だあばん丸の船歴
年 月 日:船歴
T08.07.26:起工
T08.11.10:進水、命名:だあばん丸
T08.12.02:竣工
T08.12.--:新規登録
T08.11.27:登録検査、船級:LR ✠100A1
T12.10.24:グラスゴー〜New Port〜Swansea〜Birkenhead〜坡土西〜蘇士〜新嘉坡〜香港〜
〜上海〜神戸〜大阪〜01.13横浜
T12.--.--:横浜にて第一次第一種定期検査
T13.--.--:李浦線に就航
T13.05.10:リバプール〜坡土西〜新嘉坡〜香港〜上海〜大沽〜07.12横浜
T13.--.--:漢堡線に就航
T13.12.13:漢堡〜坡土西〜蘇士〜新嘉坡〜香港〜呉淞〜上海〜神戸〜大阪〜四日市〜03.11横浜
02.--.--:横浜にて第一次第二種定期検査
06.12.--:横浜にて第一次第三種定期検査
10.12.24:横浜にて第二次第一種定期検査
13.12.15:中間検査
15.01.24:横浜にて第二次第二種定期検査
16.10.12:徴傭:陸軍
16.11.06:六連〜11.16壼盧島12.18〜12.24アチモナン12.24〜12.26高雄
16.12.26:高雄〜12.28基隆12.30〜01.12青島01.14〜01.16宇品
17.01.17:宇品〜01.21青島02.13〜02.17海防02.20〜02.22基隆02.23〜03.01西貢
17.03.02:西貢〜03.05蘭貢03.31〜04.08西貢
17.04.09:西貢〜04.16カムラン04.17〜04.21汕頭04.30〜05.01大連05.03〜05.06神戸
17.05.07:神戸〜05.08大連05.10〜05.12神戸
17.05.23:解傭
17.06.19:中間検査
17.06.19:徴傭:船舶運營會
17.08.--:陸軍配當船として運航
17.08.23:一船東第75号:民間船舶兵装予定の件通牒:
首題の件左記の通り兵装予定に付警戒員派遣方取計相成度
記
船名:だあばん丸、装備兵器の種類:三八式野砲一門、
工事完了予定月日:8月24日、乗船月日:8月24日、船舶所在:東京港
17.08.24:人補機密第3号ノ51:武装商船に兵員派遣の件申進:
当分の間警戒隊員として貴隊附より左記の通り派遣せしめらる
記
船名:だあばん丸、派遣月日:8月24日
17.08.24:東京にて海軍警戒隊4名乗船
17.12.--:陸軍配當船として運航終了
17.12.--:陸軍配當船として運航
18.02.--:陸軍配當船として運航終了
18.03.--:陸軍配當船として運航
18.05.26:第1次海軍指定船
18.06.--:陸軍配當船として運航終了
18.08.28:馬公集合地管理官機密第281705番号:
1.第二九七船団七隻(白陽丸、はあぶる丸、利根丸基隆より合同)鷺
29日1300発3日0700着の予定、一四、五節
2.Cだあばん丸JKQD(十四班乗船)米9000瓲文字、
C國光丸JKJO鉄礦161瓲八幡、Cはあぶる丸JDLD米7800噸、
利根丸JTFD船客450名以上神戸、
A松東丸JSMO米6250瓲、便乗者50名、A冨生丸JLNRボーキサイト2150瓲便乗者109名以上門司、
B白陽丸JFWR便乗者12名以上佐世保、
B春島丸JKLQ(特設電線敷設船)、B播州丸JECN以上2隻船団続航
3.正午位置
30日 北緯25度50分東経121度24分
31日 北緯28度33分東経123度21分
1日 北緯31度55分東経125度38分
2日 北緯33度16分東経128度15分
4.白陽丸2日1600白瀬附近にて分離、3日午前佐世保着の予定
18.08.29:(第297船団)馬公〜
〜08.31 1010(N28.34-E123.05)「國光丸」被雷〜
〜08.31 1013(N28.34-E123.05)「松東丸」被雷〜
〜09.01 1245(N31.10-E125.40)敵潜水艦の砲撃を受け、爆雷攻撃〜
〜09.01 2030(N31.27-E127.28)敵浮上潜水艦から襲撃を受け、一番艙に被雷(不発)、砲戦〜
〜09.01 2200(N31.24-E127.15)陸軍徴傭船「冨生丸」被雷〜
