那沙美の艇歴

 年 月 日:艇歴

07.12.10:命名:達第175号:「那沙美」(ナサミ) 07.12.10:類別等級制定:内令第413号:種別:特務艇、類別:敷設艇、等級:二等 07.12.10:本籍仮定:内令第414号:呉鎮守府 08.01.19:起工 08.02.07:信号符字點付:達第12号:GQSW 08.05.23:類別等級制定:内令第190号:種別:特務艇、類別:敷設艇 08.10.18:信号符字改正:達第127号:JZOD 09.03.26:進水 09.04.20:艤装員長:海軍大尉 吉井 五郎 09.04.26:艤装員事務所を播磨造船所内に設置し事務を開始 09.09.19:艤装員事務所を撤去 09.09.20:本籍:内令第370号:呉鎮守府 09.09.20:竣工
09.09.20:特務艇長:海軍大尉 吉井 五郎 10.02.19:呉〜02.25呉 10.--.--:呉〜04.26呉 10.--.--:呉〜05.08宿毛05.09〜呉 10.05.12:呉〜05.12宿毛05.13〜05.13呉 10.05.16:呉〜 10.08.26:0830 繋留替え 10.09.01:呉〜10.04呉 10.--.--:呉〜11.14呉
13.08.01:所属:内令第641号:第十二砲艇隊 13.09.15:所属:内令第763号:第四砲艇隊 13.12.15:第四砲艇隊解隊
14.12.10:内令第997号:本籍:呉鎮守府、所属:南京基地隊 15.04.01:類別等級表改正:内令第197号:種別:特務艇、類別:敷設艇 15.04.01:内令第199号:南京基地隊所属
15.11.15:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊佐伯防備隊附属 15.11.15:内令第822号:佐伯防備隊所属 16.12.--:軍隊区分:機雷科特務艇隊敷設艇隊 --.--.--:特務艇長:海軍豫備大尉 市橋 勉 16.12.01:信号符字改正:達第369号:JHQQ 16.12.01:福浦〜豊後水道にて九二式機雷敷設〜12.01福浦 16.12.02:福浦〜豊後水道にて九二式機雷敷設〜12.02福浦 16.12.03:福浦〜豊後水道にて九二式機雷敷設〜12.03佐伯 16.12.04:佐伯〜豊後水道にて九三式機雷敷設〜12.04佐伯 16.12.06:佐伯〜豊後水道にて九三式機雷敷設〜12.06佐伯 16.12.07:佐伯〜豊後水道にて九三式機雷敷設〜12.07佐伯 16.12.09:佐伯〜豊後水道にて九三式機雷敷設〜12.09佐伯 16.12.10:内令第1621号:佐伯防備隊所属 16.12.10:佐伯〜豊後水道にて九三式機雷敷設〜12.10佐伯 16.12.11:佐伯〜豊後水道にて九三式機雷敷設〜12.11佐伯 16.12.12:佐伯〜      〜12.12 豊後水道にて九三式機雷敷設〜      〜12.12 沖ノ島南方哨区哨戒〜      〜12.13 豊後水道南方海面にて対潜掃蕩〜      〜12.13 2330 哨区を徹し第二水道の掃海に向かう〜      〜12.14 水ノ子附近哨区哨戒〜      〜12.14 1405 第二水道掃海〜      〜12.15 0930 第二水道掃海完了〜      〜12.15佐伯 16.12.16:佐伯〜C哨区哨戒〜12.17佐伯 16.12.20:佐伯〜12.20本浦 16.12.21:本浦〜広島湾にて艦隊泊地直接防御用防潜網戦闘設置〜12.21本浦 16.12.22:本浦〜広島湾にて艦隊泊地直接防御用防潜網戦闘設置〜12.22本浦 16.12.23:本浦〜広島湾にて艦隊泊地直接防御用防潜網戦闘設置〜12.23本浦 16.12.24:本浦〜広島湾にて艦隊泊地直接防御用防潜網戦闘設置〜12.24本浦 16.12.25:本浦〜広島湾にて艦隊泊地直接防御用防潜網戦闘設置〜12.25本浦 16.12.26:本浦〜広島湾にて艦隊泊地直接防御用防潜網戦闘設置〜12.26本浦 16.12.27:本浦〜12.27佐伯 16.12.28:佐伯〜沖ノ島南方海面にて前路掃蕩、嚮導〜12.29佐伯 16.12.31:佐伯〜浮標設置〜12.31佐伯 17.01.03:佐伯〜01.03粟島01.04〜01.04洲本 17.01.06:洲本〜設標設置〜01.06洲本 17.01.07:洲本〜機雷敷設〜01.07洲本 17.01.08:洲本〜01.08由良(紀伊防備隊) 17.01.09:由良〜機雷敷設〜01.09洲本 17.01.10:洲本〜機雷揚収〜01.11洲本 17.01.18:洲本〜01.18由良(紀伊防備隊) 17.01.19:由良〜01.19洲本 17.01.20:洲本〜01.20阪手潟01.21〜01.21佐伯沖01.22〜01.22佐伯01.25〜      〜01.25倉橋島01.26〜      〜呉 17.02.25:呉〜摺合運転〜02.25呉 17.02.27:呉〜02.27佐伯 17.03.03:佐伯〜哨戒〜03.03本浦 17.03.05:本浦〜機雷衝触実験〜03.05呉 17.03.06:呉〜哨戒〜03.06佐伯 17.03.07:佐伯〜対潜掃蕩〜03.07宿毛湾 17.03.08:宿毛湾〜哨戒並対潜掃蕩〜03.08宿毛湾 17.03.09:宿毛湾〜哨戒並対潜掃蕩〜03.09宿毛湾 17.03.10:宿毛湾〜哨戒並対潜掃蕩〜03.10宿毛湾 17.03.11:宿毛湾〜哨戒並対潜掃蕩〜03.11佐伯 17.03.13:佐伯〜哨戒〜03.14豊後水道 17.03.14:豊後水道〜哨戒〜03.14佐伯 17.03.16:佐伯〜哨戒〜03.16豊後水道 17.03.17:豊後水道〜哨戒並浮標設置〜03.17佐伯 17.03.18:佐伯〜浮標設置〜03.18佐伯 17.03.23:佐伯〜哨戒〜03.23豊後水道 17.03.24:豊後水道〜哨戒〜03.24佐伯 17.03.26:佐伯〜教練対空射撃〜03.26杵築湾 17.03.27:杵築湾〜教練水上射撃〜03.27佐伯 17.03.30:佐伯〜03.30下関(下関防備隊) 17.03.31:下関〜機雷敷設運動〜03.31下関(下関防備隊) 17.04.01:下関〜機雷敷設〜04.01下関(下関防備隊) 17.04.02:下関〜04.02呉 17.04.10:内令第655号:佐伯防備隊所属 17.04.18:呉〜自差修正〜04.18新庄 17.04.19:新庄〜爆雷実験〜04.19佐伯 17.04.21:佐伯〜哨戒〜04.21豊後水道 17.04.22:豊後水道〜哨戒〜04.22佐伯 17.04.23:佐伯〜旋回圏増速測定試験並哨戒〜04.23豊後水道 17.04.24:豊後水道〜哨戒〜04.24佐伯 17.04.25:佐伯〜掃海訓練〜04.25佐伯 17.04.28:佐伯〜対潜掃蕩〜04.29沖ノ島沖 17.04.29:沖ノ島沖〜対潜掃蕩〜04.29沖ノ島沖 17.04.30:沖ノ島沖〜対潜掃蕩〜04.30佐伯 17.05.01:佐伯〜掃海訓練〜05.01宇和島 17.05.02:宇和島〜掃海訓練〜05.02佐伯 17.05.08:佐伯〜対潜訓練〜05.08佐伯 17.05.09:佐伯〜対潜訓練〜05.09佐伯 17.05.12:佐伯〜掃海訓練〜05.12佐伯 17.05.14:呉防戦信令第8号:       夏島、那沙美は明15日0800出港A部隊射撃終了迄、同隊の対潜警戒に任ずべし       其の他は其の都度指令す 17.05.16:佐伯〜哨戒〜05.16豊後水道 17.05.17:豊後水道〜哨戒〜05.17佐伯 17.05.18:佐伯〜掃海〜05.18佐伯 17.05.19:佐伯〜掃海〜05.19入津 17.05.20:入津〜掃海〜05.20元猿 17.05.21:元猿〜掃蕩並掃海〜05.21元猿 17.05.22:元猿〜哨戒〜05.22宿毛 17.05.23:宿毛〜哨戒〜05.23佐伯 17.05.27:呉鎮電令作第25号:      1.