香椎の艦歴
年 月 日:艦歴
14.10.04:起工、仮称艦名:第101號艦
14.--.--:信号符字點付:達第 号:JGWA
15.08.30:命名:達第16号:「香椎」(カシヒ)
15.08.30:類別等級制定:内令第538号:種別:軍艦、類別:練習巡洋艦
15.08.30:本籍仮定:内令第540号:佐世保鎮守府
15.10.15:進水
16.04.01:艤装員長:海軍大佐 岩淵 三次
16.04.02:艤装員事務所を三菱重工業株式會社横濱船渠内に設置し事務を開始
16.07.15:本籍:内令第802号:佐世保鎮守府、役務:警備艦
16.07.15:竣工、艤装員事務所を撤去
16.07.15:艦長:海軍大佐 岩淵 三次
16.09.01:(現在)戦時編制:聯合艦隊南遣艦隊
16.10.15:艦長:海軍大佐 小島 秀雄
16.11.--:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第1号(第一兵力部署(甲)):護衛部隊第二護衛隊
16.11.27:三亞
16.12.01:信号符字改正:JLVA
16.12.05:聖雀〜12.08バンドン方面
16.12.09:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第1号(第一兵力部署(乙)):護衛部隊第一護衛隊
16.12.12:第一護衛隊信令作第21号:
明朝出港時以後
2.香椎、占守は特令する場合の外全力即時待機
となせ
16.12.13:(あ号E作戦第二次上陸部隊護衛)カムラン湾〜
〜12.15 1420 F点にて分進〜
〜12.16シンゴラ
16.12.15:第一護衛隊電令作第22号:
第一護衛隊は泊地着後に左に依りシンゴラ、パタニ、コタバル附近距岸約60浬迄の敵潜を掃蕩せよ
1.香椎はシンゴラ泊地附近を機宜行動、驅逐隊に協力
16.12.17:馬來部隊電令作第50号:
2.第一護衛隊は左の如く行動せよ
(イ)川内、香椎、驅逐艦四隻は19日占守、驅逐艦三隻は21日夫々上陸点附近発カムラン湾に
回航次作戦準備をなせ
16.12.17:第一護衛隊電令作第24号:
2.香椎艦長は香椎、占守、第十九驅逐隊の一艦を指揮し第四驅逐隊の現任務を継承すべし
16.12.17:第一護衛隊電令作第25号:
2.第十九驅逐隊司令は19日日没時以後、占守、第十九驅逐隊の三艦、掃海艇及び驅潜艇を率い
馬來部隊電令作第50号中第二項に依り行動すべし
3.香椎、第二十驅逐隊(狭霧欠)は19日日没後哨区発21日中にカムラン湾に回航すべし
16.12.19:シンゴラ〜
〜12.20 朝 巡洋艦「川内」、驅逐艦「朝霧」と合同〜
〜12.21カムラン
16.12.24:軍隊区分:馬來部隊電令作第63号(12.23附):第二護衛隊
16.12.24:カムラン〜馬公
16.12.29:軍隊区分:機密馬來部隊第二護衛隊命令第1号:第三嚮導隊
16.12.31:(第三輸送船隊護衛)馬公〜
〜01.02 1600 間接護衛中の巡洋艦「摩耶」及び第六驅逐隊第一小隊が護衛を止め馬公に向かう〜
〜01.03 1150 第四驅逐隊第一小隊(野分、舞風)が合同〜
〜01.03 1200 第八驅逐隊第一小隊(大潮、朝潮)が護衛を止め分離〜
〜01.03 1530(N15.01-E112.48)陸軍徴傭船「明光丸」が焼夷弾の自然発火により爆発〜
〜01.03 1843 陸軍徴傭船「明光丸」沈没、同船の救難〜
〜01.03 1700 驅逐艦「吹雪」が合同〜
〜01.05 0700 運送艦「襟裳」が合同〜
〜01.06 0000 驅逐艦「吹雪」と特設敷設艦「辰宮丸」が船団から分離〜
〜01.06 0530 第一分隊「せれべす丸」を第六分隊に編入〜
〜01.06 1200 第八驅逐隊第二小隊(満潮、荒潮)が護衛を止め分離〜
〜01.06 1300 第四驅逐隊第一小隊(野分、舞風)が護衛を止め分離〜
〜01.06 1500 驅逐艦「吹雪」が合同〜
〜01.06 2215 運送艦「襟裳」が分離〜
〜01.06 1231 巡洋艦「名取」が潜望鏡らしきものを認め脅威投射〜
〜01.07 1200 第一、第二嚮導隊と分離〜
〜01.09 1900 盤谷沖錨地(Goh Sichang)
17.01.03:戦時編制:聯合艦隊第一南遣艦隊
--.--.--:信号符字改正:JVUA
