八幡丸・雲鷹の船歴
年 月 日:船歴
13.12.14:起工:優秀船舶建造助成施設(第一種船)第124号
14.10.31:進水、命名:八幡丸
15.07.31:竣工
15.07.--:新規登録:所有者:日本郵船株式會社
15.07.31:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:940
15.07.31:船舶検査証書交付
15.08.21:(第1次号)長崎〜門司〜神戸08.26〜名古屋〜横浜08.31〜09.10バンクーバー〜
〜09.11シアトル09.20〜〜バンクーバー〜横浜〜10.09神戸
15.11.01:(第2次号)マニラ〜香港〜上海〜神戸11.11〜横浜〜ホノルル〜サンフランシスコ〜
〜11.29ロサンゼルス12.01〜サンフランシスコ〜ホノルル〜横浜12.20〜12.21神戸12.22〜12.24大連
15.12.27:大連〜12.29神戸〜12.31横浜〜01.21神戸01.22〜上海〜香港
16.--.--:(第3次号)香港〜上海〜神戸02.04〜横浜〜ホノルル〜02.20サンフランシスコ〜
〜02.22ロサンゼルス02.24〜サンフランシスコ〜ホノルル〜横浜〜03.16神戸03.22〜上海〜マニラ
16.--.--:(第4次号)マニラ〜香港〜上海〜神戸04.08〜横浜〜ホノルル〜サンフランシスコ〜
〜04.26ロサンゼルス04.28〜サンフランシスコ〜ホノルル〜横浜〜05.18神戸05.31〜上海〜マニラ
16.06.--:(第5次号)マニラ〜香港〜上海〜神戸06.18〜横浜〜ホノルル〜サンフランシスコ〜
〜07.07ロサンゼルス07.09〜サンフランシスコ〜ホノルル〜横浜〜08.15神戸08.16〜上海
16.08.23:(第6次号)上海〜神戸08.26〜08.27横浜
16.08.14:中間検査
16.11.21:徴傭
16.11.25:入籍:内令第1536号:特設航空母艦、呉鎮守府所管
16.11.25:艦長:海軍大佐 駒澤 克己
16.12.10:艦長:海軍大佐 湊 慶譲
17.01.--:呉海軍工廠で艤装工事開始
17.05.28:公試
17.05.31;艤装工事完了
17.05.31:戦時編制:聯合艦隊附属
17.06.12:呉〜06.12呉
17.06.--:二十五粍三聯装機銃2基増備
17.06.24:呉〜06.27呉07.01〜07.09呉
17.07.--:官房機密第8759号:航空母艦艦載機定数
17.07.25:呉〜07.26横須賀
17.07.29:横須賀〜08.02サイパン08.02〜ビスマルク諸島方面〜08.14呉
17.08.01:買収、船主:海軍省
17.08.18:呉〜08.20宇佐沖にて着艦訓練〜08.28呉
17.08.21:官房機密第10468号:機銃装備訓令
17.08.27:機銃装備指令
17.08.31:除籍:内令第1624号
17.08.31:命名:達第244号:軍艦「雲鷹」
17.08.31:類別等級制定:内令第1614号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:なし
17.08.31:本籍:内令第1625号:呉鎮守府
17.08.31:戦時編制:聯合艦隊附属
17.08.31:艦長:海軍大佐 湊 慶譲
17.08.31:呉〜09.02横須賀
17.09.--:兵器弾薬55t搭載
17.09.04:横須賀〜09.07サイパン09.07〜トラック〜ラバウル〜09.18呉
17.09.15:官房機密第15002654番電:艦攻の欄「二分の一二」を削る
17.09.25:呉〜10.01トラック10.04〜10.09横須賀
17.10.11:横須賀〜10.16トラック10.17〜10.24横須賀
17.10.28:横須賀〜11.02トラック
17.11.03:トラック〜11.08パラオ11.11〜11.13ダバオ〜11.15パラオ11.16〜11.21トラック
17.11.24:トラック〜12.02スラバヤ
17.11.28:官房機密第14731号:航空母艦消防装置増備の件訓令
部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.施行艦名
(イ)横須賀工廠
翔鶴、冲鷹、大鳳
(ロ)呉工廠
瑞鶴、飛鷹、隼鷹、雲鷹、鳳翔
(ハ)佐世保工廠
瑞鳳、大鷹
2.工事要領
飛行機格納庫に技研式泡沫消火装置を装備するものとし其の詳細に関しては海軍艦政本部長をして
直接関係海軍工廠長に通牒せしむ
3.所要兵器
主管別 兵器名称 数量 記事
機 照明兵器及電路兵器 所要数 供給の上は其の旨通報を要す