〜09.02 1800 富江に入港〜
〜09.03 ---- 富江発〜
〜神戸
18.11.--:陸軍配當船として運航
19.03.11:神戸〜03.12門司
19.03.15:門司〜03.22高尾
19.03.24:高雄〜03.29キキュイク03.30〜04.01聖雀
19.04.04:聖雀〜04.17昭南
19.04.26:昭南〜04.26ビンタン島04.30〜05.07昭南
19.05.07:(シミ02船団)昭南〜
〜05.10 2025 「第十八號掃海艇」が爆雷威嚇投射2個〜
〜05.11 1545 キツロング岬仮泊〜
〜05.11 1901 キツロング岬発〜
〜05.12ミリ
19.05.13:(ミマ10船団)ミリ〜05.19マニラ
19.05.21:マニラ〜05.21キャンプキャペン05.24〜05.28高雄
19.05.30:高雄〜06.06門司
19.06.07:門司〜06.08神戸
19.06.11:神戸〜06.14横浜
19.06.--:陸軍配當船として運航終了
19.07.12:横濱〜07.13尾鷲07.14〜07.15部崎07.16〜07.16門司
19.07.16:門司〜07.17三池
19.07.18:三池〜07.19釜山07.21〜07.22門司
19.07.23:門司〜07.24六連
19.07.24:(ミ13船団)六連〜07.24唐津湾07.25〜07.25伊万里湾
19.07.26:(ミ13船団)伊万里湾〜
〜07.27 ---- 特設驅潜艇「第三拓南丸」は故障船「ちゃいな丸」を護衛し伊万里に向け変針〜
〜07.29 0930 「松浦丸」が分離し基隆に向かう〜
〜07.30 ---- 「第十八號掃海艇」と海軍配當船「第二小倉丸」が船団から分離〜
〜07.31高雄
19.08.04:(ミ13船団)高雄〜
〜08.07 2203(N14.50-E119.57.5)海防艦「草垣」被雷沈没〜
〜08.07 2210 「第十八號掃海艇」が爆雷投射〜
〜08.08マニラ
19.08.13:(マサ10船団)マニラ〜
〜08.13 ---- 特設驅潜艇「春日丸」が船団より離脱、護衛任務を解かれる〜
〜08.14バターン(ルカニン錨地)
19.08.14:(マサ10船団)バターン〜
〜08.15 ---- 特設驅潜艇「布引丸」、同「英風丸」が後落〜
〜08.16 ---- 特設驅潜艇「芙蓉丸」が後落、護衛任務を解かれる〜
〜08.20カムラン湾
19.08.21:(マサ10船団)カムラン湾〜
〜08.21 0953 被雷〜
〜08.21 1020 特設掃海艇「音羽丸」、同「留萌丸」他3隻が遭難者救助開始〜
〜08.21 1200 一般徴傭船「旺洋丸」来着〜
〜08.21 1300 「旺洋丸」が曳航を試みるが3回に亘り曳索切断〜
〜08.21 1359 沈没
19.08.21:沈没
19.08.21:指定解除
19.08.21:解傭
喪失場所:N11.40-E109.20 カムラン湾口東方60km附近
喪失原因:米潜水艦Muskallunge(SS-262)の雷撃
同型船
あらすか丸、でらごあ丸、あとらす丸、だかあ丸。
兵装
三八式野砲1門、爆雷4個。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.176)
「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.56)
「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.793)
"ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual"(P.185)
小樽市博物館所蔵(5-18, 11-3)
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-009278-009286-0233-P
LRF-PUN-009278-009286-0234-P
LRF-PUN-009278-009286-0235-P
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