第百二十七號特設輸送艦・第百二十七號輸送艦の艦歴

 年 月 日:艦歴

18.10.21:起工、仮称艦名:第1527號艦 19.01.13:進水 19.02.05:命名:官房軍機密第136号:第百二十七號特設輸送艦 19.02.05:内令第298号:世保鎮守府所管と仮定 19.02.28:竣工
19.02.24:入籍:内令第354号:佐世保鎮守府所管 19.02.24:戦時編制:聯合艦隊 19.02.28:輸送艦長:海軍大尉 細萱 英二 19.03.15:呉〜03.15大迫 19.03.16:特二式戦車10両、全物件搭載 19.03.18:大迫〜03.18志度湾03.19〜03.19蕩浅湾03.20〜03.21横須賀 19.03.24:横須賀〜03.24館山03.27〜      〜03.28 0750(N31.38-EE141.29)扉ナット締付板破損湾曲、鎖切断、海没〜      〜03.29 0755 前扉の水密不完全の為戦車庫の浸水漸次増大〜      〜03.29 1435 門扉脱落〜      〜04.02横須賀 19.04.26:横須賀〜05.06サイパン 19.05.06:軍隊区分:聯合艦隊電令作第76号:中部太平洋方面艦隊指揮下 19.--.--:サイパン〜ヤップ〜トラック〜グアム〜パラオ〜ダバオ 19.06.02:ダバオ〜      〜06.03 0830 敷設艦嚴島」との予定合同地点(サランガニ島180度20浬)着〜      〜06.03 1435 敷設艦「嚴島」と合同できず〜      〜06.03サランガニ 19.06.04:サランガニ〜      〜06.04 2400 「第三十號掃海艇」と合同しサンギ島南方2浬「嚴島」合同地点に向う〜      〜06.05 1230 予定合同地点にて敷設艦「嚴島」と合同、「第三十號掃海艇」は護衛を引継ぎ反転〜 19.06.05:渾部隊電令作第7号:第百二十七號特設輸送艦(第三十六號驅潜艇第三十七號驅潜艇護衛)は      所定の搭載物件をソロンに揚陸後、アンボンに避退      〜テルナテ 19.06.09:渾部隊電令作第9号:搭載物件をソロンに揚搭すべし 19.06.10:テルナテ〜06.10カウ 19.06.11:渾部隊輸送部隊電令作第1号:06.13ソロンに進出 19.06.12:カウ〜オビト泊地 19.06.14:軍隊区分:渾部隊電令作第21号:第二輸送部隊 19.06.16:軍隊区分:南西部隊電令作第423号:渾部隊編制解除 19.06.19:オビト泊地〜陸軍大発2隻を曳航〜      〜06.20 1430 ソロン西方海面にて曳航大発を離し反転〜      〜06.20サラワケ島西方泊地 19.06.21:サラワケ島西方泊地〜06.21ソロン 19.06.21:「第三十號掃海艇」と合同 19.06.21:軍隊区分:南西部隊電令作第442号:濠北部隊 19.06.21:ソロン〜06.21バタンタ島マルチュサ湾 19.06.22:1200 「第三十六號驅潜艇」入泊 19.06.22:濠北部隊電令作第133号:ソロン附近陸軍局地輸送 19.06.22:バタンタ島マルチュサ湾〜06.22ソロン 19.06.22:陸兵搭載 19.06.23:ソロン〜06.23バタンタ島マルチュサ湾06.23〜サラワケ島東岸サマテ〜      〜06.24バタンタ島マルチュサ湾〜06.24ソロン 19.06.25:ソロン〜06.25バタンダ島北岸ゲゲンロル湾06.25〜06.25サマテ 19.06.25:陸兵並物件揚陸 19.06.26:サマテ〜06.26バタンダ島北岸ゲゲンロル湾06.26〜06.26ソロン 19.06.26:「第三十號掃海艇」「第三十六號驅潜艇」と合同 19.06.27:ソロン〜06.27ワイゲオ島カバレ 19.06.27:陸兵並物件揚陸、「第三十號掃海艇」より第二十三航空戦隊便乗者を移載 19.06.28:軍隊区分:南西部隊電令作第459号:濠北部隊 19.06.29:南西部隊電令作第467号:       濠北部隊指揮官は第百二十七號特設輸送艦を第三十六號駆潜艇機密第282008番電に依る       ワシレ残留第一航空艦隊人員機材を搭載、第三十號掃海艇、第三十六號駆潜艇と同行、       之をダバオへ輸送せしむべし 19.06.29:濠北部隊電令作第140号:ワシレ残留第一航空艦隊人員機材をダバオに輸送後      ダバオ第四南遣艦隊向け人員物件を搭載の上カウ帰投 19.06.30:ワシレ湾口ハテタバコ〜06.30ボレ07.01〜07.02ダバオ 19.07.25:(Z258船団護衛)ダバオ〜      〜07.25 1452 哨戒機が右140度陸岸近くに爆弾投下、          「第四十九號驅潜艇」「第五十八號驅潜艇」が攻撃に向う〜      〜07.25 1600 一般徴傭船柳河丸」、特設驅潜艇第二鶚丸」、          特設捕獲網艇第一號東光丸」と共に船団より分離サランガニ湾に向う〜      〜07.25サランガニ湾 19.08.03:第一〇二海軍工作部アンボン分工場にて船体修理(08.06まで) 19.09.05:除籍:内令第1044号
19.09.05:命名:達第294号:第百二十七號輸送艦 19.09.05:類別等級制定:内令第1035号:種別:輸送艦、類別:輸送艦、等級:二等、艦型: 第百一號型 19.09.05:本籍:内令第1045号:佐世保鎮守府 19.09.17:マニラ〜
19.09.24:沈没 19.11.10:類別等級削除:内令第1247号 19.11.10:除籍:内令第1254号
喪失場所:N14.35-E120.59 マニラ附近 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆

同型艦

 第百一號第百二號第百二十八號第百四十九號第百五十號

兵装

(新造時)
 四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍三聯装機銃2基。

写真資料

 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房1974年7月号(P.157)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.50「掃海艇・輸送艦」(P.56)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2395)
 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.38) 

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