濟州の艇歴
年 月 日:艇歴
16.01.15:起工、仮称艦名:第174號艦
16.08.05:命名:達第246号:「濟州」(サイシウ)
16.08.05:類別等級制定:内令第902号:種別:特務艇、類別:敷設艇、艇型:測天型
16.08.05:本籍仮定:内令第904号:鎮海要港部
16.11.15:進水
16.12.01:信号符字點付:達第369号:JIAQ
17.03.12:艤装員長:海軍豫備大尉 井本 武雄
17.03.16:艤装員事務所を株式會社大阪鐵工所内に設置し事務を開始
17.04.25:本籍:内令第724号:鎮海警備府、鎮海防備隊所属
17.04.25:竣工、艤装員事務所を撤去
17.04.25:戦時編制:鎮海警備府部隊鎮海防備戦隊鎮海防備隊
17.04.25:特務艇長:海軍豫備大尉 井本 武雄
17.--.--:軍隊区分:對馬海峡防備部隊
17.04.--:大阪〜04.29鎭海
17.05.01:鎭海〜哨区及基地〜05.20基地
17.05.27:基地〜05.27鎭海
17.06.--:基地及哨戒
17.07.10:内令第1220号:鎮海防備隊所属
17.07.22:軍隊区分:鎭警機密第478番電:鎭海海面防備部隊
17.07.23:軍隊区分:鎭防戦電令作第94号:五番隊
17.07.24:鎭海警備府信電令作第39号:
1.鎭海防備戦隊司令官は濟州をして7月29日上海に向け門司出港予定の陸軍輸送船団(水戸丸、
すらばや丸、六甲丸、ぱしふいつく丸、咸鏡丸、軍隊)の本府担任海面内の直接護衛に任ぜしむ
べし
17.07.27:鎭警機密第5108番電:
7月29日門司発予定の陸軍船団護衛は佐鎮にて実施せらるるに付鎭海警備府信電令作第39号を取止め
らる
17.07.30:鎭海警備府信電令第12号:鎭警機密第520番電:
鎭海防備隊司令は濟州を元山に派遣し佐世保工廠機密第929番電に依る薪島防備衛所工事に協力
せしむべし
17.07.--:基地及哨戒〜08.07鎭海
17.08.23:鎭海〜哨区〜08.26鎭海
17.08.26:軍隊区分:鎭海警備府信電令作第46号:一時巨濟と濟州とを互に入替う
17.08.28:鎭海〜哨区〜08.30鎭海
17.09.24:鎭海防備戦隊電令作第102号:
地点「ネ」「ト」「リ」「ム」連結線内を掃蕩せよ
基点「ネ」列方位0度 捜索間隔75浬
基点より順序 濟州、春川丸、昭益丸、朝輝丸、第十六日正丸
捜索針路270度 速力8節
17.09.24:第四掃蕩隊電令作第1号:
2.濟州は25日0600迄に第十六日正丸の掃蕩開始点「ム」に来れ指揮官移乗す
17.10.01:戦時編制:鎮海警備府部隊鎮海防備隊
17.11.10:朝鮮重工業株式會社にて入渠
17.11.16:出渠
17.12.08:鎭警機密第081345番電:
濟州をして鎭海に帰投せしめ補給整備に従事せしむべし
18.04.01:内令第584号:鎮海防備隊
18.04.06:群山〜対潜掃蕩〜
18.06.--:(チ69船団護衛)
18.06.--:(チ74船団護衛)
18.06.16:0500 於青島沖にて船団解列
18.06.--:(チ75船団護衛)
18.06.--:(チ80船団護衛)
18.06.--:(チ83船団護衛)
18.06.--:(チ88船団護衛)
18.07.01:特務艇長:海軍大尉 井本 武雄
18.07.--:(チ91船団護衛)
18.07.--:(チ94船団護衛)
18.09.01:内令第1833号:鎮海防備隊所属
18.--.--:軍隊区分:機雷部隊
18.09.06:出港〜標識設置作業〜09.08入港
18.09.09:出港〜標識設置作業、機雷敷設警戒、機雷処分、機雷部隊護衛〜09.11入港
18.09.14:軍隊区分:對馬海峡防備部隊第〇部隊
18.09.15:出港〜機雷敷設〜09.17鎭海
18.09.20:鎭海〜09.20釜山
18.09.20:入渠
18.09.27:出渠
18.09.27:釜山〜09.27鎭海
