西阿丸の船歴

 年 月 日:船歴

13.05.17:起工 14.03.04:進水、命名:西阿丸 14.04.26:竣工
14.05.09:神戸〜西アフリカ
16.08.19:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(給兵船)、佐世保鎮守府所管
16.09.27:株式會社川崎造船所にて艤装工事開始 16.10.28:艤装工事完了 16.--.--:戦時編制:海軍省配属、佐世保鎮守府所属、特設運送船(乙) 16.12.03:クエゼリン〜12.04タロア12.23〜12.24クエゼリン12.27〜01.04東京01.09〜      〜01.10大阪01.10〜01.14徳山01.18〜01.19四日市01.22〜01.23横須賀 17.01.28:横須賀〜02.03トラック02.17〜02.21ウオッチェ02.25〜02.26クエゼリン03.01〜      〜03.01ルオット03.11〜03.12タロア03.17〜03.18イミエジ03.28〜03.28ヤルート03.30〜      〜04.11横須賀 17.04.13:横須賀〜04.13東京04.18〜04.19四日市04.23〜      〜04.30 1517 (N10.15-E157.13)米潜水艦"Greenling"(SS-213)の雷撃を受け左舷中央部に被雷(不発)〜      〜04.30 2100 (N09.50-E156.49)米潜水艦"Greenling"(SS-213)の雷撃を受ける〜      〜05.01 0030 米潜水艦"Greenling"(SS-213)の砲撃を受け右舷側通路に被弾〜      〜05.02トラック 17.05.02:船底被害箇所調査、損傷部分仮修理  17.05.04:トラック〜05.08イミエジ05.15〜05.16タロア05.18〜05.19ルオット05.23〜      〜05.23クエゼリン06.04〜06.04ルオット06.05〜06.07大鳥島06.08〜06.16大阪 17.05.15:官房機密第5990号:訓令:九二式七粍七単装機銃A型1基、三八式小銃5挺供給 17.06.12:官房機密第7246号:訓令:四十口径安又は四一式八糎砲1門装備 17.06.19:大阪〜06.19相生 17.06.--:中間検査及び艤装工事 17.07.13:相生〜07.13徳山07.18〜07.21東京07.24〜08.03タロア08.17〜      〜08.18ルオット08.28〜08.29イミエジ09.13〜09.22四日市09.26〜09.28大阪10.02〜      〜10.03横須賀 17.10.05:横須賀〜10.05東京10.10〜10.18大鳥島10.24〜10.26ルオット10.27〜      〜10.28イミエジ11.04〜11.07大鳥島11.11〜11.19佐世保 17.11.12:機密第121810番電:       次期設営隊の進出に関し左の通準備中      1.第十七設営隊別動使用に適せしむる爲二箇班に区分       (イ)第一班(隊長以下工員資材等乙一隊分なるも警戒兵約半数)          惠昭丸、西阿丸(大發四搭載)にて11月25日佐世保発ラバウルへ        (ロ)第二班(技術将校を班長とし隊長なき外第一班同條の編制装備)          南海丸香久丸(大發各二搭載)にて12月5日佐世保発ラバウルへ      2.第十二設営隊          昌平丸松安丸(大發四隻搭載)にて12月10日頃東京発クエゼリンへ      3.(以下省略) 17.11.--:第十七設営隊乗船 17.11.25:佐世保〜12.06ラバウル 17.12.19:特設運送船南海丸」から積荷を移載(12.21まで) 18.01.04:ラバウル〜01.05ショートランド01.08〜01.08コロンバンガラ01.09〜01.09ショートランド01.09〜      〜01.11ラバウル 18.01.15:ラバウル〜01.16ショートランド01.17〜01.18ラバウル 18.01.24:ラバウル〜01.25ショートランド01.26〜01.26コロンバンガラ01.27〜01.28ラバウル 18.02.14:空襲により直撃弾3発(うち2発不発)を受ける 18.02.17:ラバウル〜02.20トラック02.22〜03.06神戸 18.03.--:修理及び検査 18.04.01:神戸〜04.02徳山04.05〜04.09東京 18.04.14:東京〜04.21トラック 18.04.28:トラック〜05.03クエゼリン 18.05.06:クエゼリン〜05.07イミエジ05.13〜05.14ミレ05.18〜05.19ウオッチェ05.24〜      〜05.25ルオット05.30〜05.30クエゼリン 18.06.05:クエゼリン〜06.08トラック06.25〜07.04横須賀 18.07.08:横須賀〜07.08横浜07.14〜横須賀沖 18.07.15:(第7715甲船団)横須賀沖〜07.17部崎07.20〜07.20六連 18.07.19:六連集合地管理官機密第191618番電:      1.