第二十七號海防艦の艦歴
年 月 日:艦歴
19.02.16:起工、仮称艦名:第2414號艦
19.04.05:命名:達第106号:「第二十七號海防艦」
19.04.05:類別等級制定:内令第533号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第一號型
19.04.05:本籍仮定:内令第531号:佐世保鎮守府
19.06.03:進水
19.06.30:艤装員長:海軍少佐 津田 象吾
19.07.03:艤装員事務所を日本鋼管株式會社鶴見造船所内に設置し事務を開始
19.07.20:竣工、艤装員事務所を撤去
19.07.20:本籍:内令第888号:佐世保鎮守府、役務:警備海防艦
19.07.20:海防艦長:海軍少佐 津田 象吾
19.07.20:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
19.07.26:1400 市江埼通過西航(予定)
19.08.16:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊
19.08.16:艦船番号:(67)
19.08.17:呉海軍工廠にて機銃増備、機関小修理(08.21まで)
19.08.22:呉〜08.22門司
19.08.25:門司〜05.25六連沖
19.08.25:(ヒ73船団護衛)六連沖〜08.25有川湾08.26〜
〜08.26 1300 五島列島沖にて陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜08.28 1140(N26.33-E122.20)九七艦攻、海防艦「千振」と共に敵潜攻撃〜
〜08.28 1713 九七艦攻一機不時着、「第二十一號海防艦」が搭乗員を救助〜
〜08.29 1600 高雄(左営沖)に仮泊〜
〜08.29 2030 高雄発〜
〜08.31 1435(N17.56-E115.21)九三中練が敵潜発見、目標弾一発、発煙弾二発投下、
海防艦「千振」「第二十一號海防艦」を誘導し爆撃〜
〜08.31 1530 九七艦攻二機が爆撃〜
〜08.31 1540 海防艦「千振」「第二十一號海防艦」が爆雷攻撃〜
〜08.31 2000 陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜09.01 0849 第二十一掃海隊(「第三十八號掃海艇」「第三十九號掃海艇」)、
海防艦「屋代」、水雷艇「鳩」、同「隼」が護衛に就く〜
〜09.01 0900(N15.00-E116.00)マニラ行船団(「護國丸」「香久丸」「吉備津丸」「伊良湖」)
が第二十一掃海隊、海防艦「屋代」、水雷艇「鳩」、同「隼」の護衛で分離〜
〜09.01 1600(N14.18-E114.39)「第十九號海防艦」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜09.02 0130(N30.14-E113.08)陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知発砲、爆雷攻撃〜
〜09.02 1720 九七艦攻一機着艦時に墜落、海防艦「千振」が搭乗員を救助〜
〜09.03 2023 海軍配當船「東亞丸」触雷〜
〜09.06 0900 解列〜
〜09.06昭南(セレター軍港)
19.09.11:(ヒ74船団護衛)昭南〜
19.09.11:(ヒ74船団護衛)昭南〜
〜09.12 1245(N05.18-E105.06)直衛機が油紋発見、飛行機、「第十三號海防艦」と共同攻撃〜
〜09.17 0034 特設運送船「あづさ丸」被雷、大火災〜
〜09.17 0035 航空母艦「雲鷹」が被雷〜
〜09.17 0050 特設運送船「あづさ丸」沈没〜
〜09.17 0755(N19.08-E116.33)航空母艦「雲鷹」沈没〜
〜09.18高雄
19.09.19:(ヒ74船団護衛)高雄〜
〜09.29 1700 門司にて船団から分離〜
〜09.29大和湾
19.09.24:大和湾〜09.24佐世保
19.09.24:佐世保海軍工廠にて入渠諸修理工事(09.28まで)
19.09.28:佐世保〜09.29門司
19.10.01:(ヒ77船団護衛)門司〜10.01有川湾10.02〜
〜10.06 1315(N19.49-E118.22)「あかね丸」「第二十一號海防艦」被雷沈没〜
〜10.07 2200 (N19.37-E115.53) 特設運送船「衣笠丸」被雷沈没〜
〜10.12昭南
19.10.17:軍隊区分:第一遊撃部隊作戦指揮下
19.11.15:戦時編制:海上護衛総司令部第百一戦隊
19.11.27:(シサ30船団護衛)昭南〜11.30聖雀
19.12.10:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第百一戦隊
19.12.10:艦隊区分:第百一戦隊、隊番号:1
19.12.19:(ヒ85船団護衛)六連沖〜
〜12.20 1017 「せりあ丸」機械故障、海防艦「鵜來」が護衛のため船団より分離〜
〜12.20 1340 故障復旧、船団に合同〜
〜12.20 2115 海防艦「對馬」、同「大東」合同〜
〜12.23高雄外港
19.12.24:(ヒ85船団護衛)高雄〜退避〜12.24高雄(外港)
19.12.25:(ヒ85船団護衛)高雄〜12.25左営12.25〜12.25高雄(内港)
19.12.27:(ヒ85船団護衛)高雄〜
〜12.27 1725 三番船「大楠丸」が反転高雄に向う〜
〜12.28 2300 海防艦「對馬」と海軍配當船「帝北丸」が船団より分離〜
〜12.29 1725 「第百一號掃海艇」が合同〜
〜01.01 1720 キノン湾仮泊〜
〜01.02 0700 キノン湾出港〜
〜01.03 0050 ナトラン湾仮泊〜
〜01.03 0730 ナトラン湾出港〜
〜01.04聖雀
20.01.04:1310 ヒ85船団部隊の編成を解く
20.01.04:聖雀〜01.04西貢
20.01.07:西貢〜01.07聖雀
20.01.09:(ヒ86船団護衛)聖雀〜01.10バンフォン01.11〜01.11キノン01.12〜
〜01.12 0900(N13.50-E107.20)敵機動部隊艦載機と交戦
練習巡洋艦「香椎」、「第五十一號海防艦」、
「第二十三號海防艦」被爆沈没、海防艦「鵜來」被爆小破、海防艦「大東」被弾、