陸軍運送船良洋丸(十一節)山浦丸(十四節)長良丸(十五節)音羽山丸(十五節)        5月28日0900部埼発豊後水道通過マニラに向かう        1900深島「ヒ〇九航路」船団速力十一節、東経130度北緯20度より西航MPM経由      2.6月4日マニラ着(内、長良丸、音羽山丸は呉鎮守府直接護衛中止後、分離す)        先行船団速力十五節、6月3日午前マニラ着)予定        呉防備戦隊司令官は艦艇一隻をして豊後水道よりその外方約120浬迄が直接護衛に        任ぜしむべし 17.05.28:呉防備戦隊電令作第28号:       佐伯防備隊司令は適宜の船艇一隻をして呉鎮電令作第25号による陸軍運送船の直接護衛に       任ぜしむべし 17.05.28:佐伯防備隊機密第216番電:       敷設艇那沙美は1500佐伯出港、呉防備戦隊電令作第28号による陸軍輸送船団の直接護衛に       任ぜしむ 17.05.28:佐伯〜護送並対潜掃蕩〜05.30佐伯 17.05.29:呉防備戦隊電令作第29号:      1.今朝0220第十九驅逐隊沖ノ島の220度41浬に敵潜水艦発見攻撃中なり      2.夏島艇長は夏島、那沙美、第三十一號哨戒艇を指揮し特令ある迄、右潜水艦の徹底的        掃蕩攻撃に任ずべし        尚、電池力より今夜浮上するの算極めて大なり 17.05.29:呉防備戦隊電令作第30号:      1.佐伯防備隊司令は驅潜隊をして特令ある迄、北緯32度線以南の対潜掃蕩に任ぜしむべし      2.夏島、第三十一號哨戒艇、明30日1200以後の掃蕩区域を北緯32度線以北とす      3.那沙美は明30日掃蕩を止め佐伯に帰投すべし 17.06.05:佐伯〜設標設置〜06.05佐伯 17.06.06:佐伯〜機雷敷設〜06.06佐伯 17.06.08:佐伯〜機雷敷設〜06.08佐伯 17.06.10:佐伯〜実験掃海〜06.10宿毛 17.06.11:宿毛〜実験掃海〜06.11佐伯 17.06.12:佐伯〜実験掃海〜06.12米水津 17.06.13:米水津〜戦闘掃海〜06.13宿毛 17.06.14:宿毛〜対潜掃蕩〜06.14佐伯 17.06.17:佐伯〜実験掃海〜06.17宿毛 17.06.18:宿毛〜実験掃海〜06.18佐伯 17.06.24:佐伯〜実験掃海〜06.24佐伯 17.06.25:佐伯〜対潜訓練〜06.25佐伯 17.06.26:佐伯〜実験掃海〜06.26佐伯 17.06.27:佐伯〜教練射撃〜06.27佐伯 17.07.03:佐伯〜探知訓練〜07.03佐伯 17.07.10:内令第1220号:佐伯防備隊所属 17.07.11:佐伯〜07.11呉07.12〜07.12本浦07.13〜07.13神戸07.14〜07.14由良内 17.07.15:呉鎮守府電令作第29号:       呉防備戦隊司令官は特令ある迄夏島、那沙美をして作戦に関し大阪警備府司令官の       指揮を受けしむべし 17.07.15:軍隊区分:大海指第113号:作戦に関して一時大阪警備府司令長官の指揮に入る 17.07.15:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第15号:海面防備部隊 17.07.18:由良内〜実験掃海〜07.18由良内 17.07.22:由良内〜機雷敷設〜07.22由良内 17.07.24:由良内〜機雷敷設〜07.24由良内 17.07.26:由良内〜設標設置〜07.26由良内 17.07.30:由良内〜機雷敷設〜07.30由良内 17.08.01:由良内〜設標設置〜08.01由良内 17.08.02:由良内〜掃海〜08.02由良内 17.08.03:由良内〜設標設置〜08.03由良内 17.08.04:由良内〜掃海〜08.04由良内 17.08.06:由良内〜設標設置〜08.06由良内 17.08.08:由良内〜掃海並対潜掃蕩〜08.09由良内 17.08.08:海面防備部隊信電令作第21号:       一九〇〇に至るも敵情に変化なければ左記に依り対潜掃蕩をなせ      1.第一掃海隊、夏島、那沙美 乙区 17.08.09:海面防備部隊電令作第4号:       一九〇〇に至るも情況変化なければ      3.千鳥、夏島、那沙美は直に由良内に廻航補給をなし命を待て 17.08.10:海面防備部隊電令作第6号:      1.一二〇〇に至るも情況に変化なければ第一掃海隊、夏島、那沙美は哨区を撤し所定の掃海        作業を続行すべし 17.08.11:由良内〜機雷処分〜08.11由良内 17.08.12:由良内〜機雷処分〜08.12由良内 17.08.13:由良内〜掃海〜08.13由良内 17.08.14:由良内〜掃海〜08.14由良内 17.08.14:電令作第25号:紀防機密第493番電:       明十五日〇六〇〇に至るも情況に変化なければ左記担任区を飛行機と協力徹底的に掃蕩攻撃すべし      2.第三十二掃海隊ニ、ホ、ヘ区、第八日東丸ト、第九日東丸チ区      3.夏島、那沙美は先任艇長之を区処右以南の丁区 17.08.16:由良内〜設標設置〜08.16由良内 17.08.18:由良内〜掃海〜08.18由良内 17.08.19:由良内〜機雷処分〜08.19由良内 17.08.20:由良内〜機雷処分〜08.20由良内 17.08.21:電令作第35号:紀防機密第528番電:        4.第一掃海隊司令は〇六〇〇以後一部兵力を以て掃蕩を続行し爾余の艇及び夏島、那沙美は         所定の作業を続行せよ 17.08.21:由良内〜掃海〜08.21由良内 17.08.22:由良内〜掃海〜08.22由良内 17.08.23:由良内〜掃海〜08.23由良内 17.08.26:由良内〜08.26小松島08.28〜08.28大阪 17.08.30:大阪警備府電令第12号:       夏島、那沙美は先任艇長之を率い31日以後、第一掃海隊は9月1日以後、便宜大阪発、       夫々原所属に復帰すべし 17.08.31:軍隊区分:大海指第126号:作戦に関する大湊警備府司令長官の指揮を解く 17.08.31:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第17号:削除 17.08.31:大阪〜08.31小部09.01〜09.01佐伯 17.09.--:特務艇長:海軍豫備大尉 佐藤 善太郎 17.09.05:佐伯防備隊電令作第2号:      1.特務隊指揮官は及び第十二號驅潜艇を急派し特令ある迄、都井埼附近に出現したる        敵潜掃蕩に任ぜしむべし      2.夏島、那沙美は準備出来次第出港、宿毛に回航        佐伯防備隊機密第042200番電による任務に従事すべし 17.09.05:佐伯〜対潜掃蕩〜09.06福浦 17.09.06:呉防備戦隊電令作第63号:       鳩、夏島、那沙美及び驅潜艇は呉防備戦隊電令作第61号によるE1、E2哨区の       対潜掃蕩を止め佐伯防備隊司令所定の哨戒配備に復帰すべし 17.09.07:呉防備戦隊電令作第64号:      1.本日1000警備隊監視艇東経133度北緯32度10分に敵潜水艦二隻発見、針路不明      2.佐伯防備隊司令は那沙美及び驅潜隊に急派、捕捉撃滅に任ずべし 17.09.07:佐伯防備隊信電令作第3号:       特務艇隊指揮官は第四十六號哨戒艇、那沙美、第十號、第十二號驅潜艇を率い至急出港       呉防備戦隊電令作第64号に依る敵潜撃滅に任ずべし 17.09.07:福浦〜対潜掃蕩〜09.08佐伯 17.09.09:呉防備戦隊電令作第67号:      1.第九戦隊本日1800沖ノ島通過出撃の予定      2.