第百五十號海防艦の艦歴

 年 月 日：艦歴

 19.09.04：起工、仮称艦名：第2775號艦
 19.09.01：命名：達第288号：「第百五十號海防艦」
 19.09.01：類別等級制定：内令第1016号：種別：海防艦、類別：海防艦、艦型：第二號型
 19.09.01：本籍仮定：内令第1019号：呉鎮守府
 19.11.15：進水
 19.11.20：艤装員長：海軍大尉　重富　秀男
 19.11.23：艤装員事務所を株式會社播磨造船所内に設置し事務を開始
 19.12.24：竣工、艤装員事務所を撤去
 19.12.24：本籍：内令第1379号：呉鎮守府、役務：警備海防艦
 19.12.24：海防艦長：海軍大尉　重富　秀男

 19.12.24：戦時編制：呉鎮守府部隊呉防備戦隊
 20.02.08：戦時編制：大海幕機密第608号ノ195：海上護衛総司令部第一護衛艦隊
 20.02.13：呉〜02.13門司
 20.02.14：（モタ37船団護衛）門司〜02.18泗礁山02.19〜02.19牛鼻山水道02.20〜02.22淡水02.23〜
 　　　　　〜02.23基隆
 20.03.--：艦隊区分：隊番号：40、艦船番号（22）
 20.03.03：（タモ47船団護衛）基隆〜03.05泗礁山03.06〜03.11六連
 20.03.11：六連〜03.12呉
 20.03.12：呉海軍工廠にて入渠諸修理工事
 20.03.23：呉〜03.24門司03.24〜03.24彦島
 20.03.24：三菱重工業株式會社下関造船所にて入渠、船体兵器機関雄修理整備
 20.03.26：彦島〜03.26門司
 20.04.09：軍隊区分：第一護衛艦隊電令作第33号：ＡＳ三部隊より除く
 20.04.14：軍隊区分：機密舞鶴鎮守府命令作第108号：海面防備部隊
 20.04.14：舞海防信電令作第54号：
 　　　　　２．第百五十號海防艦、驅潜特務艇、釜山発14日1000敦賀入港予定の日昌丸を
 　　　　　　　護衛すべし
 　　　　　〜04.19伏木
 20.04.19：伏木〜04.20新潟

 20.04.20：戦時編制：大海幕機密第608号ノ235：舞鶴鎮守府部隊
 20.05.05：新潟

 20.05.05：戦時編制：舞鶴鎮守府部隊第百五戦隊
 20.05.09：護衛部隊電令作第１号：
 　　　　　１．各艦は指定港湾に警泊し担任海域に於ける左の任務に従事すべし
 　　　　　　（イ）警泊港湾を中心とする船団護衛並に敵潜の撃滅
 　　　　　　　　（直接護衛及び敵潜出撃なき場合の掃蕩は特令す）
 　　　　　　（ロ）港湾の警備
 　　　　　　（ハ）所在在勤海軍武官に協力
 　　　　　２．各艦の警泊地を左の通指定す
 　　　　　　　　第百五十號海防艦（新潟港）
 20.05.09：将旗掲揚
 20.05.14：1200-1430 カッターによる掃海水路の音響掃海、使用発音弾40発、処分機雷１個
 20.06.15：軍隊区分：舞護部隊機密第151235番電：直率

 20.07.10：戦時編制：海上護衛総司令部第一護衛艦隊第百五戦隊
 20.08.25：役務：内令第747号：第一豫備海防艦
 20.09.05：海防艦長：海軍少佐　重富　秀男
 20.11.07：海防艦長：海軍大尉　田中　健一
 20.12.01：除籍

 20.12.01：入籍：内令第6号：特別輸送艦、呉地方復員局所管
 20.12.01：艦長：第二復員官　田中　健一
 20.12.20：内令第12号：「海第百五十號」と呼称
 21.04.01：類別等級削除：軍令第1号（自然消滅）
 21.04.01：艦長：第二復員事務官　田中　健一
 21.04.11：艦長：欠員
 21.09.05：復二第230号：特別保管艦に指定（07.26附）
 21.10.28：艦長：復員事務官　橋口　百治
 21.11.05：艦長：復員事務官　石留　喜郎
 21.11.15：艦長：復員事務官　原田　保
 22.01.16：艦長：復員事務官　西野　繁
 22.03.25：復二第203号：佐世保地方復員局所管に改む
 22.03.15：艦長：欠員

 22.07.04：除籍：復二第466号

同型艦

 第二號、第四號、第六號、第八號、第十號、第十二號、第十四號、第十六號、第十八號、
 第二十號、第二十二號、第二十四號、第二十六號、第二十八號、第三十號、第三十二號、
 第三十四號、第三十六號、第三十八號、第四十號、第四十二號、第四十四號、第四十六號、
 第四十八號、第五十號、第五十二號、第五十四號、第五十六號、第五十八號、第六十號、
 第六十二號、第六十四號、第六十六號、第六十八號、第七十號、第七十二號、第七十四號、
 第七十六號、第七十八號、第八十號、第八十二號、第八十四號、第百二號、第百四號、
 第百六號、第百十二號、第百十六號、第百十八號、第2761號艦、第百二十四號、
 第百二十六號、第百三十號、第百三十二號、第百三十四號、第百三十八號、第百四十二號、
 第百四十四號、第百五十四號、第百五十六號、第百五十八號、第百六十號、第百八十六號、
 第百九十號、第百九十二號、第百九十四號、第百九十六號、第百九十八號、第二百號、
 第二百二號、第二百四號。

兵装

（計画時）
 四十五口径十年式十二糎高角砲２門、
 九六式二十五粍三聯装機銃２基、九九式軽機銃２挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
 九六式三米高角測距儀一型１基、九六式六十六糎測距儀１基、
 九三式二号水中聴音機小艦艇用甲１基、九三式探信儀一型１基、須式七十五糎探照燈四型改一１基、
 二号電波探知機二型改二１基、
 仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道１條、九五式爆雷120個。

写真資料

 なし。

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