17.01.11:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第15号(S作戦):根據地部隊シンゴラ基地部隊
17.01.--:盤谷沖〜カムラン湾〜シンゴラ
17.01.24:1700 シンゴラ灯台99度91浬に敵潜水艦を発見砲撃
17.02.08:軍隊区分:馬來部隊信令作第54号:第二護衛隊
17.--.--:シンゴラ〜02.09カムラン
17.02.05:官房機密第1220号:軽巡洋艦、練習巡洋艦羅針艦橋に防弾板装備の件訓令
17.02.11:(あ号L作戦輸送船団護衛)カムラン〜
〜02.15 1125 反転、一時北方避退〜
〜02.15 1700 ジャン角の39度10.2浬にて反転南下〜
〜02.16 1800 ムーシ河口
17.02.16:2000 第一護衛隊電令作第2号:A区北方哨戒配備に就く
17.02.16:馬來部隊信電令作第27号:
3.香椎は輸送船団ムーシ河口に入泊せばアナンバスに回航せよ
香椎アナンバス到着後アナンバス基地部隊指揮官を香椎艦長とす
17.02.16:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第17号:第二護衛隊指揮下を離れる
17.02.16:ムーシ河口〜アナンバス
17.02.21:官房機密第2208号:軍艦香椎爆雷兵装新設の件訓令
佐世保海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.工事要領
爆雷手動投下台四個を後甲板適当なる位置に装備す、但し本兵装は戦時中のみ假装備とす
2.所要兵器
爆雷手動投下台一型 二組「四個」 在庫品
3.試験
施行せず
4.完成期
時機を得次第成るべく速に
5.費目
(省略)
17.03.05:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第18号:馬來部隊第一護衛隊
17.03.05:軍隊区分:機密馬來部隊第一護衛隊命令作第4号:直接護衛隊
17.03.06:セレター〜03.06ケッペル西港
17.03.08:(あ号T作戦輸送船団護衛)ケッペル西港〜
〜03.08 1712 特設運送船「廣隆丸」、同「木曾川丸」が船団に加入〜
〜03.09 0300 驅逐艦「綾波」、第一掃海隊、「第五號掃海艇」が合同〜
〜03.09 1830 驅逐艦「朝霧」が合同〜
〜03.09 2000 特設運送船「廣隆丸」、同「木曽川丸」が船団から分離し彼南に向かう〜
〜03.11 1130 巡洋艦「由良」が合同〜
〜03.11 2300 輸送船団と分離〜
〜03.11サバン及びクタラジャ附近
17.03.12:0850 バチー島附近にて蘭水船一隻を捕獲
---- クタラジャ沖にて曳船、油槽船、小型油槽船各一隻、ダルマ船11隻拿捕
17.03.12:第一護衛隊電令作第8号:
1.陸軍輸送船は明13日1400頃揚陸終了の予定
2.香椎、第一掃海隊及び第十一驅潜隊は右輸送船をDiamond Point東方海面迄、適宜護衛したる後
香椎は昭南島に其の他は彼南に回航すべし
17.03.13:(輸送船護衛)クタラジャ沖〜
〜03.13 2030 シグリ灯台の340度11分にて蘭船「サバンバイ」を拿捕〜
〜03.13 2200 「第一號掃海艇」「第八號驅潜艇」が「サバンバイ」回航のため分離〜
〜03.14 0900 ダイヤモンドポイントにて「第三號掃海艇」「第四號掃海艇」「第五號掃海艇」
「第九號驅潜艇」が護衛を終了〜
〜03.14 2000 タミアン岬灯台の70度33分にて護衛を終了〜
〜昭南
17.03.16:軍隊区分:馬來部隊第二護衛隊:D及びU作戦
17.04.10:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第一南遣艦隊
17.06.25:艦長:海軍大佐 重永 主計
17.08.01:在メルギー
17.08.01:0850 驅逐艦「村雨」を横付け応急修理
17.08.--:メルギー〜08.15サバン
17.08.15:サバン〜
17.09.25:機密南支部隊命令第26号:第一護送隊指揮下
17.09.26:軍隊区分:機密第一護送隊命令第1号:主隊
17.09.26:(沖輸送護衛)香港〜
〜10.02 第二支隊(「球磨」「萬光丸」「鵲」)と分離〜
〜10.07 驅逐艦「有明」が護衛を開始〜
〜10.08ラバウル
17.10.--:ラバウル〜
〜11.09 「第七號掃海艇」と合同〜
〜11.11昭南
