第三號海防艦の艦歴
年 月 日:艦歴
18.09.15:起工、仮称艦名:第2402號艦
18.12.22:命名:達第319号:「第三號海防艦」
18.12.22:類別等級制定:内令第2776号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第一號型
18.12.22:本籍仮定:内令第2780号:呉鎮守府
18.12.29:進水
19.01.26:艤装員事務所を三菱造船株式會社神戸造船所内に設置し事務を開始
19.01.30:艤装員長:海軍大尉 仁科 俊郎
19.02.29:竣工、艤装員事務所を撤去
19.02.29:本籍:内令第366号:呉鎮守府、役務:警備海防艦
19.02.29:海防艦長:海軍大尉 仁科 俊郎
19.02.29:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊
19.03.20:戦時編制:海上護衛総司令部第二海上護衛隊
19.04.01:(東松四号船団)東京湾〜
〜04.01 1600 海防艦「天草」、同「隠岐」「第二號海防艦」が船団に合同〜
〜04.01 1830 「第二十七號掃海艇」が船団に合同し前方を警戒〜
〜04.02 0730 敵潜出現により船団が南方に一時避退、海防艦「天草」「第二號海防艦」
本艦」が爆雷攻撃〜
〜04.02 0800 水雷艇「鵯」が敵潜らしきものを探知爆雷攻撃12個〜
〜04.02 1200 攻撃を止め「第二號海防艦」と共に船団を追及、合同〜
〜04.02 1330 驅逐艦「朝凪」が船団に合同〜
〜04.03 0700 海防艦「天草」が掃蕩を止め船団を追及〜
〜04.03 1457 陸軍徴傭船「東征丸」被雷〜
〜04.03 1510 海防艦「天草」、同「御藏」が爆雷攻撃〜
〜04.03 1530 「第二號海防艦」が爆雷攻撃14個〜
〜04.03 1615 陸軍徴傭船「東征丸」沈没〜
〜04.04 1250 驅逐艦「朝凪」、海防艦「隠岐」が船団を追及、合同〜
〜04.04 1345 「第三號海防艦」が合同〜
〜04.04 1450 驅逐艦「朝凪」、海防艦「隠岐」「第五十號驅潜艇」が爆雷攻撃〜
〜04.04 1530 海防艦「隠岐」が掃蕩を打切り船団を追及〜
〜04.04 1629 驅逐艦「五月雨」が爆雷攻撃6個、海防艦「m]」が協力〜
〜04.04 1735 陸軍徴傭船「加古川丸」が発砲〜
〜04.04 2135 海防艦「m]」が爆雷攻撃、驅逐艦「朝凪」が協力〜
〜04.05 0400 海防艦「m]」は爆雷補充の為、父島に向う〜
〜04.05 1346 「第百四十九號輸送艦」が船団に合同〜
〜04.06 0600 海防艦「m]」が船団に合同〜
〜04.06 2045 「第五十號驅潜艇」が敵潜らしきものを探知爆雷攻撃〜
〜04.06 2100 驅逐艦「朝凪」を「第五十號驅潜艇」の敵潜探知現場に派遣〜
〜04.06 2300 驅逐艦「朝凪」、「第五十號驅潜艇」が船団に復帰〜
〜04.08 0228 驅逐艦「朝凪」が対潜攻撃〜
〜04.08 0350 驅逐艦「朝凪」と海防艦「隠岐」が敵潜制圧〜
〜04.08 0457 驅逐艦「五月雨」が敵潜らしきものを探知爆雷攻撃4個〜
〜04.08 1445 海防艦「隠岐」が追及合同〜
〜04.08 1630(N17.45-E143.14)パラオ行き船団
(海防艦「m]」「第二號海防艦」「第三號海防艦」、運送艦「間宮」、
一般徴傭船「~丸」、陸軍徴傭船「大安丸」、一般徴傭船「天龍川丸」、
陸軍徴傭船「第五眞盛丸」)解列〜
〜04.13パラオ(ヨオ水道)
19.05.01:海防艦長:海軍少佐 仁科 俊郎
19.07.05:海上護衛總部隊電令作第207号:
3.第三號海防艦を第一海上護衛隊に編入す
19.07.07:(ミ09船団護衛)マニラ〜07.13ミリ
19.07.18:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊
19.07.18:艦船番号:(43)
19.07.19:(ミ10船団護衛)ミリ〜07.24マニラ
19.07.27:(ミ10船団護衛)マニラ〜
〜07.28 1030(N16.23-E119.40)海軍配當船「白馬山丸」被雷沈没〜
〜08.02高雄
19.08.04:(ミ10船団護衛)高雄〜08.10門司
19.08.11:門司〜08.11呉
19.08.11:呉海軍工廠にて爆雷装置常備軌道亀裂部修理(08.20まで)
19.08.21:呉〜08.21門司
19.08.25:(ヒ73船団護衛)門司〜08.25有川湾
19.08.26:有川湾〜08.27佐世保
19.08.30:佐世保〜08.30寺島水道
19.08.31:(モタ25船団護衛)寺島水道〜09.03基隆
19.09.03:基隆〜09.04高雄
