第十二號掃海艇の艇歴
年 月 日:艇歴
13.05.28:起工、仮称艦名:第54號艦
13.09.20:命名:達第145号:第十二號掃海艇
13.09.20:類別等級制定:内令第805号:種別:掃海艇、類別:掃海艇、艇型:第七號型
14.02.17:信号符字點付:達第26号:JXLD
14.02.18:進水
14.04.01:艤装員長:海軍少佐 三瓶 寅三郎
14.04.12:艤装員事務所を株式會社東京石川島造船所内に設置し事務を開始
14.08.15:本籍:内令第602号:佐世保鎮守府
14.08.15:竣工、艤装員事務所を撤去
14.08.15:掃海艇長:海軍少佐 三瓶 寅三郎
14.11.15:掃海隊編制:内令第849号:第二十一掃海隊
14.11.15:役務:内令第851号:特別役務掃海艇
14.10.20:掃海艇長:海軍大尉 種子島 洋二
14.11.15:掃海艇長:海軍少佐 種子島 洋二
15.05.01:掃海隊編制:内令第302号:第二十一掃海隊より削る
15.05.01:役務:内令第303号:第四豫備掃海艇
15.05.01:内令第314号:当分の間定員を置かず
15.05.01:掃海艇長:欠員
15.10.15:役務:内令第712号:特別役務掃海艇
15.10.15:掃海艇長:海軍大尉 福山 強
15.11.01:掃海艇長:海軍大尉 村上 忠臣
15.11.15:掃海隊編制:内令第835号:第二十一掃海隊
15.11.15:戦時編制:聯合艦隊第二艦隊第一根據地隊第二十一掃海隊
15.11.20:掃海艇長:海軍豫備大尉 瀬川 岩雄
16.04.10:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第一根據地隊第二十一掃海隊
16.05.01:掃海艇長:海軍豫備大尉 羽生 秀一
16.11.29:軍隊区分:機密第二急襲隊命令作第3号:輸送船隊(馬公出撃時より)
16.12.01:信号符字改正:達第369号:JXLP
16.12.06:高雄〜12.06枋寮
16.12.09:馬公〜12.10ビガン
16.12.10:ビガン〜12.12馬公12.13〜12.15奄美大島
16.12.17:奄美大島〜12.25ラモン湾12.26〜12.31ダバオ
17.01.07:ダバオ〜01.07マグナガ湾01.09〜01.11メナド01.11〜01.11バンカ
17.01.15:バンカ〜01.17バンカ
17.01.20:バンカ〜01.21バンカ
17.01.21:バンカ〜01.24ケンダリー
17.01.26:ケンダリー〜不時着機捜索〜01.27ケンダリー
17.01.29:ケンダリー〜01.31アンボン(ローテン泊地)
17.02.01:0700 アンボン湾口に集結
17.02.02:0800 掃海開始
1330 防雷具展開器に触雷、
十二番ビームより十九番ビーム迄水線上内側に屈曲、亀裂を生じ浸水せず
二、三番砲旋回不能、右舷主タービン減速装置歯車圧鐻
右舷タービン軸受漏洩
17.02.04:1200 舟艇によるラハ飛行場前面及びアンボン港に至る水路啓開作業開始
1500 飛行場南西方甲錨地の清掃終了
2200 小掃海隊、アンボン港に至る水路略掃完了
17.02.05:0800 小掃海隊、アンボン港主水路清掃開始
1950 小掃海隊、アンボン港主水路清掃完了
17.02.06:0700 小掃海隊、主水路清掃開始
1700 小掃海隊、主水路清掃中止
17.02.07:---- 小掃海隊、アンボン市前面泊地清掃終了
17.02.08:---- 小掃海隊、アンボン市前面北方泊地及内湊水路啓開清掃
17.02.09:---- 小掃海隊、アンボン内港及同水道清掃
17.02.10:1330 小掃海隊、アンボン内港及び同水道の清掃完了
17.02.14:「第九號掃海艇」乗員退艇
---- 小掃海隊、ラハ前面泊地掃海完了
17.03.10:掃海隊編制:内令第416号:第二十一掃海隊解隊
17.03.10:戦時編制:聯合艦隊第二南遣艦隊第二十一特別根據地隊
17.03.16:掃海艇長:海軍豫備少佐 羽生 秀一
17.03.21:アンボン〜試運転〜03.21アンボン
17.04.01:艦隊区分:部隊番号:4
17.04.17:アンボン〜試運転〜04.17アンボン
17.04.20:アンボン〜04.21ケンダリー04.21〜04.24スラバヤ
〜08.10 「マ」三地点にて陸軍徴傭船「那古丸」、同「鬼怒川丸」、「千早丸」の護衛を
「第八號驅潜艇」に引き継ぐ〜
17.09.01:艦隊区分:部隊番号:3
17.09.01:軍隊区分:南西部隊東印部隊南部警備部隊
〜09.01ダバオ
17.09.03:ダバオ〜09.06マニラ
17.09.07:マニラ〜09.10馬公09.13〜09.16佐世保(タ一浮標)
17.09.22:第五船渠にて入渠
17.10.05:出渠、第一岸壁へ
17.10.28:佐世保〜11.01高雄11.02〜11.04マニラ11.05〜11.08バリクパパン
17.11.12:(護衛)バリクパパン〜11.14スラバヤ
17.11.16:スラバヤ〜水路掃海〜11.19スラバヤ
