年 月 日:船歴
12.02.18:起工、第三次船舶改善助成施設第48号 12.07.07:進水、命名:淺香丸 12.11.30:竣工
12.11.--:新規登録:登録純噸数:4,327 12.11.30:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:642 12.11.30:船舶検査証書交付 --.--.--:東航世界一周線 12.12.27:訂正登録:登録純噸数:4,321 13.02.28:訂正登録:登録純噸数:4,323 13.10.15:中間検査 14.10.--:中間検査
15.04.10:徴傭 15.04.15:入籍:内令第258号:特設運送艦、横須賀鎮守府所管 15.04.15:特務艦長:海軍大佐 柳沢 藏之助 15.04.29:佐世保鎮守府の輸送任務に協力、海南島及び上海方面に行動、 人員、兵器、軍需品輸送任務に従事(06.17まで) 15.06.18:特設工事復旧、各種兵器、軍需品還納(07.01まで) 15.07.01:除籍:内令第431号 15.07.06:解傭
15.12.04:中間検査
15.12.24:徴傭 15.12.26:横須賀海軍工厰にて艤装工事開始 15.12.27:入籍:内令第1025号:特設運送艦、横須賀鎮守府所管 15.12.27:特務艦長:海軍大佐 三浦 速雄 16.01.15:艤装工事完了、十二糎砲2門、十三粍機銃2基装備 16.01.16:(遣独軍事視察団)横須賀〜パナマ運河〜02.20リスボン02.24〜02.28ビルバオ03.13〜 〜横浜〜04.28横須賀 16.05.01:特務艦長:海軍大佐 近藤 爲次郎 16.05.07:近藤大佐着任、三浦大佐退任 16.08.07:出渠 16.09.05:除籍:内令第1024号
16.09.05:入籍:内令第1025号:特設巡洋艦、横須賀鎮守府所管 16.09.05:艦長:海軍大佐 近藤 爲次郎 16.09.08:株式會社大阪鉄工所で艤装工事開始 16.09.11:艦長:海軍大佐 伴 二郎 16.10.15:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第二十二戦隊 16.09.15:伴大佐着任、近藤大佐退任 16.10.25:艦隊区分:機密二十二戦隊法令第1号:第二十二戦隊(隊番号52)二番艦 16.10.16:艤装工事完了 16.10.17:大阪〜10.18横須賀 16.10.24:横須賀〜10.24館山湾 16.11.02:館山湾〜館山湾外、第1回出動訓練〜11.02館山湾 16.11.05:館山湾〜館山湾外、第2回出動訓練〜11.05館山湾 16.11.08:館山湾〜館山湾外、第3回出動訓練〜11.08館山湾 16.11.10:館山湾〜館山湾外、諸訓練〜11.10横須賀 16.11.--:臨戦準備、防寒施設工事、補給 16.11.26:横須賀〜11.28厚岸湾 16.--.--:軍隊区分:北方部隊主隊 16.12.02:迷彩塗粧 16.12.03:厚岸湾〜厚岸湾外〜12.03厚岸湾 16.12.04:厚岸湾〜12.06松輪島大和湾 16.12.07:松輪島大和湾〜12.07第1回瑠弾射撃〜12.08BC哨戒線12.11〜12.12朝日湾 16.12.12:朝日湾〜12.12幌筵海峡 16.12.14:幌筵海峡〜12.15乙前湾12.15〜12.15BC哨戒線12.24〜12.24乙前湾 16.12.24:乙前湾〜12.24朝日湾 16.12.27:朝日湾〜12.27幌筵海峡 16.12.29:幌筵海峡〜12.29R・S・T哨戒線01.01〜01.02乙前湾 17.01.02:乙前湾〜 〜01.02 ソ連汽船1隻信号尋問、釈放〜 〜01.04厚岸湾 17.01.03:艦本機密第2番電:バラストとして練炭搭載、船倉内に木製仮仕切縦壁設置 17.01.04:厚岸湾〜01.05大湊 17.01.06:軍隊区分:北方部隊電令作第5号:哨戒部隊 2.哨区:GHI哨戒線 4.