飛 九二式高声電話機用兵器 同 砲より流用(供給の上は其の旨通報を要す)
飛 伝声管電鐘用諸兵器 同 同
4.完成期
時機を得次第成るべく速に
5.費目
(以下省略)
17.12.05:スラバヤ〜12.06バリックパパン12.07〜12.13トラック
17.12.17:トラック〜12.24スラバヤ12.26〜12.28バリックパパン12.29〜01.03トラック
18.01.05:トラック〜01.10横須賀
18.01.10:修理
18.01.11:1330 沖八番浮標に繋留中、走錨し運送艦「大瀬」の艦首に触接、その後「大瀬」右舷に横付け
18.01.18:横須賀〜01.18横浜
18.01.18:三菱重工業株式會社濱造船所に入渠、艦首・艦尾に二十五粍三聯装機銃各2基計4基増備
18.01.24:出渠
18.01.24:横浜〜01.24横須賀
18.01.28:艦長:海軍大佐 相コ 一郎
18.02.01:横須賀〜02.07トラック02.11〜02.17横須賀
18.02.24:横須賀〜03.02トラック
18.03.05:聯合艦隊電令作第496号:
1.大鷹艦長は雲鷹、第七驅逐隊、響を併せ指揮し大海機密第031748番電に依り輸送すべし
18.03.06:トラック〜03.12横須賀
18.03.20:横須賀〜03.25トラック04.05〜04.10横須賀
18.04.14:艦長:海軍大佐 關 郁乎
18.04.25:横須賀〜04.30トラック
18.05.05:聯合艦隊電令作第549号:
3.雲鷹艦長は雲鷹、冲鷹、潮、第二驅逐隊(五月雨)、夕暮、長波を指揮、5月7日トラック発
横須賀に回航すべし、爾後の行動は特令す
回航中A点(北緯30度東経135度大和艦長所定)迄大和艦長の指揮を受け大和と同航すべし
18.05.07:聯合艦隊信電令作第14号:
1.電令作第549号に依る大和、雲鷹、冲鷹、驅逐艦四隻トラック発を明8日に改む
2.第五戦隊司令官は電令作第549号及び第553号による内地回航各艦を指揮し電令作第549号
第3項要領に依り行動すべし
18.05.08:トラック〜05.13横須賀
18.05.24:横須賀〜05.29トラック
18.05.27:聯合艦隊電令作第578号:
1.雲鷹、冲鷹、潮、現任務終了後、雲鷹艦長指揮の下に横須賀に回航すべし
2.前進部隊指揮官は驅逐艦二隻(萩風を含む)をして雲鷹艦長の指揮を受け右部隊の護衛に
任ぜしむべし
18.06.05:トラック〜06.09横須賀
18.06.11:聯合艦隊電令第590号:
3.雲鷹、冲鷹、第七驅逐隊、C波は雲鷹艦長之を指揮、大海機密第031459番電の輸送に任ずべし
第七驅逐隊の驅逐艦一隻は中途サイパンに回航内地迄秋月の護衛を行うべし
18.06.12:官房艦機密第2965号:艦船豫備舵取機及人力ポンプ新設の件訓令
部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.工事要領
別途配給の豫備舵取機及人力ポンプを海軍艦政本部長をして直接関係海軍工廠長に指示する図面に
依り装備するものとす
2.実施場所及艦名
実施場所
横須賀海軍工廠 長門、陸奥、武藏、翔鶴、冲鷹、高雄、愛宕、摩耶、鳥海、大淀、秋津洲
呉海軍工廠 大和、瑞鶴、雲鷹、飛鷹、隼鷹、第一〇〇五番艦、千代田、葉、最上、鈴谷、
熊野、阿賀野
佐世保海軍工廠 金剛、瑞鳳、大鷹、千歳、妙高、那智、羽K
舞鶴海軍工廠 龍鳳、利根、筑摩
3.完成期
時機を得次第成るべく速に
4.費目
(以下省略)
18.06.16:横須賀〜06.21トラック06.28〜07.02横須賀
18.07.06:横須賀〜07.11トラック07.19〜07.24横須賀
18.07.30:軍隊区分:聯合艦隊電令作第647号(07.26附):主隊
2.主隊は7月31日内海西部発(雲鷹、漣は雲鷹艦長之を指揮8月1日0600B点北緯30度00分
東経136度00分に於て合同すべし)トラックに回航(8月5日トラック着)
行動予定回航中の諸作業別電の通定む
別電(関係の向にのみ電報)
3.雲鷹は大海機密第211940番電第一項及び大海機密第231557番電の輸送を自余の主隊各艦は
別に定むる人員物件の輸送を実施すべし
18.07.31:横須賀〜
〜08.01 0530 水雷艇「千鳥」、同「眞鶴」が護衛を終了〜
〜08.05トラック
18.08.05:軍隊区分:聯合艦隊電令作第654号:附属
18.08.09:聯合艦隊電令作第657号:
2.雲鷹及び機動部隊指揮官所定の警戒駆逐艦二隻は内地回航中A点(北緯30度東経136度30分
附近、16日1500頃熊野艦長所定)迄熊野艦長の指揮を承くべし