17.11.21:スラバヤ〜護衛〜11.23スラバヤ
17.11.23:スラバヤ〜水路掃海〜11.24スラバヤ
17.11.25:スラバヤ〜水路嚮導〜11.26スラバヤ
17.11.27:(護衛)スラバヤ〜11.29ケンダリー
17.12.01:艦隊区分:部隊番号:4
17.12.31:クリスマス島〜01.01バタビア
18.01.03:バタビア〜
〜「高麗丸」救難作業〜
〜一般徴傭船「金山丸」遭難者救助〜
〜01.07スラバヤ
18.01.09:(護衛)スラバヤ〜01.11サイドハイスパンク01.13〜01.16アンボン
18.01.18:(護衛)アンボン〜01.23スラバヤ
18.02.03:スラバヤ〜護衛〜02.06スラバヤ
18.02.12:(護衛)スラバヤ〜02.16クーパン02.16〜02.16ディリ02.17〜02.18ケボン02.19〜
〜02.19ディリ
18.02.20:ディリ〜ラウテン移動哨戒〜02.24ラウテン
18.02.25:ラウテン〜02.25ケポラ湾
18.02.26:(護衛)ケポラ湾〜03.02スラバヤ
18.03.01:軍隊区分:南西部隊東印部隊第一警備部隊
18.03.06:(護衛)スラバヤ〜03.11アンボン03.13〜03.15バボ03.16〜03.17カイマナ03.19〜
〜03.20ベン湾03.21〜03.23アンボン03.25〜03.29スラバヤ
18.04.01:スラバヤ〜不時着機捜索〜04.04ジャカルタ
18.04.04:ジャカルタ〜移動哨戒〜04.07クリスマス島
18.04.09:クリスマス島〜移動哨戒〜04.12ジャカルタ
18.04.13:ジャカルタ〜哨戒〜04.16スラバヤ
18.04.15:艦隊区分:部隊番号:6
18.04.15:掃海艇長:海軍豫備大尉 河野 修
18.04.18:河野豫備大尉着任
18.04.25:(護衛)スラバヤ〜04.30アンボン
18.07.01:掃海艇長:海軍大尉 河野 修
18.07.01:軍隊区分:南西部隊東印部隊第一警備部隊主隊
18.07.05:アンボン〜07.07カイマナ
18.07.09:(護衛)カイマナ〜07.12アンボン
18.07.14:アンボン〜07.19スラバヤ
18.07.22:スラバヤ〜07.23マカッサル
18.07.24:マカッサル〜ロンボック方面〜07.27スラバヤ
18.08.--:入渠修理
18.08.13:(護衛)スラバヤ〜08.21アンボン08.25〜08.27カイマナ〜08.29アンボン〜
〜09.03マウメレ09.04〜09.07スラバヤ
18.09.--:スラバヤ〜09.11ジャカルタ
18.09.14:(護衛)ジャカルタ〜09.22アンボン09.25〜09.26ブラ10.09〜10.11スラバヤ
18.10.15:(護衛)スラバヤ〜10.17ジャカルタ10.20〜10.22スラバヤ
18.10.29:スラバヤ〜護衛〜スラバヤ
18.11.03:(護衛)スラバヤ〜11.04JB11.05〜11.09バリクパパン11.10〜11.12スラバヤ
18.11.16:(護衛)スラバヤ〜11.20アンボン11.25〜
〜11.27 フロレス島発北方にて敵潜発見、制圧〜
〜11.29 カンゲアン島東方にて陸軍徴傭船「すゑず丸」被雷沈没〜
〜12.07スラバヤ
18.12.--:スラバヤ〜護衛〜01.03スラバヤ
19.01.04:スラバヤ〜護衛〜01.17スラバヤ
19.01.22:スラバヤ〜護衛〜01.31スラバヤ
19.02.06:スラバヤ〜護衛〜02.09スラバヤ
19.02.15:スラバヤ〜護衛〜02.28スラバヤ
19.03.01:スラバヤ〜護衛〜03.05スラバヤ
19.03.08:スラバヤ〜ワインガップ
19.03.12:(「國山丸」護衛)ワインガップ〜
19.03.14:第一警備部隊電令作第98号:
1.第十二號掃海艇は第三號驅潜艇を指揮し現に補足中の敵潜を極力撃沈すべし
〜03.14(S08.17-E125.49)爆雷攻撃〜
〜03.16スラバヤ
19.03.16:スラバヤ〜護衛、対潜掃蕩〜
〜03.21 2325(S07.59-E115.31)敵浮上潜水艦発見、攻撃〜
〜03.26スラバヤ
19.03.27:スラバヤ〜
〜03.29 0100 セパンジャン島セシル島西端に座礁〜
〜03.29 0330 「第百四號哨戒艇」来着、救援作業開始〜
19.03.29:第一警備部隊電令作第131号:
1.略
2.第百四號哨戒艇及び第十二號掃海艇は右船団ロンボック仮泊地着後、スラバヤに帰投
〜スラバヤ
19.04.01:午前 弾火薬、爆雷を卸す
1400 第百二工作部第一船渠に入渠、艇底検査及び塗替
19.04.04:1500 出渠、第百二工作部第三岸壁に横付け
19.04.05:1600 第三岸壁離岸、C一番浮標に繋留換
19.04.06:スラバヤ〜試運転〜04.06スラバヤ
19.04.07:午前 第百二軍需部より重油45t、石炭80t補給
19.04.08:午前 弾火薬、九五式爆雷改二12個搭載
19.04.11:第一警備部隊電令作第147号:
1.第十二號掃海艇長は第二號驅潜艇を併せ指揮し12日スラバヤ発陸軍船三笠丸及第十七眞盛丸を
マウメレ迄往復護衛すべし
2.九三二空部隊は右船団の護衛に任ずべし
19.04.12:午前 第一港務部より真水22t、第百二軍需部より生糧品9日分搭載
19.04.12:(「三笠丸」「第十七眞盛丸」護衛)スラバヤ〜
〜04.13 1830 船団はハーテンビースト島に仮泊、本艇と「第二號驅潜艇」は移動哨戒〜
〜04.14 0000 仮泊地発〜
〜04.14 2000 ラワン泊地仮泊〜
〜04.15 0400 仮泊地発〜
〜04.15 2400 ビマ湾仮泊〜
〜04.16 0500 仮泊地発〜
〜04.17マウメレ
19.04.17:1100 船団が荷役を開始
1700 投錨
19.04.18:1300 船団が荷役を終了
19.04.18:(「三笠丸」「第十七眞盛丸」護衛)マウメレ〜
〜04.19 1930 ビマ湾仮泊〜
〜04.20 0900 陸軍徴傭船「第十七眞盛丸」に横付け、石炭50t、真水10t補給〜
〜04.20 1220 横付離す〜
〜04.20 1230 投錨〜
〜04.21 0100 仮泊地発〜
〜04.21 2130 ラワン泊地仮泊〜
〜04.22 0130 仮泊地発〜
〜04.23スラバヤ
19.04.24:第二十一特別根據地隊信令作第32号:
警備部隊信令作第31号による当直艇を左の通り定む
24日第十二號掃海艇、25日第二號驅潜艇、26日第十一號掃海艇
19.04.24:スラバヤ〜
〜04.24 1930 スラバヤ水道北口砲台附近に仮泊、対空警戒〜
〜04.25 0700 仮泊地発〜
〜04.25スラバヤ
19.04.25:午前 第百二軍需部より重油42t、石炭60t、第一港務部より清水20t搭載
19.04.25:第一警備部隊信令作第30号:
1.第一港務部長は勝力及び第十二號掃海艇を指揮し成可く速にタイドマンをTG TBに回航すべし
2.九三二空部隊は右回航中対潜警戒に任ずべし
3.戊区部隊指揮官は右回航の際SOの対潜警戒を特に厳にすべし
19.04.25:第一警備部隊電令作第162号:
第十二號掃海艇は第一港務部長の指揮を受け26日スラバヤ発チラチャップ、タイドマン
(勝力曳航)並に陸軍船治藤丸(468t油槽船自力航行)、治海丸(473t第五寶丸曳航)
ジャカルタ回航の護衛に任ずべし
19.04.26:午前 第百二軍需部より生糧品7日分搭載
19.04.26:スラバヤ〜
〜04.26 1620 スラバヤ西掃海水路A浮標外方に於て浮流機雷1個を銃撃処分
二十五粍機銃24、十二粍機銃160、七粍七機銃24、三八式小銃60発発射〜
〜04.27ジャカルタ
19.04.27:第百二軍需部より重油20t、石炭5t搭載
19.04.28:第百二軍需部より生糧品5日分搭載
19.04.28:ジャカルタ〜04.30チラチャップ
19.04.30:第十一特別工作部より石炭20t、清水5t補給
19.05.01:掃海艇長:海軍少佐 河野 修
19.05.02:(「タイドマン」他護衛)チラチャップ〜05.05ジャカルタ
19.05.05:敷設艦「勝力」より生糧品3日分搭載
19.05.05:ジャカルタ〜05.06スラバヤ
19.05.07:第二十一特別根據地隊信令第93号:
第十二號掃海艇は本日より約二週間の予定を以て第一〇二工作部に入渠し水中聴音機取付け及び
重油タンク改造工事並に渠中整備作業に従事すべし
19.05.07:午前 弾薬、爆雷陸揚げ
1200 第百二工作部第一船渠に入渠
19.05.08:九三式水中聴音機二型甲小艦艇用新設工事開始(05.28まで)
19.05.09:バラストタンク兼豫備倉庫を重油タンク兼バラストタンクに改造開始(05.24まで)
19.05.11:二式掃海具装備台修理開始(05.15まで)
19.05.15:貯糧品2ヶ月分搭載
19.05.15:二式爆雷搭載につき爆雷手動投下機位置変更工事開始(05.28まで)
19.05.25:1130 出渠、第一岸壁に横付け
19.05.25:仮称電波探知機新設工事、灯具庫を電波探知機室に改造開始(05.30まで)
19.05.26:第一警備部隊信令作第42号:当直艇をスラバヤ海峡に出撃、敵機を撃墜し機雷敷設を阻止
当直艇:26日第三號驅潜艇、27日第二號驅潜艇、28日第十二號掃海艇
待機位置:ピリン岬灯台西方
19.05.27:第百二軍需部より重油50t搭載
19.05.27:第一警備部隊信令作第44号:
信令作第42号による当直艇を左の通り改正す
28日第二號驅潜艇、29日第百一號掃海艇、30日第十二號掃海艇
19.05.29:第一港務部より真水30t搭載
19.05.29:第一警備部隊電令作第198号:
第十二號掃海艇は整備出来次第出撃、バンカ海峡南口附近仮泊待機(29日昭南発の)良榮丸を
ラウト島南端付近まで護衛したるのち帰投すべし
19.05.30:スラバヤ〜港外にて水中聴音機、電波探信儀、速力試験〜
〜05.30 1640 スラバヤ水道仮泊、対空警戒〜
〜05.31 0700 仮泊地発〜
〜05.31スラバヤ
19.05.31:弾薬、爆雷搭載、第百二軍需部より重油9t搭載