佐伯防備隊司令は夏島、那沙美を急派、特令ある迄、第二水道外端附近の対潜警戒に        任ぜしむべし 17.09.09:佐伯〜哨戒〜09.09宿毛 17.09.10:宿毛〜09.10佐伯09.16〜09.16呉 17.09.--:修理 17.10.19:呉〜試運転〜10.19呉 17.10.21:呉〜試運転〜10.21呉 17.10.22:呉〜10.22東浦10.23〜10.23佐伯 17.10.23:呉防備戦隊電令第25号:      1.安島丸、寶運丸、24日1100佐伯発速力8.5節、深島より針路158度      2.佐伯防備隊司令は那沙美及第三十一號哨戒艇(第三十一號哨戒艇は深島より)をして        北緯31度線まで右直接護衛に任ぜしむべし 17.10.24:呉防備戦隊電令作第90号:      1.本日1000北緯32度0分東経132度20分に於て日章丸雷撃を受け漂流中      2.佐伯防備隊司令は鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、那沙美、第三十六號驅潜艇及び        特別掃蕩隊(二隊)を現場に急派、日章丸の護衛並に附近海面の徹底的掃蕩に        任ぜしむべし 17.10.24:佐伯〜特設運送船日章丸」救難〜10.26本浦 17.10.24:呉鎮電令作第55号:       日章丸救難に関し左の通り定む      1.救難隊指揮官:呉防備戦隊司令官      2.救難隊編制:        (イ)主隊:西貢丸長鯨(曳航船)        (ロ)警戒隊:第三十一號哨戒艇、那沙美、第三十六號驅潜艇及び           呉防備戦隊司令官所定の特設驅潜艇、特設捕獲網艇若干隻      3.救難要領:以下略 17.10.26:呉鎮電令作第56号:      1.電令作第55号による日章丸救難隊の編成を解く      2.長鯨艦長は広島湾に於いて日章丸を呉港務部長に引渡すべし      3.呉防備戦隊司令官は適宜の艦艇一隻をして広島湾まで之が警戒に関し長鯨艦長の        指揮を受くべし 17.10.26:呉防備戦隊電令作第91号:左記に依り対潜掃蕩を実施すべし      1.掃蕩部隊        (イ)第一掃蕩隊:           鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、第三十六號驅潜艇(各艇現護衛任務終了後)           区域:D0、I1、E1、J1哨区           指揮官:特務隊指揮官        (ロ)特別掃蕩隊:           (二隊)           区域:D0、I1哨区沿岸寄り           指揮官:浜崎大尉        (ハ)第二掃蕩隊:           第三十一掃海隊の二隻及び那沙美(日章丸護衛任務終了後)           区域:E2哨区           指揮官:第三十一掃海隊司令      2.期間:毎日一隊宛て掃蕩を実施するものとす        要領:各指揮官所定      3.その他        第一掃蕩隊、特別掃蕩隊:古江        第二掃蕩隊:宿毛 17.10.27:本浦〜10.28宿毛 17.10.28:宿毛〜哨戒並教練敷設〜10.29佐伯 17.10.31:佐伯〜特設運送船さんくれめんて丸」護衛並掃蕩〜11.01佐伯 17.11.02:佐伯〜試験作業〜11.02佐伯 17.11.03:佐伯〜      〜11.03 運送艦伊良湖」護衛〜      〜11.03 E2哨区掃蕩〜      〜11.04 運送艦佐多」護衛〜   〜11.04佐伯 17.11.10:佐伯〜      〜11.10 特設病院船朝日丸」護衛並掃蕩〜      〜11.11佐伯 17.11.11:呉防備戦隊電令作第99号:      1.演習輸送A船団(高知丸、元明丸)12日1200佐伯着、護衛船艇と打合せたる後        ラバウルに向け直行の予定、速力8節      2.佐伯防備隊司令は那沙美をして佐伯より北緯29度線まで右直接護衛に任ぜしむべし 17.11.12:( 一八號演習輸送A船団護衛)佐伯〜      〜11.14佐伯 17.11.15:特務艇長:海軍大尉 瀧田 雄英 17.11.17:佐伯〜第三回対空教練射撃〜11.17佐伯 17.11.17:呉防備戦隊電令作第100号:       佐伯防備隊司令は那沙美をして呉鎮機密第171010番電による東亞丸直接護衛に       任ぜしむべし、護衛区域を深島より都井岬の90度線までとす 17.11.18:佐伯〜      〜11.18 特設運送船東亞丸」護衛並掃蕩〜      〜11.19佐伯 17.11.20:呉防備戦隊電令作第3号:      1.阿賀野、第十七驅逐隊第二小隊、22日0700呉発第一水道出撃、        熊野、第十七驅逐隊第一小隊、同日午後呉発豊後水道出撃、何れもトラックに向う予定      2.22日0600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は22日夜間、鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、那沙美をして        D0、E1、E2哨区の対潜掃蕩を実施すべし      4.第三十一掃海隊司令は21日中に第一水道(四番浮標以南)の掃海を実施すべし 17.11.21:呉防備戦隊電令作第6号:      1.熊野、阿賀野、第十七驅逐隊、22日1530東水道南端を出撃トラックに向かうことに        改められる      2.22日1200迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は21日夜間、鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、那沙美をして        E2、F3、J2、K1の対潜掃蕩を実施すべし   4.第三十一掃海隊司令は22日正午までに東水道(七番浮標以南)の掃海を実施すべし      5.電令作第3号及び第5号を取消す 17.11.21:佐伯〜      〜11.21 対潜掃蕩〜 17.11.22:呉防備戦隊電令作第9号:      1.阿賀野22日0600臼杵発、0930東水道南端着南下、針路140度速力24節      2.第三十一號哨戒艇長は本日夜間、第三十一號哨戒艇、那沙美、夏島を以て        E2、F3、K1哨区の対潜掃蕩を実施すべし 17.11.22:呉防備戦隊電令作第10号:      1.阿賀野23日の出撃取止めとなる      2.第三哨戒配備Aとなせ      3.掃蕩隊は掃蕩を実施しつつ第三十一號哨戒艇は古江に待機し        那沙美は補給のため佐伯に帰投すべし      〜11.23佐伯 17.11.23:呉防備戦隊電令作第11号:      1.あきつ丸、嵐、野分、24日0830深島着南下、針路158度、速力17節      2.佐伯防備隊司令は23日夜間、怒和島、夏島、那沙美、第三十一號哨戒艇を以て        D0、E1、E2、J1、J2哨区の対潜掃蕩を実施せしむべし 17.11.23:佐伯〜対潜掃蕩〜11.24佐伯 17.11.25:佐伯〜      〜11.25 C船団護衛〜      〜11.27 0830 都井岬より深島まで距岸15浬の夜間掃蕩終了〜      〜11.27佐伯 17.11.29:呉防備戦隊電令作第16号:      1.伊良湖30日1600深島通過北上の予定      2.