17.12.02:昭南〜
〜「第七號掃海艇」が護衛を終了〜
18.01.07:艦長:海軍大佐 高田 俐
18.02.06:官房機密第195号:呉式二号射出機五型及五型一改造の件訓令
部下海軍航空廠及海軍航空技術廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.目的
呉式二号射出機五型及五型一の性能を左の通向上せしむるため各部の機構を改造するに在り
(イ)射出し得る最大飛行機重量 4,500瓩
(ロ)射出速度最大加速3.5Gにて30米/秒
2.改造要領
航空技術廠図面目録番号第386に依るものとし改造に要する部品は一括航空技術廠に於て製作の上
各航空廠に送付するものとす
3.改造すべき射出機及改造工事施行廠(抜粋:全文はJACAR:C08030342100参照)
改造工事施行廠 兵器製造番号 在庫又は供用先
第二十一航空技術廠 航六〇號 香椎
4.完成期日
時機を得次第成るべく速に完成するものとす
5.費目
(以下省略)
18.07.--:(「屏東丸」護衛)〜07.28ポートブレア
18.07.28:ポートブレア〜昭南
18.08.--:昭南〜08.29サバン
18.08.29:第三三一空後続部隊揚陸
18.08.29:サバン〜
18.10.01:軍隊区分:昭南根據地部隊指揮官の指揮下
18.10.05:軍隊区分:西方部隊主隊に復帰
18.12.31:戦時編制:呉鎮守府部隊呉練習戦隊
18.12.31:役務:内令第2827号:練習兼警備艦
18.12.31:呉〜高雄01.03〜01.06佐世保
19.01.17:機密呉鎮守府命令第24号:
呉練習戦隊司令官は香椎をして1月下旬準備出来次第平海を呉に回航(曳航)せしむべし
回航指揮官を香椎艦長とす
19.01.21:佐鎮機密第211045番電:
平海の呉曳航に関し他に適当なる艦艇なきを以て香椎呉回航時之が曳航方特に配慮を得度
香椎2月2日頃当地発の見込
19.01.31:佐世保鎮守信電令作第4号:
1.平海(曳航艦香椎)の佐世保、呉間回航予定左の通
(イ)2月2日 1400 佐世保発
1600 佐世保港外片島南方
3日 0800 六連島を経て
2000 分港外着
(ロ)曳航速力 12節乃至10節
2.佐防司令は麾下適宜の艦艇をして佐世保、六連間の右直接護衛(二隻)並に防禦海面内水路嚮導に
任ぜしむべし
3,佐空、博多空各司令は夫々前日右航路附近の対潜哨戒並に当日昼間対潜直衛を実施すべし
19.02.03:(「平海」を曳航)佐世保〜02.04呉
19.02.07:呉〜02.07江田内02.11〜02.11岩国沖02.13〜02.13呉
19.02.16:呉〜02.16宮島02.17〜02.17広島湾02.18〜02.18岩国沖02.19〜02.19呉
19.02.20:呉〜02.20岩国沖02.21〜02.21新居浜02.22〜02.22丸亀02.24〜02.24鞆02.25〜
〜02.25岩国沖02.26〜02.26呉
19.02.27:呉〜02.27江田内02.28〜02.28長浜02.29〜02.29亀川03.02〜03.02安下庄03.03〜
〜03.03岩国沖03.04〜03.04江田内03.04〜03.04呉
19.03.05:艦長:海軍大佐 松村 翠
19.03.06:呉〜03.06安下庄03.07〜03.07柱島03.08〜03.08呉
19.03.06:機密呉鎮守府命令第88号:
貴官は軍艦香椎をして自3月13日至3月18日間横砲校教機密第13号ノ6に依る同校海軍豫備
生徒艦務実習を実施せしむべし
19.03.14:呉〜03.14大三島03.15〜03.15小豆島03.16〜03.16木浦沖03.17〜03.17呉
19.03.14:呉鎮守府命令第105号:
貴官は麾下二艦をして3月22日海軍兵學校卒業海軍少尉候補生の江田内、大阪間輸送に任ぜ
しむべし
19.03.20:呉〜03.20江田内03.22〜03.23大阪03.24〜03.25呉
19.03.25:戦時編制:海上護衛総司令部
19.05.02:艦船番号:(39):第一海上護衛隊編入
19.05.--:内海西部で訓練〜05.24門司
19.05.29:(ヒ65船団護衛)門司〜
〜06.02 0245(N22.42-E121.24)海防艦「淡路」被雷沈没、陸軍徴傭船「有馬山丸」小破〜
〜06.02 ---- 陸軍徴傭船「有馬山丸」と陸軍特殊船「~洲丸」が衝突〜
