第五十二號海防艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.05.15:起工、仮称艦名:第2726號艦
19.08.07:命名:達第265号:「第五十二號海防艦」
19.08.07:類別等級制定:内令第931号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第二號型
19.08.07:本籍仮定:内令第933号:佐世保鎮守府
19.08.07:進水
19.09.01:艤装員長:海軍少佐 池田 虎雄
19.09.25:竣工、艤装員事務所を撤去
19.09.25:本籍:内令第1113号:佐世保鎮守府、役務:警備海防艦
19.09.25:海防艦長:海軍少佐 池田 虎雄
19.09.25:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
〜11.01門司
19.11.01:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊
19.11.01:艦船番号:(92)
19.11.03:(ミ25船団護衛)門司〜11.16聖雀
19.11.21:聖雀〜11.21聖雀
19.11.22:(ミ25船団護衛)聖雀〜11.26ミリ
19.11.26:ミリ〜特設運送船「雄鳳丸」救難〜11.27ミリ
19.11.29:(ミ26船団護衛)ミリ〜
19.12.10:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊
19.12.--:(タモ32船団護衛)〜01.01門司
20.01.02:門司〜01.03佐世保
20.01.03:佐世保海軍工廠にて船体兵器機関の修理整備(01.09まで)
20.01.05:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第二十二海防隊
20.01.05:艦隊区分:隊番号:20、艦船番号:(28)
20.01.05:海防隊編制:内令第9号:第二十二海防隊
20.01.10:(モタ31船団護衛)佐世保〜01.10唐津湾01.11〜01.11佐世保
20.01.12:佐世保海軍工廠にて入渠、諸修理工事(01.21まで)
20.01.20:司令海防艦に指定
20.01.22:佐世保〜01.23門司
20.01.24:(ヒ89船団護衛)門司〜01.25鵞紅湾01.26〜01.28七洋口01.29〜
〜02.01 0550頃 濃霧の為、陸軍徴傭船「日南丸」分離脱落〜
〜02.01楡林
20.02.02:生糧品搭載
20.02.02:(ヒ89船団護衛)楡林〜
〜02.03 2400 キノン仮泊〜
〜02.04 0600 仮泊地発〜
〜02.07 2000 運送艦「針尾」機関故障の為、「第八號海防艦」護衛の下解列〜
〜02.08昭南(セレター)
20.02.03:第一護衛艦隊電令第56号:護衛区分左の通定む
ヒ九〇 11日 第二十二海防隊(欠第六十六號海防艦)
20.02.09:糧食、清水、重油搭載
20.02.10:1202 対空戦闘
20.02.11:1053 対空戦闘
20.02.13:1007 対空戦闘
錫搭載
20.02.14:1255 対空戦闘
重油、生糧品搭載
20.02.15:(ヒ90船団護衛)昭南〜
〜02.19 2200 カナ泊地仮泊〜
〜02.20 0755 仮泊地発〜
〜02.20 0900(N11.22-E109.02)パダラン灯台の直下にて「永洋丸」被雷、戦闘爆雷戦〜
〜02.20 0954 B-24 1機と対空戦闘〜
〜02.20 1136 戦闘爆雷戦〜
〜02.20 1430 戦闘爆雷戦〜
〜02.20 1920 バンフォン湾オンロン島北方泊地仮泊〜
〜02.21 0950 仮泊地発〜
〜02.21 1120 戦闘爆雷戦〜
〜02.21 1340 対空戦闘:十二糎砲1発発射〜
〜02.21 1440 戦闘爆雷戦:二式爆雷改二 2日間計36個〜
〜02.21 2000 キノン仮泊〜
〜02.22 0700 仮泊地発〜
〜02.22 0928 戦闘爆雷戦〜
〜02.22 1410 対空戦闘〜
〜02.22 1655 対空戦闘〜
〜02.23 1950(N19.41-E108.50)B-29 1機と対空戦闘:十二糎砲1発発射〜
〜02.23 2340 後水湾仮泊〜
〜02.24 0300 仮泊地発〜
〜02.24 1817(N21.21-E111.24)B-24 1機と対空戦闘:二十五粍機銃186発発射〜
〜02.24 1840 対空戦闘〜
〜02.24 2330 大鎮山(ディープ湾)仮泊〜
〜02.25 0730 仮泊地発〜
〜02.25 1128(N21.31-E112.52)対空戦闘〜
〜02.25 1232 対空戦闘〜
〜02.25 1515 対空戦闘〜
〜02.26 0554 対空戦闘〜
〜02.26 1140(N23.18-E117.10)対空戦闘〜
〜02.26 1157 対空戦闘〜
〜02.28泗礁山
20.02.28:重油搭載
20.03.--:艦隊区分:第二十二海防隊、隊番号:31
20.03.01:(ヒ90船団護衛)泗礁山〜
〜03.03 1734 猪仇里湾仮泊〜
〜03.04 0400 仮泊地発〜
〜03.04門司
20.03.04:清水搭載
20.03.04:第一護衛艦隊信令第11号:
第二十二海防隊(海六六欠)は佐世保に回航、約二週間の予定にて修理整備に従事すべし