佐伯防備隊司令は那沙美をして北緯31度51分東経132度27分(正午推定位置)より        深島まで直接護衛に任ぜしむべし 17.11.30:呉防備戦隊電令作第17号:       佐伯防備隊司令は那沙美をして深島より都井岬の90度線附近まで       呉鎮機密第301320番電による能登呂直接護衛に任ぜしむべし 17.11.30:佐伯〜      〜11.30 運送艦「伊良湖」護衛〜      〜11.30佐伯 17.12.02:佐伯〜      〜12.02 水上機母艦能登呂」護衛〜      〜12.03佐伯 17.12.04:佐伯〜掃海〜12.04佐伯 17.12.05:呉防備戦隊電令作第23号:       佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、夏島、那沙美、第三十六號驅潜艇、       第三十九號驅潜艇を以て都井岬深島間の九州沿岸及       沖ノ島高知間の四国沿岸各距岸10浬乃至30浬間の対潜掃蕩を実施すべし 17.12.05:佐伯〜対潜掃蕩〜12.06佐伯 17.12.07:呉防備戦隊電令作第25号:      1.夏島及那沙美を12月8日より特令あるまで下関防備部隊指揮官の作戦指揮下に入らしむ      2.佐伯防備隊司令は呉鎮電令作第65号による掃海任務完了まで大発5隻を下関防備隊に        貸与、右大発定員として機関員4名を派遣勤務せしむべし      3.夏島及那沙美は準備出来次第、佐伯発、大発4隻(1隻後送)を曳航、吉見に回航すべし 17.12.08:佐伯〜12.08佐賀関12.10〜12.10吉見 17.12.13:吉見〜設標設置〜12.13吉見 17.12.14:吉見〜設標設置並掃海訓練〜12.14吉見 17.12.15:吉見〜掃海訓練〜12.15吉見 17.12.16:吉見〜掃海訓練〜12.16吉見 17.12.17:吉見〜12.17若松12.18〜12.18吉見 17.12.20:吉見〜掃海〜12.20吉見 17.12.21:吉見〜掃海〜12.21吉見 17.12.22:吉見〜掃海〜12.22吉見 17.12.23:吉見〜掃海〜12.23吉見 17.12.23:呉防備戦隊電令作第39号:      1.当隊電令作第25号による夏島及那沙美に対する下関防備隊司令の作戦指揮を解く      2.佐伯防備隊司令は夏島及那沙美をして大発を曳航、佐伯に帰投せしむべし 17.12.25:吉見〜12.25徳山 17.12.26:徳山〜      〜12.26 1415 佐田岬灯台の295度6,500mにて曳航中の特型運貨船2隻のうち             「公稱第4012號」が激浪の為、転覆沈没〜      〜12.26佐賀関 17.12.27:呉防備戦隊電令第41号:      1.26日那沙美、大発を徳山より佐伯に回航中、1415佐田岬灯台の295度6,500mにて        大発転覆沈没せり、行方不明2名      2.本項は左の要領に依り之が捜索(昼間)に任ずべし        兵力       指揮官       捜索区分        第三十四掃海隊  第三十四掃海隊司令 速吸ノ瀬戸南側        那沙美、曳船1隻 佐伯防備隊副長   速吸ノ瀬戸北側      3.右枝隊の部隊は所在海面に於て本捜索に協力すべし 17.12.27:佐賀関〜捜索〜12.27佐賀関 17.12.27:呉防備戦隊電令第42号:   1.那沙美は本日の捜索終わらば佐伯に帰投すべし      2.佐伯防備隊司令は適宜代船を派遣すべし 17.12.28:佐賀関〜12.28佐伯 17.12.29:呉防備戦隊電令作第70号:   1.敵浮上潜水艦見ゆ、都井岬よりの方位126度89浬、針路北東、発見時刻28日2200      2.佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、釣島、夏島、那沙美、由利島を以て        深島の155度線を中心とする左右約40浬、深島よりの距離150浬の区域の掃蕩を実施すべし  17.12.29:佐伯〜対潜掃蕩〜12.30佐伯 17.12.30:呉防備戦隊電令第43号:      1.現掃蕩終わらば夏島、那沙美は佐伯に帰投、船団護衛に任ずべし      2.釣島、由利島は当隊電令作第58号による掃蕩に任ずべし 17.12.31:佐伯〜R船団護衛〜01.02佐伯 18.01.01:軍隊区分:機密呉鎮守府命令作第1号:海上防備部隊佐伯防備隊 18.01.03:転錨 18.01.03:呉防備戦隊電令作第76号:      1.明4日より当隊電令作第58号による掃蕩隊を那沙美、夏島とす        夏島は当隊電令作第74号による護衛任務終了後、掃蕩隊に入るべし      2.鳩及第三十六號驅潜艇は今夜掃蕩終らば佐伯に帰投すべし 18.01.03:呉防備戦隊電令作第77号:      1.~風丸、4日1200の位置、北緯30度20分東経133度40分(A点)速力11節        日吉丸、5日0600の位置、北緯31度15分東経133度40分(A点)速力10節何れも深島に向う      2.掃蕩を兼ね夏島は当隊電令作第74号による護衛任務終了後、~風丸を        那沙美は日吉丸を夫々A点より深島まで直接護衛に任ずべし 18.01.04:佐伯〜01.04深島01.04〜      〜01.05 特設運送船日吉丸」を追い深島に向け北上〜      〜01.05 1900 対潜掃蕩開始〜      〜01.05 2324 沖ノ島灯台の202度43浬に向かう〜      〜01.06 0105 現場着、捜索探知開始〜      〜01.06 0630 沖ノ島灯台の166度57浬にて「第三十一號哨戒艇」、電纜敷設艇釣島」と合同〜      〜01.06 0708 掃蕩隊形をとり探知掃蕩開始〜      〜01.06 1210 本艇、「第三十一號哨戒艇」「夏島」「第三十六號驅潜艇」にて第一掃蕩隊形をとる〜      〜01.06 1415 電纜敷設艇「釣島」が掃蕩隊に復帰〜      〜01.06 1940 沖ノ島灯台の170度57浬にて雷撃を受ける〜   〜01.06 1953 九五式爆雷投射9個〜      〜01.06 2035 電纜敷設艇「釣島」解列〜      〜01.07 0130 敷設艇「夏島」とともに掃蕩隊と分離〜      〜01.07 0305 掃蕩終了〜      〜01.07佐伯 18.01.08:呉防備戦隊電令作第89号:      1.第二號天洋丸、9日1800深島南下、爾後針路159度、速力10節      2.那沙美は掃蕩を兼ね深島より都井岬の90度まで、之が直接護衛に任ずべし 18.01.08:佐伯〜      〜01.08 1625 「第三十一號哨戒艇」、電纜敷設艇「釣島」と合同〜      〜01.08 1800 本艇、「第三十一號哨戒艇」「釣島」にて第一掃蕩隊形をとる〜      〜01.09 特設運送船第二號天洋丸」護衛〜      〜01.09古江 18.01.09:呉防備戦隊電令作第92号:      1.第三十六號驅潜艇、第三十七號驅潜艇は今夜の掃蕩終了後、第三十九號驅潜艇は        船団護衛終了後、佐伯に帰投、補給並に第一回聯合訓練に参加すべし      2.明十日の掃蕩は那沙美、夏島及特別掃蕩隊を以て実施すべし 18.01.09:古江〜船団護衛〜01.10油津 18.01.10:呉防備戦隊電令作第94号:      1.C澄丸、11日0800潮岬3浬、2000足摺埼3浬、12日1000佐田岬を経て青島に向う、速力16節      2.那沙美は11日1700頃C澄丸と会合、佐田岬迄掃蕩を兼ね之が直接護衛に任ずべし 18.01.11:油津〜対潜掃蕩〜01.11佐伯 18.01.11:佐伯〜対潜掃蕩〜01.12佐伯 18.01.13:呉防備戦隊電令作第1号:       電令作第5号による14日3日間の掃蕩隊兵力を那沙美、釣島とす 18.01.13:繋留替え 18.01.14:佐伯〜対潜掃蕩〜01.15油津 18.01.15:呉防備戦隊電令作第4号:      1.