對馬の艦歴
年 月 日:艦歴
17.06.20:起工、仮称艦名:第316號艦
17.11.01:命名:達第294号:「對馬」(ツシマ)
17.11.01:類別等級制定:内令第2025号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:占守型
17.11.01:本籍仮定:内令第2023号:呉鎮守府
18.03.20:進水
18.06.19:艤装員事務所を日本鋼管株式會社鶴見造船所内に設置し事務を開始
18.06.28:艤装員長:海軍豫備少佐 鈴木 盛
18.07.01:艤装員長:海軍少佐 鈴木 盛
18.07.28:竣工、艤装員事務所を撤去
18.07.28:本籍:内令第1541号:呉鎮守府、役務:警備海防艦
18.07.28:海防艦長:海軍少佐 鈴木 盛
18.07.28:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
〜08.10門司
18.08.15:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第一海上護衛隊
18.08.15:艦隊区分:機密第一海上護衛隊法令第20号:廃止、艦船番号:(14)
18.08.17:(マ01船団護衛)門司〜08.20基隆
18.08.21:基隆〜08.21馬公08.22〜08.23基隆
18.08.24:(マ02船団護衛)基隆〜08.26門司
18.09.01:(マ03船団護衛)門司〜09.04基隆
18.09.05:基隆〜09.05馬公
18.09.08:(第201船団護衛)馬公?〜09.13門司
18.09.13:門司〜09.14呉
18.09.--:呉海軍工廠にて修理
18.09.23:呉〜09.23門司
18.09.25:(マ05船団護衛)門司〜09.29高雄
18.10.05:(ヒ10船団護衛)高雄〜
〜10.06 0900 マ06船団護衛〜
〜10.09門司
18.10.12:(ヒ13船団護衛)門司〜10.16高雄10.18〜10.21三亞
18.10.22:三亞〜陸軍徴傭船「扶桑丸」、同「瑞穂丸」、同「まにら丸」護衛〜10.23三亞
18.10.23:(ヒ13船団護衛)三亞〜10.30昭南
18.11.03:(ヒ14船団護衛)昭南〜
〜11.08 0505(N17.00-E116.17)「旭榮丸」被雷沈没〜
〜11.08 0540 敵潜掃蕩〜
〜11.09 0000 掃蕩終了〜
〜11.11高雄
18.11.15:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊
18.11.18:(臨時船団護衛)高雄〜11.18高雄
18.11.19:(臨時船団護衛)高雄〜11.23ダバオ
18.11.25:ダバオ〜
〜11.27 1700 敵潜掃蕩〜
〜11.28マニラ
18.11.29:マニラ〜
〜11.30 0900 G船団護衛〜
〜12.01高雄
18.12.02:(G船団護衛)高雄〜12.07門司
18.12.11:(ヒ25船団護衛)門司〜12.15高雄
18.12.16:高雄〜対潜掃蕩〜
〜12.16 1530 ヒ25船団護衛〜
〜12.21昭南
18.12.26:(ヒ26船団護衛)昭南〜
〜01.01 1117 敵潜掃蕩〜
〜01.02高雄
18.12.28:官房艦機密第6374号:艦艇に電波探知機装備の件訓令
佐世保海軍工廠並に佐世保海軍軍需部をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.施行艦名
敷設艦 常盤
驅逐艦 呉竹、若竹
海防艦 松輪、對馬、干珠、三宅、占守
水雷艇 眞鶴、友鶴
哨戒艇 第三十六號
2.工事要領
受信室(電信室)に新に供給の假稱電波探知機一組を装備し空中線装置、電源装置を装備するもの
とす
3.所要兵器
兵器主管別 兵器名稱 一艦分数量 記事
通信長 假稱電波探知機附属品豫備品共 一組 八線別七八
同 其の他小兵器 所要数 供給の上は品名数量報告のこと
4.完成期
時機を得次第成るべく速に
5.費目
(省略)
19.01.03:(第232船団護衛)高雄〜
〜01.10 0900 護衛終了〜
〜01.10呉
19.01.11:電波探信儀、電波探知機、爆雷搭載軌道工事、二、三番重油タンク漏洩部修理工事
19.01.--:入渠
19.02.08:修理完了
19.02.09:呉〜02.10門司
19.02.11:(ヒ43船団護衛)門司〜02.12富江02.13〜02.16基隆02.18〜02.23カムラン
19.02.--:敵潜掃蕩
19.02.29:(ヒ43船団護衛)カムラン〜
〜03.01 0900 「コ島丸」と衝突、艦尾切断、被曳航〜
〜03.02聖雀
19.03.03:(被曳航)聖雀〜03.03西貢
