龍野丸の船歴
年 月 日:船歴
T04.09.17:起工
T05.03.21:進水、命名:龍野丸
T05.05.20:竣工
T05.05.--:新規登録:登録総噸数:7,295、登録純噸数:4,487
T05.05.19:登録検査、船級:LR ✠100A1
T05.10.12:変更登録:登録総噸数:6,995、登録純噸数:4,283
T05.--.--:紐育線に就航
T--.--.--:石炭焚きから燃油焚きに改造
T07.09.23:変更登録:登録純噸数:4,275
T08.--.--:横浜にて第一次第一種定期検査
T11.11.30:変更登録:登録純噸数:4,288
T13.01.06:馬尼羅〜香港〜上海〜青島〜大連〜神戸〜01.30横浜
T13.01.30:変更登録:登録総噸数:6,960、登録純噸数:4,265
T13.03.29:紐育〜ノーフォーク〜チャールストン〜巴奈馬〜桑港〜05.16横浜
T13.--.--:神戸にて第一次第二種定期検査
T13.06.26:馬尼羅〜イロイロ〜香港〜基隆〜上海〜大沽〜神戸〜四日市〜清水〜07.25横浜
T13.09.16:ボストン〜紐育〜ガルベストン〜コロン〜桑港〜11.25横浜
T13.12.30:馬尼羅〜イロイロ〜香港〜大連〜神戸〜四日市〜清水〜01.28横浜
02.08.--:大阪にて第一次第三種定期検査
06.--.--:大阪にて第二次第一種定期検査
09.--.--:中南米ガルフ線に就航
11.06.19:神戸にて第二次第二種定期検査
14.05.20:中間検査
15.04.13:神戸にて第二次第三種定期検査
15.06.07:横浜〜中南米〜ガルフ〜
16.06.19:中間検査
16.09.11:徴傭:陸軍
16.11.09:宇品〜11.11青島11.16〜11.19宇品
16.11.21:宇品〜大阪11.25〜12.24アチモナン12.30〜01.12宇品
17.01.18(19):部隊乗船
17.01.--:宇品〜01.21六連沖
17.01.16:機密護衛部隊命令第1号:護衛部隊第一輸送船隊第一分隊(船番号:1)
17.01.21:(第二師団第三次船団)六連沖〜01.26馬公01.29〜01.29高雄
17.01.27:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第1号:第十六軍第二次輸送
17.02.03:(第二次回航船団)高雄〜
〜02.07 驅逐艦「長月」、同「水無月」が護衛に加入〜
〜02.08カムラン湾
17.02.01:軍隊区分:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第2号:第三嚮導隊第三船隊第一分隊(船番号:1)
17.02.18:(西部ジャワ攻略作戦:第三船隊第一分隊)カムラン湾〜
〜02.20 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が燃料補給の為分離〜
〜02.21 0800 巡洋艦「由良」、第十一驅逐隊、第十二驅逐隊、第一掃海隊が合同〜
〜02.21 1000 驅逐艦「皐月」、同「長月」、同「朝風」が燃料補給の為分離〜
〜02.21 1700 水雷艇「千鳥」が合同〜
〜02.21 2100 運送艦「鶴見」が合同〜
〜02.21 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が合同〜
〜02.22 1200 ス作戦、ヤ作戦の上陸開始期日を1日延期〜
〜02.22 1400 第三護衛隊はアナンバス南東海面にて1日行程反転〜
〜02.23 1400 再度反転、南下開始〜
〜02.25 0920 驅逐艦「吹雪」、同「春風」が列に入る〜
〜02.26 1900 驅逐艦「水無月」、「第五號掃海艇」が列を解き第三嚮導隊に合同〜
〜02.27 0500 第三嚮導隊が分離〜
〜02.27 1030(S04.25-E106.40)輸送船隊反転〜
〜02.27 1048 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊は敵方に進出攻撃に向かう〜
〜02.27 1515 上陸日を更に1日繰り下げられる〜
〜02.28 0120 驅逐艦「松風」が分離〜
〜02.28 0415 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊が合同〜
〜02.28 2020 第二嚮導隊が分離〜
〜02.28 2100 泊地進入〜
〜02.28 2300 驅逐艦「春風」が蘭監視艇を発見、驅逐艦「初雪」と協力、砲撃破壊、擱坐させる〜
〜02.28 2315 バンタム湾入泊
17.03.01:0030 上陸成功
1000頃 味方巡洋艦の雷撃を受け中破
17.03.03:バンタム湾〜03.03メラク泊地
17.03.--:メラク泊地〜バンタム〜バタビヤ06.17〜06.21昭南
17.06.--:仮修理
17.10.31:昭南〜11.05高雄
17.11.07:大阪鐵工所本社工場にて修理
17.12.10:徴傭発令:兵備三機密第17号の12の13
17.12.28:中間検査
17.12.29:徴傭発令、01.08授受地大阪着予定、呉鎮より徴傭授受換(大阪警備府)
18.01.04:解傭
18.01.04:徴傭:一般徴傭船(給油船)、呉鎮守府所管、海軍省配属
18.01.11:株式會社大阪鐵工所本社造船所にて油槽船への改造工事着手(第二次応急油槽船)
18.02.19:油槽船への改造工事完了
18.02.19:大阪〜02.19神戸
18.02.--:パイプ、機械部品、糧食搭載、清水補給
18.02.23:神戸〜02.24呉
18.02.--:自動貨車搭載、糧食、燃料炭、清水補給、郵便物373個搭載