あきつ丸、16日正午位置北緯29度28分東経133度19分、17日0700深島通過北上す      2.那沙美、掃蕩を兼ね16日昼間、之と合同し深島まで之が直接護衛に任ずべし 18.01.15:油津〜      〜01.16 陸軍徴傭船あきつ丸」護衛〜       〜01.17佐伯 18.01.17:呉防備戦隊電令作第8号:      1.1月18日午後第一航空戦隊(翔鶴欠)武藏、秋雲、雪風、内海発        19日0400沖ノ島南下、第十驅逐隊(秋雲欠)出撃す、針路130度速力22節      2.18日2300までに第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は釣島、那沙美、怒和島、由利島、第三十七號驅潜艇を以て18日夜間出撃        航路(沖ノ島より70浬迄)の掃蕩を実施したる後、その艦隊通過後は約3時間        追躡潜水艦の阻止に任ずべし      4.略      5.第三十一號哨戒艇、第三十六號驅潜艇は現任務終了せば先任艇長所定により        艦隊航路の西方を掃蕩しつつ北上すべし 18.01.18:佐伯〜対潜掃蕩〜01.19佐伯 18.01.20:佐伯〜爆雷投射教練〜01.20佐伯 18.01.21:佐伯〜水測訓練並爆雷投射教練〜01.21佐伯 18.01.21:呉防備戦隊電令第56号:      1.21日1600沖ノ島灯台の186度34浬にて輸送船日秀丸、火災を起し鎮火見込立たず        釣島護衛、宮崎沖に急行中、2030着の予定      2.佐伯防備隊司令は那沙美、由利島をして準備出来次第、右救難に急行せしむべし 18.01.22:佐伯〜水測訓練並爆雷投射教練〜01.22佐伯 18.01.22:呉防備戦隊電令作第16号:       当隊電令作第58号による23日より3日間の掃蕩兵力を那沙美及び第三十六號驅潜艇に指定す 18.01.23:佐伯〜対潜掃蕩〜01.24油津 18.01.24:油津〜対潜掃蕩〜01.25宿毛 18.01.25:宿毛〜対潜掃蕩〜01.26佐伯 18.01.27:佐伯〜対潜訓練〜01.27三崎港 18.01.28:三崎港〜対潜掃蕩〜01.28別府 18.01.29:別府〜対潜掃蕩〜01.29宇和島 18.01.30:宇和島〜01.30佐伯 18.01.31:呉防備戦隊電令作第27号:   1.山城、2月2日1000沖ノ島通過、横鎮海面防備部隊驅逐艦3隻護衛の下に横須賀に   回航予定出撃、針路概ね135度      2.2日0600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は夏島、怒和島、由利島、第三十六號驅潜艇を以て1日夜間出撃        針路上沖ノ島より70浬迄の対潜掃蕩を実施したる後、那沙美及び第三十六號驅潜艇をして        追躡潜水艦の阻止に任ぜしむべし        怒和島、由利島は掃蕩終了後、佐伯に帰投、補給の上別令により行動、        潜校教務に協力せしむべし      4.略 18.02.01:軍隊区分:機密呉海上防備部隊命令作第1号(01.25附):豊後防備部隊第四部隊 18.02.--:特務艇長:海軍豫備大尉 佐藤 善太郎 18.02.01:佐伯〜対潜掃蕩〜02.02宿毛 18.02.02:呉防備戦隊電令作第29号:       2月2日より3日間の日施掃蕩兵力を釣島及那沙美とす 18.02.02:佐伯防備隊信電令作第13号:       釣島艇長は準備出来次第直に出港、那沙美に合同し呉防備戦隊電令作第29号による対潜掃蕩       に任ずべし       掃蕩要領は佐伯防備隊信令作第10号に準ずる外、特に今夜は船団(鳩護衛中)前路警戒のため       深島より155度線上の掃蕩を実施すべし 18.02.03:呉防備戦隊電令作第30号:      1.第三圖南丸、3日正午位置:北緯29度19分東経131度30分、針路6度、速力11節      2.掃蕩隊は準備出来次第出港、九州東岸20浬附近を掃蕩しつつ南下、        第三圖南丸に会合、深島まで直接護衛に任ずべし 18.02.03:宿毛〜対潜掃蕩〜      〜02.03 特設運送船第三圖南丸」を護衛〜      〜02.04古江 18.02.04:呉防備戦隊電令作第31号:      1.鈴谷、天津風、2月5日1600沖ノ島通過出撃す、針路140度      2.1300迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は釣島、那沙美、夏島、第三十六號、第三十七號、第三十九號驅潜艇を以て        5日1200より出撃、針路上50浬迄の対潜掃蕩を実施すべし      4.第三十一掃海隊司令は1400迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし 18.02.04:佐伯防備隊電令作第61号:呉防備戦隊電令作第31号に依る掃蕩要領左の通      1.指揮官:特務艇隊指揮官(夏島乗艇)      2.艦艇番号:夏島(1)、那沙美(2)、釣島(3)、第三十六號驅潜艇(4)、        第三十七號驅潜艇(5)、第三十九號驅潜艇(6)      3.発動点:沖ノ島灯台の145度5浬(1番艦)      4.掃蕩針路:140度(320度)、発動時刻(反転時刻1200、1700)      5.掃蕩隊形:右奇数単横陣間隔3浬      6.釣島、那沙美は右に応ずる如く行動せよ 18.02.04:古江〜対潜掃蕩〜02.06佐伯 18.02.08:佐伯〜設標並敷設運動〜02.08佐伯 18.02.09:佐伯〜機雷敷設〜02.09佐伯 18.02.10:佐伯〜機雷敷設〜02.10佐伯 18.02.11:佐伯〜機雷敷設〜02.11佐伯 18.02.20:呉防備戦隊電令作第47号:      1.船団(5隻)明21日0600佐伯発1000深島着、南下す、針路160度、速力8節      2.第三十一號哨戒艇は深島より那沙美と共に北緯29度まで右直接護衛に任ずべし 18.02.21:佐伯〜 18.02.22:呉防備戦隊電令作第51号:      1.特務艦大瀬、21日2250敵潜水艦と交戦中、東経133度北緯29度30分      2.佐伯防備隊司令は第三十九號驅潜艇及怒和島をして右潜水艦の撃滅に任ぜしむべし 18.02.22:佐伯防備隊電令作第66号:      1.第三十九號驅潜艇、怒和島は速に出撃、呉防備戦隊電令作第51号による敵潜を撃滅せよ      2.船団護衛中の第三十一號哨戒艇、那沙美と緊密なる連携を執れ 18.02.22:呉防備戦隊電令作第52号:      1.21日2300北緯29度30分東経133度にて敵潜の雷撃を受けたる艦あり      2.左により対潜掃蕩を実施すべし        イ.現物を中心とするS0、T0哨区:第三十九號驅潜艇、怒和島          (第三十一號哨戒艇、那沙美は船団護衛任務終了後、右に協力)        ロ.J0哨区:第三十六號驅潜艇、由利島        ハ.E0哨区:第三十一掃海隊2隻、第三十四掃海隊1隻、指揮官:第三十一掃海隊司令        ニ.D0Iの哨区:佐伯防備隊特別掃蕩隊 18.02.22:呉防備戦隊電令作第53号:       第三十一號哨戒艇及那沙美は23日0800に至らば船団護衛を止め呉防備戦隊電令作第52号による       掃蕩に従事すべし 18.02.23:佐伯防備隊電令作第68号:       第三十一號哨戒艇、那沙美が護衛終了後、所定掃蕩哨区に来着せば第三十一號哨戒艇長の       指揮下に入るべし 18.02.23:呉防備戦隊電令作第54号:      1.