ヒ三船団6隻(内一隻佐世保より合同)        護衛艦 刈萱2000発、原速力一四節      2.陸 南海丸JKME便乗者900名、軍需品5500立方米(昭南)、陸 御室山丸JGRL空船(パレンバレン)、        陸 西阿丸JGCM五〇三工作機械5000立方米(昭南)、日南丸JFPR空船(昭南)、        陸 阿波丸JRNR軍隊2149名、軍需品6415瓲(昭南)、        陸 淺間丸JFXC便乗者2600名軍需品5000瓲佐世保より昭南以上高雄に寄港す      3.壱岐島東水道、相崎瀬戸          北緯30度00分東経129度00分          北緯27度00分東経127度00分          北緯26度07分東経123度06分          我鸞鼻灯台の130度5.5浬250度11浬      4.22日北緯31度00分東経129度00分        23日北緯26度56分東経126度43分        24日北緯24度17分東経122度10分      5.25日0500高雄着        淺間丸は22日0800黄島の90度5浬にて合同の予定 18.07.21:(ヒ03船団)六連〜      〜07.22 0900 南海丸機密第220900番電(航路変更)〜      〜07.23 0031(N30.54-E125.15)米潜水艦"Sawfish"(SS-276)の雷撃を受け船尾に被雷、航行不能〜      〜07.23 0900 陸軍徴傭船日南丸」に曳航される〜      〜07.24 0600(N35.00-E127.35)曳航状態良好、実速力六節〜      〜07.25寺島水道南口07.25〜07.25佐世保 18.08.01:搭載軍需品を一般徴傭船「興新丸」に転載 18.09.07:佐世保海軍工廠第五船渠に入渠修理工事調査 18.10.19:佐世保〜曳船4隻が曳航〜10.19長崎 18.10.31:三菱重工業株式會社長崎造船所第三船渠にて入渠 19.02.26:長崎〜試運転〜02.26長崎  19.02.27:長崎〜02.27三池02.29〜02.29有川湾03.01〜03.02尼崎03.05〜03.05神戸 19.03.08:三菱重工業株式會社神戸造船所にて修理工事(03.12まで) 19.03.12:神戸〜03.13呉 19.03.29:呉〜03.29部崎03.30〜03.30門司03.31〜03.31部崎04.01〜      〜04.01六連04.03〜04.07左営04.07〜04.08車城04.08〜04.12カムラン湾04.13〜      〜04.16昭南04.19〜04.19アンヒトリン湾04.20〜04.21バンカ海峡北口鉱地04.22〜      〜04.24スラバヤ04.26〜04.28ダジャンダジャン島泊地04.28〜04.29チョロ水道西口泊地04.30〜      〜04.30スターリン湾05.01〜      〜05.02アンボン05.17〜05.18リトルサル泊地05.19〜05.19ケンダリー05.22〜      〜05.23チョロ水道西口泊地05.23〜      〜05.23ボニー湾西環礁泊地05.24〜05.24マカッサル05.29〜05.31スラバヤ 19.06.10:スラバヤ〜      〜06.11 2030 ラウト島南端に仮泊〜      〜06.12 0000 仮泊地発〜      〜06.12 1920 ダジャンダジャン仮泊〜      〜06.12 2100 特設驅潜艇第一昭南丸」が船団に合同〜      〜06.13 0000 仮泊地発〜      〜06.13 1845 チョロ水道デンガ泊地仮泊〜      〜06.14 0010 「第十二號掃海艇」が横付け、重油37t、清水供給      〜06.14 0910 仮泊地発、特設驅潜艇「第一昭南丸」は船団と分離〜      〜06.14 1800 ウオウオニ海峡仮泊〜   〜06.15 0500 仮泊地発〜      〜06.15 1650 「第二十二號掃海艇」が合同〜      〜06.15 1730 リットルサル仮泊〜      〜06.16 0900 仮泊地発〜      〜06.16 1730 サナナ島北端仮泊〜      〜06.17 0230 仮泊地発〜      〜06.17 1630 ブル島ナムレア仮泊〜      〜06.18 0600 仮泊地発〜      〜06.18 1112 護衛艦2隻が合同し護衛に協力〜      〜06.18 1300 解列、船団護衛終了〜   〜06.18アンボン 19.06.30:アンボン〜      〜06.30 1850 ナムレア仮泊〜      〜07.01 