第二十二戦隊は補給終了次第出港、速に哨区に就くものとす 17.01.07:大湊〜01.10I哨戒線01.16〜01.19大湊 17.01.19:官房機密第597号:横須賀海軍工廠をして九米内火艇搭載の件訓令 17.01.19:艦本機密第2番電による工事施行(01.23まで) 17.01.24:大湊〜01.24室蘭01.28〜01.29厚岸湾 17.01.30:艦隊区分:第二十二戦隊三番艦 17.02.01:軍隊区分:機密北方部隊命令作第14号:哨戒部隊本隊 17.02.01:第三直支援艦 17.02.01:厚岸湾〜02.02「ル」哨区02.05〜02.08横須賀 17.02.06:官房機密第1552号:横須賀海軍工廠をして無線兵器改装の件訓令 17.02.08:軍隊区分:機密北方部隊哨戒部隊命令作第1号:北方部隊哨戒部隊本隊 17.02.10:横須賀〜02.10横浜 17.02.12:主機械解放検査、訓令工事(送信機室移転)、修理工事、補給(02.21まで) 17.02.14:淺野船渠にて入渠 17.02.17:出渠 17.02.21:横浜〜02.21横須賀 17.02.24:官房機密第236号:横須賀海軍工廠をして九米カッター搭載の件訓令 17.02.24:横須賀〜02.28「ル」「ヲ」哨区03.09〜03.12横須賀 17.03.--:官房機密第1564号による訓令工事の残工事(電信室工事) 17.03.18:横須賀〜03.23「ル」「ヲ」哨区〜04.03釧路 17.04.07:釧路〜厚岸〜第一類教練作業、夜間射撃にて四番砲電路故障〜04.07釧路 17.04.13:釧路〜04.17「ル」「ヲ」哨区04.23〜04.26横須賀 17.05.04:官房機密第832番電:横須賀海軍工廠をして05.14迄に特型運貨船4隻搭載 17.05.05:軍隊区分:北方部隊電令作第74号:主隊(05.10附) 17.05.--:軍隊区分:AOB攻略部隊 17.05.15:改装工事完了 17.05.19:訓令工事全終了 17.05.20:横須賀〜05.22大湊05.28〜06.01幌筵 17.06.02:幌筵〜06.08キスカ攻略作戦、キスカ方面〜チチヤゴフ 17.06.10:北方部隊電令作第101号: 5.淺香丸はチチヤゴフに於ける浮標設置作業終了せば横須賀に回航すべし 淺香丸6月15日以後哨戒部隊に復帰せしめらる 17.06.15:軍隊区分:北方部隊電令作第101号(06.10):北方部隊哨戒部隊に復帰 17.06.15:軍隊区分:哨戒部隊電令作第31号(06.16):第三哨戒隊:成るべく速やかに後部鳥居檣を撤去 17.06.--:チチヤゴフ〜06.18横須賀 17.06.28:横須賀〜07.03「ヘ」「ト」哨区07.11〜07.13横須賀 17.07.17:横須賀〜魚雷発射教練〜07.17横須賀 17.07.26:横須賀〜07.28「タ」「レ」哨区〜 〜07.28 対潜戦闘:砲撃、爆雷攻撃〜 〜「タ」「レ」哨区08.07〜 〜08.10「タニ」「レニ」哨区08.15〜 〜08.17横須賀 17.08.01:官房機密第384番電:搭載機を三座水上偵察機1(補用0)と定む 17.08.18:横須賀〜08.18横浜 17.08.20:官房機密第10381号:横須賀海軍工廠をして探照燈移装の件訓令 17.08.25:官房機密第10546号:横須賀海軍工廠をして機銃装備の件訓令 17.08.26:官房機密第10641号:横須賀海軍工廠をして光学兵器増備の件訓令 17.08.26:横浜〜08.26横須賀 17.08.26:射出機搭載工事着手 17.09.23:横須賀〜出動訓練〜09.23横須賀 17.09.27:横須賀〜 〜09.29「タ」「レ」哨区〜 〜09.30 0830 特設監視艇「全洋丸」と会合、国籍不明機発見状況聴取〜 〜10.03 0600 特設監視艇「第五千秋丸」と会合〜 〜10.10 哨区発〜 〜10.13横須賀 17.10.18:第五艦隊機密第181835番電:下記施設実施 人員400名程度収容可能な諸設備 大発4隻搭載(現在1隻搭載中のものを含む) 同大発艇員及機銃員臨時配員 同大発聯装各1基装備 17.10.18:軍隊区分:北方部隊電令作第185号:北方部隊主隊 17.11.02:軍隊区分:第五艦隊機密第021015番電:11.05付、北方部隊哨戒部隊に復帰 17.11.10:横須賀〜11.12「エ」「ル」哨区11.24〜11.26横浜 17.11.20:機密北方部隊哨戒部隊命令第16号:12.01以降迷彩塗粧改正 檣横木以上灰白色(塗粧混合比白色7、鼠色3) 上以外艦船造修規則所定 17.11.