19.05.31:東印部隊電令作第252号:
第一警備部隊指揮官は第十二號掃海艇をして良榮丸、あさなぎ丸(ダプール島灯台の22度2浬に
仮泊中)をバリクパパンまで護衛したる後、引続き、あさなぎ丸をカウ沖まで護衛せしむべし
19.05.31:第一警備部隊電令作第204号:
第十二號掃海艇は東印部隊電令作第252号任務を遂行後、速かにスラバヤに帰投すべし
19.06.01:東印部隊電令作第253号:
1.第一警備部隊指揮官は第百一號掃海艇をして讃岐丸の護衛を止めバンカの225度に待機中の
良榮丸、あさなぎ丸をバリクパパン迄護衛せしむべし
あさなぎ丸バリクパパン以後カウ湾迄の護衛は第十二號掃海艇をして実施せしむべし
2.東印部隊電令作第252号を取消す
19.06.01:第一警備部隊電令作第207号:
1.第百一號掃海艇は讃岐丸ジャカルタ着後、速やかにバンカ海峡に引返し
良榮丸、あさなぎ丸(ダブール島灯台225度2浬仮泊中)をラウト海峡南口迄護衛し
同地点に仮泊待機せしむべし、爾後の行動は後令す
2.第十二號掃海艇に対する第一警備部隊電令作第204号の任を解く
19.06.01:第百二軍需部より石炭60t、清水15t、生糧品11日分搭載
19.06.02:第一警備部隊電令作第209号:
第十二號掃海艇は3日スラバヤ発バリクパパン行き江ノ島丸及びコタバル行き喜多丸を
ラウト海峡南口まで護衛し速かにバリクパパンに回航、同地よりあさなぎ丸をカウ湾まで
護衛したる後、スラバヤに帰投すべし
19.06.02:第一警備部隊信令作第49号:
第一警備部隊電令作第209号による船団にバリクパパン行じゃんび丸(シャムアン島沖に仮泊中)を加う
19.06.03:(「江ノ島丸」「喜多丸」「じゃんび丸」護衛)スラバヤ〜
〜06.03 2057 第一警備部隊電令作第211号(船団を解列、速かにバリクパパンに回航、
あさなぎ丸の護衛に任ずべし)発令〜
〜06.04 0000 バウエアン西方にて解列、バリクパパンに向かう〜
〜06.04 1420 第一警備部隊電令作第212号(速かにスラバヤに帰投すべし)受領〜
〜06.04 1445 反転〜
〜06.05スラバヤ
19.06.05:午後 第百二軍需部より石炭15t、重油26t、生糧品5日分搭載
19.06.05:第一警備部隊電令作第214号:
1.第十二號掃海艇は6日スラバヤ発天長丸をマウメレまで往復護衛すべし
2.九三二空部隊は第十二號掃海艇と共同護衛に任ずべし
19.06.06:(「天長丸」護衛)スラバヤ〜
〜06.06 1500 低質炭のため陸軍徴傭船「天長丸」の速力が出ずスラバヤに引返す〜
〜06.06 1920 スラバヤ港外仮泊〜
〜06.07 0130 第一警備部隊電令作第215号(天長丸を護衛、スラバヤに引返すべし)受領〜
〜06.07 1100 陸軍徴傭船「天長丸」を護衛し仮泊地発〜
〜06.07スラバヤ
19.06.07:第一警備部隊電令作第216号:
九三二空部隊及び第十二號掃海艇に対する天長丸護衛の任を解く
19.06.08:午前 第百二軍需部より石炭6t、重油5t、清水15t搭載
19.06.09:生糧品4日分搭載
19.06.09:第一警備部隊電令作第217号:
1.第十二號掃海艇は10日スラバヤ発西阿丸、生田川丸をアンボンまで護衛すべし
2.九三二空部隊は右船団の前路哨戒を実施すべし
19.06.10:(「西阿丸」「生田川丸」護衛)スラバヤ〜
〜06.11 2030 ラウト島南端に仮泊〜
〜06.12 0000 仮泊地発〜
〜06.12 1920 ダジャンダジャン仮泊〜
〜06.12 2100 特設驅潜艇「第一昭南丸」が船団に合同〜
〜06.13 0000 仮泊地発〜
〜06.13 1845 チョロ水道デンガ泊地仮泊〜
〜06.14 0010 特設運送船「西阿丸」に横付け、重油37t、清水補給
〜06.14 0910 仮泊地発、特設驅潜艇「第一昭南丸」は船団と分離〜
〜06.14 1800 ウオウオニ海峡仮泊〜
〜06.15 0500 仮泊地発〜
〜06.15 1650 「第二十二號掃海艇」が合同〜
〜06.15 1730 リットルサル仮泊〜
〜06.16 0900 仮泊地発〜
〜06.16 1730 サナナ島北端仮泊〜
〜06.17 0230 仮泊地発〜
〜06.17 1630 ブル島ナムレア仮泊〜
〜06.18 0600 仮泊地発〜
〜06.18アンボン
19.06.18:濠北部隊信令第22号:
第十二號掃海艇はアンボン湾口対潜攻撃作戦に関し第二十警備部隊司令の区処を受くべし
19.06.18:アンボン〜湾口敵潜掃蕩〜06.19アンボン
19.06.19:午後 第百二軍需部アンボン支部より重油40t、石炭10t、清水15t、生糧品6日分搭載
19.06.21:生糧品3日分搭載
19.06.23:生糧品4日分、貯糧品の一部を搭載
19.06.24:第一警備部隊電令作第228号:
第十二號掃海艇は雉艇長の指揮を受けタリアブ島西岸付近までビートン行船団を護衛した後
同船団中スラバヤに向かう海軍船を護衛し帰投すべし
19.06.24:(「~農丸」「湖北丸」「第四天海」護衛)アンボン〜
