第八號驅潜艇の艇歴
年 月 日:艇歴
13.01.10:起工、仮称艦名:第63號艦
13.05.28:命名:達第88号:第八號驅潜艇
13.05.28:類別等級制定:内令第418号:種別:特務艇、類別:驅潜艇、艇型:第一號型
13.06.13:信号符字點付:達第92号:JRLD
13.08.17:艤装員事務所を株式會社玉造船所内に設置し事務を開始
13.08.09:進水
13.08.15:艤装員長:海軍少佐 北野 亘
13.11.15:艤装員長:海軍大尉 蓼沼 三郎
13.11.30:竣工、艤装員事務所を撤去
13.11.30:本籍:内令第 号:大湊要港部
13.11.30:特務艇長:海軍大尉 蓼沼 三郎
13.12.15:本籍:内令第1148号:大湊要港部、大湊防備隊所属
14.05.01:本籍:内令第358号:大湊要港部
14.05.01:所属:内令第359号:大湊防備隊
15.04.01:本籍:内令第199号:大湊要港部、大湊防備隊所属
15.05.13:大湊〜陸奥海湾にて諸訓練〜05.14大湊
15.05.29:大湊〜千歳航空隊教練発射〜05.29大湊
15.05.31:大湊〜千歳航空隊教練発射〜05.31大湊
15.06.04:大湊〜陸奥海湾にて諸訓練〜06.11大湊
15.07.24:大湊〜陸奥海湾にて戦闘運転、教練発射〜07.24大湊
15.07.28:大湊〜陸奥海湾にて軍事講和〜07.28大湊
15.07.31:大湊〜陸奥海湾にて軍事講和〜07.31大湊
15.08.19:大湊〜陸奥海湾、津軽海峡にて海陸軍聯合演習〜08.26大湊
15.09.06:大湊〜陸奥海湾にて「呂號第五十九號潜水艦」教練射撃聴音目標艇〜09.06大湊
15.09.30:大湊〜特別大演習、第二特別演習〜大湊
15.10.31:大湊〜陸奥海湾にて運動力検測、試運転〜10.31大湊
15.11.01:本籍:内令第776号:呉鎮守府、佐伯防備隊所属
15.11.07:---- 佐伯入港の際、浮標に触れ左舷推進器翼三枚に変形を生じる
15.11.08:1500 佐伯にて大湊防備隊から佐伯防備隊に引渡し
15.11.15:類別等級削除:内令第821号
15.11.15:除籍:内令第822号
15.11.15:類別等級制定:内令第820号:種別:驅潜艇、類別:驅潜艇、艇型:第一號型
15.11.15:本籍:内令第829号:呉鎮守府
15.11.15:驅潜隊編制:内令第836号:第十一驅潜隊
15.11.15:戦時編制:聯合艦隊第二艦隊第一根據地隊第十一驅潜隊
15.11.15:驅潜艇長:海軍大尉 濱崎 長太郎
16.04.10:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第一根據地隊第十一驅潜隊
16.09.10:驅潜艇長:海軍大尉 島田 喜與三
16.10.01:戦時編制:聯合艦隊南遣艦隊第九根據地隊第十一驅潜隊
16.11.--:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第1号(第一兵力部署(甲)):護衛部隊
16.12.--:艦隊区分:部隊番号:5、隊番号:2
16.12.01:信号符字改正:達第369号:JZHP
16.12.02:三亞〜出動、航行及び泊地進入訓練〜12.03三亞
16.12.03:第一護衛隊信令作第1号:
輸送船隊三亞出撃時の兵力部署及び各部隊の行動概要中左の通改む
1.敵潜掃蕩隊の兵力:第十九驅逐隊、第十一驅潜隊(第九號驅潜艇欠)
行動:機密第一護衛隊命令作第1号に依り輸送船隊航路上を掃蕩せば概ね16節にて
プロコンドル島に先行、日榮丸(野島丸)より燃料満載の上x−2日午後第一護衛隊に合同す
16.12.04:(あ号E作戦第一次上陸部隊護衛)三亞〜