--:機関修理 17.12.18:横浜〜12.18横須賀 17.12.21:横須賀〜訓練〜12.22横須賀 17.12.23:横須賀〜12.25「エ」哨区01.03〜01.07横須賀 18.01.09:機密北方部隊哨戒部隊命令作第11号:02.05付:第三直哨戒隊支援艦 18.01.--:搭載機及び飛行科員は横浜海軍航空隊に残留 飛行機射出架、同用燃料及び魚雷全部を陸揚げ 18.01.13:軍隊区分:北方部隊電令作第209号:挺身輸送部隊 浅香丸は大発搭載其の他輸送準備完成の上速に大湊に回航すべし 18.01.17:北方部隊電令作第211号: 淺香丸は大湊に於て鳴神島行資材搭載の上、速に柏原湾に進出、 爾後挺身輸送部隊指揮官の指揮を受け輸送に従事すべ 18.01.17:横須賀〜01.19大湊 18.01.--:海軍下士官115名、六番爆弾265発、守備隊司令部36名、野戦病院26名、独立歩兵302大隊90名、 同303大隊78名、飛行場資材その他搭載 18.01.25:大湊〜01.27柏原 18.01.31:(第12船団第1次)柏原〜02.04鳴神島 18.02.--:部隊、資材等揚陸 18.02.05:(第12船団第1次)鳴神島〜02.13横須賀 18.02.06:官房機密第195号:呉式二号射出機五型及五型一改造の件訓令 部下海軍航空廠及海軍航空技術廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし 記 1.目的 呉式二号射出機五型及五型一の性能を左の通向上せしむるため各部の機構を改造するに在り (イ)射出し得る最大飛行機重量 4,500瓩 (ロ)射出速度最大加速3.5Gにて30米/秒 2.改造要領 航空技術廠図面目録番号第386に依るものとし改造に要する部品は一括航空技術廠に於て 製作の上各航空廠に送付するものとす 3.改造すべき射出機及改造工事施行廠(抜粋:全文はJACAR:C08030342100参照) 改造工事施行廠 兵器製造番号 在庫又は供用先 航空技術廠 航七七號 淺香丸 4.完成期日 時機を得次第成るべく速に完成するものとす 5.費目 (以下省略) 18.02.12:軍隊区分:北方部隊電令作第238号:哨戒部隊 淺香丸は速に入渠修理を完了すべし 18.02.15:横須賀〜02.15横浜 18.02.--:主機械解放検査 18.02.28:艦長:海軍大佐 伴 次郎 18.03.02:艦長:海軍大佐 作間 應雄 18.03.03:出渠 18.03.03:横浜〜03.03横須賀 18.03.05:修理完成 18.03.05:軍隊区分:北方部隊電令作第258号:横須賀発以降、北方部隊指揮官直卒 18.03.11:横須賀〜03.13大湊 18.03.16:第五艦隊機密第160952番電:十三粍四聯装機銃1基を二十五粍三聯装機銃1基に換装、 前部に二十五粍聯装機銃2基増備を請求 18.03.15:大湊〜03.18幌筵 18.03.23:(第21船団ロ船団)幌筵海峡〜 〜03.23 1400 前路対潜掃蕩を終えた驅逐艦「雷」、同「電」が合同〜 〜03.26 1100(N53.44-E167.14)主隊と合同〜 〜03.27 0310(N53.24-E168.32.5)敵艦隊と遭遇、交戦開始〜 〜03.27 0328 船団は北西方に避退〜 〜03.27 1300(N53.02-E165.02)護衛部隊と合同、幌筵海峡に向う〜 〜03.28幌筵海峡 18.--.--:幌筵〜04.05横須賀 18.04.05:軍隊区分:第五艦隊信電令第12号:北方部隊哨戒部隊に復帰 18.04.09:哨戒部隊電令作第86号:準備出来次第出撃、速やかに「ユ」哨戒線に進出、 北緯36度以北の支援 18.04.09:横須賀〜04.11「ユ」「ノ」哨区04.18〜04.20横須賀 18.04.12:哨戒部隊電令作第88号:現直哨戒隊全部の支援 18.04.16:哨戒部隊電令作第91号:第二日の丸出撃迄第二直哨戒隊を指揮、04.18 1600徹哨帰投 18.04.21:訓令工事(05.16まで) 18.04.27:哨戒部隊電令作第95号:12節4時間待機の儘、現工事続行 18.04.28:哨戒部隊電令作第97号:待機を解く 18.05.17:横須賀〜05.20小樽 18.05.25:小樽〜 〜05.28 阿頼度島の208度20浬にて対潜戦闘:爆雷投下、水偵発進、対潜掃蕩〜 〜05.28幌筵 18.06.01:軍隊区分:機密北方部隊哨戒部隊命令作第14号:洋上哨戒隊支援隊 