〜06.24 1720 ナムレア湾仮泊〜
〜06.25 0600 仮泊地発〜
〜06.25 2125 第一警備部隊電令作第230号(雉艇長の指揮を受け第四艦隊機密第23930番電により
生田川丸、西阿丸船団の護衛を実施)発令〜
〜06.26 0820 タリアブ島北岸にて船団と分離〜
〜06.26 1215 雑役船「第四天海」の護衛を止め単独アンボンに引返す〜
〜06.27 0920 アンボン港外にて特設驅潜艇「第二昭南丸」、同「第五拓南丸」、
特設運送船「日營丸」船団に合同、護衛協力〜
〜06.27アンボン
19.06.28:午後 第百二軍需部アンボン支部より重油40t、石炭20t、清水25t、生糧品6日分、貯糧品搭載
19.06.29:生糧品2日分搭載
19.06.30:(「生田川丸」「西阿丸」「第百一號特設輸送艦」「第百二號特設輸送艦」護衛)アンボン〜
〜06.30 1850 ナムレア仮泊〜
〜07.01 0500 仮泊地発〜
〜07.01 0840 敵四発機1機来襲:対空戦闘〜
〜07.01 1900 ベスビアス仮泊〜
〜07.02 0700 仮泊地発〜
〜07.02 1800 グレートサル仮泊〜
〜07.03 0320 仮泊地発〜
〜07.03 2000 チョロ水道ラエア湾仮泊、特設運送船「西阿丸」より重油30t補給〜
〜07.04 0600 仮泊地発〜
〜07.04 0925 サラヤル水道に敵潜水艦出現の報に依り反転〜
〜07.04 1000 チョロ水道西口パチュベ仮泊〜
〜07.05 1900 仮泊地発、船団合同まで特設驅潜艇「第二昭南丸」と共にボニ湾にて敵潜掃蕩〜
〜07.06 0545 船団に合同〜
〜07.06 2100 ダジャンダジャン仮泊、特設驅潜艇「第二昭南丸」は分離〜
〜07.07 0650 仮泊地発〜
〜07.07 1655 哨戒機が発見した敵潜攻撃の為船団と分離〜
〜07.07 1742 現場(S04.30-E116.35)着、爆雷攻撃27個〜
〜07.07 2100 攻撃を止め船団を追及〜
〜07.08 0430 船団に合同〜
〜07.09スラバヤ
19.07.09:第百二軍需部より重油50t搭載
19.07.11:第百二軍需部より弾薬(十二糎砲100発、二十五粍機銃弾2,400発)、九五式爆雷改二27個補給
19.07.12:0900 第百二工作部第二岸壁に横付け
19.07.13:1145 第百二軍需部より石炭30t、真水20t、生糧品8日分搭載
19.07.14:二十五粍二聯装機銃1基の後部装備台への増設工事開始(07.16まで)
19.07.15:1630 第百二工作部第二岸壁を離す
1700 投錨
19.07.17:0850 C三番浮標に繋留替
19.07.17:第一警備部隊電令作第267号:
第十二號掃海艇は18日アンボンに向けスラバヤ発西阿丸をアンボン迄護衛したる後
成可速かにスラバヤに帰投すべし
19.07.18:生糧品6日分を特設運送船「西阿丸」に委託搭載
19.07.19:第一警備部隊信令作第59号:
各艇は左により日没時より日出時迄ピリン岬西方海面に出撃、敵機の撃墜に任ずべし
19日第十二號掃海艇、20日第十一號掃海艇、21日第百一號掃海艇
19.07.19:スラバヤ〜
〜07.19 2050 仮泊、対空哨戒〜
〜07.20 0720 仮泊地発〜
〜07.20 0720 二十五粍機銃試射〜
〜07.20スラバヤ
19.07.20:第一港務部より真水15t補給
19.07.21:午後 第百二軍需部より重油7t補給
19.07.23:1650 第一港務部より真水10t、生糧品3日分補給
19.07.24:(「西阿丸」護衛)スラバヤ〜
〜07.25 2120 ラウト島南端仮泊〜
〜07.25 2350 仮泊地発〜
〜07.26 2000 ダジャンダジャン仮泊〜
〜07.27 0000 仮泊地発〜
〜07.27 1820 リンゴラ湾仮泊〜
〜07.28 0530 仮泊地発〜
〜07.28 1230 ブトン水道にて特設運送船「西阿丸」に横付け重油44t、清水5t搭載〜
〜07.28 1710 「第五十三號驅潜艇」が合同〜
〜07.28 1800 ウオウオニ泊地仮泊〜
〜07.29 0400 仮泊地発〜
〜07.29 1800 グレートサル仮泊〜
〜07.30 0830 仮泊地発〜
〜07.30 1025 リットルサルに引返す〜
〜07.30 1340 リットルサル仮泊、特設運送船「西阿丸」より重油13t補給〜
〜07.31 0800 仮泊地発〜
〜07.31 1830 タブル島タボロ仮泊〜
〜08.01 0102 敵四発爆撃機1機来襲、特設運送船「西阿丸」に投弾〜
〜08.01 0110 特設運送船「西阿丸」被弾、火災発生〜
〜08.01 0937 濠北部隊電令作第169号発令*〜
〜08.01 1315 特設運送船「西阿丸」誘爆沈没〜
〜08.01 1800 生存者のうち日本人178名を収容し、「第五十三號驅潜艇」を現場に残し仮泊地発〜
〜08.02 0217(S02.52-E127.20)敵四発爆撃機1機来襲〜
〜08.02アンボン