〜12.04 0800 「第七號驅潜艇」が機関不良の為、三亞に引返す〜
〜12.04 0900頃 潤滑油管故障、巡洋艦「川内」工作科にて修理〜
〜12.05 0200 驅逐艦「浦波」が諾汽船"Salldor"を臨検〜
〜12.05 1500 「第一號掃海艇」「第五號掃海艇」「第六號掃海艇」が合同〜
〜12.06 0700 「第二號掃海艇」「第三號掃海艇」「第四號掃海艇」「第九號驅潜艇」
陸軍徴傭船「淺香山丸」、同「關西丸」が合同〜
〜12.06 1930 第十九驅逐隊(磯波、浦波、綾波、敷波)が合同〜
〜12.07 1030 G点着、各隊毎に上陸点に分進〜
〜12.08シンゴラ
16.12.09:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第1号(第一兵力部署(乙)):根據地部隊
16.12.12:シンゴラ〜プロコンドル〜12.15シンゴラ
16.12.15:第一護衛隊電令作第22号:
第一護衛隊は泊地着後に左に依りシンゴラ、パタニ、コタバル附近距岸約60浬迄の敵潜を掃蕩せよ
6.掃海艇、驅潜艇 泊地外周10粁附近迄
16.12.15:シンゴラ〜12.15コタバル
16.12.17:第一護衛隊電令作第25号:
2.第十九驅逐隊司令は19日日没時以後、占守、第十九驅逐隊の三艦、掃海艇及び驅潜艇を率い
馬來部隊電令作第50号中第二項に依り行動すべし
16.12.19:1330 コタバル冲にて敵潜探知爆雷攻撃3個
16.12.19:第三水雷戦信令作第24号:
当地の陸揚は20日を以て打切る予定に付輸送船の当地引揚を見届け第十九驅逐隊はカムラン湾に
驅潜艇はシンゴラに回航すべし
シンゴラ方面の警戒は21日以後根據地隊に委任し占守等を20日夜半発カムラン湾に回航せしむべし
16.12.21:コタバル〜12.22シンゴラ
17.01.03:戦時編制:聯合艦隊第一南遣艦隊第九根據地隊第十一驅潜隊
17.01.10:シンゴラ〜01.12プロコンドル
17.01.11:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第15号(S作戦):馬來部隊護衛隊
17.01.20:軍隊区分:馬來部隊信電令作第8号(S作戦中止):根拠地部隊
17.01.21:軍隊区分:機密馬來部隊第一護衛隊命令作第2号:掃海支援隊
17.01.23:プロコンドル〜01.26エンドウ01.28〜01.29アナンバス
17.01.31:アナンバス〜アナンバス
17.02.10:戦時編制:聯合艦隊第一南遣艦隊第十特別根據地隊第十一驅潜隊
17.02.--:軍隊区分:馬來部隊第一護衛隊
17.02.12:アナンバス〜
〜02.12 1200(N04.45-E107.10)あ号L作戦先遣隊船団に合同〜
〜02.12 1720(N04.00-E106.56)巡洋艦「由良」が合同〜
〜02.12 2000 巡洋艦「川内」、同「由良」が分離〜
〜02.14 1020(S00.15-E105.10)巡洋艦「川内」及び驅逐艦「初雪」、同「白雪」が合同〜
〜02.14 1115 サマ島南東10'附近海面にて「第五號掃海艇」が浮流機雷1個処分〜
〜02.15ムントク
17.02.15:陸軍舟艇機動部隊をムーシ河口及びサレ河口まで嚮導
0545 サレ河口着、嚮導を止め哨区に就く
17.02.16:2000 第一護衛隊電令作第2号:HIJK区哨戒配備に就く
17.02.17:0830 ケリアン灯台の西方にて英監視艇2隻を捕獲、ムントクに回航
17.02.18:2000 第一護衛隊指揮下を離れる
17.03.05:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第18号:馬來部隊第一護衛隊