18.06.03:北方部隊信電令第60号:横須賀回航、訓令工事(電探、聴音機)、輸送任務 18.06.05:幌筵〜06.09横須賀(十一番浮標) 18.06.06:鳶ヶ鼻第三岸壁繋留 18.06.06:修理工事(06.25まで) 後部電動機室を隔離室に改造 酒保前甲板、左流場附マップライター修理 内外舷の発銹部手入 外舷の塗粧 18.06.10:電波探信儀仮装備、九六式九十糎探照燈1基還納(06.25まで) 18.06.15:仮称吊下式一型水中聴音機1基装備(06.24まで) 18.06.18:艦長:海軍大佐 山崎 貞直 18.06.20:十三粍単装機銃4基仮装備工事(06.24まで) 18.06.21:山崎大佐着任 18.06.22:作間大佐退艦 18.06.23:十二糎高角双眼鏡2基戦闘艦橋に装備工事(06.24まで) 18.06.22:八番浮標繋留 18.06.24:横須賀(八番浮標)〜公試〜06.24横須賀(八番浮標) 18.06.25:人員物件約900t搭載 18.06.25:横須賀(八番浮標)〜06.29幌筵海峡(大和湾) 18.06.29:軍需品揚陸(06.30まで) 18.07.01:片岡湾第11錨地より第10錨地に転錨 18.07.02:占守島別飛沼に水上機基地設営、水上機派遣 18.07.02:0700 特設砲艦「第二日の丸」を横付け、同船に第十二航空艦隊行き物件を搭載開始 1800 同中止、「第二日の丸」横付け離す 18.07.03:1545 本船特型運貨船を特設砲艦「第二日の丸」に横付け物件搭載開始 1710 同終了 18.07.10:片岡湾第10錨地にて転錨 18.07.20:軍隊区分:北方部隊信令第317号:第五艦隊附属隊 18.07.21:北方部隊信電令第90号:釧路回航、人員資材輸送 18.07.22:幌筵海峡(片岡湾第11錨地)〜07.25釧路(第二浮標) 18.07.--:人員1,051名、基地器材松丸太460t、糧食25t搭載 18.07.29:釧路〜07.31占守島片岡湾 18.08.01:便乗者1,100名退艦 18.08.02:第五艦隊機密第020600番電:08.01を以てケ号作戦完了 18.08.04:北方部隊信電令第99号:千歳海軍航空隊、第五気象隊人員及び物件搭載、回航 18.08.05:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第五艦隊第二十二戦隊 18.08.05:軍隊区分:北東方面部隊電令作第1号:北東方面部隊北方部隊附属(第五艦隊司令官直属) 18.08.05:占守島片岡湾〜宮川崎東方〜 〜08.05 立神崎の170度5.6浬にて漁船「第二喜榮丸」と衝突、漁船沈没〜 〜08.05幌筵島武蔵湾 18.08.05:千歳海軍航空隊人員及び物件搭載 18.08.05:幌筵島武蔵湾〜08.07釧路(第二浮標) 18.08.08:第五気象隊人員49名及び物件揚陸 18.08.08:釧路〜08.10室蘭 18.08.10:千歳海軍航空隊人員及び物件揚陸(08.11まで) 18.08.12:室蘭〜08.12大湊外港 18.08.12:五十口径十四糎砲 噴気装置減圧覆1個修理(一番砲) 噴気装置寒止覆1個修理(一番砲) 噴気装置再噴気梃1個修理(四番砲) 18.08.12:便乗者退艦、遺骨揚陸 18.08.13:重油、真水搭載 18.08.13:大湊〜08.13青森 18.08.14:設営資材搭載(08.17まで) 18.08.17:青森〜08.17大湊(内港三番浮標) 18.08.18:貨物自動車16台搭載、重油、真水搭載 18.08.19:大湊〜08.20釧路(第二浮標) 18.08.20:測深儀修理請求の為水上機を大湊に派遣 18.08.21:水上機帰艦、工作部部員1名乗船、測深儀修理開始 18.08.24:釧路〜音響測深儀試験〜08.24釧路 18.08.24:設営資材搭載 18.08.25:便乗者644名乗艦 18.08.25:釧路〜08.28占守島片岡湾 18.08.29:設営資材揚陸(08.31まで) 18.08.30:北方部隊電令第87号:横須賀及び館山湾回航、人員物件輸送 18.09.01:占守島別飛沼に設営中の水上機基地を撤収、漁獲製品搭載 18.09.02:占守島片岡湾〜09.06横須賀外港09.06〜09.06横須賀(第二号浮標) 