年 月 日:船歴
11.03.18:起工 11.09.10:進水、命名:有馬丸 11.11.30:竣工
11.11.--:新規登録:登録総噸数:7,386、登録純噸数:4,327 11.11.30:船舶検査証書交付 11.12.07:登録検査、船級:LR ✠100A1 11.--.--:ヨーロッパ ハンブルク線 12.--.--:東航世界一周線 13.05.10:変更登録:登録総噸数:7,389、登録純噸数:4,326 13.10.03:中間検査 13.10.11:神戸〜紐育 --.--.--:中南米線 --.--.--:船長:柳原 15.11.07:神戸にて第一次第一種定期検査 15.11.29:横浜〜中南米〜ガルフ〜 16.05.14:アントハーガスター〜 〜05.25 モイエンド港(ペルー)南方4mileの浅瀬に座礁〜「高岡丸」が救難作業〜 16.09.24:完全浮揚に成功 16.09.--:(「崎戸丸」が曳航)〜カヤオ 16.09.--:応急修理 16.10.09:(「崎戸丸」が曳航)カヤオ〜11.20横浜 16.11.--:修理(8ヶ月)
17.07.06:徴傭:船舶運營會 17.07.07:横浜にて第一次第二種定期検査 17.07.07:登録検査、船級:TK N.S.、船級番号:1153 17.--.--:船長:田口 英重 17.10.03:逓信次官発、海第1582号:10月分陸軍配當船 10.31頃名古屋発〜蘭貢(一航海) 17.11.--:陸軍配當船として運航 17.12.--:陸軍配當船として運航終了 17.12.10:兵備三機密第17号ノ11ノ21:徴傭通知 17.12.29:解傭
17.12.29:徴傭 17.12.29:船長:海軍嘱託 田口 英重(部内限り奏任官待遇) 17.12.30:株式會社大阪鐵工所因島造船所に入渠、第二次応急油槽船に改造 18.01.28:官房機密第281830番電: 麾下工廠並に軍需部をして成るべく速に重油補給装置を施行せしむべし 1.施行船及工事担当(部外造船所に委託することを得) (イ)横須賀 球磨川丸(淺野船渠) (ロ)呉 照川丸(神戸三菱)、吾妻丸(大鐵築港)、有馬丸(大鐵因島)、 霧島丸(神戸三菱) (ハ)佐世保 高瑞丸 2.工事要領 (イ)現装重油ポンプ、バラストポンプ及雑用ポンプを利用し(不具合なる場合重油ポンプは 配備す)艦隊艦船に対し毎時約200噸碇泊横附重油補給可能なる如く工事を行うものとす (ロ)各船に対し重油蛇管(ヒロハン)予備品共10本を供給し(艤装品)大型防舷物(需品)を 貸与するものとす 3.費目 (以下省略) 18.02.20:工事完了 18.02.15:入籍:内令第255号:特設運送船(給油船)、呉鎮守府所管 18.02.15:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(甲) 18.02.15:監督官:海軍大佐 小沢 覺輔 18.03.03:呉〜03.11昭南 18.03.--:軽油7,880トン、砲艇3隻搭載 18.03.25:昭南〜雷撃を受けるが回避〜03.28バリックパパン 18.03.--:砲艇3隻揚陸 18.03.30:バリックパパン〜トラック向け航行〜 〜04.03 パラオ付近にて驅逐艦「夕月」と会合、護衛を受ける〜 〜04.03 右舷四番船艙、一番船艙に被雷
18.04.04:沈没 18.05.01:除籍:内令第835号 18.05.01:解傭:兵備三機密第18号の5の8:事故通知 18.05.20:契八機密第18号の317:事故通知の日を以て傭船契約解除
喪失場所:N10.12-E134.35 パラオ島北方310km付近 喪失原因:米潜水艦Haddok(SS-231)の雷撃
(A型)赤城丸、淺香丸、粟田丸、吾妻丸。
要調査。
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.54) 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.80) 「海軍雑誌 海と空」 昭和14年07月号 海と空社 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和11年11月号、昭和11年12月号 雑誌「世界の艦船」海人社 1998年10月号「思い出の日本貨物船その26」 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.204, 236) 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1983年5月号「日本商船隊の懐古 No. 47」山田早苗 「日本郵船戦時戦史」S46.05 日本郵船株式会社 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.69) "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.114)
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