第二百七號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
19.02.19:起工、仮称艦名:第2057號艦
19.06.10:命名:達第189号:第二百七號驅潜特務艇
19.06.10:類別等級制定:内令第742号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型
19.06.10:本籍仮定:内令第754号:呉鎮守府
19.07.06:進水
19.08.17:竣工
19.08.17:本籍:内令第970号:佐世保鎮守府
19.08.17:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備隊
19.08.17:内令第971号:佐世保防備隊所属
〜02.07佐世保
20.02.07:佐世保〜
〜02.08 0833 佐防機密第080833番電(
1.第三十號海防艦(損傷艦)、第三拓南丸、8日2330山川沖、9日0430坊ノ岬、
1730牛深仮泊、10日0600同地発、1330野母埼、1900寺島水道仮泊、速力五、四節
2.第八十九號、第二百七號驅潜特務艇は速に合同、寺島水道迄直接護衛に任ずべし)〜
〜02.12佐世保
20.02.16:九六式二十五粍単装機銃装備工事(02.23まで)
20.03.10:佐世保〜護衛〜03.12佐世保
20.03.12:佐世保〜哨戒〜03.16佐世保
20.03.15:軍隊区分:九州方面護衛部隊護衛本隊
20.03.19:佐世保〜
〜03.21 2013 佐防機密第212013番電(サイ〇五船団黄島至北緯31度57分東経128度49分前路掃蕩)〜
〜03.22 0123 第十六長運丸艇長機密第220123番電(機密第212013番電に依る前路掃蕩を左の通定む
掃蕩基点:黄島の西四、五浬、第二百七號驅潜特務艇は基点東方、第十六長運丸は西方
各4.5浬間掃蕩針路南5西、速力八節)〜
〜03.22佐世保
20.03.22:佐世保〜
〜03.22 2132 佐防機密第222132番電(北緯32度13分東経128度45分の敵潜を攻撃撃滅すべし)〜
〜03.24 0600 第一掃蕩隊指揮官機密第240600番電(
1.24日0600掃蕩再興、掃蕩区域及掃蕩要領左の通定む
2.掃蕩区域 黄島基点 黄島の180度32浬女島大瀬埼を以て囲む海面とす
3.掃蕩要領 基点より南北に掃蕩し西に移行す
4.掃蕩隊形及掃蕩法 第一掃蕩隊形 第一掃蕩法)〜
〜03.25 1004 佐防機密第251004番電(1800に至るも敵情を得ざれば掃蕩を止め原配備に復帰せよ)〜
〜03.28佐世保
20.04.--:佐世保〜
〜04.03 2322 佐防機密第032322番電(4日0500黄島男島間大島輸送隊三隻の前路掃蕩(第四法))〜
〜04.08佐世保
20.04.11:佐世保〜哨戒〜
20.04.13:佐防機密第132203番電:C区機動第一一三號艇の前路掃蕩
20.04.15:佐防機密第151123番電:第二掃蕩隊敵情を得ざれば1200掃蕩を止め原配備に復帰せよ
〜04.17佐世保
20.04.19:佐世保〜哨戒〜
〜04.24 1103 佐防機密第241103番電(第二掃蕩隊宇久島の7度10浬の敵潜を攻撃撃滅せよ)〜
〜04.25 0817 佐防機密第250817番電(掃蕩隊より除く、帰投せよ)〜
〜04.25佐世保
20.04.28:佐世保〜
〜04.28 0822 佐防機密第280822番電(第一掃蕩隊大瀬埼の180度15浬の敵潜を攻撃撃滅せよ)〜
〜04.28 0931 佐防機密第280931番電(大瀬崎の180度15浬の地点に集結すべし、
掃蕩要領:大瀬崎よりの方位180度距離15浬を基点とし20浬圏内の編隊掃蕩を行う)〜
〜04.28 1216 佐防機密第281216番電(敵潜の位置黄島の220度15浬に訂正す、二隻と認めらる)〜
〜04.28 1334 佐防機密第281334番電(掃蕩要領訂正:黄島の220度15浬を基点とし15浬圏内掃蕩開始)〜
〜05.01 1112 佐防機密第011112番電(本日日没に至るも敵情を得ざれば掃蕩を止め5日迄第五哨区
に就け)〜
〜05.04佐世保
20.05.07:佐世保〜哨戒〜05.15佐世保
20.05.16:佐世保〜特別任務〜
〜05.22 1815 山川部隊機密第221815番電(新井埼が敷設前の対潜掃蕩、敷設時の対潜警戒、
浮流(出)機雷処分、標識処分、発動地点:開聞岬、発動時刻:22日2200)〜
〜05.26 0857 山川部隊機密第260857番電(新井埼の第二次有明湾機雷敷設の警戒、野間岬26日1700)〜
〜05.30 1021 山川部隊機密第301021番電(新井埼の警戒、発動時刻2200久志島西方海面)〜
20.06.21:佐防機密第211021番電:
震洋隊及魚雷艇計72隻左に依り行動す(地名及出港時刻順)
松島22日2300、樺島23日2200、甑24日2200、坊ノ浦27日2300、以後接岸基地に進出す
20.06.22:山川部隊機密第221128番電:
各艇は南方衛所補給終了せば速に泊浦に回航し左に依り掃蕩哨戒第一法を実施しつつ
佐世保防備隊機密第211021番電に依る震洋隊及魚雷艇の左の行動に対し監視警戒を厳にすべし
1.哨戒要領
第一日(24日1800)泊浦発釣掛埼カモ瀬附近に至り反転薩摩半島西岸3浬内外を南下し片浦着
(0530)
第二日(25日1800)片浦発鷹島南方海域より宇治島草垣島附近を経て泊浦着(0600)
第三日(27日2200)泊浦発以後接岸開聞岬より竹島北方海域佐多岬迄山川着(0500)
2.哨戒隊指揮官
第百七十三號驅潜特務艇長
20.08.15:残存:佐世保
20.11.30:除籍:第301730番電
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
同型艇
第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。
兵装
(第一號型驅潜特務艇の計画時)
九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。
(20.02.23)
九六式二十五粍単装機銃増備。
写真資料
なし
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