18.08.12:トラック〜08.16横須賀
18.08.22:聯合艦隊電令作第672号:
1.雲鷹は伊良湖特務艦長の指揮を受け大海機密第201316番電第1項の輸送を実施すべし
2.機動部隊、邀撃部隊指揮官は野分、白露をして伊良湖及び雲鷹を横須賀よりトラック迄
警戒せしむべし
18.08.26:横須賀〜09.02トラック
18.09.06:トラック〜09.11呉
18.09.25:類別等級改正:内令第1985号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:大鷹型
18.09.27:聯合艦隊電令作第725号:
2.隼鷹、雲鷹は隼鷹艦長指揮10月10日頃呉(岩国)発大海機密第131215番電及び
同201316番電(8月)に依る輸送に従事すべし、
右警戒艦を第七驅逐隊(駆逐艦一隻欠)及び玉波とす
18.09.31:入渠
18.10.03:出渠
18.10.13:呉〜10.13佐伯10.14〜10.19トラック
18.10.28:聯合艦隊電令作第778号:
2.訓練部隊指揮官は第十一水雷戦隊(龍田)山城、伊勢をして10月30日頃(補給終了後)
トラック発内海西部に回航せしむべし
隼鷹は右部隊と同航呉に回航すべし
4.雲鷹、第七驅逐隊(曙)は途中まで第2項部隊と同行、横須賀に回航すべし
5.第十一水雷戦隊司令官は回航中前諸項部隊を指揮すべし
18.10.30:軍隊区分:機密第十一水雷戦隊命令第51号:主隊母艦隊
18.10.31:トラック〜11.05横須賀
18.11.07:聯合艦隊電令作第789号:
1.各部隊指揮官は左に依り指定の艦(隊)を以て輸送任務に従事せしむべし(兵力輸送要領)
(イ)瑞鳳、冲鷹、雲鷹、第七驅逐隊、第十驅逐隊(秋雲):
大海機密第021740番電及び同031512番電に依る輸送
(ハ)各群指揮官:先任艦長
18.11.16:横須賀〜12.05横須賀
18.12.12:横須賀〜
〜12.13 驅逐艦「滿潮」が母島乾崎の305度8浬にて爆雷攻撃16個〜
〜12.17トラック
18.12.15:戦時編制:海上護衛総司令部所属
18.12.19:聯合艦隊電令作第864号:
2.機動部隊指揮官は瑞鳳、濱波を12月24日頃発横須賀に回航せしむべし(雲鷹同行)
3.第六驅逐隊(電、響)は瑞鳳艦長の指揮を受け同艦の警戒に任ぜしむべし
18.12.20:軍隊区分:大海指第313号:(搭載機を除き)大海機密第131735番電による輸送作戦に関し
聯合艦隊司令長官の指揮下
18.12.23:聯合艦隊電令作第870号:
3.各部隊指揮官は指定の各艦(隊)をして左の任務に従事せしむべし
(ハ)瑞鳳、雲鷹、第二十一驅逐隊:大海機密第131735番電によるトラック行輸送
18.12.24:トラック〜12.29横須賀
19.01.04:横須賀〜01.09トラック
19.01.15:聯合艦隊電令作第898号:
瑞鳳、雲鷹、第二十一驅逐隊はトラックに於ける作業終了せば第二水雷戦隊司令官の指揮を
受け横須賀に回航すべし
19.01.18:トラック〜
〜01.19 1043(N12.50-E146.23)サイパン沖にて米潜水艦"Haddock"(SS-231)の雷撃3本を
受け損傷、驅逐艦「早波」が対潜掃蕩〜
〜01.20サイパン
19.01.20:驅逐艦「海風」から救難隊が移乗
19.01.--:工作艦「明石」により応急修理
19.01.24:聯合艦隊電令作第916号:
1.HPB、NTB、UNB各指揮官は第二十四驅逐隊(海風)、第七驅逐隊(潮、曙)、皐月をして
雲鷹艦長の指揮を承け内地着迄残り警戒に任ぜしむべし
2.雲鷹艦長は右の各艦を併せ指揮し早鞆のサイパン着を俟ち内地(雲鷹艦長所定)に回航
すべし
19.01.27:サイパン〜
〜02.04 ---- 驅逐艦「白雲」が護衛に就く〜
〜02.04 1600 驅逐艦「潮」、同「曙」が補給の為分離〜
〜02.05 0743 驅逐艦「白雲」が護衛を止め大湊に向かう〜
〜02.07 ---- 波浪により損傷した艦首部を切断・喪失〜
〜02.08横須賀
19.02.08:軍隊区分:海上護衛隊電令作第48号:海上護衛総司令部隊附属部隊
19.03.01:艦長:海軍大佐 平塚 四郎
19.04.01:修理開始(沖浮標八番に繋留中)
19.04.02:横須賀海軍工廠第四船渠に入渠
前部弾薬庫復旧工事、一番探照燈撤去、二番探照燈電源装置一部改造、
飛行甲板前端部の延長等
19.04.04:高角砲弾薬還納(04.05まで)
19.04.15:二式哨信儀新設工事開始
19.04.25:測程儀換装工事開始
19.04.28:酒保物品搭載