18.09.28:鎭海〜哨戒〜09.30入港
18.11.02:竹敷〜対潜掃蕩〜11.04入港
18.11.05:軍隊区分:鎭海警備府信電令作第95号:黒山島海面防備部隊
18.12.--:補給整備
18.12.03:鎭海〜12.06木浦
18.12.10:木浦〜哨戒〜敵潜掃蕩〜12.19木浦
18.12.--:補給隊機
18.12.21:木浦〜哨戒〜12.23木浦
18.12.26:木浦〜12.27鎭海
18.12.--:補給整備
19.01.06:鎭海〜哨戒〜01.09入港
19.01.11:出港〜航路指示〜01.13入港
19.01.14:出港〜掃海〜01.15入港
19.01.17:出港〜設標揚収並に哨戒〜01.23入港
19.01.--:燃料搭載
19.01.26:出港〜捜索〜01.27入港
19.01.27:出港〜哨戒〜01.31鎭海
19.02.01:類別等級削除:内令第272号
19.02.01:内令第279号:鎮海防備隊から削る
19.02.01:類別等級制定:内令第271号:種別:敷設艇、類別:敷設艇、艇型:測天型
19.02.01:本籍:内令第280号:佐世保鎮守府、役務:警備敷設艇
19.02.01:戦時編制:鎮海警備府部隊
19.02.01:敷設艇長:海軍大尉 井本 武雄
19.05.01:敷設艇長:海軍少佐 井本 武雄
19.06.01:黒山島部隊機密第010430番電:
濟州はJLGU(相模川丸)発見の敵潜水艦を小青島の西迄索敵敵を得ざれば予定掃蕩をなせを
〜06.01 1600 小青島西方12浬にて反転し東経124度線を南下掃蕩、異状なし〜
〜06.06下鳥島
19.06.08:下鳥島〜06.08木浦
19.06.11:軍隊区分:海上護衛總司令部電令作第176号:作戦に関し佐世保鎮守府司令長官の指揮下
19.06.11:佐鎮機密第111445番電:
本府艦艇三隻聯合艦隊の作戦指揮下に入れしめられたるに付怒和島及濟州をして成るべく速に佐世保
に回航のことに取計はれ度
尚行動予定通知を得度
19.06.12:軍隊区分:佐世保鎮守府電令作第24号:作戦に関し第四海上護衛司令官の指揮下
19.06.12:軍隊区分:第四海上護衛部隊海上護衛部隊
19.06.20:(カタ517船団護衛)那覇〜
〜06.21 中城湾外哨戒〜
〜鹿児島
19.07.01:敷設艇長:海軍大尉 細野 正男
19.07.02:鹿児島〜哨戒〜瀬相
19.07.02:瀬相〜
〜07.03 0355 タカ六〇四船団護衛〜
〜07.03 1320(N28.58-E129.51)陸軍徴傭船「大倫丸」被雷沈没、対潜掃蕩〜
〜07.04 0500 掃蕩中止〜
〜07.04 1000 タカ六〇四船団護衛〜
〜07.04 1507(N28.55-E129.17)磁探機の誘導に依り爆雷攻撃7個〜
〜07.04 1555 爆雷攻撃4個〜
〜07.04 1617(N29.00-E129.05)直衛機の誘導に依り爆雷攻撃4個〜
〜07.04 1627 爆雷攻撃4個〜
〜07.04 1641 攻撃中止、船団を追及〜
〜07.05鹿児島
19.07.05:軍隊区分:海上護衛總部隊電令作第207号:原隊に復帰
19.07.05:軍隊区分:(07.07附):作戦に関する第四海上護衛隊司令官の作戦指揮を解く
19.07.06:軍隊区分:鎭海警備府電令作第82号:黒山島部隊
至急黒山島方面に回航対潜掃蕩に従事すべし
19.07.07:軍隊区分:大海指第416号:作戦に関し横須賀鎮守府司令長官の指揮下に入る
19.07.08:横鎮電令作第527号:
濟州は成るべく速に横須賀に回航すべし
19.07.08:鎭海警備府電令作第84号:
電令作第82号を取止む、濟州は作戦に関し横須賀鎮守府司令長官の指揮を承くべし
19.07.09:(カナ912船団護衛)鹿児島〜07.11那覇
19.07.12:第四海上護衛隊信電令作第3号:
濟州に対する本職の作戦指揮を解く
19.07.12:那覇〜哨戒〜07.12瀬相