特別掃蕩隊の外、電令作第52号による現掃蕩を止め怒和島、第三十九號驅潜艇は深島に向い        第三十一號哨戒艇、那沙美、由利島、第三十六號驅潜艇は沖ノ島に向い、夫々掃蕩を        実施しつつ佐伯に帰投せよ、但し怒和島及び那沙美は豊後水道南口まで右掃蕩終了せば        特令あるまで日施掃蕩に任ずべし      2.特別掃蕩隊は今夜D0I哨区の掃蕩終了後、佐伯に帰投すべし      〜02.25油津  18.02.25:呉防備戦隊電令作第56号:      1.26日より3日間の日施掃蕩を釣島及由利島に指定す      2.怒和島及那沙美は今夜の掃蕩終らば佐伯に帰投せよ 18.02.25:呉防備戦隊電令作第57号:      1.電令作第56号を取消す      2.26日の日施掃蕩隊を怒和島及由利島に、27日より3日間の日施掃蕩を釣島及由利島に指定す      3.那沙美は25日、怒和島は26日の掃蕩終わらば佐伯に帰投せよ 18.02.25:油津〜対潜掃蕩〜02.26佐伯 18.02.27:呉防備戦隊電令作第61号:      1.衣笠丸、28日0900深島通過、爾後針路190度、速力15節      2.佐伯防備隊司令は那沙美をして深島より都井埼の90度線まで右護衛に任ずべし 18.02.28:佐伯〜      〜02.28 特設運送船衣笠丸」を護衛〜      〜03.01佐伯 18.03.01:特務艇長:海軍中尉 吉川 幹夫 18.03.02:呉防備戦隊電令作第68号:      1.大淀3月4日1135沖ノ島出撃、山雲、旗風護衛の下に横須賀に回航の予定、出撃針路120度      2.4日0830迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は鳩、第四十六號哨戒艇、釣島、那沙美、第三十六號驅潜艇をして        3日夜出撃、針路上沖ノ島より70浬迄の往復掃蕩を実施したる後、沖ノ島より概ね30浬迄        追躡潜水艦の阻止に任ぜしむべし      4.第三十一掃海隊司令は4日1000迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すると共に        3日夜その隊の3隻を以てE2哨区の掃蕩を実施し、4日大淀出撃時はE2哨区北半の        哨戒を厳施すべし 18.03.02:佐伯防備隊電令作第70号:       鳩艇長は釣島、那沙美を率い3日1300佐伯発、第四十六號哨戒艇、第三十六號驅潜艇を       合同し呉防備戦隊電令作第68号による対潜掃蕩並に追躡潜水艦の制圧を左記により実施すべし      1.掃蕩隊指揮官を鳩艇長に指定す      2.兵力区分:鳩(1)、第三十六號驅潜艇(2)、釣島(3)、第四十六號哨戒艇(4)、        那沙美(5)      3.掃蕩要領(以下略) 18.03.02:呉防備戦隊電令作第69号:      1.陸軍輸送船くらいど丸、鎭西丸、七星丸、26日パラオ発3月7日0600深島通過の予定        5日及び6日の正午位置:北緯27度40分東経132度12分、北緯30度40分東経132度08分      2.佐伯防備隊司令は怒和島及夏島をして現護衛任務終了後、5日正午頃右船団と会合        深島まで直接護衛に任ぜしむべし 18.03.05:(F2船団護衛)佐伯〜03.09佐伯 18.03.07:呉防備戦隊電令作第77号:      1.第三十一掃海隊司令は其の隊の二隻(第七玉丸外一隻増派)をして都井岬火岬連結線以北の        湾口哨戒実施      2.佐伯防備隊司令は        (イ)第三十六號驅潜艇、第三十一號哨戒艇、釣島をして都井岬を中心とする15浬圏内の           対潜掃蕩実施        (ロ)山水丸をしてくらいど丸救難に任ぜしめつつ同錨地附近の哨戒実施      3.佐伯航空隊は7日1400基地を鹿屋海軍航空隊に進出、当隊に協力      4.第四十六號哨戒艇、那沙美は船団護衛終了後、掃蕩隊に編入の予定 18.03.07:呉防戦電令作第78号:      1.嚴島丸8日0600の位置A点北緯29度33分東経132度43分針路50度速力13節      2.第四十六號哨戒艇、那沙美は現任務終了後、A点より東経134度線迄護衛に任じたる後        帰投せよ 18.03.08:呉防備戦隊電令作第80号:      1.夏島及怒和島は佐伯に於ける補給後、直に掃蕩隊に復帰すべし      2.第四十六號哨戒艇は現任務終了後、掃蕩隊に入れ      3.釣島は佐伯に帰投、補給の上、別に定むる所に依り飛行機魚雷採集に任ずべし      4.那沙美は現任務終了後、佐伯に於て補給の上、後命を待て 18.03.09:呉防備戦隊電令作第88号:      1.明11日榛名、沖ノ島通過後、第三哨戒配備の令あらば第四十六號哨戒艇の外、掃蕩隊は        佐伯に帰投、補給すべし、爾後の行動は後令す      2.佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、那沙美をして11日より特令ある迄豊後水道南方海面の        南方海面の夜間掃蕩に任ぜしむべし 18.03.10:佐伯防備隊電令作第73号:      1.第四十六號哨戒艇長は那沙美を指揮、明11日より特令ある迄、防戦電令作第88号に依る        夜間対潜掃蕩を実施すべし、掃蕩要領指揮官所定      2.那沙美は明11日1400出港、沖ノ島附近にて第四十六號哨戒艇に合同せよ 18.03.11:呉防備戦隊電令作第90号:      1.敵浮上潜水艦見ゆ、都井岬の145度80浬      2.掃蕩隊及び伯空は之を撃滅すべし 18.03.11:佐伯防備隊電令作第74号:       第四十六號哨戒艇長、那沙美は急速南下、差当り現場附近に至り敵潜水艦を極力索敵       撃滅に任ぜよ       鳩は為し得る限り之に協力せよ 18.03.11:佐伯防備隊信電令作第19号:      特務隊指揮官は怒和島に乗艇、怒和島、第三十一號哨戒艇、第三十六號驅潜艇を率い      準備出来次第、直に出港、第四十六號哨戒艇長、那沙美を合同し呉防備戦隊電令作第91号による      対潜掃蕩を左記に依り実施すべし      1.掃蕩隊指揮官を特務隊指揮官に指定す      2.掃蕩区域:東経133度以西、都井岬の180度線以東、北緯30度30分以南、        北緯29度30分以北の海面      3.其の他掃蕩隊指揮官所定  18.03.11:佐伯〜対潜掃蕩〜03.13佐伯 18.03.12:佐伯防備隊電令第71号:       13日0800以後、那沙美を掃蕩隊より除く、那沙美は伯防司令所定に依り呉に回航       官房艦機密第850号による訓令作業に従事せしむべし 18.03.14:佐伯〜03.14呉 18.03.17:呉〜仮称式処分具性能実験〜03.17阿賀 18.03.18:阿賀〜仮称式処分具性能実験〜03.18阿賀 18.03.20:阿賀〜仮称式処分具性能実験〜03.20呉 18.03.24:呉〜転輪羅針儀平衡試験〜03.24呉 18.03.25:呉〜03.25佐伯 18.03.27:軍隊区分:大海指第215号:作戦に関して鎮海警備府司令長官の指揮に入る 18.03.27:佐伯〜船団護衛〜03.30佐伯 18.03.28:軍隊区分:鎮警信電令作第5号:旅順方面部隊 18.03.30:佐伯〜03.30宇部03.31〜03.31門司 18.04.01:内令第584号:佐伯防備隊所属 18.04.01:(船団護衛)門司〜04.03珍島 18.04.03:(チ1船団護衛)珍島〜04.05大連 18.04.06:大連〜04.06旅順 18.04.06:燃料搭載 18.04.07:旅順〜04.07大連 18.04.07:(チ6船団護衛)大連〜04.09珍島 18.04.10:1400 転錨 18.04.11:(チ9船団護衛)珍島〜      〜04.13 1617 船団護衛終了〜      〜04.13旅順 18.04.13:鎮警電令作第31号:      1.