第五千秋丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
11.04.--:進水、命名:第五千秋丸
--.--.--:竣工
11.05.--:新規登録:登録総噸数:103、登録純噸数:48
15.--.--:変更登録:登録総噸数:101、登録純噸数:45
16.08.31:徴傭
16.09.20:入籍:内令第1093号:特設監視艇、佐世保鎮守府所管
16.10.15:内令第1253号:佐世保防備隊所属
16.10.15:戦時編制:佐世保鎭守府部隊佐世保防備戦隊佐世保防備隊
16.11.20:内令第1494号:佐世保海軍警備隊所属
16.11.20:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保海軍警備隊
16.11.20:監視艇長:海軍兵曹長 加覧 泰二
16.12.06:佐世保〜哨戒〜佐世保
16.12.--:軍隊区分:防空隊見張隊特設監視艇(乙)
17.01.15:内令第93号:第七防備隊所属
17.01.15:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第七根據地隊第七防備隊
17.02.01:内令第198号:横須賀鎮守府所管に変更
17.02.01:特設監視艇隊編制:内令第195号:第一監視艇隊
17.02.01:戦時編制:聯合艦隊附属第五艦隊第一監視艇隊
17.02.01:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第二小隊(123)
17.02.01:監視艇長:海軍兵曹長 加覧 泰二
17.02.10:横須賀〜
〜02.15 1200 ル哨戒線着哨〜
〜02.24 1600 撤哨〜
〜02.27 0420 氷塊に衝突、前部破損、浸水甚大〜
〜02.27 1100 自力航行可能となる〜
〜02.27釧路
17.02.25:特設監視艇隊編制:内令第353号:第一監視艇隊
17.02.25:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第二小隊(123)
17.03.13:釧路にて上架修理
17.04.01:修理完了
17.04.10:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第二小隊(124)
17.04.18:釧路〜
〜04.21 東経151度の新哨戒線に移動〜
〜04.24 1200 配備完了〜
〜04.26 0600 哨戒線を東経152度線に変更〜
〜05.01 1200 撤哨〜
〜05.05横須賀
17.05.15:横須賀〜
〜05.18 着哨(N37.00-E152.00)〜
〜05.26 特設砲艦「昌榮丸」と会合〜
〜05.28 1200 撤哨〜
〜06.02横須賀
17.05.22:官房機密第657番電:兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、
仮称40瓩発煙筺5個以内、発煙浮筺用筺嚢3個以内、
九五式爆雷(九五式爆雷改二)完備4個以内、落下傘一型爆雷と同数、
仮装投下台を装備
17.06.05:九二式七粍七単装機銃1基搭載
17.06.07:横須賀〜
〜06.12 2130 哨区着〜
〜06.17 0000 「カ」「コ」(東経151度)哨戒線に移動〜
〜06.19 特設砲艦「昌榮丸」と会合〜
〜06.22 1200 撤哨〜
〜06.26横須賀
17.06.18:軍務局機密第715番電:次を逐次実施予定
1.速力6節以上のものに対しては落下傘付爆雷4個以内、仮装投下台2個装備
2.機銃1基装備、小銃5挺供給
3.発煙筺又は発煙浮筺5個以内供給
4.七倍双眼望遠鏡供給
5.商船式救命袋供給
17.07.05:横須賀〜
〜07.08 1900 着哨〜
〜07.17 特設砲艦「昌榮丸」と会合〜
〜07.21 1200 撤哨〜
〜07.25横須賀
17.08.04:横須賀〜清水
17.08.08:東海造船所にて入渠
17.09.26:修理完成
17.09.26:清水〜09.27横須賀
17.09.29:横須賀〜
〜10.03 0315(N38.00-E150.00)敵潜水艦発見〜
〜10.03 0600 特設巡洋艦「淺香丸」と会合〜
〜10.09 撤哨〜
〜10.14横須賀
17.10.22:横須賀〜
〜11.02 燃料喞筒故障、復旧不能〜
〜11.03 1200 特設監視艇「鳥海丸」に護衛され撤哨〜
〜11.07横須賀
17.11.18:横須賀〜
17.11.25:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
〜12.01 1200 撤哨〜
〜12.04横須賀
17.12.27:横須賀〜
〜01.11 撤哨〜
〜01.16横須賀
18.02.--:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第六小隊(162)
18.02.08:横須賀〜
〜02.10 1200 着哨〜
〜02.21 1200 撤哨〜
〜02.25横須賀
18.03.--:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第六小隊(163)
18.03.--:横須賀〜石巻
18.03.20:山西造船所にて上架
18.05.08:修理完成
18.05.--:石巻〜横須賀
18.05.--:監視艇長:海軍兵曹長 上林山 正治
18.05.12:横須賀〜
〜「ユ」哨戒線「シ」(N34.40-E152.00)〜
〜05.16 1000 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
18.05.17:哨戒部隊電令作第101号:直ちに撤哨、速に釧路に回航、北方進出準備を完成待機
〜05.17 撤哨〜
〜05.20釧路
18.05.23:哨戒部隊電令作第103号:準備出来次第、速やかに幌筵に進出
18.05.24:釧路〜05.29幌筵
18.06.01:軍隊区分:機密北方部隊哨戒部隊命令作第14号:洋上哨戒隊第三小隊
18.06.05:幌筵〜南口哨戒〜06.06幌筵
18.06.11:幌筵〜南口哨戒〜06.12幌筵
18.06.16:幌筵〜
〜06.19 着哨(F3)〜
〜06.30 撤哨〜
〜07.03幌筵
18.07.18:軍隊区分:機密北方部隊哨戒部隊命令作第18号:東方洋上哨戒隊第一直哨戒隊甲直
18.07.20:幌筵〜
〜07.27 着哨(U6)〜
