旺洋丸・い號旺洋丸の船歴

 年 月 日:船歴

T09.07.27:起工 T10.07.25:進水、命名:旺洋丸 T10.09.23:竣工
T10.09.--:新規登録:登録総噸数:5,670、登録純噸数:3,468 T10.09.21:登録検査、船級:LR ✠100A1 T15.--.--:横浜にて第一次第一種定期検査 02.09.--:横浜にて第一次第二種定期検査 02.09.--:登録検査、船級:TK N.S.、船級番号:267 03.09.--:中間検査 04.09.--:中間検査 05.09.--:繋船中 06.01.--:相生にて第一次第三種定期検査 06.03.11:変更登録:登録総噸数:5,458、登録純噸数:3,323 07.01.--:中間検査 08.05.--:中間検査 09.05.--:横浜にて第二次第一種定期検査 10.06.--:中間検査 11.06.--:中間検査 12.06.--:中間検査 13.10.14:因島にて第二次第二種定期検査 14.12.--:中間検査 16.02.03:中間検査
16.09.26:徴傭:陸軍 16.09.26:宇品〜10.02壼盧島10.17〜10.24高雄 16.10.24:高雄〜 16.12.03:輸送船隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第一輸送船隊第四分隊(船番号:24) 16.12.18:(第一輸送船隊)高雄〜      〜12.19 0530 第二護衛隊が合同〜      〜12.20 0540 第三護衛隊が合同〜      〜12.22リンガエン湾 16.12.22:0500 揚陸開始       0545 第四十八師団主力を揚陸 16.12.25:特設砲艦大興丸」と接触 16.12.--:リンガエン〜12.30高雄 16.12.30:高雄〜12.31香港〜カムラン 17.02.01:輸送船隊区分:第一分隊(船番号:4) 17.02.09:(あ号L作戦先遣隊)カムラン〜      〜02.09 1920 ホンカット灯台の58度7分にて驅逐艦「吹雪」が敵潜を探知攻撃〜      〜02.10 1005 陸軍徴傭船あらすか丸」が機関故障し列外に出る〜      〜02.10 1130 陸軍徴傭船「あらすか丸」が機関復旧し列に入る〜      〜02.12 1200(N04.45-E107.10)第一掃海隊、「第七號驅潜艇」「第八號驅潜艇」が合同             第十一驅逐隊、驅逐艦「朝霧」が燃料補給の為、分離〜      〜02.12 1720(N04.00-E106.56)巡洋艦「由良」が合同〜      〜02.12 2000 巡洋艦「川内」、同「由良」が分離〜      〜02.14 1020(S00.15-E105.10)巡洋艦「川内」及び驅逐艦「初雪」、同「白雪」が合同〜      〜02.14 1115 サマ島南東10'附近海面にて「第五號掃海艇」が浮流機雷1個処分〜      〜02.14 1245 サマ島南10'附近海面にて「第五號掃海艇」が浮流機雷1個処分〜      〜02.14ムントク 17.02.15:0100 ムントク泊地に入泊      0220 第三十八師団先遣隊上陸成功 17.02.15:ムントク〜      〜02.15 1600 陸軍徴傭船但馬丸」被爆、炎上、同船はムントクに引返す〜      〜02.15ムーシ河口 17.02.--:ムーシ河口〜02.20パレンバン03.05〜03.19リンガエン 17.03.30:馬公警備府電令作第30号:      1.陸軍輸送船団(旺洋丸、橘丸、撫順丸盛安丸二揚丸)3月30日正午基隆集合の上        同地発宇品に向う      2.長白山丸は右船団の直接護衛に任じ奄美大島附近に於て佐世保鎮守府部隊に之を引継ぐべし 17.06.10:神戸にて第二次第三種定期検査 17.06.11:大阪〜07.04海防07.05〜07.09西貢07.10〜07.15昭南 17.07.16:昭南〜07.21南京08.07〜08.08昭南 17.08.11:昭南〜08.26西貢08.27〜08.30昭南 17.09.02:昭南〜09.03西貢09.11〜09.19昭南 17.09.19:昭南〜10.01蘭貢10.03〜10.08昭南 17.10.11:昭南〜10.15蘭貢10.17〜10.24昭南 17.10.25:昭南〜11.01バタビア11.03〜11.14香港 17.12.03:香港〜12.19ラバウル 18.01.13:ラバウル〜01.24エレベンタ02.01〜02.14ラバウル 18.02.15:ラバウル〜02.24パラオ03.03〜03.10マニラ 18.03.11:マニラ〜03.29サンフェルナンド 18.04.16:サンフェルナンド〜 18.04.20:解傭
18.06.12:第8次海軍指定船 18.06.03:中間検査 18.12.11:(第226船団)高雄〜      〜12.14 2300 一般徴傭船延壽丸」が機関故障〜      〜12.15 0400 一般徴傭船「延壽丸」は中城湾に避泊のため船団から分離〜      〜12.16 1332 「第三十六號哨戒艇」が敵潜望鏡発見攻撃に向かう〜      〜12.17 0010 「第三十六號哨戒艇」が鹿児島湾口にて船団に合同〜      〜12.17 1302 「第三十六號哨戒艇」が野母埼沖にて護衛を止め船団と分離〜      〜12.17門司 19.02.07:(モタ02船団)門司〜      〜02.08 1045 黄島東方にて「第三十八號哨戒艇」が船団に合同〜      〜02.08 2240(N31.08-E129.35)陸軍徴傭船「りま丸」、同「白根山丸」被雷〜      〜02.08 2245(N31.05-E129.37)陸軍徴傭船「りま丸」沈没〜      〜02.08 2320 護衛艦は対潜掃蕩、船団は鹿児島へ避航〜      〜02.09鹿児島 19.02.12:(モタ02船団)鹿児島〜02.17高雄 19.02.26:基隆〜03.08高雄03.16〜03.24楡林03.31〜04.05高雄 19.04.13:高雄〜04.21大阪04.25〜05.07神戸 19.05.04:徴傭発令:       授受地:~戸       授受年月日:昭和19年5月7日 19.05.07:指定解除