19.03.--:修理
19.03.27:(サシ14船団:「立石丸」が曳航、「長壽山丸」が護衛)西貢〜03.31昭南
19.04.--:第一〇一海軍工作部(昭南)にて故障欠損部修理
19.05.--:第一〇一海軍工作部にて故障欠損部修理
19.06.--:第一〇一海軍工作部にて故障欠損部修理
19.07.--:第一〇一海軍工作部にて故障欠損部修理
19.08.--:第一〇一海軍工作部にて損傷部復旧工事
19.09.--:第一〇一海軍工作部にて損傷部復旧工事
19.10.01:第一〇一海軍工作部にて損傷部復旧工事(10.11まで)
19.10.12:(ヒ76A船団護衛)昭南〜10.15聖雀
19.10.18:聖雀〜
〜10.19 反転〜
〜10.20聖雀
19.10.22:(ヒ76A船団護衛)聖雀〜11.01六連
19.11.02:六連〜11.02呉
19.11.03:呉海軍工廠にて船体兵器機関の修理整備
19.11.09:呉〜11.09門司11.13〜11.13伊万里
19.11.14:(ヒ81船団護衛)伊万里〜11.14宇久島11.15〜
〜11.15 1200 白瀬灯台の280度38浬にて陸軍徴傭船「あきつ丸」被雷沈没〜
〜11.15巨文島11.16〜11.16珍島11.17〜
〜11.17 1812(N33.17-E124.45)陸軍徴傭船「摩耶山丸」被雷沈没〜
〜11.17 2307(N32.59-E123.38)航空母艦「~鷹」被雷沈没〜
〜11.18泗礁山
19.11.15:戦時編制:海上護衛総司令部第百一戦隊
19.11.21:(ヒ81船団護衛)泗礁山〜11.23南日水道11.25〜11.25馬公
19.11.27:(ヒ81船団護衛)馬公〜サンフェルナンド
19.12.10:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第百一戦隊
19.12.10:艦隊区分:第百一戦隊、隊番号:1
19.12.04:(マモ05船団護衛)サンフェルナンド〜前路掃蕩〜
〜12.04 0920 船団に合同〜
〜12.04 1550 ラポック仮泊〜
〜12.05 0615 仮泊地発〜
〜12.05 1830 カミギン仮泊〜
〜12.05 2330 仮泊地発、湾口附近掃蕩〜
〜12.06 0000 船団出港〜
〜12.06 0100 船団に合同〜
〜12.06 2040 枋寮沖仮泊〜
〜12.07 0730 仮泊地発〜
〜12.07高雄
19.12.07:高雄〜12.07左営
19.12.--:左営〜
〜12.20 2115 ヒ85船団・モタ38船団に合同〜
〜12.23高雄(外港)
19.12.24:(ヒ85船団護衛)高雄〜退避〜12.24高雄(外港)
19.12.25:(ヒ85船団護衛)高雄〜12.25左営12.25〜12.25高雄(内港)
19.12.27:(ヒ85船団護衛)高雄〜
〜12.27 1725 三番船「大楠丸」が反転高雄に向う〜
〜12.28 2300 海軍配當船「帝北丸」と共に船団より分離〜
〜01.01楡林
20.01.03:楡林〜01.03楡林
20.01.03:楡林工作部にて損傷部応急修理工事(01.20まで)
20.01.21:(ユタ15船団護衛)楡林〜01.21八所沖01.21〜01.26南日水道
20.01.26:陸軍徴傭船「吉備津丸」が船団に加入
20.01.27:(ユタ15船団護衛)南日水道〜
〜01.28 1507(N27.30-E120.50)「第二十七號海防艦」が浮上潜水艦を発見追撃〜
〜01.28 1935 一般徴傭船「明島丸」、海防艦「鵜來」、「第二十七號海防艦」が船団から分離先航〜
〜01.30 1347 徐公島入港〜
〜01.30 1535 徐公島出港〜
〜02.01青島
20.02.06:(ユタ15船団護衛)青島〜02.07大東湾02.08〜02.08古群山群島02.09〜02.10巨済島02.10〜
〜02.10六連
20.02.11:六連〜02.11呉
20.02.12:呉海軍工廠にて入渠、諸修理工事(02.28まで)
20.02.16:軍隊区分:第八〇一航空隊の作戦指揮を解く
20.03.01:呉海軍工廠にて砲煩兵器改装工事(03.14まで)
20.03.05:呉〜試験〜03.05元島湾03.06〜03.06門司
20.03.08:門司〜03.08六連
20.03.16:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第9号:AS三部隊第三哨戒部隊
20.03.19:0000 AS三作戦開始
20.03.20:豆酸湾〜
20.03.25:戦時編制:大海幕機密第608号ノ219:海上護衛総司令部第一護衛艦隊
20.03.25:艦隊区分:隊番号:40