大青島海面防備部隊は北緯38度36分東経124度48分附近にて敵潜捜索攻撃中      2.那沙美、巨濟、濟州を以て掃蕩隊を編成、指揮官防備隊機雷長、        掃蕩隊は白海丸艦長の指揮を受け敵潜を捜索撃滅すべし       3.旅根司令官は成るべく多数の艦艇を派遣、右捜索攻撃に関し白海丸艦長の指揮を受けしむべし 18.04.14:0120 石炭搭載開始      0335 石炭搭載終了 18.04.14:旅順〜対潜掃蕩〜      〜04.15 1259 対潜掃蕩終了〜      〜04.15大連 18.04.16:大連〜04.16旅順 18.04.16:燃料搭載 18.04.16:旅順〜04.17群山 18.04.18:鎮警電令作第35号:      1.敵潜大青島の32度20浬0940      2.大青島海面部隊は之を捜索攻撃すべし      3.濟州、夏島、那沙美は大青島部隊指揮官の指揮を受け右攻撃に従事すべし 18.04.18:群山〜敵潜捜索のため白翎島に向かう〜      〜04.19 1330 敷設艇濟州」、巨濟」と合同、哨区索敵開始〜      〜04.19 2050 霧中により解列〜      〜04.20夢金浦 18.04.21:夢金浦〜04.21鎮南浦 18.04.21:石炭補給 18.04.22:鎮南浦〜04.22旅順 18.04.22:重油搭載 18.04.23:旅順〜04.23大連 18.04.23:(チ22船団護衛)大連〜04.24群山(港外) 18.04.25:(チ23船団護衛)群山〜      〜04.27 0645 船団護衛終了〜      〜04.27旅順 18.04.27:燃料搭載 18.04.28:内外舷手入 18.04.29:旅順〜04.29大連 18.04.29:(チ28船団護衛)大連〜      〜05.01 1130 七発島灯台西2浬にて護衛終了〜      〜05.02鎮海 18.05.03:1015 鎮海海軍工作部岸壁に繋留替え 18.05.06:1630 炭水補給 18.05.06:鎮海〜対潜掃蕩〜05.07群山沖 18.05.07:(チ35船団護衛)群山沖〜      〜05.09 1525 船団護衛終了〜      〜05.09旅順 18.05.10:旅順〜対潜掃蕩〜05.10大連 18.05.10:大連〜05.11群山沖 18.05.11:(チ39船団護衛)群山沖〜      〜05.13 0620 船団護衛終了〜      〜05.13旅順 18.05.15:旅順〜05.15大連 18.05.15:(チ44船団護衛)大連〜      〜05.17 0030 船団護衛終了〜      〜05.17群山沖 18.05.17:群山沖〜05.17群山 18.05.18:0900 石炭補給 18.05.19:群山〜      〜05.19 1800 チ47船団護衛開始〜      〜05.21 0540 三山島沖にて護衛終了〜      〜05.21大連 18.05.21:大連〜05.21旅順 18.05.22:入渠準備、石炭陸揚 18.05.23:弾火薬、爆雷陸揚 18.05.24:1300 旅順工作部船渠にて入渠 18.05.31:0900 出渠      0945 石炭、重油搭載      1200 弾薬、爆雷搭載 18.06.01:(現在)軍隊区分:鎮海警備府護衛部隊 18.06.06:石炭搭載 18.06.07:旅順〜06.07大連 18.06.08:(タ2船団護衛)大連〜      〜06.09 1400 護衛止む〜      〜06.09群山沖 18.06.10:(チ69船団護衛)群山沖〜      〜06.11 0745 濃霧の為、小青島附近に仮泊〜      〜06.11 0834 抜錨〜      〜06.11 2412 濃霧の為、海洋島に仮泊〜      〜06.12 0347 抜錨〜      〜06.12 0550 船団解列〜      〜06.12旅順 18.06.14:(船団護衛)旅順〜      〜06.15 2305 濃霧の為、飛葉島に仮泊〜      〜06.16 0500 船団解列〜      〜06.16 0800 抜錨〜      〜06.16 群山沖 18.06.18:(タ3船団護衛)群山沖〜      〜06.19 2100 護衛止む〜   〜06.19 2330 小三山島にて船団解列〜      〜06.20旅順 18.06.20:炭水補給 18.06.21:旅順〜06.21大連 18.06.22:(タ4船団護衛)大連〜      〜06.23 0950 護衛止む〜      〜06.23 1100 外烟島にて船団解列〜      〜06.23群山沖 18.06.24:(チ83船団護衛)群山沖〜      〜06.26 0030 濃霧の為、外長山水道に仮泊〜      〜06.26 1340 抜錨〜      〜06.26 1630 大連港外にて船団解列〜      〜06.26 1655 大三山島に仮泊〜      〜06.27 0430 抜錨〜      〜06.27旅順 18.06.27:炭水補給 18.06.28:旅順〜06.28大連 18.06.28:(チ86船団護衛)大連〜       〜06.29 0740 濃霧のため西島灯台西方10浬に仮泊〜       〜06.29 1000 抜錨〜       〜06.30 0900 護衛止む〜       〜06.30群山沖 18.06.30:(タ5船団護衛)群山沖〜       〜07.01 1230 大連港外にて船団解列〜       〜07.01旅順 18.07.03:鎮海警備府信電令作第42号:   1.3日1015北緯38度20分東経124度25分にて船団、敵潜の攻撃を受く        濟州は之を攻撃中      2.大青島部隊及那沙美は右地点の50浬圏内を捜索攻撃すべし        指揮官を大青島部隊指揮官とす 18.07.03:旅順〜対潜掃蕩〜      〜07.05 2112 夢金浦に仮泊〜      〜07.06 0745 抜錨〜対潜掃蕩〜      〜07.06 1127 濃霧のため西島灯台4.5浬に仮泊〜      〜07.06 1325 抜錨〜対潜掃蕩〜      〜07.07 1703 掃蕩を止め、長山串の北西2.5浬に仮泊〜      〜07.07 1950 抜錨〜      〜07.08大連 18.07.08:鎮海警備府信電令作第45号:信電令作第42号の捜索攻撃を止め固有配備に就け 18.07.08:炭水補給 18.07.08:大連〜07.08旅順 18.07.08:(タ6船団護衛)旅順〜      〜07.09 0930 チ96船団よりタ6船団が分離〜      〜07.10 0255 於青島にて船団解列〜      〜07.10群山 18.07.11:(チ1船団護衛)群山〜      〜07.12 0600 海洋島北にて特設捕獲網艇漢江丸」が船団から分離〜      〜07.12 1220 小三山島沖にて船団解列〜      〜07.12旅順 18.07.19:石炭補給 18.07.20:旅順〜07.20大連 18.07.20:(チ11船団護衛)大連〜      〜07.22 0200 濃霧のため木徳島南西10浬に仮泊〜      〜07.22 0715 船団解列〜      〜07.22群山沖 18.07.22:(チ13船団護衛)群山沖〜      〜07.24 0620 小三山島にて船団解列〜      〜07.24旅順 18.07.24:石炭補給 18.07.26:旅順〜07.26大連 18.07.26:真水補給 18.07.26:(チ18船団護衛)大連〜      〜07.28 0630 群山沖にて船団解列〜      〜07.28群山 18.08.02:郡山沖〜08.02煙島08.03〜      