〜船団から分離、陸軍特殊船「~州丸」を曳航〜
〜06.03基隆
19.06.03:基隆〜06.04高雄
19.06.05:(ヒ65船団護衛)高雄〜06.12昭南
19.06.17:(ヒ66船団護衛)昭南〜06.26門司
19.06.--:内海で訓練
19.07.01:呉にて訓練並に整備(07.10まで)
19.07.13:(ヒ69船団護衛)門司〜07.20マニラ
19.07.25:(ヒ69船団護衛)マニラ〜
〜07.18 1055(N21.50-E119.54)「第十七號海防艦」が被雷小破〜
〜07.31昭南
19.08.04:(ヒ70船団護衛)昭南〜08.15門司
19.08.16:門司〜08.16呉
19.08.19:呉海軍工廠にて船体兵器機関整備(08.24まで)
19.08.24:呉〜08.24門司
19.08.25:門司〜08.25六連沖
19.08.25:(ヒ73船団護衛)六連沖〜
〜08.25 2005 有川湾仮泊
〜08.26 0435 仮泊地発〜
〜08.26 1300 五島列島沖にて陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜08.28 1140(N26.33-E122.20)九七艦攻、海防艦「千振」「第二十七號海防艦」が
敵潜攻撃〜
〜08.28 1713 九七艦攻一機不時着、「第二十一號海防艦」が搭乗員を救助〜
〜08.29高雄(十号岸壁)
19.08.29:(ヒ73船団護衛)高雄〜
〜08.31 1435(N17.56-E115.21)九三中練が敵潜発見、目標弾一発、発煙弾二発投下、
海防艦「千振」「第二十一號海防艦」を誘導し爆撃〜
〜08.31 1530 九七艦攻二機が爆撃〜
〜08.31 1540 海防艦「千振」「第二十一號海防艦」が爆雷攻撃〜
〜08.31 2000 陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜09.01 0849 第二十一掃海隊(「第三十八號掃海艇」「第三十九號掃海艇」)、
海防艦「屋代」、水雷艇「鳩」、同「隼」が護衛に就く〜
〜09.01 0900(N15.00-E116.00)マニラ行船団(「護國丸」「香久丸」「吉備津丸」「伊良湖」)
が第二十一掃海隊、海防艦「屋代」、水雷艇「鳩」、同「隼」の護衛で分離〜
〜09.01 1600(N14.18-E114.39)「第十九號海防艦」が敵潜探知爆雷攻撃〜
〜09.02 0130(N30.14-E113.08)陸軍配當船「音羽山丸」が敵潜探知発砲、爆雷攻撃〜
〜09.02 1720 九七艦攻一機着艦時に墜落、海防艦「千振」が搭乗員を救助〜
〜09.03 2023 海軍配當船「東亞丸」触雷〜
〜09.06 0900 解列〜
〜09.06昭南(セレター軍港)
19.09.11:(ヒ74船団護衛)昭南〜
〜09.12 1245(N05.18-E105.06)直衛機が油紋発見、
飛行機、「第十三號海防艦」「第二十七號海防艦」が共同攻撃〜
〜09.17 0034 特設運送船「あづさ丸」被雷、大火災〜
〜09.17 0035 航空母艦「雲鷹」が被雷〜
〜09.17 0050 特設運送船「あづさ丸」沈没〜
〜09.17 0755(N19.08-E116.33)航空母艦「雲鷹」沈没〜
〜09.18高雄
19.09.19:(ヒ74船団護衛)高雄〜09.23門司
19.09.24:門司〜09.24佐世保
19.09.24:佐世保海軍工廠にて入渠工事、船体兵器機関の修理整備(10.19まで)
19.10.20:内海にて整備並に訓練(10.24まで)
19.10.26:(ヒ79船団護衛)門司〜10.26六連沖10.26〜
〜10.27 ---- 「第十七號海防艦」が合同〜
〜10.28 1400 「第二十一號掃海艇」が合同〜
〜10.29 1930 陸軍徴傭船「めるぼるん丸」、海防艦「鵜來」「第十七號海防艦」が分離〜
〜10.30 0730 海防艦「鵜來」が合同〜
〜10.30高雄
19.10.31:(ヒ79船団護衛)高雄〜
〜11.04 2322 二番船舵機故障、護衛の為、海防艦「鵜來」が解列〜
〜11.05 1030 故障復旧、船団に合同〜
〜11.08 0640 陸軍徴傭船「有馬山丸」舵機故障、護衛の為、海防艦「鵜來」が解列〜
〜11.08 0830 故障復旧、船団に合同〜
〜11.09昭南
19.11.15:戦時編制:海上護衛総司令部第百一戦隊