19.07.13:瀬相〜
19.08.15:軍隊区分:横鎮電令作第604号:甲直接護衛部隊
19.08.--:(第3818船団護衛)横須賀〜父島
19.08.23:(第4823船団護衛)父島〜横須賀
19.09.14:機密小笠原部隊命令作第72号:敷設隊
19.10.01:軍隊区分:小笠原部隊
19.12.11:軍隊区分:大海指第493号:横須賀鎮守府司令長官の作戦指揮を解く
19.12.26:軍隊区分:佐鎮信電令作第161号:
27日附濟州をS部隊より除き機雷部隊に復帰せしむ
19.12.29:1830 第五機雷堰構成用設標及び現地測量作業終了、帰途に就く
〜12.30佐世保
20.01.02:佐世保〜
〜01.02 機雷部隊敷設作業警戒〜
〜佐世保
20.01.06:佐世保〜
〜01.06 機雷部隊敷設作業警戒〜
〜佐世保
20.01.09:佐鎮信電令作第5号:
機雷部隊指揮官は麾下兵力を以て1月17日以降速に南西諸島に対する緊急輸送一回を実施
せしむべし
1.輸送物件は左の外南西諸島行物件成るべく多数とす
(イ)第三十八震洋隊(石垣島行) 1隊
(ロ)水雷射堡隊(沖縄行) 4隊
(ハ)櫻花兵器(沖縄行) 約30
(ニ)九三式機雷 700個
(ホ)航空燃料
2.九五一空司令官は本輸送部隊に対する対潜警戒を厳にすべし
20.01.12:機雷部隊電令作第9号:
高榮丸艦長は高榮丸、長白山丸、第二十九號海防艦、第二十二號海防艦、濟州を率い
佐鎮信電令作第5号に依る南西諸島緊急輸送を実施すべし
20.01.19:(「高榮丸」護衛)佐世保〜01.19富江
20.01.20:(「高榮丸」護衛)富江〜
〜01.21 1230(N27.34-E127.35)敵情により反転〜
〜01.22富江
20.01.23:佐鎮信電令作第8号:
左に依り輸送部隊を行動せしむべし
1.第一輸送部隊(高榮丸、第二十九號海防艦、濟州)情況に依り佐世保に於て補給の上
任務続行
2.第二輸送部隊(長白山丸、第二十二號海防艦、第五十八號驅潜艇)要すれば基隆に於て
補給の上、砂糖、アルコール、其の他内地向け物件を搭載帰投
20.01.23:機雷部隊電令作第3号:
1.第一輸送部隊は要すれば佐世保に於て至急補給の上、任務を続行すべし
2.第二輸送部隊は避泊地発、予定任務終了後、要すれば基隆に於て補給の上、同地に於て
内地向け物件を搭載帰投すべし
20.01.23:(「高榮丸」護衛)富江〜01.23有川湾
20.01.25:有川湾〜01.25恵美須湾01.26〜01.27那覇
20.01.28:特設敷設艦「高榮丸」に横付け、機雷100個補給
20.01.29:特設敷設艦「高榮丸」に横付け、機雷100個補給
20.02.07:(「高榮丸」護衛)富江〜02.08瀬相〜02.13佐世保
20.01.30:那覇〜
〜機雷部隊敷設作業警戒〜
〜佐世保
20.02.09:笠利湾〜02.09口永良部
20.02.10:口永良部〜第六機雷堰海面測量〜02.10口永良部
20.02.11:口永良部〜02.11牛深02.12〜02.12佐世保
20.02.27:海上護衛総部隊電令作第398号:
佐世保鎮守府護衛部隊指揮官は濟州をして現任務一段落後、鎮海警備府護衛部隊に復帰せしむべし
右復帰時機予定は通報すべし
20.03.03:機雷部隊信令第83号:
大島方面緊急輸送の際護衛艦艇は左に依り便乗者(小型機雷)を輸送すべし
第二十九號海防艦 30人(200個)
第二十二號海防艦 30人(150個)
濟州 0人(1,150個)
20.03.05:佐世保〜03.05恵美須湾
20.03.06:機雷部隊電令作第11號:
1.濟州、怒和島は濟州の喜界島輸送任務終了後宮古島石垣島の順に九三式機雷堰を構成すべし
構成要領沖根計画の通、但し各島約200個とす
2.濟州、怒和島は右に引続き伊江島喜界島周辺五式機雷堰を構成すべし
構成要領別令す
20.03.07:恵美須湾〜03.08喜界島早町
20.03.08:小型機雷1,150個揚陸(03.09まで)