19.05.07:徴傭:一般徴傭船(雑用船)、佐世保鎮守府所管、海軍省配属 19.05.--:曳船、救命艇搭載 19.05.09:神戸〜05.10今治05.11〜05.11呉 19.05.--:曳船、救命艇陸揚、第二百十五設営隊資材搭載 19.05.18:呉〜05.19若松 19.05.--:人員、糧食搭載 19.05.31:若松〜06.01六連島 19.06.02:六連島〜06.02唐津06.03〜06.03蓋島06.04〜06.08淡水港沖06.09〜06.10基隆 19.06.--:燃料炭、飲料水、糧食補給 19.06.11:基隆〜06.13高雄 19.06.18:高雄〜06.23マニラ 19.06.24:航空機材、治療品搭載(06.25まで) 19.06.26:マニラ〜06.28セブ 19.06.29:糧食品搭載 19.06.30:セブ〜07.03ダバオ 19.07.04:第二百十五設営隊、隧道隊資材その他陸揚(07.14まで) 19.07.15:警戒警報発令によりダバオ東北方約30浬の地点に避難 19.07.16:警報解除によりダバオに引返す 19.07.17:資材陸揚完了 19.07.18:麻搭載(07.20まで) 19.07.21:航空機材搭載(07.24まで) 19.07.25:(Z258船団)ダバオ〜      〜07.25 1452 哨戒機が右140度陸岸近くに爆弾投下、           「第四十九號驅潜艇」「第五十八號驅潜艇」が攻撃に向う〜      〜07.25 1600 「第百二十七號特設輸送艦」、一般徴傭船柳河丸」、特設驅潜艇第二鶚丸」、           特設捕獲網艇第一號東光丸」が船団より分離サランガニ湾に向う〜      〜07.27 0055(N05.20-E121.43)米潜水艦"Dace"(SS-247)の雷撃を受け           特設運送船第二共榮丸」が損傷後沈没〜      〜07.27ザンボアンガ 19.07.28:航空機材陸揚、コプラ搭載 19.07.29:ザンボアンガ〜07.31セブ 19.08.01:セメント、燃料炭搭載 19.08.02:港外に転錨 19.08.03:セブ〜08.03カタインガン湾08.04〜08.05キャプラン08.06〜08.06マニラ 19.08.07:麻、コプラ、セメント、航空機材その他陸揚(08.11)まで 19.08.13:(マサ10船団)マニラ〜      〜08.13 ---- 特設驅潜艇春日丸」が船団より離脱、護衛任務を解かれる〜      〜08.14バターン(ルカニン) 19.08.14:(マサ10船団護衛)バターン〜      〜08.15 ---- 特設驅潜艇布引丸」、英風丸」が後落〜      〜08.16 ---- 特設驅潜艇芙蓉丸」が後落、護衛任務を解かれる〜      〜08.20カムラン湾 19.08.21:清水、糧食補給、待機(08.24まで) 19.08.21:(マサ10船団)カムラン湾〜      〜08.21 0953 陸軍配當船「だあばん丸」被雷〜      〜08.21 1200 陸軍配當船「だあばん丸」遭難現場着〜      〜08.21 1300 陸軍配當船「だあばん丸」の曳航を試みるが3回に亘り曳索切断〜      〜08.21 1359 陸軍配當船「だあばん丸」沈没〜      〜08.21カムラン湾 19.08.25:(マサ10船団)カムラン湾〜08.26西貢 19.08.27:精米、雑貨搭載(08.30まで) 19.08.31:燃料炭、清水、糧食補給 19.09.01:船艙に漏水があり荷役中止 19.09.02:船艙修理(09.05まで) 19.09.06:精米搭載(09.07まで) 19.09.08:甲板、機関部整備(09.11まで) 19.10.01:西貢〜10.01聖雀 19.10.03:(サマ13船団)聖雀〜      〜10.03 2154 驟雨の為、ブリットバンクに座礁〜      〜10.04 離礁、敷設艇由利島」の護衛で聖雀に向かう〜      〜聖雀 19.10.05:聖雀〜10.05西貢 19.10.06:船底漏水箇所修理(10.12まで) 19.10.13:西貢〜10.13聖雀 19.10.16:(サマ13船団)聖雀〜      〜10.20 0328(N04.45-E113.30)陸軍徴傭船羽後丸」被雷沈没、             「第十七號掃海艇」「第十八號掃海艇」が対潜掃蕩〜      〜10.20 0437(N04.40-E113.25)被雷沈没
19.10.20:沈没  19.11.30:解傭
喪失場所:N04.40-E113.25 ミリ北西70km附近 喪失原因:米潜水艦Hammerhead(SS-364)の雷撃

同型船

(淺野造船所B型標準船)
 第一吉田丸彌生丸櫨山丸武洋丸、呉羽丸、朝洋丸、まるた丸、加洲丸ぼすとん丸、
 甲春丸、ウラル山丸りい丸くらいど丸はあぶる丸みらん丸美洋丸、明洋丸、
 明元丸、コ洋丸、wm丸麗洋丸巴洋丸、壽洋丸、香洋丸

兵装

 野砲。

写真資料

 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
 「東洋汽船六十四年の歩み」明善印刷株式会社 S39.06 中野秀雄 
 "City of Vancouver Archives", Reference code: AM1506-S3-2-: CVA 447-2856

図面資料

 "Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
   LRF-PUN-006666-006679-0117-P

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