〜07.27 1325 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜07.29 1024 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜07.31 1408 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜08.02 1120 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜08.05 0830 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜08.05 1200 撤哨〜
〜08.10横須賀
18.08.05:軍隊区分:第二基地航空部隊電令作第24号:第二基地航空部隊哨戒部隊第一哨戒隊
18.08.25:横浜〜
〜08.30 0535 特設砲艦「安州丸」と会合〜
〜09.01 着哨(W8)〜
〜09.03 0651 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜09.05 0819 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜09.10 1200 撤哨〜
〜09.17横須賀
18.09.--:横須賀〜09.29横浜
18.09.30:横浜〜
〜10.07 着哨(U5)〜
〜10.08 1650 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜10.13 1150 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜10.13 1800 160度線を撤哨156度線(Y5)に向う〜
〜10.15 1429 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜10.17 1520 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜10.18 1547 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜10.18 1800 東経150度線に向け移動
〜10.20 1800 撤哨〜
〜10.24横浜
18.11.10:横浜〜11.10横浜
18.12.12:横浜重工業株式會社にて上架
19.01.01:砲台他4件工事
19.01.30:下架
19.02.20:山内式短五糎砲新設
19.02.21:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
19.02.23:修理完成
19.02.24:横浜〜
〜着哨(150度線)〜
〜03.02 1930 一時間約10t原因不明、浸水〜
〜03.03 特設監視艇「新勢丸」に護衛され横浜に向う〜
〜03.09横浜
19.03.09:横浜重工業に回航
19.04.24:横浜重工業株式會社にて上架
19.04.30:下架
19.06.03:修理完成、山下桟橋着
19.06.06:横浜〜
〜06.15 1205 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜06.28横浜
19.07.04:横浜〜空襲警報発令により内港浮標に疎開〜07.06横浜(桟橋)
19.07.14:横浜〜
〜07.20 152度線〜
〜07.23 154度線〜
〜07.24 1100 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜07.26 153度線〜
〜07.27 0824 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜横浜
19.08.01:戦時編制:聯合艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊
19.08.01:軍隊区分:第七基地航空部隊第一哨戒部隊第一直哨戒隊
19.08.18:横浜〜
〜09.07横浜
19.09.23:横浜〜
〜10.13横浜
19.10.16:横浜〜
19.10.28:横浜〜
〜11.03 0853 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.08 1321 特設砲艦「浮島丸」と会合〜
〜11.18横浜
19.11.22:横浜重工業株式會社にて修理
19.11.26:監視艇長:海軍兵曹長 浹間 健藏
19.11.30:電探室、艇長室、機銃台、中部兵員室、弾庫工事
20.01.01:軍隊区分:哨戒部隊第一直哨戒隊
20.02.11:横浜〜
〜02.24 1525 (N31-E145)敵味方不明の艦船、進行方向不明感五〜
〜02.24 2115 敵航空母艦3、巡洋艦5発見〜
〜02.24 2205 敵大部隊発見〜
〜02.24 2205 更に戦艦3隻発見〜
〜02.24 2215 (N31.20-E144.40)敵を捕捉〜
〜02.24 2250 敵を見失う〜
〜02.25 1615 (N31-E145)敵編隊機、感四〜
20.02.--:軍隊区分:第三小隊(131)
20.03.24:横浜〜
〜03.27 南哨区着〜
〜03.28 対空戦闘:B-24 1機と交戦:
二十五粍機銃250、十三粍機銃650、七粍七機銃980発発射〜
〜04.02 対空戦闘:B-24 1機と交戦〜
二十五粍機銃225、十三粍機銃600、七粍七機銃875発発射〜
〜04.04 対空戦闘:B-24 1機と交戦〜
二十五粍機銃325、十三粍機銃700、七粍七機銃1,095発、短五糎砲2発発射〜
〜04.04 1042 打方始め〜
〜04.04 1125 打方止め、特設監視艇「第十二事代丸」救助に向う〜
〜04.04 1215 特設監視艇「第十二事代丸」乗員16名救助〜
〜横浜
20.08.10:特設監視艇隊編制:内令第729号:特設監視艇隊編制を廃止
20.08.10:除籍:内令第730号
20.08.10:解傭
20.08.15:残存
同型船
なし。
兵装
(開戦時)
なし。
(17.06.05)
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、爆雷投下台、九五式爆雷改二4個。
(19.02.20)
山内式短五糎砲1門、
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、爆雷投下台、九五式爆雷改二4個。
(20.--.--)
山内式短五糎砲1門、九六式二十五粍単装機銃、九三式十三粍単装機銃、
九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、爆雷投下台、九五式爆雷改二4個、
電波探信儀1基。
写真資料
「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
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