20.03.10:喜界島〜03.12佐世保
20.03.15:佐鎮信令第47号:
濟州、怒和島をして宮古島往路の途次第十八號輸送艦と同航、那覇の50浬圏内迄同艦の護衛に
協力すべし
20.03.16:佐世保〜宮古島敷設作業〜03.20佐世保
20.03.23:佐世保〜03.23富江
20.03.24:富江〜石垣島敷設作業〜
20.03.27:佐鎮信電令第57号:
0750指宿哨戒機指宿の226度141浬に於て遭難者(大立の乗組と推定)約30名漂流中なるを発見す
濟州、怒和島は同地点に急行、救助の上帰投せよ
〜03.27 1743 大瀬崎西方20浬にて燃料不足のため佐世保に向う〜
〜03.28佐世保
20.03.30:機雷部隊信令第94号:
濟州、怒和島は本日午後準備出来次第出港、先任艇長指揮の下に對馬海峡の機雷堰海面の
現地測量を実施すべし
20.03.30:佐世保〜
〜03.31 対馬海峡敷設海面測量〜
〜04.04佐世保
20.04.09:佐世保〜
〜04.09 1600 伊万里湾仮泊、敷設艇「新井埼」が合同〜
〜04.10 0745 仮泊地発〜
〜04.10 1630 六連仮泊〜
〜04.11 1030 六連発、特設敷設艦「高榮丸」、敷設艇「怒和島」と共に先航〜
〜04.12佐伯
20.04.--:機雷搭載
20.04.14:佐伯〜
〜04.14 1642 姫島灯台の294度10.8浬にて特設敷設艦「高榮丸」触雷、普通航行に支障なし〜
〜04.14 1957 六連仮泊〜
〜04.15 0530 六連発〜
〜04.15 0822 小串湾仮泊〜
〜04.15 2400 小串湾発〜
〜04.16 1604 対馬海峡機雷堰第一次對馬西水道機雷堰(T)敷設開始〜
〜04.16 1754 第3列線九三式機雷一型120個敷設終了〜
〜04.17 1633 作業地発〜
〜04.17佐世保
20.04.22:佐世保〜
〜04.22 1345 伊万里湾仮泊〜
〜04.23 0500 「第二十二號海防艦」と敷設艇「新井埼」が先行仮泊地発〜
〜04.23 0830 対馬海峡機雷堰第二次壱岐水道南機雷堰(X)敷設開始〜
〜04.23 0904 第1列線九三式機雷一型120個敷設終了〜
〜04.23 0911 作業地発〜
〜04.23 1000 「第二十二號海防艦」が解列〜
〜04.23 1900 「第二十九號海防艦」が合同〜
〜04.23 2125 姫島仮泊〜
〜04.24 0700 特設敷設艦「永城丸」と合同〜
〜04.24 0800 特設敷設艦「永城丸」より機雷移載開始〜
〜04.24 1800 機雷搭載終了〜
〜04.25 0600 姫島発〜
〜04.25 1330 小串湾仮泊、敷設艇「怒和島」、同「巨濟」に合同〜
〜04.26 0600 小串湾発〜
〜04.26 1250 対馬海峡機雷堰第二次壱岐水道北機雷堰(W)敷設開始〜
〜04.26 1320 第1列線九三式機雷一型120個敷設終了〜
〜04.26 1510 伊万里湾仮泊〜
〜04.28 1000 伊万里湾発〜
〜04.28 1630 小串湾仮泊〜
〜04.29 0530 小串湾発〜
〜04.29佐伯
20.04.30:1810 地松浦に転錨
20.05.01:佐伯〜05.04臼杵湾
20.05.--:臼杵湾〜05.07佐伯
20.05.07:機雷搭載
20.05.07:佐伯〜05.08八幡浜
20.05.09:八幡浜〜
〜05.09 1200 三崎仮泊〜
〜05.10 0923 仮泊地発〜
〜05.09八幡浜
〜05.11 0514 敷設艦「常磐」、敷設艇「巨濟」に合同〜
〜05.11 0711 特設敷設艦「高榮丸」が合同〜
〜05.11 0932 特設敷設艦「高榮丸」が触雷小破、「第二十二號海防艦」を残し先航〜
〜05.11福岡湾
20.05.11:「第二十九號海防艦」が合同
20.05.12:特設敷設艦「高榮丸」、「第二十二號海防艦」が合同
20.05.13:福岡湾〜