20.03.31:練習巡洋艦「鹿島」より重油、糧食補給
20.04.01:練習巡洋艦「鹿島」から糧食搭載
20.04.03:軍隊区分:AS三部隊第三哨戒部隊電令第11号(03.31):第九哨戒隊
20.04.03:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第21号:東海哨戒部隊第三哨戒部隊
20.04.04:第三哨戒部隊信電令作第1号:
1.3日2100北緯31度30分東経124度15分に敵潜あり、海八、海三二之を索敵中
2.對馬は泗礁山、羽節は〇所、宇久は哨区発急速現場に至り掃蕩に加入すべし
3.對馬艦長本掃蕩隊(第一掃蕩隊と呼称)を指揮すべし
20.04.04:泗礁山〜対潜掃蕩〜
〜04.05 0715 「第八號海防艦」「第三十二號海防艦」と合同、之を指揮下に入る〜
〜04.05 1910 海防艦「宇久」と合同、之を指揮下に入る〜
〜04.05 2230 海防艦「註゚」と合同、之を指揮下に入る〜
〜04.06 0700 海防艦「沖繩」と合同、之を指揮下に入る〜
〜04.06 0945 「第八十二號海防艦」「第百四號海防艦」と合同、之を指揮下に入る〜
〜04.07 0845 「第八十一號海防艦」「第四十一號海防艦」と合同、之を指揮下に入る〜
〜04.08 1835 海防艦「註゚」「第八號海防艦」「第三十二號海防艦」を率い哨区発〜
〜04.08 0400 海防艦「註゚」が解列〜
〜04.08泗礁山
20.04.05:海防艦長:海軍少佐 榛澤 精男
20.04.08:練習巡洋艦「鹿島」より飲料水20t補充、糧食補給
20.04.09:0911 転錨
20.04.09:雑役船「華星」より飲料水2t補充
石炭搭載2.0t、清水搭載10t
20.04.11:練習巡洋艦「鹿島」から糧食搭載
20.04.11:泗礁山〜
〜04.11 2020 船団の出港が遅れたため反転〜
〜04.11泗礁山
20.04.12:泗礁山〜対潜哨戒〜
〜04.12 1552 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分〜
〜04.12 1740 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分〜
〜04.13 1917 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分〜
〜04.14 1159 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分〜
〜04.17 1358 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分〜
〜04.18 1552 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分:7日間計573発〜
〜04.20 1700 第三哨戒部隊電令第17号により哨区を徹しH、I哨区(済北哨戒帯)に就く〜
〜04.20 2133 320度方向に敵潜らしきものを探知〜
〜04.20 2136 第1回爆雷攻撃:英式爆雷4個投射〜
〜04.20 2159 第2回爆雷攻撃:英式爆雷4個投射〜
〜04.20 2233 第3回爆雷攻撃:英式爆雷4個投射〜
〜04.21 0220 「第二百五號海防艦」と合同、交代し木浦港に向う〜
〜04.21木浦
20.04.21:水船より飲料水20t補充
20.04.22:石炭搭載3t
20.04.23:水船より飲料水15t補充、糧食搭載
20.04.24:糧食搭載
20.04.24:木浦〜04.24所安
20.04.25:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第二十二海防隊
20.04.25:海防隊編制:内令第356号:第二十二海防隊
20.04.25:小隊区分:第四小隊(8)
20.04.25:軍隊区分:第三哨戒部隊電令第22号:第九哨戒隊
20.04.28:所安〜
〜04.28 0730 所安港港外仮泊〜
〜04.28 0830 榛澤少佐着任〜
〜04.28 1000 仮泊地発〜
〜04.28金塘水道
20.04.28:練習巡洋艦「鹿島」から糧食搭載
20.04.29:練習巡洋艦「鹿島」から糧食、二式爆雷20個搭載
20.04.29:1707 転錨
1830 鈴木少佐退艦
20.04.29:小隊区分:第一小隊(1)
20.04.30:金塘水道〜04.30所安
20.04.30:所安〜
〜04.30 2108 敵潜らしきものを探知、之を捜索中視界不良の為、海防艦「三宅」と接触〜
第一工作科倉庫及び同下方防水区画前側水線上約1.5mの所に変形、小亀裂を
生じ鋲脱落(同工作科倉庫及び同下部空所に浸水)
