年 月 日:船歴
16.06.07:起工 18.01.10:進水、命名:明島丸* 18.03.25:竣工
18.03.--:新規登録 18.03.24:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:1233 18.03.24:船舶検査証書交付 19.01.11:名古屋〜01.11四日市 19.01.--:航空燃料2,500ドラム搭載 19.01.14:四日市〜01.15呉 19.01.22:呉〜01.23佐世保 19.02.29:敦賀〜03.02清津03.05〜03.08新潟 19.03.10:新潟〜03.13羅津03.14〜03.16新潟 19.03.19:新潟〜03.20室蘭03.22〜03.23新潟 19.03.27:新潟〜03.28室蘭03.31〜04.02舞鶴 19.04.02:機密舞鶴鎮守府命令第103号: 左に依り海軍省徴傭船舶の授受を行う 明島丸(49765)1,993噸 於舞鶴港 4月4日1000
19.04.02:徴傭:一般徴傭船(雑用船)、舞鶴鎮守府所管、海軍省配属 19.04.04:船長:海軍嘱託 橋本 今太郎(部内限り奏任官待遇) 19.04.05:運送船整備工事(04.09まで) 19.04.08:船長:海軍嘱託 橋本 今太郎(嘱託を解く) 19.04.09:舞鶴〜04.13鎮南浦 19.04.--:豆炭2,500kg搭載 19.04.15:鎮南浦〜04.18門司 19.04.--:託送小荷物11個、新造艀3隻搭載 19.04.20:門司〜04.21神戸04.22〜 〜04.24(N34.23-E138.13)対潜戦闘:砲撃〜 〜04.25横須賀 19.04.--:豆炭2,500kg、託送小荷物11個、新造艀3隻揚陸 19.04.29:横須賀〜04.29横浜 19.04.--:航空機用燃料油1,141kg、特型運貨船2隻搭載 19.05.12:船団部隊区分:機密第3515船団部隊命令作第1号:輸送船第三分団(船番号:12) 19.05.15:横浜〜05.15館山 19.05.17:(第3515船団)館山〜05.25サイパン 19.06.--:建設資材及び兵器弾薬741t搭載、便乗者858名乗船 19.06.11:サイパン〜 〜06.12 1620 対空戦闘:敵機2機来襲〜 〜06.13 早朝 対空戦闘:グラマン2機来襲〜 〜06.13 1240(N11.50-E140.40)対空戦闘:敵機22機来襲、至近弾2発〜 〜06.13 「第一號輸送艦」を曳航〜 〜06.17 「第一號輸送艦」をパラオ港務部に引渡す〜 〜06.17パラオ 19.06.--:建設資材及び兵器弾薬691t揚陸、便乗者858名退船 清水、糧食100t搭載、便乗者104名乗船 19.06.18:パラオ〜06.22セブ 19.06.--:兵器、資材150t揚陸、便乗者104名揚陸、清水180t搭載 セメント1,400t、洋紙87t、航空機械5t搭載、便乗者16名乗船 19.07.08:セブ〜07.10マニラ 19.07.--:便乗者、搭載物件全部揚陸、 清水300t、燃料、石炭100t、糧食及び軍需品、機械、コプラミール、麻屑96t搭載 19.08.07:マニラ〜08.07コレヒドール08.09〜08.10サンフェルナンド08.12〜08.15高雄港外 19.08.15:高雄湾口附近、敵の磁気機雷多数あり入港できず 19.08.15:高雄港外〜08.16基隆 19.08.--:高雄揚げ搭載物件全部揚陸、上海揚げ砂糖2,520t及び糧食、郵便物11個、清水145t搭載 19.09.06:対空戦闘:B-29と交戦 19.09.07:基隆〜09.07西寨山09.10〜09.10上海 19.09.--:砂糖2,520t、郵便物11個揚陸、 軍需品、兵器、資材622t、清水200t、燃料炭150t、兵器他9t、糧食搭載、便乗者62名乗船 19.09.24:上海〜09.26青島 19.09.--:清水100t、糧食搭載 19.09.29:青島〜10.02門司 19.10.--:補炭100t、糧食搭載、便乗者62名退船 19.10.03:門司〜10.04和田岬10.05〜10.06御坊10.06〜10.06尾鷲10.09〜10.09名古屋 19.10.