運送物件(錫)は佐世保に陸揚すべし
20.03.05:門司〜03.05佐世保
20.03.06:佐世保海軍工廠第三船渠にて入渠
20.03.06:試製四式電波探知機三型改一、三式一号三型電波探信儀新設工事(03.18まで)
20.03.07:九二式一号測程儀修理(03.16まで)、三式爆雷兼用投下軌道工事開始
20.03.10:二十五粍単装機銃三型3基増備工事(03.18まで)
20.03.17:1100 出渠、第五岸壁に横付け
糧食搭載
20.03.18:0805 第五岸壁より第十四浮標に繋留替え
重油、清水搭載
20.03.19:佐世保〜
〜03.19 1100 標柱間速力試験施行〜
〜03.19 1430 寶亀浦仮泊〜
〜03.20 0806 仮泊地発〜
〜03.20門司
20.03.20:1615 第七岸壁に横付け
生糧品、重油、清水搭載
20.03.21:門司〜
〜03.21 1320 伊万里湾仮泊〜
〜03.21 1500 仮泊地発、海軍配當船「寶昭丸」を護衛〜
〜03.22 0800 加徳水道にて護衛終了〜
〜03.22鎮海
20.03.24:(シモ01船団護衛)鎮海〜03.24門司
20.03.24:重油、清水搭載
20.03.24:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第13号:AS三作戦第三哨戒部隊
20.03.25:生糧品搭載
20.03.25:門司〜
〜03.27 0100 「第八號海防艦」「第三十二號海防艦」と分離〜
〜03.28泗礁山
20.04.04:清水搭載
20.04.12:糧食搭載
20.04.17:真水搭載
20.04.22:真水搭載、「滿洲丸」よりタングステン搭載
20.04.22;兵力部署:第十二海防隊信令第4号:第一小隊一番艦
20.04.25:軍隊区分:第三哨戒部隊電令第22号:第十四掃蕩隊
20.04.25:小隊区分:第一小隊(1)
20.04.25:(シモ02船団護衛)泗礁山〜
〜04.27 ---- 対空射撃:二十五粍機銃37発発射〜
〜04.28 1224 猪仇里湾仮泊〜
〜04.28 2000 仮泊地発〜
〜04.29 0720 一般徴傭船「C河丸」を護衛し「第三十二號海防艦」が解列〜
〜04.29 0855 戦闘爆雷戦:二式爆雷改二7個〜
〜04.29門司
20.04.29:小隊区分:第四小隊(6)
20.04.30:糧食搭載
20.04.30:二十五粍単装機銃修理
20.05.05:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第50号(05.01附):鮮南哨戒部隊第三哨戒部隊
20.05.--:門司〜所安
20.05.25:0745 海防艦「對馬」を横付け、重油補給4t
20.06.01:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第72号(05.27附):鮮南方面海防部隊
20.06.01:軍隊区分:鮮南方面海防部隊電令作第1号:護衛部隊
20.08.25:役務:内令第747号:第一豫備海防艦
20.11.12:海防艦長:海軍少佐 荒木 淺吉
20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、佐世保地方復員局所管
20.12.20:内令第12号:「海第五十二號」と呼称
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.12.15:復二第459号:特別保管艦に指定
--.--.--:艦長:復員事務官 前田 實穂
22.01.15:艦長:欠員
22.06.01:艦長:復員事務官 岸川 正紀
22.07.29:除籍:復二第541号
同型艦
第二號、第四號、第六號、第八號、第十號、第十二號、第十四號、第十六號、第十八號、
第二十號、第二十二號、第二十四號、第二十六號、第二十八號、第三十號、第三十二號、
第三十四號、第三十六號、第三十八號、第四十號、第四十二號、第四十四號、第四十六號、
第四十八號、第五十號、第五十四號、第五十六號、第五十八號、第六十號、第六十二號、
第六十四號、第六十六號、第六十八號、第七十號、第七十二號、第七十四號、第七十六號、
第七十八號、第八十號、第八十二號、第八十四號、第百二號、第百四號、第百六號、
第百十二號、第百十六號、第百十八號、第2761號艦、第百二十四號、第百二十六號、
第百三十號、第百三十二號、第百三十四號、第百三十八號、第百四十二號、第百四十四號、
第百五十號、第百五十四號、第百五十六號、第百五十八號、第百六十號、第百八十六號、
第百九十號、第百九十二號、第百九十四號、第百九十六號、第百九十八號、第二百號、
第二百二號、第二百四號。
兵装
(計画時)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
二号電波探知機二型改二1基、
仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.28「海防艦」(P.61)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2355)
「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(151)
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