作第15号:       鷹島、海威、友鶴及び第五十八號驅潜艇、2000以後便宜現任務を打切り掃蕩を実施しつつ       明8日1200迄に佐世保に帰投する如く行動すべし 19.05.09:機雷部隊電令作第7号:      1.当隊高雄警備府電令作第177号に基づき5月中旬台湾海峡機雷堰を設置す      2.軍隊区分:警戒隊      3.略 19.05.10:高雄警備府電令作第191号:       機雷部隊(常盤、新興丸、西貢丸、高榮丸、鷹島、海威、友鶴、第五十八號驅潜艇)5月11日       佐世保発16日基隆着(以下略) 19.05.10:(第十八戦隊護衛)佐世保〜05.10恵美須湾05.11〜      〜05.13 澎佳嶼北方にて敷設艇前島」が警戒に加わる〜      〜05.14馬公 19.05.14:(第十八戦隊護衛)馬公〜      〜05.15 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜05.16基隆 19.05.17:軍隊区分:高雄警備府電令作第202号:       電令作第177号に依る機雷部隊及び佐世保鎮守府派遣艦艇4隻を本府兵力部隊より除く 19.05.18:軍隊区分:佐鎮信電令作第28号:       5月17日附機雷部隊(第十八戦隊、友鶴、海威、鷹島、第五十八號驅潜艇)を本府兵力部署に加う 19.05.19:(第十八戦隊護衛)基隆〜05.21寺島水道 19.06.03:(第十八戦隊護衛)佐世保〜      〜06.05 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜06.-- ---- 六連にて特設巡洋艦西貢丸」の護衛を終了〜      〜六連 19.06.11:六連〜06.12佐世保 19.06.15:(第十八戦隊護衛)佐世保〜06.15恵美須湾06.16〜06.16小佐佐沖06.16〜06.16恵美須湾06.17〜      〜06.20 1101 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜06.22佐世保 19.06.23:佐世保〜ミ09船団護衛〜06.29高雄 19.06.30:高雄〜ユタ07船団護衛〜基隆 19.07.04:(タモ21船団護衛)基隆〜07.09六連 19.07.19:(カタ917船団護衛)鹿児島〜07.22那覇 19.07.--:那覇〜哨戒〜08.02鹿児島 19.08.--:軍隊区分:第四海上護衛部隊護衛本隊 19.08.06:(カタ626船団護衛)鹿児島〜      〜08.12 1200 哨戒〜      〜08.14鹿児島 19.08.17:(カタ717船団護衛)鹿児島〜08.19那覇 19.08.21:(カタ717船団護衛)那覇〜08.23基隆 19.08.24:0948 「第二十一號掃海艇」が横付け 19.08.27:(タカ708船団護衛)基隆〜09.03鹿児島 19.09.06:(鹿北609船団護衛)鹿児島〜09.08佐世保 19.09.--:修理 19.09.14:(「常磐」護衛)佐世保〜09.19瀬相 19.09.20:瀬相〜哨戒〜09.21上海 19.09.21:軍隊区分:支那方面艦隊電令作第850号:節号EB作戦部隊 19.09.--:軍隊区分:節号E演習部隊第一護衛隊      〜09.28 1830 「第二十一號掃海艇」に合同〜      〜09.28基隆 19.09.29:0738 「第二十一號掃海艇」が横付け      1015 石炭供給開始      1230 石炭供給終了      ---- 「第二十一號掃海艇」が横付離す 19.10.--:基隆〜10.14六連 19.10.16:六連〜哨戒〜10.16佐世保 19.11.18:佐世保〜商会〜11.19鹿児島 19.11.20:(「辰和丸」護衛)鹿児島〜11.21瀬相 19.11.--:瀬相〜11.22鹿児島 19.11.26:(カタ614船団護衛)鹿児島〜11.30那覇 19.12.04:(カタ614船団護衛)慶良間〜12.06基隆 19.12.11:(タカ107船団護衛)基隆〜12.12宮古12.14〜12.15瀬底12.18〜12.19久慈12.21〜12.22鹿児島 19.12.25:(カタ506船団護衛)鹿児島〜12.27那覇 19.12.28:(タカ406船団護衛)那覇〜12.31鹿児島 20.02.19:第四海上護衛隊電令作第11号:      1.第四十九號驅潜艇ちとせ丸第五十一播州丸は22日富江発予定の「サイ船団」の護衛に        任ずべし      2.眞鶴、第十五號掃海艇、第十六昭南丸關丸太安丸第三號太平丸第二新東丸は速に        鹿児島、那覇集合船団を護衛発航すべし      3.友鶴、第四十四號海防艦は修理完成次第、速に鹿児島に進出すべし      4.第七利丸姫島丸は佐世保に於て修理を施行せよ     〜03.01久慈湾 20.03.--:軍隊区分:沖縄方面部隊海上護衛部隊護衛本隊 20.03.01:対空戦闘:銃撃に依り小破 20.03.02:久慈湾〜03.03佐世保 20.03.11:佐世保〜03.12鹿児島 20.03.13:(カナ304船団護衛)鹿児島〜03.20泗礁山 20.03.15:軍隊区分:南西諸島護衛部隊護衛本隊 20.03.21:(カナ304船団護衛)泗礁山〜      〜03.24 1145(N29.12.-E125.13)B24と交戦、特設掃海艇關丸」沈没〜      〜03.24 1550 敵艦上機大編隊と交戦、沈没
20.03.24:沈没 20.05.10:類別等級削除:内令第400号 20.05.10:除籍:内令第411号
喪失場所:N28.25-E124.32 沖縄北西200マイル 喪失原因:米第58.1任務部隊艦載機による空爆

同型艇

 千鳥眞鶴初雁

兵装

(計画時)
 五十口径三年式十二糎七二聯装砲1基、同単装砲1基、毘式十二粍単装機銃1基、
 十一年式軽機関銃1挺、三八式歩兵銃30挺、十四年式拳銃8丁、
 六年式二聯装発射管2基、六年式五十三糎魚雷8本、七十五糎探照燈1基、
 八一式投射機2基、爆雷装填台2基、爆雷投下軌道1基、爆雷18個、
 大掃海具三号1基。

(S09 性能改善後)
 四十五口径三年式十二糎砲3門、毘式十二粍単装機銃1基、
 十一年式軽機関銃1挺、三八式歩兵銃30挺、十四年式拳銃8丁、
 六年式二聯装発射管1基、六年式五十三糎魚雷2本、七十五糎探照燈1基、
 八一式投射機2基、爆雷装填台2基、爆雷投下軌道1基、爆雷18個、
 大掃海具三号1基。

(S19.12.04)
 四十五口径三年式十二糎砲2門、九六式二十五粍二聯装機銃2基、同単装6基、
 六年式二聯装発射管1基、六年式五十三糎魚雷2本、
 八一式投射機8基、爆雷装填台8基、爆雷投下軌道2基、爆雷、九三式水中聴音機1基。

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.39「水雷艇」 (P.13-15)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.30)
 雑誌「丸エキストラ」潮書房 第六十一集「連合艦隊」(P.30)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1992年7月号増刊「日本駆逐艦史」(P.135,139)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2013年1月号増刊「日本駆逐艦史」(P.143,146)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2496-2498)
 「日本海軍艦艇写真集 駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館(P.186)
 "ONI 222-J The Japanese Navy" (P.74)(米航空母艦Bennington(CV-20)艦載機撮影)
 "Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 77725

前の艇へ ← 水雷艇 → 次の艇へ

Homeへ戻る