18.09.08:鳶ヶ鼻第二岸壁繋留、漁獲製品揚陸(09.09まで)、諸修理(09.13まで) 18.09.10:重油、清水、糧食搭載 18.09.11:五三一空、二八一空、六一防空隊行き人員物件搭載(09.13まで) 18.09.13:横須賀〜09.13館山 18.09.14:五三一空、二八一空、六一防空隊人員物件揚搭 18.09.14:館山〜09.18幌筵島擂鉢湾 18.09.18:五三一空人員物件揚搭(09.19まで) 18.09.19:水上機発進、武蔵湾内偵察並びに対潜哨戒 18.09.19:幌筵島擂鉢湾〜09.19幌筵島武蔵湾 18.09.20:五三一空、二八一空人員物件揚搭(09.21まで) 18.09.21:幌筵島武蔵湾〜09.21幌筵島擂鉢湾 18.09.21:便乗者乗艦 18.09.21:幌筵島擂鉢湾〜09.21占守島片岡湾 18.09.22:第六一防空隊人員物件揚搭 18.09.23:漁獲製品、工廠物件搭載、便乗者731名乗艦、遺骨28柱搭載 18.09.24:測量艇2隻(特設測量艦「第三十六共同丸」よりの分)搭載 18.09.24:占守島片岡湾〜09.28横須賀(三番浮標) 18.09.28:官房艦機密第4917号:特設艦船艤装替の件訓令 18.09.28:九六式十三粍四聯装機銃瓦斯喞?2個修理 18.09.29:水上偵察機2機発進、横須賀海軍航空隊に還納 18.09.28:官房艦機密第4917号:特設艦船艤装替の件訓令 18.09.28:1910 海軍省: 1.横鎮司令長官は工廠をして幌筵基地(位置所在指揮官所定)に左の兵器を至急装備せしむべし (イ)淺香丸、粟田丸より撤去せる十四糎砲4門 18.09.29:便乗者退艦、遺骨揚陸、測量艇揚陸、その他揚陸 18.09.29:五十口径三年式十四糎単装砲2門(二番及び三番砲)撤去 18.09.30:漁獲製品、工廠物件揚陸 18.10.01:除籍:内令第2038号
18.10.01:入籍:内令第2041号:特設運送船(雑用船)、横須賀鎮守府所管 18.10.01:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(甲) 18.10.01:指揮官:海軍大佐 山崎 貞直 18.10.02:軍隊区分:聯合艦隊電令作第730号:10.01付北東方面部隊に編入 18.10.02:真水搭載(10.03まで)、兵器、器材、弾薬、糧食等搭載(10.04まで) 18.10.02:射出機1基撤去 18.10.04:第四十二防空隊その他便乗者303名乗船 18.10.05:横須賀〜10.09占守島片岡湾 18.10.09:兵器、弾薬等揚陸(10.12まで) 18.10.11:重油を片岡重油槽に還納(10.12まで) 18.10.12:便乗者61名乗船 18.10.12:占守島片岡湾〜10.12片岡湾第11錨地 18.10.14:片岡湾第11錨地〜10.14南四ツ岩 18.10.14:撤去した本船二番及び三番砲揚陸、便乗者154名乗船 18.10.14:南四ツ岩〜10.14千歳浦 18.10.14:便乗者676名乗船 18.10.15:千歳浦〜10.17釧路(内港浮標) 18.10.15:聯合艦隊電令作第762号:檣切下げ、檣上部を灰白色に塗装すべし 18.10.17:便乗者退船 18.10.18:石炭、糧食、材料等搭載(10.20まで) 18.10.20:釧路〜10.21大湊(内港二番浮標) 18.10.22:重油、真水搭載、兵器、器材、弾薬、糧食等搭載(10.25まで) 18.10.25:大湊外港に転錨 18.10.25:兵器、器材、弾薬、糧食等搭載(10.27まで) 18.10.27:便乗者106名乗船 18.10.27;大湊〜10.28小樽 18.10.29:小樽〜11.01占守島片岡湾 18.11.01:軍隊区分:機密北方部隊命令作第25号:附属 18.11.02:驅逐艦「野風」横付け、本艦デリックにて「野風」三番砲を撤去 18.11.02:兵器、器材、弾薬、糧食等揚陸(11.05まで) 18.11.06:占守島片岡湾〜11.06片岡湾第11錨地 18.11.07:片岡湾第11錨地〜11.07占守島片岡湾 18.11.07:兵器、器材、弾薬、糧食等揚陸(11.08まで) 18.11.08:占守島片岡湾〜11.08片岡湾第11錨地 18.11.09:片岡湾第11錨地〜11.09占守島片岡湾 