第五十五號海防艦の艦歴

 年 月 日：艦歴

 19.08.20：起工、仮称艦名：第2428號艦
 19.09.01：命名：達第288号：「第五十五號海防艦」
 19.09.01：類別等級制定：内令第1016号：種別：海防艦、類別：海防艦、艦型：第一號型
 19.09.01：本籍仮定：内令第1019号：呉鎮守府
 19.10.20：艤装員長：海軍大尉　矢野　武人
 19.10.21：艤装員事務所を日本鋼管株式會社鶴見造船所内に設置し事務を開始
 19.11.01：艤装員長：海軍少佐　矢野　武人
 19.11.04：進水
 19.12.20：竣工
 19.12.20：本籍：内令第1371号：呉鎮守府、役務：警備海防艦
 19.12.20：海防艦長：海軍少佐　矢野　武人

 19.12.20：戦時編制：呉鎮守府部隊呉防備戦隊
 19.12.22：艤装員事務所を撤去
 19.12.29：1300 江須埼通過西航（予定）
　
 20.02.01：戦時編制：大海幕機密第608号ノ190：海上護衛総司令部第一護衛艦隊
 20.02.02：呉〜02.02向島
 20.02.02：向島造船所にて入渠修理（02.07まで）
 20.02.07：向島〜02.07呉
 20.02.08：呉海軍工廠にて船体、兵器機関の修理整備
 20.02.14：呉〜02.15門司
 20.02.16：（モタ38船団護衛）門司〜02.20泗礁山02.21〜02.23基隆
 20.03.--：艦隊区分：隊番号：40、艦船番号（20）
 20.03.03：（タモ47船団護衛）基隆〜03.05泗礁山03.06〜03.11六連
 20.03.11：六連〜03.12呉
 20.03.12：呉海軍工廠にて電探修理並三型捕信儀二号測距儀装備工事（03.21まで）
 20.03.16：軍隊区分：第一護衛艦隊電令作第９号：ＡＳ三部隊第三哨戒部隊
 20.03.19：0000 ＡＳ三作戦開始
 20.03.22：呉〜03.22門司
 20.03.23：門司〜哨区〜
 20.04.03：軍隊区分：ＡＳ三部隊第三哨戒部隊電令第11号（03.31）：第九哨戒隊
 20.04.03：軍隊区分：第一護衛艦隊電令作第21号：東海哨戒部隊
 　　　　　〜04.20 1700 第三哨戒部隊電令第17号により哨区を徹しＨ、Ｉ哨区（済北哨戒帯）に就く〜

 20.04.25：戦時編制：海上護衛総司令部第一護衛艦隊第十一海防隊
 20.04.25：海防隊編制：内令第356号：第十一海防隊
 20.04.25：司令海防艦に指定
 20.05.05：軍隊区分：第一護衛艦隊電令作第50号（05.01附）：鮮南哨戒部隊第三哨戒部隊
 20.05.06：駕莫洋〜05.07鎮海
 20.05.10：鎮海〜
 　　　　　〜05.10 1020 一般徴傭船「薩州丸」に合同、護衛開始〜
 　　　　　〜05.10 1815 豆酸湾着、護衛終了〜
 　　　　　〜05.10 1925 豆酸湾発〜
 　　　　　〜05.11所安
 20.05.--：所安〜05.21大湊
 20.06.26：軍隊区分：北東部隊電令作第160号：第一掃蕩隊
 20.07.20：海防艦長：海軍少佐　的場　虎之助
 20.08.25：役務：内令第747号：第一豫備海防艦
 20.11.03：的場少佐免職
 20.12.01：除籍

 20.12.01：入籍：内令第6号：特別輸送艦、呉地方復員局所
 --.--.--：艦長：第二復員官　早川　尋匡
 20.12.20：内令第12号：「海第五十五號」と呼称
 21.03.14：艦長：第二復員官　井上　文刀
 21.04.01：類別等級削除：軍令第1号（自然消滅）
 21.04.01：艦長：第二復員事務官　井上　文刀
 21.06.15：艦長：復員事務官　井上　文刀
 21.08.15：艦長：復員事務官　永松　熊一
 22.01.06：復二第11号：特別保管艦に指定
 22.02.03：艦長：欠員
 22.03.25：復二第203号：佐世保地方復員局所管に改む
 22.06.01：艦長：復員事務官　太田　巍

 22.07.16：除籍：復二第500号

同型艦

 第一號、第三號、第五號、第七號、第九號、第十一號、第十三號、第十五號、第十七號、
 第十九號、第二十一號、第二十三號、第二十五號、第二十七號、第二十九號、第三十一號、
 第三十三號、第三十五號、第三十七號、第三十九號、第四十一號、第四十三號、第四十五號、
 第四十七號、第四十九號、第五十一號、第五十三號、第五十七號、第五十九號、第六十一號、
 第六十三號、第六十五號、第六十七號、第六十九號、第七十一號、第七十三號、第七十五號、
 第七十七號、第七十九號、第八十一號、第八十三號、第八十五號、第八十七號、第八十九號、
 第九十三號、第九十五號、第九十七號、第百一號、第百五號、第百七號、第2455號艦、
 第百十七號、第二百五號、第二百七號、第二百十三號、第二百十五號、第二百十七號、
 第二百十九號、第二百二十一號、第二百二十三號、第二百二十五號、第二百二十七號、
 第二百二十九號、第二百三十五號。

兵装

（計画時）
 四十五口径十年式十二糎高角砲２門、
 九六式二十五粍三聯装機銃２基、九九式軽機銃２挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
 九六式三米高角測距儀一型１基、九六式六十六糎測距儀１基、
 九三式二号水中聴音機小艦艇用甲１基、九三式探信儀一型１基、須式七十五糎探照燈四型改一１基、
 二号電波探知機二型改二１基、
 仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道１條、九五式爆雷120個。

写真資料

 雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」（P.38）
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.28「海防艦」（P.50）
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.111「終戦時の帝国艦艇」（P.59）
 「写真日本海軍全艦艇史」 �潟xストセラーズ H06.12 福井静夫（2315,2321）

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