〜05.01所安
20.05.01:所安〜対潜対空哨戒〜05.02所安
20.05.02:所安〜対潜対空哨戒〜05.03金塘水道
20.05.03:練習巡洋艦「鹿島」に横付け、生糧品、酒保物品搭載、清水搭載20t
20.05.04:横付離し転錨
20.05.05:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第50号(05.01附):鮮南哨戒部隊第三哨戒部隊
20.05.05:金塘水道〜05.05所安
20.05.06:内外舷総塗粧
20.05.08:所安〜対潜対空哨戒〜
〜05.09 0710 飛揚島仮泊〜
〜05.09 1227 仮泊地発〜
〜05.10 0604 横看水道仮泊〜
〜05.10 1919 仮泊地発〜
〜05.11 0822 楸子島仮泊〜
〜05.11 1900 仮泊地発〜
〜05.12 0611 楸子島仮泊〜
〜05.12 1357 仮泊地発〜
〜05.12所安
20.05.13:清水搭載6t
20.05.14:0836 転錨
1746 転錨
20.05.16:所安〜05.16楸子島
20.05.17:清水搭載
20.05.17:楸子島〜対潜対空哨戒〜
〜05.18 0605 飛揚島仮泊〜
〜05.18 0750 仮泊地発〜
〜05.18 1500 所安群島港外錨地仮泊〜
〜05.18 1956 仮泊地発〜
〜05.19所安
20.05.19:所安〜対潜対空哨戒〜05.20楸子島
20.05.20:楸子島〜05.20所安
20.05.22:清水搭載
20.05.23:清水搭載
20.05.25:0745 「第五十二號海防艦」に横付け、重油供給4t
0821 横付離し投錨
20.05.25:所安〜05.25楸子島
20.05.26:清水搭載
20.05.27:楸子島〜対潜対空哨戒〜
〜05.28 0804 楸子島仮泊〜
〜05.28 1957 仮泊地発〜
〜05.29 0558 楸子島仮泊〜
〜05.29 1731 浮流機雷1個九九式小銃にて銃撃処分187発〜
〜05.30 1225 仮泊地発〜
〜05.30 1234 B−29 2機10度方向高角2度500mに発見〜
〜05.30 1239 主砲打方始め:3発〜
〜05.30 1240 打方控え〜
〜05.30 1253 敵機次第に遠ざかり見失う〜
〜05.30所安
20.06.01:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第72号(05.27附):鮮南方面海防部隊
20.06.01:軍隊区分:鮮南方面海防部隊電令作第1号(05.30附):護衛部隊
20.08.25:役務:内令第747号:第一豫備海防艦
20.09.27:海防艦長:海軍中佐 小屋 愛之
20.10.05:海防艦長:海軍中佐 岡田 靜一
20.10.08:海防艦長:海軍少佐 大上 一雄
20.10.25:海防艦長:海軍中佐 岡田 靜一
20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、呉地方復員局所管
20.12.01:艦長:第二復員官 岡田 靜一
21.02.05:艦長:第二復員官 橋本 以行
21.04.01:艦長:第二復員事務官 橋本 以行
21.06.05:艦長:第二復員事務官 白戸 敏造
21.06.15:艦長:復員事務官 白戸 敏造
--.--.--:艦長:復員事務官 志垣 郁雄
21.12.15:復二第459号:特別保管艦に指定
22.03.25:復二第203号:佐世保地方復員局所管に改む
22.07.31:除籍:復二第542号
同型艦
擇捉、松輪、佐渡、隠岐、六連、壹岐、若宮、平戸、m]、天草、滿珠、干珠、笠戸。
兵装
(計画時)
四十五口径三年式十二糎砲G型3門、二十五粍二聯装機銃2基、
九六式軽機銃2挺、一四式拳銃25丁、三八式小銃50挺、
九六式三米測距儀1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式水中聴音機1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
九四式投射機1基、爆雷装填台三型1基、爆雷水圧投下台三型2基、爆雷手動投下台一型4基、
九五式爆雷36個、
小掃海具一型改一2組、水中処分具一型2基。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.28「海防艦」(P.11)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(1847,2267,2299)
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