18.11.09:兵器、器材、弾薬、糧食等揚陸(11.11まで) 18.11.11:占守島片岡湾〜11.11片岡湾第11錨地 18.11.12:片岡湾第11錨地〜11.12占守島片岡湾 18.11.12:兵器、器材、弾薬、糧食等揚陸(11.14まで) 18.11.14:便乗者1,270名乗船 18.11.14:占守島片岡湾〜11.14片岡湾第11錨地 18.11.15:片岡湾第11錨地〜11.17釧路(内港二番浮標) 18.11.17:便乗者退船 18.11.18:石炭搭載(11.19まで) 18.11.20:軍隊区分:聯合艦隊電令作第818号:聯合艦隊附属 18.11.20:釧路〜11.22横須賀(内港二番浮標) 18.11.22:石炭揚陸(11.24まで)、真水搭載 18.11.24:横須賀〜11.24川崎(三井石炭岸壁) 18.11.24:石炭揚陸(11.25まで) 18.11.25:川崎〜11.25横浜(第十五番浮標) 18.11.26:横浜〜11.26横須賀(内港三番浮標) 18.11.26:バラスト揚陸その他入渠準備(11.29まで) 18.11.27:艤装工事開始 18.11.29:弾薬揚陸 18.11.30:発射管1基撤去 18.12.23:軍隊区分:聯合艦隊電令作第866号:内南洋部隊己一号輸送部隊 18.12.28:艤装工事完了 18.12.--:輸送物件搭載(01.03まで) 19.01.04:輸送人員物件搭載 19.01.06:横須賀〜01.12ブラウンエンチャビ 19.01.12:人員物件揚陸(01.24まで) 19.01.24:ブラウンエンチャビ〜01.26トラック 19.01.26:己一号輸送終了 19.02.04:対空戦闘:二十五粍機銃72発、十三粍機銃232発発射 19.02.05:転錨 19.02.06:転錨 19.02.08:運送艦「佐多」より重油1,150t搭載 19.02.13:便乗者953名乗船 19.02.15:トラック〜02.17サイパン 19.02.18:重油1,050t揚陸、砂糖600t搭載、便乗者64名乗船、清水500t搭載 19.02.19:サイパン〜 19.02.20:驅逐艦「野分」が護衛に加わる〜02.24横須賀 19.02.24:便乗者245名退船 19.02.25:横須賀〜02.25横浜 19.02.26:物件揚陸、便乗者872名退船 19.02.27:横浜〜02.27横須賀 19.02.29:指揮官:海軍大佐 富田 賢四郎 19.03.01:輸送物件搭載(03.05まで) 19.03.06:清水90t搭載 19.03.07:清水125t搭載 19.03.07:横須賀〜03.07横浜 19.03.08:輸送人員物件搭載 19.03.09:横浜〜03.09横須賀 19.03.09:輸送人員物件搭載 19.03.10:清水97t搭載、重油50t搭載 19.03.11:重油15t搭載、輸送人員物件搭載(03.18まで) 19.03.15:清水8t搭載 19.03.16:重油300t搭載 19.03.18:重油700t搭載 19.03.20:重油300t還納 19.03.20:横須賀〜03.20館山 19.03.20:(東松3号船団特種輸送)館山〜03.28トラック 19.03.29:五〇二空の物件揚陸(03.31まで) 19.03.29:対空戦闘(03.31まで):十二糎高角砲29発、二十五粍機銃2,820発、十三粍機銃3,590発発射 19.04.01:(4401船団)トラック〜04.04サイパン 19.04.05:便乗者1名乗船、重油90t、ドラム缶2,000個搭載 19.04.06:清水150t搭載 19.04.07:(4407船団)サイパン〜04.12横浜 19.04.13:輸送人員退船 19.04.14:輸送人員物件揚陸 19.04.15:横須賀〜04.15横浜 19.04.15:輸送物件搭載(04.23まで)、重油160t搭載 19.04.16:清水560t搭載 19.04.17:輸送人員搭載 19.04.21:清水103t搭載 19.04.24:清水74t搭載 19.04.24:横浜〜04.24木更津沖 19.04.28:(東松7号船団特種輸送)木更津沖〜05.06サイパン 19.05.08:(浅香丸船団)サイパン〜 〜05.12 0500 一般徴傭船「睦洋丸」、特設運送船「興新丸」及び 