「永萬丸」、「豫州丸」、「優C丸」、「大津山丸」、「第六十三播州丸」、
海軍配当船「さんるいす丸」、同「昭永丸」、「辰鳩丸」、「極運丸」、
一般徴傭船「建部丸」被爆沈没〜
〜01.13楡林
20.01.14:楡林〜01.14三亞
20.01.14:海南海軍工作部にて損傷部応急修理(01.20まで)
20.01.21:(ユタ15船団護衛)楡林〜01.21八所沖01.21〜01.26南日水道
20.01.26:陸軍徴傭船「吉備津丸」が船団に加入
20.01.27:(ユタ15船団護衛)南日水道〜
〜01.28 1507(N27.30-E120.50)浮上潜水艦を発見追撃〜
〜01.28 1935 一般徴傭船「明島丸」、海防艦「鵜來」と共に船団から分離先航〜
〜01.29 2315 徐公島仮泊〜
〜01.30 1347 ユタ15船団入港〜
〜01.30 1535 徐公島出港〜
〜02.01青島
20.02.06:(ユタ15船団護衛)青島〜02.07大東湾02.08〜02.08古群山群島02.09〜02.10巨済島02.10〜
〜02.10六連
20.02.11:六連〜02.12佐世保
20.02.12:佐世保海軍工廠にて入渠、諸修理工事(02.28まで)
20.02.27:第一護衛艦隊電令作第68号:
護衛区分左の通定む
モシ01(10日)鵜來、大東、第二十七號海防艦、第二十六號驅潜艇
20.03.01:佐世保海軍工廠にて船体兵器機関の修理整備(03.11まで)
20.03.11:佐世保〜03.12古群山群島
20.03.13:(モシ01船団護衛)古群山群島〜03.15ベルブイ
20.03.18:(シモ01船団護衛)ベルブイ〜03.21鞍馬群島03.22〜03.23加徳水道
20.03.24:(「寶昭丸」護衛)加徳水道〜03.25大黒山群島
20.03.25:戦時編制:大海幕機密第608号ノ219:海上護衛総司令部第一護衛艦隊
20.03.25:艦隊区分:隊番号:40
20.04.05:香港〜
20.04.15:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第二十一海防隊
20.04.15:海防隊編制:内令第332号:第二十一海防隊
20.04.29:青島〜
〜05.04 0330 壽丸船団護衛〜
〜05.04 1040 労山湾仮泊〜
〜05.05 1200 出港〜
〜05.06 2000 壽丸船団が白砂水道仮泊〜
〜05.07 0500 船団仮泊地発〜
〜05.07 1252 敵機に発砲〜
〜05.07 1956 八口浦仮泊
20.06.01:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第72号(05.27附):鮮南方面海防部隊
20.06.01:軍隊区分:鮮南方面海防部隊電令作第1号:哨戒部隊
20.06.30:海防艦長:海軍少佐 平野 萬
20.07.10:戦時編制:大海幕機密第608号ノ269:聯合艦隊第七艦隊第二十一海防隊
20.09.15:戦時編制:佐世保鎮守府部隊第二十一海防隊
20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、佐世保地方復員局所管
20.12.01:艦長:第二復員官 平野 萬
20.12.20:内令第12号:「海第二十七號」と呼称
20.12.20:艦長:第二復員官 三宅 辰夫
21.02.20:艦長:第二復員官 森 武
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.04.01:艦長:第二復員事務官 森 武
21.06.15:艦長:復員事務官 森 武
21.10.22:艦長:復員事務官 島田 喜與三
21.12.30:復二第508号:特別保管艦に指定
22.01.15:艦長:欠員
22.08.14:除籍:復二第568号
同型艦
第一號、第三號、第五號、第七號、第九號、第十一號、第十三號、第十五號、第十七號、
第十九號、第二十一號、第二十三號、第二十五號、第二十九號、第三十一號、第三十三號、
第三十五號、第三十七號、第三十九號、第四十一號、第四十三號、第四十五號、第四十七號、
第四十九號、第五十一號、第五十三號、第五十五號、第五十七號、第五十九號、第六十一號、
第六十三號、第六十五號、第六十七號、第六十九號、第七十一號、第七十三號、第七十五號、
第七十七號、第七十九號、第八十一號、第八十三號、第八十五號、第八十七號、第八十九號、
第九十三號、第九十五號、第九十七號、第百一號、第百五號、第百七號、第2455號艦、
第百十七號、第二百五號、第二百七號、第二百十三號、第二百十五號、第二百十七號、
第二百十九號、第二百二十一號、第二百二十三號、第二百二十五號、第二百二十七號、
第二百二十九號、第二百三十五號。
兵装
(計画時)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
二号電波探知機二型改二1基、
仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。
(19.09.07現在)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃2基、同単装機銃2基、
須式七十五糎探照燈1基、
二号電波探知機二型1基。
(19.09.28現在)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃2基、同単装機銃2基、三式八糎迫撃砲1門、
須式七十五糎探照燈1基、
二号電波探知機二型1基。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.39)
雑誌「世界の艦船」海人社 2017年12月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.39)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.28「海防艦」(P.48)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2311)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 86064,86065
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