17.03.05:軍隊区分:機密馬來部隊第一護衛隊命令作第4号:直接護衛隊
17.03.06:セレター軍港〜03.06ケッペル西港
17.03.08:(あ号T作戦輸送船団護衛)ケッペル西港〜
〜03.08 1712 特設運送船「廣隆丸」、同「木曾川丸」が船団に加入〜
〜03.09 0300 驅逐艦「綾波」、第一掃海隊、「第五號掃海艇」が合同〜
〜03.09 1830 驅逐艦「朝霧」が合同〜
〜03.09 2000 特設運送船「廣隆丸」、同「木曽川丸」が船団から分離し彼南に向かう〜
〜03.11 1130 巡洋艦「由良」が合同〜
〜03.11 2300 輸送船団と分離〜
〜03.11サバン及びクタラジャ附近
17.03.12:1030 バロハン湾にて交通艇"Hercules"を拿捕
17.03.12:第三水雷戦隊機密第146番電:
屏東丸はサバン湾に回航揚陸作業をなせ
第八號驅潜艇は屏東丸転錨後サバン湾口の警戒に任ぜよ
17.03.12:1730 サバン湾口にて揚陸作業中の特設運送船「屏東丸」警戒
17.03.12:第一護衛隊電令作第8号:
1.陸軍輸送船は明13日1400頃揚陸終了の予定
2.香椎、第一掃海隊及び第十一驅潜隊は右輸送船をDiamond Point東方海面迄、適宜護衛したる後
香椎は昭南島に其の他は彼南に回航すべし
17.03.13:(輸送船護衛)クタラジャ沖〜
〜03.13 2200 護衛を止め、「第一号掃海艇」を護衛し引返す〜
〜03.14 0400 サバン
17.03.14:サバン〜03.15彼南
17.03.17:軍隊区分:馬來部隊信電令作第36号:彼南根據地部隊
17.04.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第一南遣艦隊第十特別根據地隊第十一驅潜隊
17.07.上:交換船「浅間丸」、同「Conte Verde」泊地附近の警戒
17.08.--:ミリ方面油槽船泊地附近の警戒(08.07まで)
17.08.08:ミリ〜
〜08.10 「マ」三地点より陸軍徴傭船「那古丸」、同「鬼怒川丸」、「千早丸」の護衛を
「第十二號掃海艇」より引き継ぐ〜
〜08.11昭南
17.08.15:軍隊区分:彼南根據地部隊
17.08.中:アナンバス西方に出現せる敵潜掃蕩
17.08.下:昭南東口附近の敵潜掃蕩
17.09.01:セレターにて機関修理
17.09.16:軍隊区分:彼南根據地部隊
17.09.16:セレター〜09.18彼南
17.09.18:彼南〜潜水艦講習作業〜09.25彼南
17.09.27:彼南〜10.01パダン10.07〜10.13セレター
17.10.15:セレター〜10.17彼南
17.10.26:彼南〜11.01彼南
17.11.06:彼南〜対潜掃蕩〜
〜11.07 2320 敵潜探知、爆雷攻撃〜
〜11.11彼南
17.11.17:彼南〜
〜11.18 0720 被雷した陸軍徴傭船「ころんびあ丸」を彼南に護送〜
〜11.19 1100 R船団を引継ぎ反転〜
〜11.21 1330 一尋礁着、以後対潜掃蕩〜
〜11.24彼南
17.11.20:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第一南遣艦隊第九特別根據地隊第十一驅潜隊
17.11.28:彼南〜11.30昭南
17.11.30:入渠
17.12.09:昭南〜12.10彼南
17.12.11:彼南〜12.12サバン12.12〜12.13彼南
17.12.15:彼南〜12.17シボルガ12.18〜12.19パダン12.20〜12.21エンガノ湾
17.12.21:掃蕩調査
