第百九十六號海防艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.12.31:起工、仮称艦名:第2798號艦
20.01.08:命名:達第5号:「第百九十六號海防艦」
20.01.08:類別等級制定:内令第13号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第二號型
20.01.08:本籍仮定:内令第15号:佐世保鎮守府
20.02.26:進水
20.02.28:艤装員事務所を三菱重工業株式會社海防艦事務所内に設置し事務を開始
20.02.28:艤装員事務所を三菱重工業株式會社海軍監督官事務所内に設置し事務を開始
20.03.31:竣工、艤装員事務所を撤去
20.03.31:本籍:内令第271号:佐世保鎮守府、役務:警備海防艦
20.03.31:海防艦長:海軍大尉 後藤 慶藏
20.03.31:戦時編制:大海幕機密第608号ノ223:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
20.05.01:海防艦長:海軍少佐 後藤 慶藏
20.05.--:七尾にて対潜訓練
20.05.05:戦時編制:舞鶴鎮守府部隊第五十一戦隊
20.05.18:七尾〜05.19大湊
20.05.20:戦時編制:大湊警備府部隊
20.05.20:軍隊区分:大湊警備府電令作第49号:直率部隊
2.第百九十六號海防艦は準備出来次第小樽に進出すべし
20.05.31:大湊〜
〜06.01 0320 津防機密第010205番電(襟裳岬と鮫角の連結線上襟裳岬より30浬にて敵潜脱出に
備えよ)受領〜
〜06.01 1103 津防機密第011103番電(不時着機地点八木機体人員異状なし)受領〜
〜06.01 1440 津防機密第011431番電(飛行機救難任務を解く、対潜掃蕩に従事せよ)受領〜
〜06.01 1650 28掃機密第011612番電(今夜現場を中心とする15浬圏内を徹底的に掃蕩)受領〜
〜06.02 0830 津防機密第020753番電(N41.21-E141.30の敵潜を撃滅すべし)受領〜
〜06.02 1450 天候悪化により掃蕩一時中止〜
〜06.02 1832 津防機密第021814番電(偏東風強かるべし要すれば便宜避泊せよ)受領〜
〜06.03函館
20.06.03:軍隊区分:大湊警備府信電令作第55号:津軽防備部隊
20.06.03:軍隊区分:津防機密第031156番電:室蘭隊
20.06.--:函館〜
〜06.10 1920 52掃機密第101819番電(白糠灯台の90度線尻矢埼の160度線を以て囲む海面を掃蕩せよ
)受領〜
〜06.10 2015 尻矢の77度10浬水深85米に於て探知、投射爆雷21〜
〜06.10 1329 52掃機密第102220番電(機宜哨区を東に移動敵潜撃滅せよ受領〜
〜06.11 0003 白糠灯台の265度12.5浬にて変針中、雷跡3本発見〜
〜06.11 0007 捕捉探知〜
〜06.11 0012 爆雷投射20個〜
〜06.11 0539 津防機密第110443番電(K埼の補給中石埼担任の哨区を併せ掃蕩せよ)受領〜
〜06.11 1120 修理補給の為め大湊に向う〜
〜大湊
20.06.17:津防機密第170938番電:
第百九十六號海防艦は準備出来次第大湊出撃鹿部27度4浬敵潜撃滅に任ずべし
20.06.17:大湊〜対潜掃蕩〜
〜06.22 0800(N39.31-E142.08)魹ヶ埼114度2.5浬にて被雷、舵損傷〜
〜06.22 ---- 爆雷投射36個〜
〜山田湾
20.08.05:戦時編制:大湊警備府部隊第二十三海防隊
20.08.05:海防隊編制:内令第7--号:第二十三海防隊
20.09.15:役務:(機密第091745番電にて予定):第四豫備海防艦
21.02.25:除籍
21.02.25:入籍:内令第32号:特別輸送艦、佐世保地方復員局
21.02.25:「海第百九十六號」と呼称(20.12.20:内令第12号に依る)
21.02.25:艦長:第二復員官 後藤 慶藏
21.03.20:艦長:第二復員官 大西 喜美夫
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.04.01:艦長:第二復員事務官 大西 喜美夫
21.06.15:艦長:第二復員官 大西 喜美夫
21.10.02:艦長:復員事務官 太田 耕
21.12.25:復二第490号:特別保管艦に指定
22.01.15:艦長:復員事務官 前田 一郎
22.03.15:艦長:復員事務官 岡積 C治
22.07.05:除籍:復二第468号
同型艦
第二號、第四號、第六號、第八號、第十號、第十二號、第十四號、第十六號、第十八號、
第二十號、第二十二號、第二十四號、第二十六號、第二十八號、第三十號、第三十二號、
第三十四號、第三十六號、第三十八號、第四十號、第四十二號、第四十四號、第四十六號、
第四十八號、第五十號、第五十二號、第五十四號、第五十六號、第五十八號、第六十號、
第六十二號、第六十四號、第六十六號、第六十八號、第七十號、第七十二號、第七十四號、
第七十六號、第七十八號、第八十號、第八十二號、第八十四號、第百二號、第百四號、
第百六號、第百十二號、第百十六號、第百十八號、第2761號艦、第百二十四號、
第百二十六號、第百三十號、第百三十二號、第百三十四號、第百三十八號、第百四十二號、
第百四十四號、第百五十號、第百五十四號、第百五十六號、第百五十八號、第百六十號、
第百八十六號、第百九十號、第百九十二號、第百九十四號、第百九十八號、第二百號、
第二百二號、第二百四號。
兵装
(計画時)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
二号電波探知機二型改二1基、
仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。
写真資料
なし。
前の艦へ ← 海防艦 → 次の艦へ
Homeへ戻る