*19.08.01:濠北部隊電令作第169号:
1.第十二號掃海艇、第五十三號驅潜艇は西阿丸生存者救助に任じ、第十二號掃海艇は8月2日
夕刻現場着予定の第二十六號驅潜艇及び第百四十九號特設輸送艦と共にアンボンに回航
第五十三號驅潜艇は現場に在りて救助に任ずべし
2.星光丸を尚救助のため急派せしむる予定
19.08.03:0114 敵四発爆撃機1機来襲
0730 第百二軍需部アンボン支部より石炭35t、重油33t、清水20t補給
19.08.04:1100 生糧品5日分補給
19.08.04:(「辰泰丸」「關東丸」「鞍馬山丸」護衛)アンボン〜
〜08.05 0945 「第二十六號驅潜艇」が護衛終了〜
〜08.06 1045 陸軍徴傭船「關東丸」が船団と分離しラハに向かう〜
〜08.06 1400 スターリング湾着、船団を待機せしめ単独スラバヤに向かう〜
〜08.08スラバヤ
19.08.09:生糧品1日分補給
19.08.11:午前 爆雷、弾薬を卸す
1100 真水10t補給
19.08.13:1000 第百二工作部第二分工場船渠に入渠
舵頭軸修理(08.18まで)及び艇底塗替え
19.08.17:0930 出渠
19.08.18:0900 清水15t補給
1100 貯糧品1月半分搭載
19.08.19:スラバヤ〜東掃海水路にて試運転〜08.19スラバヤ
19.08.20:午前 第百二軍需部より石炭40t、重油60t、清水15t搭載
19.08.21:午前 爆雷弾薬搭載
19.08.22:第一警備部隊電令作第306号:
1.第十二號掃海艇は23日スラバヤ発船団を左に依り護衛すべし
天長丸:ビマ往復、興隆丸:ビマ沖まで
2.九三二空部隊は右船団の対潜警戒に任ずべし
19.08.22:1530 清水20t搭載
生糧品8日分搭載
19.08.23:第一警備部隊電令作第307号:
1.第十二號掃海艇は速かに出撃、第一一三號交通船の捜索及び22日クリスマス島を砲撃せる敵潜の
捕捉撃滅に任ずべし
2.第一一三號交通船は17日0800ジャカルタ発、20日1200クリスマス島着の予定
3.第十二號掃海艇に対する第一警備部隊電令作第306号の任を解く
19.08.23:スラバヤ〜
〜08.24 1425 第一警備部隊電令作第310号(印度洋索敵を中止、スンダ海峡の対潜掃蕩実施)発令〜
〜08.24 2020 スンダ海峡の対潜掃蕩〜
〜08.25 1110 第一警備部隊電令作第312号(第一警備部隊電令作第307号による行動を再行)受領〜
〜08.25 1135 対潜掃蕩を止め「第一一三號交通船」を捜索しつつクリスマス島に向う〜
〜08.26クリスマス島
19.08.26:貯糧品1月半分、酒保物品一部をクリスマス島派遣隊へ補給
19.08.26:第一警備部隊電令作第318号:
第十二號掃海艇はクリスマス島より概ね300度線成し得る限り西方進出スンダ海峡に至る海面の
捜索及び対潜掃蕩を実施したる後スラバヤに帰投すべし
ジャカルタにて補給差支なし
19.08.26:クリスマス島〜
〜08.28 0930 反転、敵潜掃蕩、「第一一三號交通船」捜索〜
〜08.28 2055 第一警備部隊電令作第321号(ジャカルタで補給パダンに至り30日同地発の知床丸を
ジャカルタまで護衛)受領〜
〜08.29 2205 「第一一三號交通船」を発見できず補給の為、ジャカルタに向かう〜
〜08.29ジャカルタ
19.08.29:第百二軍需部ジャカルタ出張所より石炭65t、重油58t、清水15t、生糧品8日分搭載
19.08.30:ジャカルタ〜
〜08.30 2315 第一警備部隊電令第9号(第一號驅潜艇が30日1800スンダ海峡西口にて発見せる
第一一三號交通船に会合、ジャカルタに引返す如く指示すると共に同船の現状を
詳細報告すべし)受領〜
〜08.30 2400 「第一一三號交通船」捜索のためクラカ島より反転〜
〜08.31 0400 バド島南に於て「第一一三號交通船」「第百十七號驅潜特務艇」と合同〜
〜08.31 0550 「第一一三號交通船」「第百十七號驅潜特務艇」と分離、バビ島発〜
〜08.31 1510 第一警備部隊電令第10号(第一警備部隊電令第9号の任を解く)受領〜
〜09.01 1940 パダン沖にて知床丸船団に合同、「第一號驅潜艇」と共に「知床丸」を護衛し反転〜
〜09.05 0415(S05.44-E104.58)「知床丸」被雷沈没、直ちに爆雷攻撃〜
〜09.05 1000 船員8名を救助〜
〜09.05 1515 「第百七號掃海特務艇」が合同、対潜掃蕩〜
〜09.06 0800 補給の為対潜掃蕩を止めジャカルタに向かう〜
〜09.06ジャカルタ
19.09.06:石炭50t、重油60t、真水15t補給
19.09.06:第一警備部隊電令作第329号:
1.第二掃蕩部隊(第一號驅潜艇、第百七號掃海特務艇、第百十七號驅潜特務艇)は知床丸を
襲撃せる敵を撃沈に任ずべし
2.第十二號掃海艇は準備出来次第、第一一三號交通船をクリスマス島往復護衛すべし
3.九三二空部隊は2機をジャカルタに分留し右攻撃及び護衛協力すべし
19.09.07:生糧品8日分搭載