19.11.17:第五船団信令第1号:護衛艦船番号:0
19.11.17:(ヒ80船団護衛)昭南〜
〜11.20 1240 「第十七號海防艦」が分離し聖雀に向う〜
〜11.21 0235 視界不良の為、一番船、陸軍徴傭船「日南丸」、「第二十三號海防艦」、
海防艦「三宅」、同「滿珠」、「第五十一號海防艦」が船団より分離〜
〜11.21 1155 同船団に合同〜
〜11.22 0103 視界不良の為、八番船、海防艦「滿珠」、「第五十一號海防艦」が船団より分離〜
〜11.22 0830 同船団に合同〜
〜11.22 1531 陸軍徴傭船「日南丸」機械故障の為、海防艦「鵜來」が反転、護衛に任ず〜
〜11.22 1815 陸軍徴傭船「日南丸」故障復旧、船団に合同〜
〜11.22 1150 陸軍徴傭船「日南丸」落伍の為、海防艦「鵜來」が反転、護衛に任ず〜
〜11.22 1204 海防艦「滿珠」と護衛交代、海防艦「鵜來」が船団に合同〜
〜11.28 0930 敷設艇「新井埼」、特設運送船「良榮丸」、陸軍徴傭船「有馬山丸」解列〜
〜12.02伊万里湾12.03〜12.03六連沖
19.12.10:戦時編制:海上護衛総司令部第一護衛艦隊第百一戦隊
19.12.10:艦隊区分:第百一戦隊、隊番号:1
19.12.19:(ヒ85船団護衛)六連沖〜
〜12.20 1017 「せりあ丸」機械故障、護衛のため海防艦「鵜來」が船団より分離〜
〜12.20 1340 故障復旧、船団に合同〜
〜12.20 2115 海防艦「對馬」、同「大東」合同〜
〜12.23高雄(外港)
19.12.24:(ヒ85船団護衛)高雄〜退避〜12.24高雄(外港)
19.12.27:(ヒ85船団護衛)高雄〜
〜12.27 1725 三番船「大楠丸」が反転高雄に向う〜
〜12.28 2300 海防艦「對馬」と海軍配當船「帝北丸」が船団より分離〜
〜12.29 1725 「第百一號掃海艇」が合同〜
〜01.01 1720 キノン湾仮泊(サウスポイント燈台210度2,100m)〜
〜01.02 0700 キノン湾出港〜
〜01.03 0050 ナトラン湾仮泊〜
〜01.03 0730 ナトラン湾出港〜
〜01.04聖雀(ムイダカヲトラン導標の215度2,000m)
20.01.04:1310 ヒ85船団部隊の編成を解く
20.01.04:聖雀〜01.04西貢
20.01.06:西貢〜01.06聖雀
20.01.09:(ヒ86船団護衛)聖雀〜01.10バンフォン湾01.11〜01.11キノン湾01.12〜
〜01.12 0900(N13.50-E107.20)被爆
20.01.12:沈没
20.03.20:除籍:内令第248号
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
喪失場所:N13.50-E109.20 キノンの北
喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
同型艦
香取、鹿島、第237號艦。
兵装
(新造時)
五十口径三年式十四糎聯装砲2基、四十口径八九式十二糎七聯装高角砲1基、
九六式二十五粍二聯装機銃4基、六年式二聯装発射管2基、水上偵察機1機、射出機1基。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1991年9月号増刊「日本巡洋艦史」(P.143)
雑誌「世界の艦船」海人社 2012年1月号増刊「日本巡洋艦史」(P.132)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No. 93「南方攻略作戦」(P.42-43)
「歴史群像」学習研究社 太平洋戦史シリーズ45 真実の艦艇史 (P.37-40)
「海軍艦艇史2」 潟xストセラーズ S55.06 福井静夫(2826)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (0659,0735-0738,2180)
「日本海軍艦艇写真集 巡洋艦」ダイヤモンド社 H17.08 呉市海事歴史科学館(P.184-185)
「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所(鹿島とキャプションの取違えあり要注意)
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