〜05.13 0804 対馬海峡機雷堰第三次對馬東水道機雷堰(Vノ1)敷設開始〜
〜05.13 0825 第3列線九三式機雷100個敷設終了〜
〜05.13 2300 恵美須湾仮泊〜
〜05.14 1715 仮泊地発〜
〜05.14佐世保
20.05.15:1330 佐世保工廠第五船渠にて入渠
20.05.18:1000 出渠
20.05.19:佐世保〜
〜05.19 1759 唐津湾仮泊〜
〜05.20 1758 唐津湾発〜
〜05.21 0610 對馬西水道北側機雷堰(Uノ2)敷設開始〜
〜05.21 0635 第1列線九三式機雷75個敷設終了〜
〜05.21 0719 敷設特務艇「加コ」合同〜
〜05.21 0840 敷設特務艇「加コ」解列〜
〜05.21 0955 敷設艇「巨濟」と共に解列〜
〜05.24佐伯
20.05.25:佐伯にて機雷搭載
20.05.26:佐田岬〜05.26刈田沖05.28〜05.28部埼05.31〜05.31呼子
20.05.31:1700 特設敷設艦「高榮丸」に機雷を搭載
20.06.01:呼子〜
〜06.01 1528 対馬海峡機雷堰第五次對馬東水道機雷堰(Vノ2)敷設開始〜
〜06.01 1815 第4列九三式機雷三型100個敷設終了〜
〜06.01 1835 特設敷設艦「高榮丸」、「第四十四號海防艦」「第百十八號海防艦」と共に解列〜
〜佐世保
20.06.04:佐世保鎮守府信電令作第135号:
1.機雷部隊の編制を解く
2.第十八戦隊、第二十二號、第二十九號海防艦に他する本職の指揮を解き
濟州、巨濟、新井埼を九州方面護衛部隊に編入す
20.08.15:残存
20.10.25:除籍:第250028番電:特別輸送艦
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、佐世保地方復員局所管
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.09.05:復二第230号:特別保管艦に指定(07.26附)
22.01.25:艦長:復員事務官 溝口 智司
22.09.05:艦長:復員事務官 志垣 郁雄
22.10.03:除籍:復二第751号
同型艇
平島、澎湖、石埼、鷹島、新井埼、由利島、怒和島、前島。
兵装
(計画時)
四十口径八八式八糎高角砲1門、九三式十三粍二聯装機銃1基、
三八式小銃20挺、一四式拳銃5丁、
須式七十五糎探照燈1基、九六式一米半測距儀1基、
九四式投射機1基、爆雷装填台三型1基、爆雷水圧投下装置三型2基、爆雷手動投下台一型8基、
九五式爆雷36個、横式爆雷2個、
対艦式二型大掃海具2組、小掃海具一型改一2組、水中処分具一型2組、
九三式一型機雷120個(又は五号機雷130個又は九二式機雷18個又は九六式二号防潜網2組
又は一四式捕獲網8組)。
(最終時)
須式七十五糎探照燈1基、九六式一米半測距儀2基、
九四式投射機2基、爆雷装填台2基、投下機6基、
仮称二號電波探信儀二型改四1基、仮称電波探知機E27改三1基、
仮称三式探信儀二型甲1基、九三式水中聴音機二型甲小艦艇用1基、
対艦式大掃海具1組、小掃海具1組。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.47「敷設艇」 (P.39)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.107)
雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.90,93)
「歴史群像」学習研究社 太平洋戦史シリーズ51 真実の艦艇史(2)(P.146)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2648-2649,2655)
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