第六十五號海防艦の艦歴

 年 月 日:艦歴

19.08.10:起工、仮称艦名:第2433號艦 19.10.05:命名:達第341号:「第六十五號海防艦」 19.10.05:類別等級制定:内令第1148号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第一號型 19.10.05:本籍仮定:内令第1150号:舞鶴鎮守府 19.11.30:進水 20.01.05:艤装員長:海軍大尉 深瀬 英次郎 20.01.10:艤装員事務所を日本海船渠工業株式會社内に設置し事務を開始 20.02.13:竣工、艤装員事務所を撤去 20.02.13:本籍:内令第132号:舞鶴鎮守府、役務:警備海防艦 20.02.13:海防艦長:海軍大尉 深瀬 英次郎
20.02.13:戦時編制:大海幕機密第608号ノ200:呉鎮守府部隊呉防備戦隊 20.04.01:戦時編制:大海幕機密第608号ノ224:海上護衛総司令部第一護衛艦隊 20.04.15:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第40号:AS三部隊第二哨戒部隊 20.04.20:軍隊区分:第二哨戒部隊機密第201832番電:第七哨戒隊 20.04.21:門司〜04.21六連04.21〜04.22巨文島 20.04.23:巨文島〜統営 20.04.--:重油移載 20.04.28:統営〜04.29廉島 20.04.--:修理 20.05.01:海防艦長:海軍少佐 深瀬 英次郎 20.05.04:海上護衛総部隊電令作第463号:      1.5、6両日に亘り陸海軍兵力の移動を主とし千島、北海道方面海上輸送頻繁となる      2.右護衛に当り大警護衛部隊指揮官は宗谷、津軽両海峡よりする敵潜の日本海侵入阻止を        一層強化し占守との通信連絡を密にし成るべく敵潜の北方蝟集に先立ちて右輸送を完了        せしめる如く努むべし      3.爾後各部隊指揮官は各部隊指揮官の指揮を受けしむべし        横鎮護衛部隊二隻、佐鎮護衛部隊二隻、舞鎮護衛部隊一隻、海護部隊五隻、右艦艇の内        各一隻は五月十二日迄に他は五月中に小樽又は大湊(大警長官所定)に派遣するものとす
20.05.05:戦時編制:舞鶴鎮守府部隊第百五戦隊 20.05.05:役務:内令第384号:警備海防艦 20.05.05:軍隊区分:海上護衛総部隊電令作第126号:当分の間第一海上護衛部隊の指揮を承けしむべし 20.05.05:軍隊区分:第一護衛艦隊電令作第52号:      1.第一護衛艦隊電令作第49号に依る第六十五號海防艦及び第二百五號海防艦の回航を大湊に        改む      2.第六十五號及び第二百五號海防艦は大湊着後、海上護衛総部隊電令作第463号に依る        千島、北海道方面海上輸送護衛に関し大警護衛部隊指揮官の指揮を受くべし 20.05.06:軍隊区分:舞鶴鎮守府電令作第8号:      1.第六十五號海防艦及び第二百五號海防艦海防艦は当分の間、第一海上護衛艦隊司令長官の        指揮を承くべし        両艦は第一護衛艦隊電令作第52号に依り行動すべし 20.05.11:舞鶴〜05.13大湊 20.05.16:大湊〜05.17小樽 20.05.24:(ヌ船団護衛)小樽〜      〜05.15 ---- 陸軍徴傭船大昭丸」貨物積載法不良の為、小樽港外に引返す〜      〜05.25小樽 20.05.26:(ヌ船団護衛)小樽〜05.31片岡 20.06.13:軍隊区分:大湊警備府電令作第60号:対潜作戦に関し津軽防備部隊指揮官の指揮を受けしむ 20.06.14:軍隊区分:津防部隊機密第140855番電:室蘭隊 20.06.20:津防機密第200750番電:       修理完了次第出港、船川より射水丸船団(小樽行)の一貫護衛に任ずべし 20.06.--:(射水丸船団護衛)船川〜      〜06.21 1359 津防機密第211337番電(茂津多岬342度2.5浬の敵潜を撃滅すべし)〜      〜06.21 1450 権現埼にて船団と分離、船団を福島錨地に向わせ現場に向かう〜      〜06.22 0853 津防機密第220830番電(掃蕩を打切り射水丸船団の一貫護衛に任ぜよ)受領〜 20.06.26:軍隊区分:北東部隊電令作第160号:室蘭隊
20.07.10:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第百五戦隊
20.07.14:沈没 20.08.25:役務:内令第747号:第一豫備海防艦 20.09.15:除籍:(機密第091757番電にて予定) 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅) 22.02.01:二復總第49号:行動不能艦艇、大湊地方復員局所管       所在:室蘭港内、現状:沈没引揚を要する
喪失場所:N42.21-E140.59 室蘭の南15マイル 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆

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兵装

(計画時)
 四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
 九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
 九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
 九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
 二号電波探知機二型改二1基、
 仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。

写真資料

 なし。

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