19.05.05:上空識別燈新設工事開始
19.05.06:貯糧品搭載
19.05.08:三、四、七、八番機銃撤去工事
19.05.10:後部弾薬庫一部改造工事、D装置新設工事開始
19.05.15:二式二號電波探信儀一型新設工事開始
19.05.20:二十糎信号燈新設工事開始
19.05.22:二十五粍単装機銃移動橇付受入
19.05.24:酒保物品搭載
19.05.25:石炭搭載15t
19.05.26:後部機銃台九五式機銃射撃装置配電盤取付工事
19.05.29:両舷砲戦指揮通信装置一部撤去工事開始
19.06.10:仮称電波探知機改一新設工事開始
19.06.15:水上艦船音響兵器、防禦式装置電気兵器新設工事開始
19.06.17:前部機銃五式機銃射撃装置(配電盤取付)工事
19.06.03:前後部機銃弾薬揚降装置新設工事開始
19.06.21:一、二、五、六、七、八番機銃台取付
19.06.25:二十糎信号燈新設工事、上空識別燈新設工事竣工
19.06.28:出渠、小海一番岸壁に横付け
19.06.30:真水搭載
19.07.01:艦長:海軍大佐 木村 行藏
19.07.04:木村大佐着任、平塚大佐退艦
19.07.14:艦内木部撤去作業(07.20まで)
19.07.31:沖五番浮標に艦首繋留
19.08.03:東京湾にて諸公試、艦内各部訓練(08.11まで)
19.08.12:横須賀〜08.14呉
19.08.15:呉海軍工廠にて船体兵器機関の修理整備(08.16まで)
19.08.15:軍隊区分:第一海上護衛隊作戦指揮下に入る
19.08.16:呉〜内海西部、佐伯湾にて九三一空の発着艦、機銃射撃、応急訓練〜08.22部崎
19.08.18:官房艦機密第5038号:大鷹型航空母艦に機銃装備の件訓令
19.08.23:部埼〜08.23国崎
19.08.24:国崎〜08.24六連沖
19.08.25:(ヒ73船団護衛)六連沖〜
〜08.25 1058-1900 直衛機二機派出〜
〜08.25 2005 寺島水道仮泊
〜08.26 0435 仮泊地発〜
〜08.26 0810-1950 直衛機三〜四機派出〜
〜08.26 1300 五島列島沖にて陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜08.27 0530-1930 直衛機二〜四機派出〜
〜08.28 --------- 直衛機二〜五機派出(以下の九七艦攻を含む)〜
〜08.28 1140(N26.33-E122.20)潜望鏡発見、九七艦攻、海防艦「千振」「第二十七海防艦」が
攻撃〜
〜08.28 1713 九七艦攻一機不時着、「第二十一號海防艦」が搭乗員を救助〜
〜08.29 0600-1500 直衛機二〜四機派出〜
〜08.29 1600 高雄(左営沖)に仮泊〜
〜08.29 2030 高雄発〜
〜08.29 0600-1915 直衛機二〜六機派出〜
〜08.31 0625-1925 直衛機二〜四機派出(以下の中練、九七艦攻を含む)〜
〜08.31 1400 九三中練一機(KEB713)対潜哨戒直衛の為発艦〜
〜08.31 1435(N17.56-E115.21)九三中練が敵潜発見、目標弾一発、発煙弾二発投下、
海防艦「千振」「第二十一號海防艦」を誘導し爆撃〜
〜08.31 1500 九七艦攻三機(KEB315、KEB317、KE---)発艦〜
〜08.31 1530 九七艦攻二機が爆撃〜
〜08.31 1540 海防艦「千振」「第二十一號海防艦」が爆雷攻撃〜
〜08.31 2000 陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜09.01 0630-1925 直衛機三〜五機派出〜
〜09.01 0849 第二十一掃海隊(「第三十八號掃海艇」「第三十九號掃海艇」)、
海防艦「屋代」、水雷艇「鳩」、同「隼」が護衛に就く〜
〜09.01 0900(N15.00-E116.00)マニラ行船団(「護國丸」「香久丸」「吉備津丸」「伊良湖」)
が第二十一掃海隊、海防艦「屋代」、水雷艇「鳩」、同「隼」と分離〜
〜09.01 1600(N14.18-E114.39)「第十九號海防艦」が敵潜探知爆雷攻撃(2個)〜
〜09.02 0850-1940 直衛機二〜三機派出〜
〜09.02 0130(N30.14-E113.08)陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知発砲、爆雷攻撃(4個)〜
〜09.02 1720 九七艦攻一機着艦時に墜落、海防艦「千振」が搭乗員を救助〜