--:軍需品、兵器資材622t、発電機一式972t、兵器他揚陸 19.10.--:名古屋船渠にて入渠 19.11.11:名古屋〜11.11四日市 19.11.--:軽油120t、鉱油600t、空ドラム缶62t搭載、糧食補給 19.11.14:四日市〜11.14鳥羽11.15〜11.15尾鷲11.16〜11.17呉 19.11.--:軽油120t、礦油600t、空ドラム缶62t揚陸、補炭100t、糧食搭載 19.11.21:呉〜11.22部崎11.22〜11.23佐世保 19.11.29:船長:海軍嘱託 濱口 藤吉(部内限り奏任官待遇) 19.11.--:十二糎高角砲24門及び弾薬4,500t、十三粍機銃80基830t、魚雷艇1隻、自動車5台、 糧食、補炭650t、清水300t他郵便物10個搭載、便乗者462名乗船 19.12.01:(ミ29船団)佐世保〜12.07基隆12.09〜12.10高雄12.12〜12.13高雄港外 19.12.24:高雄港外〜12.26香港12.31〜01.02三亞01.06〜01.07楡林 20.01.--:軍属8名、鉱石2,500t搭載 20.01.21:(ユタ15船団)楡林〜01.21八所沖01.21〜01.26南日水道 20.01.26:陸軍徴傭船「吉備津丸」が船団に加入 20.01.27:(ユタ15船団)南日水道〜 〜01.28 1507(N27.30-E120.50)「第二十七號海防艦」が浮上潜水艦を発見追撃〜 〜01.28 1935 「第二十七號海防艦」、海防艦「鵜來」と共に船団から分離先航〜 〜01.29 2315 徐公島仮泊〜 〜01.30 1347 ユタ15船団入港〜 〜01.30 1535 徐公島出港〜 〜02.01青島 20.02.09:青島〜02.12吉浦02.16〜02.18佐世保 20.02.--:海軍部隊450名、航空器材1,000t搭載 20.02.24:佐世保〜03.05上海沖 20.03.07:上海沖〜 〜03.09 基隆行き船団と分離、海壇島泊地発〜 〜03.09 1310(N25.00-E119.05)対空戦闘〜 〜03.09 1130 南日島付近にて特設掃海艇「嵐山丸」と合同〜 〜03.10厦門 20.03.--:邦人疎開者150名乗船 20.03.18:厦門〜 〜03.21 海防艦「新南」、同「宇久」が護衛に加入〜 〜03.21韭山列島東方03.22〜03.22泗礁山〜03.23上海 20.03.--:銅1,500t、綿1,000t搭載 20.03.29:上海〜04.07済州島04.08〜04.10門司 20.04.11:門司〜04.11呉04.22〜04.23崎戸 20.04.--:石炭2,500t搭載 20.04.26:崎戸〜04.28神戸 20.07.03:三菱重工業下関造船所にて終戦まで修理
20.08.15:残存:SCAJAP No.A-011 --.--.--:解傭
(D型標準船)
十三粍機銃2基。 (20.03.09) 十三粍機銃2基、他に便乗者携帯の十三粍機銃4基、七粍七機銃6基。
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1988年9月号「日本商船隊の懐古 No.110」山田早苗 雑誌「世界の艦船」海人社 2021年6月号「思い出の日本貨物船その298」 「海洋少年」通巻51号 海と空社 「飯野60年の歩み」 S34.07 飯野海運株式会社(P.76) 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第十二巻(P.139) 小樽市博物館所蔵(61-9, 112-4, 141-2)
本船船名について「あきしままる」とするものと「あけしままる」とするものがあります。また、昭和十八年度日本船名録追録では「め」の部に掲載されています。戦後のLloyd's Register of Shippingでは「Akesima Maru」と記載されていますのでこれが正しい船名と思われます。
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