17.12.21:エンガノ湾〜12.23シ?タピニ角
17.12.23:掃蕩調査
17.12.23:シ?タピニ角〜12.25サバン12.27〜12.28彼南
18.01.12:彼南〜護衛任務〜01.18彼南
18.02.07:彼南〜船団護衛〜02.12彼南
18.02.13:彼南〜船団護衛〜02.13ポートセッテンハム
18.02.14:ポートセンテンハム〜02.14ベラワン02.16〜02.16彼南
18.02.18:彼南〜02.19マラッカ
18.02.19:機密第九特別根據地隊命令第8号による一類教練作業(02.23まで)
18.02.24:マラッカ〜
〜02.24 特設掃海母艦「永興丸」護衛〜
〜02.26サバン
18.02.26:機密第九特別根據地隊命令第11号によるサバン防衛演習に参加(03.03まで)
18.02.--:サバン〜湾口哨戒〜03.01サバン
18.03.03:サバン〜護衛任務〜03.04メダン
18.03.06:メダン〜護衛任務〜03.07彼南
18.03.13:彼南〜03.15ブレア
18.03.15:対潜掃蕩(03.21まで)
18.03.22:ブレア〜03.24彼南
18.03.28:彼南〜03.28ベラワン〜04.10彼南
18.04.12:彼南〜彼南
18.05.01:彼南〜05.02彼南
18.05.15:驅潜艇長:海軍豫備大尉 龜井 リ治
18.05.25:彼南〜第二次船団強行護衛〜05.30メルギー
18.05.30:港湾施設調査
18.06.03:リーフ島〜
〜06.04 0800 R船団強行護衛〜
〜06.08彼南
18.06.10:彼南〜
〜06.11 1030 特設潜水母艦「日枝丸」「伊號第十潜水艦」と会合、護衛〜
〜06.12彼南
18.06.17:彼南〜06.18サバン06.19〜06.20彼南
18.06.27:彼南〜対潜掃蕩〜07.01彼南
18.07.01:驅潜艇長:海軍大尉 龜井 リ治
18.07.11:彼南〜07.13彼南
18.07.13:彼南〜07.14サバン
18.07.15:サバン〜「さつき號」護衛任務〜07.16彼南
18.07.24:彼南〜07.26昭南
18.07.26:ケッペルにて入渠
18.08.04:昭南〜試運転〜08.04昭南(ケッペル)
18.08.05:(A船団護衛)昭南〜08.08ベラワン08.08〜08.09クランク水道08.09〜08.10彼南
18.08.10:彼南〜
〜08.11 0800 哨区着、対潜掃蕩〜
〜08.11 1500 哨区発、船団護衛〜
〜08.15 1810 蘭貢河口着発〜
〜08.18彼南
18.08.20:軍隊区分:スマトラ根據地部隊
18.08.21:彼南〜対潜掃蕩〜08.27彼南
18.08.29:彼南〜船団護衛〜
〜11.10彼南
18.11.10:指揮下
18.11.14:指揮を離れる
〜護衛〜12.02彼南
18.12.02:機関修理
18.12.13:彼南〜対潜掃蕩〜12.17彼南
18.12.16:軍隊区分:スマトラ根據地部隊
18.12.18:彼南〜12.19サバン
18.12.20:(「~威」護衛)サバン〜12.22パダン
18.12.23:パダン〜12.24メラク
18.12.24:メラク〜陸軍船2隻護衛〜12.27パダン
18.12.29:(「~威」護衛)パダン〜12.31スンダ海峡
18.12.31:スンダ海峡〜12.31ジャカルタ
19.01.02:ジャカルタ〜昭南
19.01.04:昭南〜特設砲艦「永jロ」外6隻護衛〜01.05昭南
19.01.10:昭南〜01.13サバン
19.01.16:サバン〜01.17カーニコバル01.17〜01.18サバン
19.01.20:サバン〜01.21彼南