19.09.07:(「第一一三號交通船」護衛)ジャカルタ〜
〜09.08 1240 「第一一三號交通船」を横付け〜
〜09.08 1400 「第一一三號交通船」を横付離す〜
〜09.11クリスマス島
19.09.13:(「第一一三號交通船」護衛)クリスマス島〜
〜09.15 0900 「第一一三號交通船」と分離、ジャカルタに先航〜
〜09.15ジャカルタ
19.09.16:真水15t補給
19.09.17:第一警備部隊電令作第344号:
第十二號掃海艇は萬洋丸を護衛しスラバヤに帰投せよ
19.09.18:午前 第百二軍需部ジャカルタ出張所より重油30t補給
生糧品5日分搭載
19.09.18:(「萬洋丸」護衛)ジャカルタ〜
〜09.19 1945 第一警備部隊電令作第347号(萬洋丸の護衛を中止、敵潜を撃沈せよ)受領〜
〜09.19 2105 第一警備部隊電令作第348号(陸軍機発見の敵潜を攻撃せよ)受領〜
〜09.19 2030 護衛を止め掃蕩に向う、特設砲艦「萬洋丸」はスマランに引返し待機〜
〜09.20 0000 現場着、南緯6度0分以南東経109度0分より東経110度40分に至る海域を対潜掃蕩〜
〜09.23 1045 第一警備部隊電令作第351号(バウエアン島方面対潜掃蕩)受領〜
〜09.23 1200 バウエアン島南端に向かう〜
〜09.24 1300 対潜掃蕩を止め補給の為スラバヤに向かう〜
〜09.24 1430 第一警備部隊電令作第356号(敵情を得ざればスラバヤに帰投せよ)受領〜
〜09.24 1930 グリセ沖仮泊〜
〜09.25 0710 仮泊地発〜
〜09.25スラバヤ
19.09.26:午前 弾薬、爆雷陸揚、真水10t補給
1130 第百二海軍工作部第一船渠に入渠
舵頭軸修理(09.30まで)
19.09.27:九三式探信儀一型整流覆新設工事(09.30まで)
19.09.30:九三式水中聴音機二型甲小艦艇用捕音器修理(09.30まで)
19.10.01:九六式二十五粍二聯装機銃1基増備工事(10.05まで)、三米測距儀還納
19.10.01:1500 出渠、第二岸壁に横付け
19.10.02:第百二軍需部より貯糧品1ヶ月分搭載
19.10.03:真水25t補給
19.10.04:真水20t補給
19.10.06:1810 C一番浮標に繋留替
19.10.07:午後 第百二軍需部より重油61t、真水20t補給
19.10.08:午前 第百二軍需部より石炭60t補給
19.10.09:掃海艇長:海軍大尉 船本 忠義
19.10.09:スラバヤ〜港外にて試運転〜10.09スラバヤ
19.10.10:午後 第百二軍需部より弾薬、石炭35t、重油6t搭載
19.10.11:午前 第百二軍需部より生糧品8日分、真水20t補給
19.10.11:第一警備部隊電令作第374号:
第十二號掃海艇は準備出来次第、南緯5度33分東経112度29分にて水偵が撃沈せる敵潜水艦の
位置浮標を設置したる後、セラタン角北西方に待機中の關東丸(JBFO)及び天長丸を
スラバヤまで護衛すべし
19.10.11:第一警備部隊電令作第376号:
1.機帆船コウエイ丸は10日1900バウエアン島の南西方南緯6度東経112度30分附近にて敵潜水艦の
砲銃撃を受く
2.第十二號掃海艇は第一警備部隊電令作第374号の任務を兼ねこれらを捕捉撃滅すべし
3.(略)
19.10.11:スラバヤ〜
〜10.11 1800 バウエアン島南方敵潜掃蕩に向う〜
〜10.11 2130 現場着、対潜掃蕩〜
〜10.12 1200 対潜掃蕩を止める〜
〜10.13 1015(S05.19-E112.32)大型赤塗浮標を設置〜
〜10.13 1330 設標作業終了、現場発〜
〜10.14 0945 セラタン岬北西にて陸軍徴傭船「天長丸」と合同、
同「關東丸」を探し単艦ラウト海峡南口に向う〜
〜10.14 2245 仮泊〜
〜10.15 0620 仮泊地発〜
〜10.15 0700 陸軍徴傭船「關東丸」、「大丸」と合同、バンジェルマシン港外に向う〜
〜10.16 0250 バンジェルマシン港外仮泊〜
〜10.16 0650 仮泊地発〜
〜10.16 0800 ダガタン沖にて陸軍徴傭船「天長丸」と合同、仮泊〜
〜10.16 1220 陸軍徴傭船「天長丸」に横付け、同船に石炭15t、真水4t補給〜
〜10.16 1500 補給終了〜
〜10.17 0650 仮泊地発〜
〜10.17 1350 船団前方70浬に於て敵潜出現のため反転〜
〜10.17 1930 セラタン岬北側バタガン仮泊〜
〜10.18 2100 仮泊地発〜
〜10.20スラバヤ
19.10.21:スラバヤ〜ドイツ潜水艦を目標に水中測的訓練〜10.21スラバヤ
19.10.21:真水25t補給
19.10.22:午前 弾薬陸揚
19.10.24:1100 第百二海軍工作部第一船渠に入渠
舵頭軸入籠修理開始
19.10.26:1000 出渠、第二岸壁に横付け
19.10.28:九五式二十五粍二聯装機銃1基を九六式二十五粍二聯装機銃1基に換装(10.29竣工)
19.11.06:スラバヤ〜対潜掃蕩:爆雷投射〜11.09スラバヤ