護衛の「第三十四號驅潜艇」、特設驅潜艇「瑞鷹丸」が船団から分離〜 〜05.12 2200 「第三十四號驅潜艇」が船団に復帰〜 〜05.12パラオ 19.05.18:(淺香丸船団)パラオ〜 〜05.18 0815 哨戒機が上空を警戒(1445まで)〜 〜05.19 1416(N09.43-E137.14)特設驅潜艇「得撫丸」、 一般徴傭船「睦洋丸」が船団に加入〜 〜05.20 1750 「第六十二號驅潜特務艇」が船団より離脱〜 〜05.21 0925(N13.44-E140.46)一般徴傭船「睦洋丸」被雷、船団は先航〜 〜05.21 ---- 対潜戦闘:爆雷2個投下〜 〜05.23サイパン 19.05.25:サイパン〜05.30横浜 19.06.20:(ヒ67船団)門司〜 〜06.29 1515(N17.13-E118.22)特設運送船「みりい丸」、陸軍配當船「さらわく丸」被雷小破〜 〜06.30マニラ 19.07.03:(ヒ67船団)マニラ〜07.09昭南 19.07.28:第一警備部隊電令作第276号:第百一號掃海艇は淺香丸指揮官の指揮を承け 28日スラバヤ発マカッサル港外迄同船を護衛後、対潜掃蕩を実施しつつスラバヤに帰投 19.07.28:スラバヤ〜07.30マカッサル 19.08.13:バリクパパン〜 〜08.13ラウト水道08.14〜 〜08.14 2058 「第二號哨戒艇」が護衛を止め反転〜 〜スラバヤ 19.--.--:ビンタン島でボーキサイト積載 19.09.06:(ヒ72船団)昭南〜 〜09.11 0900 マモ03船団(「第十九號驅潜艇」「香久丸」「護國丸」「吉備津丸」)が合同〜 〜09.12 0159(N18.15-E114.35)海防艦「平戸」被雷〜 〜09.12 ---- 海防艦「御藏」、同「倉橋」が対潜掃蕩の為船団から分離〜 〜09.12 0526(N18.15-E114.21)特設運送船「南海丸」被雷〜 〜09.12 0655(N18.25-E114.30)驅逐艦「敷波」被雷轟沈〜 〜09.12 1430(N19.16-E114.18)陸軍配當船「樂洋丸」被雷〜 〜09.12 2250(N19.25-E111.54)「瑞鳳丸」被雷〜 〜09.12 2254(N19.25-E112.23)陸軍配當船「勝鬨丸」被雷〜 〜09.15海南島楡林 19.09.--:便乗者1,018人乗船 19.09.16:(ヒ72船団)楡林〜 〜09.20 0112(N23.35-E119.04)特設運送船「護國丸」が直撃弾に依り舵機故障〜 〜09.20 01-- 米空軍B-24の空爆により至近弾を受け舵破損、五番、六番艙浸水、航行不能〜 〜09.-- 特設驅潜艇と敷設艇「前島」が曳航〜 〜09.25馬公 19.09.--:入渠 19.10.09:馬公工作部による応急修理完成 19.10.--:試運転、舵軸屈曲捻転し不成功 19.10.12:0730 対空戦闘:十二糎砲発射 0815 右舷より雷撃を受け二番砲下方または六番艙附近に命中 0817 雷撃を受け四番または五番艙附近に命中 0820 船尾が海底に沈座、右半前部海没、傾斜30度 0845 軍艦旗を降下、総員退船 1000 二番艙に爆弾1発命中
19.10.12:1030 沈没 20.01.10:除籍:内令第35号 20.01.10:解傭
喪失場所:N23.30-E119.30 馬公港内 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆
(A型)赤城丸、有馬丸、粟田丸、吾妻丸。
(開戦時−推定) 五十口径三年式十四糎砲4門、 九三式十三粍二聯装機銃2基、九二式七粍七単装機銃2基、 九二式百十糎探照燈1基、九六式九十糎探照燈1基、 六年式二聯装発射管2基。 (17.08.26-09.22) 九六式十三粍四聯装機銃1基装備、 六年式二聯装発射管1基撤去?、 呉式二号五型射出機1基、零式水上偵察機一一型1機搭載、 九五式改二爆雷12個搭載?。 (18.04.21-05.26) 九六式二十五粍二聯装機銃2基増備? (18.06.24-25) 九三式十三粍単装機銃4基、仮称吊下式一型水中聴音機1基装備、 九六式九十糎探照燈を仮称二号一型電波探信儀1基に換装 (18.07.01現在-Ref. JACAR:C08030072100, P74) 五十口径三年式十四糎砲4門、 九六式二十五粍二聯装機銃2基、九六式十三粍四聯装機銃1基、 九三式十三粍二聯装機銃2基、同単装機銃4基、九二式七粍七単装機銃2基、 九二式百十糎探照燈1基、仮称二号一型電波探信儀1基、 六年式二聯装発射管1基(魚雷6本)(07.01現在は陸揚中)、 呉式二号五型射出機1基、零式水上偵察機一一型2機、 仮称吊下式一型水中聴音機1基、 九五式改二爆雷12個。 (18.09.29) 五十口径三年式十四糎砲2門撤去、零式水上偵察機一一型2機還納 (18.10.02) 呉式二号五型射出機1基撤去 (18.11.30) 六年式二聯装発射管1基撤去 (最終時−推定) 四十五口径十年式十二糎高角砲2門、 九六式二十五粍二聯装機銃2基、九六式十三粍四聯装機銃1基、 九三式十三粍聯装機銃2基、同単装機銃4基、九二式七粍七単装機銃2基、 九二式百十糎探照燈1基、仮称二号一型電波探信儀1基、 仮称吊下式一型水中聴音機1基、 九五式改二爆雷12個。
(注)
開戦時の兵装については 五十口径三年式十四糎砲4門、九三式十三粍単装機銃2基というのが通説です。この通説が正しければ、昭和17年5月1日付「特設巡洋艦赤城丸型改造意見の件具申」(JACAR:C08030069800,P84)の記載からして艤装工事完了から昭和17年5月までの間に九三式十三粍単装機銃2基を撤去し、九三式十三粍二聯装機銃2基と九二式七粍七単装機銃2基を装備していたことになります。
最終状態については「日本郵船戦時戦史」の960頁に「船首と船尾に各一門ずつ備えてあった八センチ高角砲と二五ミリ機関銃十基は」という記載がありますが戦時日誌を見る限り八センチ高角砲や二十五粍機銃10基という記録はありません。
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.73) 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.67) 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年8月号、昭和12年12月号 雑誌「世界の艦船」海人社 1995年11月号(P139) 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.202,209,237) 雑誌「世界の艦船」海人社 2002年7月号「思い出の日本貨物船その71」 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.53「日本の小艦艇」(P.12) 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.98「北方作戦」(P.64) 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.131) 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1983年7月号「日本商船隊の懐古 No.48」山田早苗 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.207) 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2938) 「知られざる戦没船の記録(上)」柘植書房 H07.08 戦没船を記録する会(P.164) 「日本郵船戦時戦史」S46.05 日本郵船株式会社 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.69) "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.114)
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:- LRF-PUN-013240-013244-0170-P LRF-PUN-013240-013244-0171-P LRF-PUN-013240-013244-0172-P LRF-PUN-013240-013244-0173-P LRF-PUN-013240-013244-0174-P
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