19.01.23:彼南〜01.25彼南
19.01.26:彼南〜01.28サバン
19.01.30:サバン〜02.05彼南
19.02.10:彼南〜
〜02.10 2225(N05.26-E099.56)敵浮上潜水艦を発見、攻撃〜
〜02.12 2125 ムカ岬の311度27浬にて「長江丸」被雷〜
〜02.12 2130 「長江丸」沈没〜
〜02.12 2145 敵浮上潜水艦を発見、銃撃、爆雷攻撃〜
〜02.13彼南
19.02.13:彼南〜
〜02.16 敵潜攻撃〜
〜02.17 ジャラク島の343度31.4浬にて敵潜攻撃〜
〜02.17彼南
19.02.22:彼南〜02.24昭南
19.02.24:昭南〜02.25クラン水道02.25〜02.25昭南
19.02.26:昭南〜02.27バンカ海峡02.27〜02.28昭南
19.03.--:船体機関兵器修理
19.04.--:入渠作業
19.04.05:昭南〜04.05昭南(ケッペル)
19.04.07:昭南〜M一作戦〜04.11彼南
19.04.11:彼南〜M一作戦〜04.16彼南
19.04.29:彼南〜対潜掃蕩〜04.20サバン
19.04.20:サバン〜対潜掃蕩〜04.23サバン
19.04.23:サバン〜04.24彼南
19.04.27:彼南〜04.28ランサ
19.04.28:兵要資料調査
19.04.29:ランサ〜04.29ロスマウエ
19.04.29:ロスマウエ〜対潜掃蕩〜04.30サバン
19.04.30:サバン〜04.30コタラジャ05.02〜05.05パダン
19.05.06:パダン〜05.07シカカップ05.10〜05.11パダン
19.05.11:パダン〜05.13ジャカルタ05.14〜05.17パダン
19.05.18:パダン〜05.21ジャカルタ05.22〜05.24パダン
19.05.27:パダン〜05.27ジャカルタ05.30〜06.01昭南
19.06.14:(「永興丸」護衛)昭南〜06.16彼南
19.06.18:(「永興丸」「利水丸」護衛)彼南〜
〜06.19 2034(N05.59-E099.10)特設掃海母艦「永興丸」被雷沈没〜
〜06.22 1901 爆雷攻撃2回9個〜
〜彼南
19.06.20:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第一南遣艦隊第十五特別根據地隊第十一驅潜隊
19.06.27:(「利水丸」護衛)彼南〜ポートブレア〜
〜07.09 サバンに避退、「第九號驅潜艇」はオレレ沖敵潜攻撃に向かう〜
〜07.09 1545 サバン島南方2浬にて遭難船「ララン丸」に会合、現場付近索敵〜
〜07.09 日没 サバン島スマトラ間並にサバン島東方20浬の海面を掃蕩〜
〜昭南
19.08.19:西方部隊電令作第134号:利水丸(第八號驅潜艇、第三十四號掃海艇護衛)は昭南港発
サバンに回航、空ドラム其の他を搭載の上、昭南港に帰投
19.08.--:(「利水丸」護衛)昭南〜
〜08.25 1245 「第三十四號掃海艇」と合同〜
〜08.25 1845(N02.58-E100.18)にて「第三十四號掃海艇」が爆雷投射〜
〜08.28サバン
19.08.29:サバン〜
〜08.31 2030 一尋礁付近にて護衛を止め彼南に向う〜
〜09.01彼南
19.09.--:軍隊区分:彼南地区防備部隊掃蕩隊
19.09.10:彼南根據地部隊信電令作第6号:
第八號驅潜艇は準備出来次第出撃、雁、第九號驅潜艇制圧中の敵潜を撃滅すべし
本掃蕩隊の指揮官を第十一驅潜隊司令とす
19.09.10:彼南〜09.10彼南
19.09.11:彼南〜09.12昭南
19.09.13:西方部隊電令作第151号:
第十一驅潜隊(第八號驅潜艇)及び麗水丸は準備出来次第、昭南発、
9月16日ジャカルタ発予定の陸軍船順陽丸のパダン、バンカ海峡間の護衛に任ずべし
19.09.13:昭南〜09.15ジャカルタ
19.09.16:(「順陽丸」護衛)ジャカルタ〜09.21パダン
19.09.22:パダン〜09.26昭南
19.09.27:昭南〜09.28彼南
19.10.--:軍隊区分:彼南根據地部隊
19.10.--:軍隊区分:彼南島防備部隊掃蕩隊
19.10.--:艦隊区分:第十一驅潜隊(1)
19.10.01:彼南〜M四作戦〜10.05昭南
19.10.04:西方部隊電令作第161号:M四作戦終結
19.10.19:西方部隊電令作第168号:
第十一驅潜隊(第七號驅潜艇、第八號驅潜艇)聯合艦隊電令作第474号に依る任務に従事すべし
19.10.22:(シマ03船団護衛)昭南〜10.26ミリ10.28〜パラロソ島錨地11.01〜11.05マニラ
19.11.07:(マシ03船団護衛)マニラ〜
〜11.08 2330(N14.20-E116.48)「第二日南丸」被雷沈没〜
〜11.09 0105(N14.30-E116.53)「しもつ丸」被雷沈没、対潜掃蕩〜
〜11.10マニラ
19.11.13:マニラ〜対潜掃蕩〜11.17聖雀
19.11.17:聖雀〜11.17西貢11.17〜11.18聖雀
19.11.19:(サシ34船団護衛)聖雀〜11.22昭南
19.11.22:軍隊区分:第一海上護衛隊指揮官の作戦指揮を解く、南西方面部隊に復帰
19.11.24:昭南〜11.26彼南
19.12.02:彼南根據地部隊信電令作第8号:
第八號驅潜艇、第九號驅潜艇は準備出来次第出撃、ムカ岬316度60浬の敵を撃滅すべし
19.12.02:彼南〜対潜掃蕩〜12.04彼南
19.12.05:彼南根據地部隊信電令第2号:
第八號驅潜艇は速に出撃、ムカ岬230度21浬の敵潜を撃滅すべし
19.12.06:彼南〜対潜掃蕩〜
〜12.08 2255(N05.40-E099.44)爆雷攻撃〜
〜12.10 0708(N05.32-E099.20)敵浮上潜水艦を発見、銃撃:四十粍機銃120、二十五粍機銃342発〜
〜12.10 0735(N05.29-E099.27)敵浮上潜水艦を追撃〜
〜12.10 0743 敵潜潜没〜
〜12.10 0928(N05.35-E099.13)潜望鏡を発見〜
〜12.10 0945 爆雷攻撃14個〜
〜12.11彼南
19.12.10:臨時驅潜艇長:海軍大尉 市橋 勉
19.12.11:彼南根據地部隊電令作第40号:
左に依り敵潜掃蕩作戦を実施す
1.指揮官:第十一驅潜隊司令
2.参加兵力:第八號驅潜艇、第三十四號驅潜艇、第三十五號驅潜艇、協力:一三空、九三六空
3.実施時期:12日1800令なくして開始、終結は特令す
4.掃蕩海域:北緯3度36分以北、6度30分以南マラッカ海峡
5.実施要領:指揮官所定
19.12.12:驅潜艇長:海軍大尉 龜井 晴治
19.12.12:彼南〜対潜掃蕩〜12.20彼南
19.12.23:第十五根據地隊信電令第2号:
第八號驅潜艇は24日ペナン発ポートセッテンハムに回航、初鷹MN作業の警戒に任ずべし
19.12.24:彼南〜敷設艦「初鷹」護衛〜12.27彼南
19.12.29:西方部隊電令作第212号:左に依りマラッカ海峡対潜掃蕩作戦(M五作戦)実施
1.期間:1月7日より約1週間
2.兵力:指揮官:第十五根據地隊司令官、第八號驅潜艇、第四號掃海艇、
特設掃海艇、驅潜特務艇適宜(第十根拠地隊、第十五根據地隊所定)、
九三六水偵(指揮官所定)、一三空中攻(司令所定)
3.掃蕩海域:第十五根據地隊担任海域及びサバン北緯7度96分点を結ぶ線以東海域