19.11.10:スラバヤ〜護衛〜11.19スラバヤ
19.11.20:掃海艇長:海軍大尉 ~野 則之
19.11.23:スラバヤ〜護衛〜11.28スラバヤ
19.11.29:軍隊区分:第二警備部隊指揮官の指揮下
19.12.--:スラバヤ〜タラカン方面〜12.30スラバヤ
20.01.--:スラバヤ〜
〜01.28 1300 特設運送船「水天丸」、「泰東丸」の護衛協力〜
〜01.28ペカロンガン泊地01.29〜01.29レンバン泊地01.29〜
〜01.30スラバヤ
20.02.03:(一號作戦第一梯団)バリクパパン〜
〜02.05 0830 第二梯団(「第百八號哨戒艇」「第五號驅潜艇」)と合同〜
〜02.05 1804 「第三十六號哨戒艇」が座礁〜
〜02.05 2255 「第三十六號哨戒艇」が離礁、「第五號驅潜艇」と第一梯団として先行〜
〜02.05タウイタウイ
20.02.05:タウイタウイ〜02.06タワオ
20.02.06:タワオ〜02.07バリクパパン
20.02.11:軍隊区分:東印部隊電令作第630号:
第一号作戦第一次輸送完了次第、第二警備部隊指揮官の指揮を解く
20.02.11:軍隊区分:第一警備部隊電令作第62号:第一号作戦第一次輸送終了後、直卒部隊に編入
20.02.11:バリクパパン〜02.12バンジャルマシン
20.02.12:第二警備部隊電令作第3号:第百八號哨戒艇は第一号作戦終了後、
バンジャルマシンよりスラバヤ行第一船団(8隻)を護衛、
第十二號掃海艇と協議の上、第二船団と合同スラバヤ迄護衛協力
20.02.14:バリト河口〜02.16スラバヤ
20.02.18:軍隊区分:機密第一警備部隊命令作第5号:挺身輸送隊
20.02.26:スラバヤ〜
20.02.28:第一警備部隊電令作第87号:
1.第一警備部隊電令作第84号の任務を解く
2.第十二號掃海艇は27日1345セラタン角より160度7.5浬にて触雷せる
第八號掃海艇の警戒に任ずべし
〜02.28 特設驅潜艇「第一昭南丸」曳航の「第八號掃海艇」を護衛〜
〜02.28 0015 セラタン角灯台の340度25浬に退避〜
20.02.28:第一警備部隊電令作第88号:
第十二號掃海艇は第八號掃海艇(第一昭南丸曳航)艇長の指揮を受け同艇をスラバヤまで
護衛すべし
〜スラバヤ
20.03.08:(二號作戦第一次輸送)スラバヤ〜03.11クーパン03.11〜03.13スラバヤ
20.03.15:スラバヤ〜護衛〜03.19スラバヤ
20.03.24:スラバヤ〜対潜掃蕩、護衛〜03.31スラバヤ
20.04.02:燃料、弾薬、糧食及びチモール島クーパン宛輸送軍需品物件搭載
20.04.03:(二號作戦第二次輸送)スラバヤ〜04.05クーパン
20.04.05:1930 輸送軍需品陸揚作業開始
2200 輸送軍需品陸揚作業及び陸軍軍需品並に兵員2033名搭載完了
20.04.06:クーパン〜
〜04.06 0900 P-51 9機来襲、対空戦闘〜
〜04.06 0910 P-51 7機、B-24 1機来襲、対空戦闘、1機撃墜、搭乗員1名を捕虜とす〜
〜04.06 1435 クラパ島北西4,000mにて左舷後方より雷撃を受けるが回避〜
〜04.06 1438 右舷後方より雷撃を受け士官厠、兵員厠の中間に被雷、艦橋より切断、火災発生〜
〜04.06 1445 艦橋より前部沈没〜
〜04.06 1505 左舷90度より雷撃を受けるが魚雷は艦首を通過〜
〜04.06 1530 総員退去
〜04.06 1525 左舷90度より雷撃を受け左舷中部機関室附近に命中
20.04.06:1630 沈没
20.05.25:類別等級削除:内令第472号
20.05.25:除籍:内令第470号
喪失場所:S08.13-E119.14 小スンダ列島クラパ島北西4,000m
喪失原因:米潜水艦Besugo(SS-321)の雷撃
同型艇
第七號、第八號、第九號、第十號、第十一號。
兵装
(計画時)
四十五口径三年式十二糎砲3門、二十五粍二聯装機銃1基、
十四年式拳銃6丁、三八式歩兵銃22挺、
九四式投射機1基、爆雷装填台三型1基、爆雷水圧投下台2基、爆雷投下台二型4基、九一式爆雷16個、
対艦式大掃海具6組。
(19.04現在)
+十二粍機銃、七粍七機銃、九五式爆雷改二12個。
(19.05)
+九三式水中聴音機二型甲小艦艇用1基、仮称電波探知機1基、二式爆雷。
(19.07.16)
+九六式二十五粍二聯装機銃1基。
(19.08)
-小掃海具一型2組、水中処分具一型2組、単艦式大掃海具2組、対艦式大掃海具淺海用1組、
+三八式小銃17挺、十四年式拳銃1丁。
(19.10.05)
+九六式二十五粍二聯装機銃1基、-三米測距儀1基。
(19.10.29)
-九五式二十五粍二聯装機銃1基、
+九六式二十五粍二聯装機銃1基、二式爆雷改二。
写真資料
"新聞通信調査会デジタルアーカイブ"、レコードNo. F01_1939_0219(0)09656
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