18.02.27:呉〜02.28門司
18.02.--:御下賜品搭載
18.03.01:門司〜03.06高雄
18.03.--:御下賜品揚陸、酒保物品搭載、清水補給、郵便物39個搭載
18.03.09:高雄〜03.12マニラ
18.03.--:ドラム缶、酒保物品搭載、清水補給、第四、第五番艙補修
18.03.16:マニラ〜03.20タラカン
18.03.--:機械部品、酒保物品、ドラム缶、郵便物412個揚陸
18.03.--:原油ドラム缶、郵便物339個搭載、便乗者1名乗船
18.03.25:タラカン〜03.27バリックパパン
18.03.--:自動車、ドラム缶、原油その他、郵便物339個揚陸、便乗者1名退船
18.04.--:油類、アスファルト搭載、糧食、清水補給、郵便物2個搭載
18.04.12:バリックパパン〜04.14タラカン
18.04.--:油類、アスファルト、郵便物2個揚陸
18.04.--:原油、シリンダー搭載、清水、糧食補給
18.04.12:タラカン〜04.22バリックパパン
18.04.--:潤滑油材、精蝋、転勤荷物搭載、清水、糧食補給、郵便物4個搭載、便乗者6名乗船
18.05.--:バリックパパン〜05.27マニラ
18.05.--:便乗者4名退船、1名乗船
18.06.01:マニラ〜06.04高雄
18.06.--:清水、糧食補給、便乗者3名乗船
18.06.08:(第270船団)高雄〜06.13門司
18.06.--:転勤荷物揚陸、清水搭載、郵便物揚陸、便乗者5名退船
18.06.14:門司〜06.17横浜
18.06.--:潤滑油、木材、精蝋、転勤荷物揚陸、清水補給
18.06.22:横浜〜06.23神戸
18.06.--:機械自動車その他搭載、清水、糧食搭載
18.06.30:神戸〜07.01徳山
18.07.--:三號重油、ドラム缶搭載、清水、糧食補給
18.07.04:徳山〜07.05呉
18.07.--:三號重油揚陸
18.07.--:航空機械及び部分品、糧食、酒保品搭載、清水補給、郵便物搭載、便乗者8名乗船
18.07.09:呉〜07.17高雄
18.07.--:清水補給、食糧搭載、郵便物搭載、指揮官以下5名乗船
18.07.19:高雄〜07.23マニラ
18.07.--:清水、糧食搭載、郵便物揚陸、指揮官以下5名下船
18.08.01:(第916船団)マニラ〜
〜08.03 敵潜より雷撃を受けるが被害なし〜
〜08.06タラカン
18.08.--:瓦斯管、自動車、機械類等揚陸、原油、ドラム缶、ラテックスその他搭載
18.08.--:清水、食糧補給、郵便物揚陸、便乗者3名乗船
18.08.11:タラカン〜08.13バリックパパン
18.08.13:タラカン原油、飛行機その他揚陸、清水、食糧補給、郵便物揚陸、便乗者11名退船
18.08.14:0000 バリックパパンにて空爆を受け、機銃により交戦、舷側擦過弾により機関室浸水
0300 運航不能
18.08.16:0830 対空戦闘
18.08.17:2345 対空戦闘、至近弾5発
18.08.23:解傭発令:兵備三機密第18号の8の37
18.08.31:解傭
18.09.01:徴傭:船舶運營會海軍配當船、呉鎮守府所管
18.09.10:(「松祐丸」が曳航)バリックパパン〜09.12コタバル09.15〜09.19スラバヤ港外
18.09.21:(港務部曳船が曳航)スラバヤ港外〜09.21スラバヤ
18.09.--:揚油
18.09.21:排水作業及び入渠、船体修理(11.30まで)
18.11.30:修理完了
18.12.07:スラバヤ〜バリックパパン〜タラカン12.22〜ザンボアンガ12.27〜セブ〜01.07マニラ
18.12.08:兵備三機密第422号:海軍配當船一覧表掲載
19.01.13:(第882船団)マニラ〜門司向け航行〜
〜01.15米潜水艦"Thresher"の雷撃を受け船体前半部沈没〜
〜01.16総員退船
19.01.16:沈没
19.02.29:解傭
喪失場所:N20.05-E120.31 ルソン海峡サブタン島北西130km附近
喪失原因:米潜水艦Thresher(SS-200)の雷撃
同型船
豐橋丸、コ山丸、但馬丸、鳥羽丸、第五大jロ、第七大jロ。
兵装
(陸軍船時代)
高射砲。
(海軍船時代)
機銃。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.167)
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1981年12月号「日本商船隊の懐古 No.30」山田早苗
雑誌「丸エキストラ戦史と旅」26 潮書房
「日本陸軍の航空母艦」大日本絵画 H23.06 奥本剛(P.54)
「船舶百年史前篇」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.71)
「知られざる戦没船の記録(上)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.30)
「日本郵船株式會社五十年史」 S10.12 日本郵船株式會社(P.383)
「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
「川崎重工業株式会社社史」 S34.10 川崎重工業株式会社(P.251)
「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.457)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 111676
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