20.01.03:彼南根據地部隊電令作第43号:
西方部隊電令作第212号によるM五作戦は左により之を実施す
1.指揮官(兵力):
全般 本職
掃蕩部隊 第十一驅潜隊指令
航空部隊 一三空司令
2.兵力区分及び担任海面
(イ)掃蕩部隊
第一掃蕩隊(第八號驅潜艇、第四十一號驅潜特務艇、第百十三號驅潜特務艇)第二区
第二掃蕩隊(第四號掃海艇、特設掃海艇及び驅潜特務艇(十特根所定)) 第一区
(ロ)航空部隊 (一三空、九三六空、ペナン)全海域
3.掃蕩海域区分(一尋礁を通ずる東西線以北の)
第一区:一尋礁、ベラク島、北緯7度00分東経96度00分及びサバンを連結するスマトラ東方海面
第二区:同以東十五根担任海面
4.実施期日:1月7日1200令なくして開始、終結は特令す
5.実施要領:左の外指揮官所定
(イ)各掃蕩隊は概ね編隊移動索敵を実施し敵を発見(捕捉)せば機宜終結之を撃滅す
(ロ)第八號驅潜艇、第四十一號驅潜特務艇、九三六空(兵力:指揮官所定)は初鷹作業中
之が直接警戒に任ず
(ハ)第百十三號驅潜特務艇は修理完成次第、本作戦に参加するものとす
6.補給:補給基地をペナン、ポートセッテンハム、ベラワンとす
7.通信:現行通
20.01.03:彼南根據地部隊信電令第5号:
第八號驅潜艇は5日便宜出港、ポートセンテンハムに回航、第四十一號驅潜特務艇を率い
初鷹作業の警戒に任ずべし
20.01.05:彼南〜01.06ポートセンテンハム
20.01.07:ポートセッテンハム〜M五作戦〜
〜01.11 0406(N04.15-E100.14)敵潜探知、爆雷攻撃〜
〜01.11 0517 爆雷攻撃〜
〜01.11 1114 爆雷投下3個、計15個〜
〜01.13 0907 威嚇投射〜
〜01.13 1114 潜望鏡発見、探知捕捉〜
〜01.13 1129 爆雷攻撃〜
〜01.13 1225 爆雷攻撃、爆雷残数6個〜
〜01.14彼南
20.01.14:西方部隊電令作第221号:
M五作戦終結
20.01.19:彼南〜対潜掃蕩〜01.20ルムト01.21〜01.21昭南
20.02.01:対空戦闘:四十粍機銃52、二十五粍機銃47発発射
20.02.05:戦時編制:聯合艦隊第十方面艦隊第一南遣艦隊第十五特別根據地隊第十一驅潜隊
20.03.04:沈没
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
22.05.03:驅潜隊編制:復二第328号:驅潜隊編制廃止
22.05.03:除籍:複二第327号
喪失場所:N04.04-E110.35 マラッカ海峡
喪失原因:英潜水艦Trenchant(P.331)及びTerrapin(P.323)の雷撃
同型艇
第四號、第五號、第六號、第七號、第九號、第十號、第十一號、第十二號。
兵装
(計画時)
毘式四十粍二聯装機銃1基、
三八式歩兵銃17挺、十四年式拳銃6丁、
九三式水中聴音機1基、九三式一型探信儀1基、
九四式投射機2基、爆雷装填台三型2基、爆雷投下軌道1基、九五式爆雷36個。
(19.12現在)
毘式四十粍二聯装機銃1基、二十五粍機銃。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.69)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2578-2579)
「日本海軍艦艇写真集 駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館(P.193)
「三十五年史」S28.11 三井造船株式会社
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