〜08.03 チ25船団護衛〜      〜08.04 0400 濃霧のためN37.35-E124.55に仮泊〜      〜08.04 1200 抜錨〜      〜08.05 0730 護衛止む〜      〜08.05 0900 大連沖にて解列〜      〜08.05旅順 18.08.05:燃料補給 18.08.06:旅順〜08.06大連 18.08.07:(チ30船団護衛)大連〜      〜08.09 0640 護衛止む〜      〜08.09 1200 於青島にて船団解列〜      〜08.09群山沖 18.08.09:(チ31船団護衛)群山沖〜      〜08.11 0640 護衛止む〜      〜08.11 0700 大連港外にて解列〜      〜08.11旅順 18.08.18:旅順〜08.18大連 18.08.19:(タ12船団護衛)大連〜      〜08.20 1130 護衛止む〜      〜08.20 1200 翁島にて解列〜      〜08.20群山 18.08.20:鎮海警備府信電令作第19号:       護衛部隊指揮官は那沙美をして第四五、四八船団護衛を止め速に群山にて       燃料満載の上、機雷部隊の警戒に協力せしむべし 18.08.21:燃料補給 18.08.22:群山〜08.22薪島錨地08.23〜08.23八口浦 18.08.27:八口浦〜機雷敷設作業協力〜      〜08.28 浮流機雷1個処分:機銃160発発射〜      〜08.29古群山島 18.08.29:古群山島〜08.29群山 18.08.30:燃料補給 18.08.30:群山〜08.30群山沖 18.08.30:(タ13船団護衛)群山沖〜08.31大東湾 18.08.31:1300 「K龍丸」が合同 18.08.31:(タ13船団護衛)大東湾〜      〜09.01 0530 大連着船団解列〜      〜09.01旅順 18.09.01:内令第1833号:佐伯防備隊所属 18.09.01:燃料、真水搭載 18.09.03:旅順〜09.03大連 18.09.03:(タ14船団護衛)大連〜      〜09.04 1300 瓮島にてタ14船団解列〜      〜09.04 1530 外烟島にてチ57船団と合同、護衛開始〜      〜09.06 0100 大王家島西方にて船団解列〜      〜09.06大連 18.09.06:燃料、真水搭載 18.09.06:大連〜09.07群山 18.09.08:0630 転錨、桟橋横付け、燃料搭載 18.09.08:群山〜09.09八口浦 18.09.09:八口浦〜      〜09.10 0655 機雷戦〜      〜09.10 ---- 浮流機雷処分:十三粍機銃50発発射〜      〜09.10 1555 機雷敷設終了〜      〜09.11 0600 任務終了、解列〜      〜09.12旅順 18.09.12:燃料搭載 18.09.14:旅順〜08.14大連 18.09.14:真水搭載 18.09.14:(チ64船団護衛)大連〜      〜09.16 0600 外烟島にてチ64船団解列〜      〜09.16 0800 外烟島に仮泊〜      〜09.16 1000 仮泊地発〜      〜09.16群山 18.09.17:群山〜08.17古群山 18.09.18:(チ71船団護衛)古群山〜      〜09.20 0330 険礁にて船団解列〜      〜09.20旅順 18.09.20:燃料搭載 18.09.21:旅順〜08.21大連 18.09.22:真水搭載 18.09.22:(チ76船団護衛)大連〜      〜09.22 2030 護衛を止め、敵潜攻撃に向かう〜      〜09.24 0710 西島南西10浬にて難破帆船を発見、救助に向かう〜      〜09.24 0815 船員3名救助〜      〜09.24大東湾 18.09.24:1430 救助者揚陸 18.09.24:大東湾〜09.25旅順 18.09.25:燃料搭載 18.09.27:旅順〜対潜掃蕩〜      〜09.28 1600 海洋島泊地 18.09.28:海洋島泊地〜船団護衛〜09.29海洋島泊地 18.09.29:海洋島泊地〜対潜掃蕩〜09.30大連 18.09.30:燃料、真水搭載 18.09.30:大連〜      〜10.01 0600 大東湾にてタ17船団と合同〜      〜10.01 2230 大連港外にて船団解列〜      〜10.01大連 18.10.02:大連〜10.02旅順 18.10.04:旅順〜10.04大連 18.10.05:(タ18船団護衛)大連〜      〜10.06 0300 白翎水道に於て船団解列〜      〜10.06大東湾 18.10.06:大東湾〜10.07旅順 18.10.14:旅順〜10.14大連 18.10.14:真水補給 18.10.14:大連〜10.15大東湾 18.10.19:0700 錨地変更      0830 投錨 18.10.20:大東湾〜対潜掃蕩〜10.22大東湾 18.10.25:大東湾〜哨区哨戒〜10.25鎮南浦 18.10.28:鎮南浦〜10.28大東湾 18.10.29:大東湾〜      〜10.29 0600 タ21船団護衛開始〜      〜10.29 1730 険礁にて船団解列〜      〜10.29大連 18.10.30:大連〜10.30旅順 18.11.01:軍隊区分:大海指第295号:作戦に関する鎮海警備府司令長官の指揮を解く
18.11.01:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊第八艦隊第八根據地隊 18.11.01:内令第2285号:第八根據地隊 18.11.--:旅順〜11.03六連11.04〜 19.02.01:類別等級削除:内令第272号 19.02.01:内令第279号:第八根據地隊から削る
19.02.01:類別等級制定:内令第271号:種別:敷設艇、類別:敷設艇、艇型:なし 19.02.01:本籍:内令第280号:呉鎮守府 19.02.01:戦時編制:聯合艦隊南東方面艦隊第八艦隊第八根據地隊 19.02.01:敷設艇長:海軍大尉 松下 三郎
19.04.01:沈没 19.04.30:類別等級削除:内令第597号 19.04.30:除籍:内令第602号
喪失場所:N.-E. ラバウル 喪失原因:空爆

同型艇

 夏島

兵装

(計画時)
 四十口径三年式八糎高角砲2門、九三式十三粍単装機銃1基、
 三八式小銃26挺、一四式拳銃6丁、
 須式七十五糎探照燈1基、
 八一式投射機2基、爆雷装填台2基、 
 八九式機雷120個又は大掃海具四号1組、爆雷18個、防潜網1式、
 大掃海具二号特1組、小掃海具2組。

(18.04現在)
 九三式探信儀1基。

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.47「敷設艇」 (P.20-21)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.102-103)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.87)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2637-2639)
 「日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦」ダイヤモンド社 H17.12 呉市海事歴史科学館(P.201)
 「播磨造船所50年史」 S35.11 株式会社播磨造船所(P.82)

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