平戸の艦歴

 年 月 日:艦歴

17.11.02:起工、仮称艦名:第318號艦 18.05.25:命名:達第121号:「平戸」(ヒラト) 18.05.25:類別等級制定:内令第1027号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:占守型 18.05.25:本籍仮定:内令第1215号:横須賀鎮守府 18.06.30:進水 18.08.25:艤装員長:海軍少佐 瀬川 岩雄 18.08.--:艤装員事務所を設置し事務を開始 18.09.28:竣工、艤装員事務所を撤去 18.09.28:本籍:内令第2013号:横須賀鎮守府、役務:警備海防艦 18.09.28:海防艦長:海軍少佐 瀬川 岩雄
18.09.28:戦時編制:横須賀鎮守府部隊 18.10.26:1400 第7025船団甲護衛潮岬通過(予定) 18.11.01:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第二海上護衛隊 18.11.14:(第3113船団護衛)横須賀〜11.24トラック
18.11.15:戦時編制:海上護衛総司令部第二海上護衛隊 18.12.05:(第4205乙船団護衛)トラック〜      〜12.07 1400(N13.30-E155.20)特設運送船總洋丸」被雷、航行不能、             本艦は対潜掃蕩、人員救助、海防艦御藏」は特設運送船秋葉山丸」を護衛し先航〜      〜12.07 1443 雷撃を受けるが被害なし〜      〜12.08 0228(N13.30-E155.20)特設運送船「總洋丸」再度被雷、沈没〜      〜12.08 0635(N13.30-E155.20)敵潜望鏡発見攻撃〜      〜12.08 0642(N13.30-E155.20)敵潜望鏡発見攻撃〜      〜12.09 0610 船団に合同〜      〜12.09 0700 敵潜を探知攻撃〜      〜12.10サイパン 18.12.12:(第4205乙船団護衛)サイパン〜      〜12.18 2050(N31.10-E139.34)敵潜らしきものを探知攻撃〜      〜12.20横須賀 18.12.25:(第3225船団護衛)横須賀〜トラック 19.03.05:横須賀に待機中
19.03.10:機密横鎮命令作第347号:東松二號船団部隊編成 19.03.10:0800-1200 東京湾に出動し船団部隊の訓練 19.03.12:(東松二號船団乙直接護衛隊)東京湾(木更津沖集合地)〜      〜03.13 0314(N32.52-E139.02)八丈島の247度40浬にて巡洋艦「龍田」、             一般徴傭船國陽丸」が被雷し航行不能〜      〜03.13 0319 驅逐艦「野分」、同「卯月」が敵潜制圧攻撃、敷設艇巨濟」、海防艦平戸」が             一般徴傭船「國陽丸」遭難者を救助〜      〜03.13 ---- 舵機室浸水〜      〜03.13 2031 横鎮電令作第202号(遭難者を横須賀に上陸せしめたる後原任務に復帰すべし)〜       〜横須賀 19.03.14:軍隊区分:機密横鎮部隊電令作第207号:丙直接護衛部隊 19.03.19:横須賀に待機中 19.05.15:艦船番号:(22):第一海上護衛隊作戦指揮下 19.05.28:(マユ02船団護衛)マニラ〜06.01楡林 19.06.03:(テ06船団護衛)楡林〜      〜06.12 0600(N35.57-E127.16)潜望鏡を発見し爆雷攻撃(2時間に亘り三回実施使用爆雷10個)〜      〜06.13 ---- 護衛終了〜      〜06.13佐世保 19.06.13:船体兵器機関の修理整備(06.22まで) 19.06.22:(ヒ67船団護衛)佐世保〜      〜06.29 1515(N17.13-E118.22)特設運送船みりい丸」、陸軍配當船さらわく丸」被雷小破〜      〜06.30マニラ 19.07.03:(ヒ67船団護衛)マニラ〜07.09昭南 19.07.14:(ヒ68船団護衛)昭南〜07.20マニラ
19.07.18:戦時編制:海上護衛総司令部第一海上護衛隊 19.07.18:艦船番号:(15) 19.07.24:(ヒ68船団護衛)マニラ〜      〜07.26 「大鳥山丸」、陸軍徴傭船安藝丸」、東山丸」被雷沈没〜      〜07.26 0500 特設運送艦聖川丸」被雷小破〜      〜07.27高雄 19.07.28:(ヒ68船団護衛)高雄〜      〜08.03 船団より分離〜      〜08.03佐世保 19.08.03:佐世保海軍工廠にて船体外鈑損傷箇所修理(08.07まで) 19.08.09:佐世保〜08.09伊万里 19.08.10:(ヒ71船団護衛)伊万里〜08.13馬公 19.08.17:(ヒ71船団護衛)馬公〜      〜08.18 0524(N20.28-E121.04)「永洋丸」被雷小破、驅逐艦「夕凪」が護衛し分離〜      〜08.18 2225(N18.12-E120.22)航空母艦大鷹」被雷沈没〜      〜08.18 2310(N18.09-E119.56)「帝亞丸」被雷沈没〜      〜08.19 0032(N18.10-E119.55)特設運送船能代丸」被雷中破〜      〜08.19 0033(N18.03-E120.00)「阿波丸」被雷小破〜      〜08.19 0320(N17.40-E119.30)運送艦速吸」被雷沈没〜      〜08.19 0400(N18.00-E120.00)陸軍徴傭船玉津丸」被雷沈没〜      〜08.19 0510(N17.50-E119.30)特設運送船帝洋丸」被雷沈没〜      〜08.19サンフェルナンド 19.08.20:(ヒ71船団護衛)サンフェルナンド〜08.20サンタクルーズ08.21〜08.21マニラ 19.08.26:(ヒ71船団護衛)マニラ〜09.01昭南 19.09.06:(ヒ72船団護衛)昭南〜      〜09.11 0900 マモ03船団(「第十九號驅潜艇」「香久丸」「護國丸」「吉備津丸」)が合同〜 19.09.12:0340 沈没
19.09.12:沈没 19.09.12:海防艦長:海軍中佐 瀬川 岩雄(戦死) 19.11.10:類別等級削除:内令第1247号 19.11.10:除籍:内令第1254号
喪失場所:N17.54-E114.49 海南島の東250マイル 喪失原因:米潜水艦Growler(SS-215)の雷撃

同型艦

 擇捉松輪佐渡隠岐六連壹岐對馬若宮m]天草滿珠干珠笠戸

兵装

(計画時)
 四十五口径三年式十二糎砲G型3門、二十五粍二聯装機銃2基、
 九六式軽機銃2挺、一四式拳銃25丁、三八式小銃50挺、
 九六式三米測距儀1基、九六式六十六糎測距儀1基、
 九三式水中聴音機1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
 九四式投射機1基、爆雷装填台三型1基、爆雷水圧投下台三型2基、爆雷手動投下台一型4基、
 九五式爆雷36個、
 小掃海具一型改一2組、水中処分具一型2基。

写真資料

 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2268)

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