19.09.05:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊第十一海防隊
19.09.05:艦隊区分:第十一海防隊、隊番号:12
19.09.05:海防隊編制:内令第1041号:第十一海防隊
19.09.05:(タマ25船団護衛)高雄〜
〜09.05 2100 「第五號海防艦」が合同、護衛を開始〜
〜09.05 2130 「第一號海防艦」が合同、護衛を開始〜
〜09.06 0230 特設運送船「興業丸」が機関故障、驅逐艦「初春」が護衛し船団から分離〜
〜09.06 0424 琉球嶼北東海面にて臨時配當船「永治丸」が被雷(実際は触雷)〜
〜09.06 0640 臨時配當船「永治丸」外側15浬圏内220度線以北掃蕩〜
〜09.06 0753(N22.19-E120.30)臨時配當船「永治丸」沈没〜
〜09.06 0840(N22.18-E120.33)驅逐艦「響」が触雷〜
〜09.06東港
19.09.07:東港〜移動哨戒〜09.07東港
19.09.07:(タマ25船団護衛)東港〜
〜09.08 0330 「第一號海防艦」が合同、護衛を開始〜
〜09.08 0800 「第二十號掃海艇」「第十七號掃海艇」「第四十一號驅潜艇」が合同、護衛を開始〜
〜09.08 0920 飛行機が爆弾を投下した地点を「第一號海防艦」と掃蕩〜
〜09.08 1815 掃蕩を打切りタマ25船団と合同〜
〜09.09 0232(N19.52-E120.48)「第十七號掃海艇」が浮上潜水艦を砲撃〜
〜09.09 0315(N19.45-E120.53)一般徴傭船「豐岡丸」被雷大破〜
〜09.09 0316 臨時配當船「滿洲丸」被雷〜
〜09.09 0318 臨時配當船「滿洲丸」沈没〜
〜09.09 0326 「第二十號掃海艇」が爆雷攻撃〜
〜09.09 0738 「第十七號掃海艇」「第二十號掃海艇」「第四十一號驅潜艇」が対潜掃蕩開始〜
〜09.09 1200 遭難者救助終了、「第一號海防艦」とアパリ回航〜
〜09.09 2400 アパリ沖にて船団と合同〜
〜09.10 0330 「第十七號掃海艇」「第二十號掃海艇」「第四十一號驅潜艇」が合同〜
〜09.10 0600 アパリ沖発〜
〜09.10 0640 パタ岬沖で 「第一號海防艦」と共に船団から分離〜
〜09.10サンフェルナンド
19.09.11:(タマ25船団護衛)サンフェルナンド〜
〜09.11 0955 ビガン沖にて船団と合同〜
〜09.11サンフェルナンド
19.09.12:(タマ25船団護衛)サンフェルナンド〜
〜09.12 0800 船団と合同、護衛を開始〜
〜09.12サンタクルーズ
19.09.12:サンタクルーズ〜対潜哨戒〜09.13サンタクルーズ
19.09.13:(タマ25船団護衛)サンタクルーズ〜
〜09.13 0800 船団と合同、護衛を開始〜
〜09.13スービック
19.09.14:(タマ25船団第二分団護衛)スービック〜09.14サンフェルナンド09.15〜09.15サンタクルーズ
19.09.16:サンタクルーズ〜対潜哨戒〜09.16サンタクルーズ
19.09.16:サンタクルーズ〜対潜哨戒〜09.17サンタクルーズ
19.09.17:(タマ25船団第二分団護衛)サンタクルーズ〜09.17スービック09.18〜09.18マニラ
19.09.19:重油50t、清水38t、二式爆雷改一xx個補給
19.09.20:(マタ27A船団護衛)マニラ〜
〜09.20 1345 「第一號海防艦」が合同し護衛開始〜
〜09.20スービック
19.09.21:(マタ27A船団護衛)スービック〜
〜09.21 1029 敵機(グラマンF4F)18機を右100度5000米に発見、対空戦闘〜
〜09.21 1031 打方始め〜
〜09.21 1032 敵機が船団に対し爆撃、雷撃開始〜
〜09.21 1035(N15.02-E120.00)陸軍徴傭船「豐jロ」が被雷沈没〜
〜09.21 1040 打方待て〜
〜09.21 1105 第二戦速、遭難船の警戒に当たる〜
〜09.21 1115 「第七號海防艦」と敷設特務艇「江之島」が救助に向かう〜
〜09.21 1130 「第一小倉丸」機関部に魚雷2本命中し沈下、航行不能〜
〜09.21 1210 主砲25、機銃1,200発発射〜
〜09.21 1215 救助に向かう〜
〜09.21 1250 「第七號海防艦」による「第一小倉丸」救助作業の警戒にあたる〜
〜09.21 1600 「第七號海防艦」による「第一小倉丸」救助作業完了、船団追及〜
〜09.21 1730 「第一號海防艦」と合同〜
〜09.21 1850 「第七號海防艦」が西方被害船の救助にあたる〜
〜09.21 1858 マシンロック沖14浬にて「第五號海防艦」沈没〜
〜09.22 1710 「第七號海防艦」と合同〜
〜09.25高雄
19.09.27:(タモ26船団護衛)高雄〜