〜09.03 0655-1955 直衛機二〜三機派出〜
〜09.03 2023 海軍配當船「東亞丸」触雷〜
〜09.04 0715-1950 直衛機二〜三機派出〜
〜09.05 0720-2020 直衛機二〜三機派出〜
〜09.05 1400 九七艦攻、前路哨戒後昭南に派遣〜
〜09.06 0900 解列〜
〜09.06 0954 昭南軍港(セレター)
19.09.10:1200 東仮泊錨地に転錨
19.09.11:(ヒ74船団護衛)昭南〜
〜09.12 1245(N05.18-E105.06)直衛機が油紋発見、
飛行機、「第十三號海防艦」「第二十七號海防艦」が共同攻撃〜
〜09.17 0034 特設運送船「あづさ丸」被雷、大火災〜
〜09.17 0035 舵取機室下部右舷に一発、主機械室右舷に一発被雷〜
〜09.17 0036 右砲戦打方始め(一番砲)〜
〜09.17 0050 特設運送船「あづさ丸」沈没〜
〜09.17 0752 軍艦旗降下、総員退去開始〜
〜09.17 0755(N19.08-E116.33)沈没
19.09.17:沈没
19.11.10:類別等級削除:内令第1247号
19.11.10:除籍:内令第1254号
喪失場所:N19.08-E116.36 香港南西東沙島南東約400km付近
喪失原因:米潜水艦Barb(SS-220)の雷撃
同型船
新田丸、春日丸。
兵装
(17.05.31)
四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍二聯装機銃4基
(17.06.23)
四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍二聯装機銃4基、同三聯装機銃2基
(18.02.01)
四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍二聯装機銃6基、同三聯装機銃6基
(最終時)
四十五口径十年式十二糎高角砲6門、九六式二十五粍二聯装機銃2基、同三聯装機銃8基、
同単装機銃36基、九三式十三粍単装機銃10基、九九式小銃、一四式拳銃、
爆雷10個。
【水雷関連】
九五式爆雷8個、手動投下台一型1組
【航空機関連】
零式艦上戦闘機11機(うち補用2機)、九七式艦上攻撃機16機(うち補用2機)
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和15年1月号、昭和15年9月号
雑誌「世界の艦船」海人社 1994年5月号増刊「日本航空母艦史」、
雑誌「世界の艦船」海人社 1997年9月号
雑誌「世界の艦船」海人社 2011年1月号増刊「日本航空母艦史」(P.66)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.68)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.267)
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本客船の黄金時代1939〜41」(P.118-119)
雑誌「船の科学」船舶技術協会 2000年7月号「日本商船隊の懐古 No.252」山田早苗
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.38「日本の空母II」 (P.52-53)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.131「戦時中の日本の空母III」(P.63)
「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.214)
「海軍艦艇史3」 潟xストセラーズ S57.04 福井静夫 (3351-3352)
「日本船舶画鑑」S25.08 舟艇協会出版部 (P.76)
「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.113-114)
「知られざる戦没船の記録(上)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.208)
「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.102)
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.41)
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