はあぶる丸の船歴
年 月 日:船歴
T08.11.10:起工
T09.05.01:進水、命名:はあぶる丸
T09.05.29:竣工
T09.05.--:新規登録:船舶番号:27164、
所有者:國際汽船株式會社、船籍港:横濱市、
登録総噸数:5,467、登録純噸数:3,409
T09.--.--:登録検査、船級:LR ✠100A1
T09.--.--:変更登録:登録総噸数:4,995(註:大正十年度日本船名録は誤記)
T10.09.09:変更登録:船籍港:~戸市
T13.04.17:大連〜清水〜05.03横浜
T13.11.01:Coos Bay〜11.29横浜
T14.01.23:Grays Harbour〜02.15横浜
T14.--.--:神戸にて第一次第一種定期検査
03.--.--:神戸にて第一次第二種定期検査
07.06.03:変更登録:船籍港:京都府與謝郡府中村
07.06.07:変更登録:所有者:石原合名會社
07.06.09:傭船者:石原産業海運合資會社
08.05.--:神戸にて第一次第三種定期検査
09.11.28:変更登録:所有者:石原産業海運株式會社
13.11.13:彦島にて第二次第二種定期検査
13.11.13:登録検査、船級:TK N.S.、船級番号:778
14.11.--:中間検査
16.04.--:中間検査
16.09.07:徴傭:陸軍、船番号:606
16.09.07:門司〜09.17西貢〜10.08黄埔
16.10.11:黄埔〜10.21宇品
16.10.21:基隆〜10.22壼盧島10.23〜高雄
16.12.03:輸送船隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第一輸送船隊第一分隊(船番号:1)
16.12.18:(第一輸送船隊)高雄〜
〜12.19 0530 第二護衛隊が合同〜
〜12.20 0540 第三護衛隊が合同〜
〜12.22リンガエン湾
16.12.22:0500 揚陸開始
0545 第四十八師団主力を揚陸
16.12.--:リンガエン〜01.05宇品
17.01.13:佐世保鎮守府機密第757番電:
1.陸軍徴傭船高岡丸、はあぶる丸(挺身隊乗船)、亞丁丸、宮殿丸、山菊丸、乾瑞丸(補充交代兵
乗船)1月15日0800門司発魚山群島(17日2300頃)を経て支那沿岸を南下し19日2200頃高雄入港
以後カムラン方面回航の予定
2.六隻編隊本府担任区域内平島、燕にて直接護衛を行う、速力九節
17.01.13:門司〜六連
17.01.15:六連〜
〜01.16 1900 敷設艇「燕」、同「平島」が護衛を終了〜
〜01.19高雄
17.02.05:高雄〜02.08カムラン02.10〜03.01エレタン03.04〜03.10昭南
17.03.19:昭南〜03.26蘭貢04.01〜04.11昭南
17.04.12:昭南〜04.16大連05.15〜05.21宇品
17.05.22:神戸〜05.23木浦
17.06.08:中間検査
17.06.15:木浦〜06.20大阪
17.06.27:大阪〜
17.07.03:(第229船団)馬公〜
〜07.03 ---- 千洋丸機密第262番電(はあぶる丸六呎礁に座礁浸水せず、1600頃自力にて離礁の予定、
然るべく御手配を乞う)〜
〜07.03 ---- 千洋丸機密第263番電(はあぶる丸離礁航行す)〜
〜07.03 ---- 三日月機密第100番電(はあぶる丸浸水少量あるも簡単なる応急手当にて航行差支え
なし、速力九、五節にて船団を追尾す、第二二九船団は速力八節とされ度、
4日0400合同の予定)〜
〜門司
17.07.--:門司〜07.14高雄
17.07.20:高雄〜07.24基隆07.25〜07.27門司
17.08.12:宇品〜08.15馬公08.27〜09.06昭南
17.09.07:昭南〜09.10バタビヤ09.20〜09.22スラバヤ10.04〜10.06ラバウル
17.10.21:ラバウル〜11.06マニラ
17.11.07:マニラ〜11.11高雄
17.11.12:高雄〜11.18香港11.24〜11.25九龍
18.2Q :変更登録:所有者:日本海運株式會社
18.05.02:(第32船団)九龍〜泗礁山
18.05.03:燕機密第031630番電:
支第十一船団(香港第三二船団)3隻3日1600泗礁山発、黄島通過迄直接護衛、速力八節、航路直行、
はあぶる丸、曉天丸、宇品行、日久丸、八幡行、
正午位置 4日北緯31度30分東経125度30分
5日北緯32度30分東経129度00分
6日0600六連島着の予定
18.05.03:(支第一一船団)泗礁山〜
〜05.05 0530 黄島通過、敷設艇「燕」が護衛を終了〜
〜05.06六連
18.05.--:六連〜05.07宇品
18.07.24:門司〜08.03ラバウル
18.08.01:日本海運株式會社は石原汽船株式會社に商号変更
18.3Q :変更登録:所有者:石原汽船株式會社、船籍港:東京都
18.08.05:ラバウル〜08.14パラオ
18.08.24:パラオ〜09.07門司
18.09.21:門司〜10.05パラオ
18.10.13:パラオ〜10.22宇品
18.10.25:宇品〜11.22パラオ
18.11.30:パラオ〜12.11宇品
18.12.19:宇品〜01.15昭南
19.01.27:昭南〜03.12パラオ
19.03.24:パラオ〜04.26彦島
19.06.02:門司〜06.13マニラ
19.06.27:マニラ〜06.29セブ06.30〜07.05ハルマヘラ
19.07.15:ハルマヘラ〜07.16ビートン07.21〜07.26セブ07.28〜07.30マニラ
19.08.15:(H33船団)マニラ〜08.17セブ08.18〜08.21ザンボアンガ08.21〜08.24ホロ08.27〜ビートン
19.10.04:解傭
19.10.19:空爆損傷
19.10.30:沈没
喪失場所:ホロ港
喪失原因:空爆
同型船
(淺野造船所B型標準船)
第一吉田丸、彌生丸、櫨山丸、武洋丸、呉羽丸、朝洋丸、まるた丸、加洲丸、ぼすとん丸、
甲春丸、ウラル山丸、えりい丸、くらいど丸、みらん丸、美洋丸、明洋丸、明元丸、コ洋丸、
wm丸、麗洋丸、旺洋丸、巴洋丸、壽洋丸、香洋丸。
兵装
要調査。
写真資料
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1999年8月号「日本商船隊の懐古 No.241」山田早苗
「知られざる戦没船の記録(上)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.82)
「創業弐拾年史」 S16.03 石原産業海運株式會社
小樽市博物館所蔵(82-9)
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