0500 仮泊地発〜      〜07.01 0840 敵四発機1機来襲〜      〜07.01 1900 ベスビアス仮泊〜      〜07.02 0700 仮泊地発〜      〜07.02 1800 グレートサル仮泊〜      〜07.03 0320 仮泊地発〜      〜07.03 2000 チョロ水道ラエア湾仮泊、「第十二號掃海艇」に重油30t供給〜      〜07.04 0600 仮泊地発〜      〜07.04 0925 サラヤル水道に敵潜水艦出現の報に依り反転〜      〜07.04 1000 チョロ水道西口パチュベ仮泊〜      〜07.05 1900 仮泊地発、船団合同まで特設驅潜艇第二昭南丸」と共にボニ湾にて敵潜掃蕩〜      〜07.06 0545 船団に合同〜      〜07.06 2100 ダジャンダジャン仮泊、特設驅潜艇「第二昭南丸」は分離〜      〜07.07 0650 仮泊地発〜      〜07.07 1655 「第十二號掃海艇」が敵潜攻撃の為船団と分離〜      〜07.08 0430 「第十二號掃海艇」が船団に合同〜      〜07.09スラバヤ 19.07.24:スラバヤ〜      〜07.25 2120 ラウト島南端仮泊〜      〜07.25 2350 仮泊地発〜      〜07.26 2000 ダジャンダジャン仮泊〜      〜07.27 0000 仮泊地発〜      〜07.27 1820 リンゴラ湾(チョロ水道西口)仮泊〜      〜07.28 0530 仮泊地発〜      〜07.28 1230 ブトン水道にて「第十二號掃海艇」が横付け重油44t、清水5t供給〜      〜07.28 1710 「第五十三號驅潜艇」が合同〜      〜07.28 1800 ウオウオニ泊地仮泊〜      〜07.29 0400 仮泊地発〜      〜07.29 1800 グレートサル仮泊〜      〜07.30 0830 仮泊地発〜      〜07.30 1025 リットルサルに引返す〜      〜07.30 1340 リットルサル仮泊、「第十二號掃海艇」に重油13t補給〜      〜07.31 0800 仮泊地発〜      〜07.31 1830 タブル島タボロ仮泊 19.08.01:0102 敵四発爆撃機1機来襲、投弾      0110 被弾、火災発生      1315 誘爆沈没
19.08.01:沈没 19.11.10:除籍:内令第1258号 19.11.10:解傭
喪失場所:S01.48-E125.29* タブル湾(チャパルル海峡北口東方20km付近) 喪失原因:米海軍PBYによる空爆、右舷短艇甲板中央及び左舷船橋前部に被弾

同型船

 東亞丸南阿丸尾上丸興津丸

兵装

 四十口径八糎砲1門、九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺。

写真資料

 「海軍雑誌 海と空」 昭和14年07月号 海と空社
 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.17)
 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年4月号、昭和14年5月号
 雑誌「世界の艦船」海人社 1999年1月号「思い出の日本貨物船その29」
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1990年3月号「日本商船隊の懐古 No. 128」山田早苗
 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第六巻(P.136)
 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.136)
 「播磨造船所50年史」 S35.11 株式会社播磨造船所(P.129)
 「商船三井船隊史」 H21.04 野間恒(P.145)
 「商船三井 船舶史 1884-2010」 H22.12 木津重俊
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.72)
 "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.119)

備考

本船喪失位置は"The Official Chronology of the U.S. Navy in WW II"ではN04.46-E125.32
「戦時船舶史」ではS01.48-E125.29
ですがタブル島(Pulau Tabulu)(S01.77-E125.53くらい)から、かなり離れた洋上になり両方とも誤りと思われます。


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