第三十號海防艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.02.15:起工、仮称艦名:第2715號艦
19.05.10:命名:達第153号:「第三十號海防艦」
19.05.10:類別等級制定:内令第661号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第二號型
19.05.10:本籍仮定:内令第663号ノ2:佐世保鎮守府
19.05.10:進水
19.06.10:艤装員長:海軍少佐 高松 彌四郎
19.06.12:艤装員事務所を飽ノ浦町長崎監督官事務所内に設置し事務を開始
19.06.25:艤装員事務所を撤去
19.06.26:竣工
19.06.26:本籍:内令第790号:佐世保鎮守府、役務:警備海防艦
19.06.26:海防艦長:海軍少佐 高松 彌四郎
19.06.26:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
19.07.25:戦時編制:佐世保鎮守府部隊第四海上護衛隊
19.07.25:軍隊区分:第四海上護衛部隊海上護衛部隊
19.08.--:軍隊区分:第四海上護衛部隊護衛本隊
19.08.05:(「常盤」護衛)佐世保〜08.07瀬相08.09〜08.10佐世保
19.08.14:(「新興丸」護衛)佐世保〜08.15鹿児島
19.08.17:(カタ717船団護衛)鹿児島〜08.19那覇08.21〜08.23基隆
19.08.27:(タカ708船団護衛)基隆〜09.03鹿児島
19.09.07:(カタ719船団護衛)鹿児島〜09.09那覇09.12〜09.15基隆
19.09.19:(タカ909船団護衛)基隆〜
〜09.19 0825(N24.54-E122.23)「第二東勢丸」被雷沈没、対潜掃蕩〜
〜09.19 ----(N24.50-E122.18)爆雷攻撃22個〜
〜09.19 1115 爆雷攻撃17個〜
〜09.19 1230 爆雷攻撃19個〜
〜09.20 0600 タカ九〇九船団護衛〜
〜09.27鹿児島
19.10.10:(カタ916船団護衛)鹿児島〜10.13佐世保
19.10.16:(タカ410船団護衛)佐世保〜10.19鹿児島
19.10.21:(カタ916船団護衛)鹿児島〜
〜10.22 0726(N29.18-E129.44)運送艦「室戸」、特設砲艦「富津丸」が被雷〜
〜10.22 0748 運送艦「室戸」沈没、船団は笠利湾に避退〜
〜10.22 0840 「第十五號掃海艇」、特設掃海艇「第十六昭南丸」と連合投射〜
〜10.22 1600 掃蕩を打切り「第十五號掃海艇」と陸軍徴傭船「東萊丸」を護衛、笠利湾に向かう〜
〜10.22笠利湾
19.10.24:(カタ916船団護衛)笠利湾〜10.25那覇
19.10.26:那覇〜哨戒〜10.28佐世保
19.11.10:佐世保〜
〜11.10 1555 古志岐島の353度17浬にて敵潜探知、爆雷攻撃16個〜
〜11.10 1712 爆雷攻撃17個〜
〜11.11 1415 特設運送船「辰和丸」護衛〜
〜11.12鹿児島
19.11.15:(カタ416船団護衛)鹿児島〜11.17那覇
19.11.20:(カタ416船団護衛)那覇〜11.23基隆
19.11.26:(タカ608船団護衛)基隆〜11.29那覇11.30〜12.03鹿児島
19.12.09:(カタ608船団護衛)鹿児島〜12.11那覇12.14〜12.15石垣12.21〜12.22基隆
19.12.24:(タカ406船団護衛)基隆〜12.26那覇
19.12.28:(カタ506船団護衛)那覇〜12.30基隆
20.02.08:佐防機密第080833番電:
1.第三十號海防艦(損傷艦)、第三拓南丸、8日2330山川沖、9日0430坊ノ岬、1730牛深仮泊
10日0600同地発、1330野母埼、1900寺島水道仮泊、速力五、四節
2.第八十九號、第二百七號驅潜特務艇は速に合同、寺島水道迄直接護衛に任ずべし
20.03.--:軍隊区分:沖縄方面部隊海上護衛部隊護衛本隊
20.03.--:釜山
20.03.15:軍隊区分:南西諸島護衛部隊護衛本隊
20.04.14:釜山〜04.14鎮海
20.04.19:鎮海〜04.19佐世保
20.05.10:戦時編制:大阪警備府部隊
20.06.22:周参見沖にて対潜掃蕩
20.06.30:海防艦長:海軍少佐 楠見 直俊
20.07.28:沈没
20.07.28:海防艦長:海軍中佐 楠見 直俊(戦死)
20.09.15:除籍:(機密第091742番電にて予定)
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
喪失場所:N.-E. 由良沖
喪失原因:英第37機動部隊艦載機による空爆
同型艦
第二號、第四號、第六號、第八號、第十號、第十二號、第十四號、第十六號、第十八號、
第二十號、第二十二號、第二十四號、第二十六號、第二十八號、第三十二號、第三十四號、
第三十六號、第三十八號、第四十號、第四十二號、第四十四號、第四十六號、第四十八號、
第五十號、第五十二號、第五十四號、第五十六號、第五十八號、第六十號、第六十二號、
第六十四號、第六十六號、第六十八號、第七十號、第七十二號、第七十四號、第七十六號、
第七十八號、第八十號、第八十二號、第八十四號、第百二號、第百四號、第百六號、
第百十二號、第百十六號、第百十八號、第2761號艦、第百二十四號、第百二十六號、
第百三十號、第百三十二號、第百三十四號、第百三十八號、第百四十二號、第百四十四號、
第百五十號、第百五十四號、第百五十六號、第百五十八號、第百六十號、第百八十六號、
第百九十號、第百九十二號、第百九十四號、第百九十六號、第百九十八號、第二百號、
第二百二號、第二百四號。
兵装
(計画時)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
二号電波探知機二型改二1基、
仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。
(19.10.21現在)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、同単装機銃2基、三式八糎迫撃砲1門、
須式七十五糎探照燈1基、
二号電波探知機二型1基。
写真資料
あり。
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