〜09.28 0205 「第一號海防艦」が合同し護衛開始〜
〜09.28基隆
19.10.01:(タモ26船団護衛)基隆〜
〜10.01 0900 「第一號海防艦」が合同し護衛開始〜
〜10.01 ---- 特設砲艦「長白山丸」が主冷却水管破損修理の為、船団から分離し基隆に向かう〜
〜10.03 ---- 一番船が船団から分離し長崎へ先行〜
〜10.05 0600 特務艦「波勝」が船団から分離し先行〜
〜10.06 0300 荒天の為「洋興丸」は的山大島に避泊〜
〜10.06 1130 特設電線敷設船「王星丸」は福岡湾に避泊〜
〜10.06門司
19.10.06:門司〜10.07佐世保
19.10.08:1150 佐世保海軍工廠第六船渠にて入渠
八糎迫撃砲台1艦橋前に新設、八糎迫撃砲1新装、
二十五粍単装機銃台艦橋前部及び後檣後部に各1新設、二十五粍単装機銃2新装、
二十五粍二聯装機銃台艦橋両舷に各1新設、
九九式軽機銃全部、九九式小銃1挺、一四式拳銃全部還納
19.10.13:1100 出渠
19.10.16:重油搭載
19.10.17:佐世保〜試運転、試射〜10.17佐世保
19.10.18:佐世保〜10.19門司
19.10.12:(モマ06船団護衛)門司〜
〜10.24 0430(N32.56-E125.54)「御影丸」被雷沈没、「月山丸」航行不能〜
〜10.24 0740 一般徴傭船「~福丸」が遭難現場に引返す〜
〜10.27基隆
19.10.30:(モマ06船団護衛)基隆〜10.31高雄
19.11.01:(モマ06船団護衛)高雄〜11.03サブタン11.06〜11.08サンタクルーズ11.09〜11.09マニラ
19.11.12:(マタ32船団護衛)マニラ〜
〜11.14 2218(N17.45-E117.45)「第七號海防艦」被雷〜
〜11.14 2225(N17.48-E117.58)海軍配當船「第五雲海丸」被雷沈没〜
〜11.15 0025(N17.41-E118.00)運送艦「鞍埼」被雷沈没〜
〜11.15 0120 「第七號海防艦」沈没〜
〜11.15 0200 遭難者救助の為、現場に向う〜
〜11.15 0238 爆雷投射9個〜
〜11.17高雄
19.11.19:(タマ32船団護衛)高雄〜避退〜11.20高雄
19.11.23:(タマ32A船団護衛)高雄〜11.24枋寮11.24〜11.25ムサ11.27〜11.27ラポック11.28〜
〜11.28サンフェルナンド11.29〜11.30マニラ
19.12.--:(サマ14船団護衛)〜01.01高雄
20.01.03:高雄〜西方避退〜01.04南澳島
20.01.06:南澳島〜01.07高雄
20.01.08:高雄〜
〜01.09 1535 野柳135度10000mにて被爆沈没
20.01.09:沈没
20.01.09:海防艦長:海軍中佐 仁科 俊郎(戦死)
20.03.10:海防隊編制:内令第223号:第十一海防隊より削る
20.03.10:類別等級削除:内令第209号
20.03.10:除籍:内令第228号
喪失場所:N27.10-E121.45 基隆の北
喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
同型艦
第一號、第五號、第七號、第九號、第十一號、第十三號、第十五號、第十七號、第十九號、
第二十一號、第二十三號、第二十五號、第二十七號、第二十九號、第三十一號、第三十三號、
第三十五號、第三十七號、第三十九號、第四十一號、第四十三號、第四十五號、第四十七號、
第四十九號、第五十一號、第五十三號、第五十五號、第五十七號、第五十九號、第六十一號、
第六十三號、第六十五號、第六十七號、第六十九號、第七十一號、第七十三號、第七十五號、
第七十七號、第七十九號、第八十一號、第八十三號、第八十五號、第八十七號、第八十九號、
第九十三號、第九十五號、第九十七號、第百一號、第百五號、第百七號、第2455號艦、
第百十七號、第二百五號、第二百七號、第二百十三號、第二百十五號、第二百十七號、
第二百十九號、第二百二十一號、第二百二十三號、第二百二十五號、第二百二十七號、
第二百二十九號、第二百三十五號。
兵装
(計画時)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
二号電波探知機二型改二1基、
仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。
(19.10.18現在)
四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
九六式二十五粍三聯装機銃2基、同単装機銃2基、三式八糎迫撃砲1門、
須式七十五糎探照燈1基、
二号電波探知機二型1基。
写真資料
なし。
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