聖川丸の船歴
年 月 日:船歴
11.10.21:起工
12.02.16:進水、命名:聖川丸
12.05.15:竣工
12.05.--:新規登録:登録純噸数:3,977
12.05.14:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:579
12.05.14:船舶検査証書交付
12.10.20:訂正登録:登録純噸数:3,980
12.--.--:横浜〜サンフランシスコ
12.08.19:瀬戸内海、中の瀬浮標北西で宇高連絡船「第一宇高丸」と衝突、小破
13.07.--:中間検査
14.07.28:上海〜
14.12.--:中間検査
16.04.26:相生にて第一次第一種定期検査
16.09.28:徴傭:横須賀海軍工厰で艤装工事開始
16.10.05:入籍:内令第1194号:特設水上機母艦、横須賀鎮守府所管
16.10.05:艦長:海軍大佐 中村 忍
16.11.10:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊附属
16.11.20:軍隊区分:機密南洋部隊命令作第1号:「ガ」攻略部隊
16.11.21:軍隊区分:機密G攻略部隊命令作第1号:護衛集団航空部隊
16.11.27:横須賀〜12.02サイパン
16.12.06:水上機によるサイパン、グアム西方地区対潜哨戒
16.12.07:水上偵察機2機によるサイパン、グアム間対潜哨戒
16.12.08:水上機によるグアム島攻撃(六番陸用爆弾48個)
16.12.09:水上機によるグアム島攻撃(六番陸用爆弾36個)、対潜哨戒
16.12.10:水上機によるグアム島攻撃(六番陸用爆弾18個)、対潜哨戒
16.12.11:水上機1機による索敵、哨戒
16.12.12:軍隊区分:南洋部隊電令作:G部隊より除き主隊
16.12.13:軍隊区分:南洋部隊電令作第18号:「ウ」攻略部隊
16.12.13:南洋部隊電令作第19号:
1.津輕は「ウ」攻略部隊に編入の舞鶴鎮守府第二特別陸戦隊の一部を乗艦せしめたる上
成可く速にサイパン発ルオットに回航、攻略部隊指揮官の定むる所に依り陸戦隊を移乗
せしめたる後「ハ」方面攻撃支援隊指揮官の令に依り行動すべし
2.天洋丸及び第二十九驅逐隊第二小隊は成可く速に現在地発ルオットに回航すべし
3.朧は津輕艦長之を指揮しルオット附近到着後は「ハ」方面攻撃支援隊指揮官の命に依り
行動すべし
4.聖川丸はトラック着後令に依りトラック発ルオットに回航すべし
16.12.--:サイパン〜トラック
16.12.16:軍隊区分:機密「ウ」攻略部隊命令作第11号:第一水上機隊
16.12.16:トラック〜12.19ルオット
16.12.20:「ウ」攻略部隊信令作第20号:
1.聖川丸は23日天明時搭載機を以て上陸作戦に参加し得る如く行動すべし、
但し飛行機の発進は特令す
16.12.21:「ウ」攻略部隊信令作第23号:
聖川丸は出撃後為し得る限り攻略部隊至近の距離を行動し
22日天明時より水偵2機宛を以て上空直衛に任ぜしめたる後、ポカアック島附近にて収容
23日成る可く速にウェーキ附近に達する如く行動すべし
16.12.21:(「ウ」攻略作戦)ルオット〜
〜12.23(N19.20-E166)零式水上観測機2機、零式水上偵察機2機発進、ウェーキ島上空の対潜哨戒〜
〜12.23 零式水上観測機1機(11号機)不時着水、特設巡洋艦「金龍丸」が揚収、機体小破〜
〜12.24ポカアック
16.12.24:飛行機揚収不能
16.12.24:ポカアック〜12.25ルオット
16.12.25:零式水上観測機1機、零式水上偵察機2機揚収
16.12.26:ルオット〜12.29トラック
16.12.29:軍隊区分:南洋部隊電令作第39号:主隊
17.01.02:零式水上偵察機1機、九五式水上偵察機1機、零式水上観測機1機をグリーニッチに派遣
17.01.03:九五式水上偵察機2機をグリーニッチに派遣
17.01.05:軍隊区分:機密南洋部隊命令作第7号:R攻略部隊
17.01.06:軍隊区分:機密R攻略部隊命令作第1号:本隊航空部隊
17.01.12:(R攻略作戦)トラック〜01.14メレヨン
17.01.--:水上機基地設置、附近海面の飛行哨戒
17.01.18:メレヨン〜01.21ムッソウ
17.01.21:九五式水上偵察機2機グリーニッチより帰艦
17.01.21:水上機によるムッソウ島附近海面における上空飛行警戒
17.01.21:ムッソウ〜01.22ジャウル島
17.01.22:水上機によるジャウル島附近海面における上空飛行警戒
17.01.22:九五式水上偵察機(R-21)1機未帰還
17.01.23:軍隊区分:R攻略部隊信令作第15号:本隊航空部隊
17.01.22:ジャウル島〜ワトム島東側海面
17.01.23:水上機によるR攻略部隊の陸戦支援
ラバウル方面陸戦支援4機
カビエン方面陸戦支援1機
本隊の対潜哨戒3機
消耗爆弾、六番陸用爆弾12個
17.01.23:零式水上観測機1機転覆、亡失
17.01.--:ワトム島東側海面〜01.24ラバウル
17.01.24:水上機基地設置(01.25まで)
17.01.25:水上機による附近の対潜哨戒、対空警戒
17.01.30:水上機による対潜哨戒
17.01.30:二十五粍機銃弾炸裂事故
17.01.31:水上機による「A」点(S03.10-E152.05)附近の敵情を偵察
17.02.01:軍隊区分:南洋部隊電令作第66号(01.29附):R方面部隊
17.02.01:軍隊区分:機密R方面部隊命令作第1号:「ス」攻略部隊
17.02.01:軍隊区分:機密「ス」攻略部隊命令作第1号:航空部隊
17.02.01:水上機による対潜、索敵攻撃、前線偵察
17.02.02:水上機による対潜哨戒、ガスマタ写真偵察、ニューアイルランド西岸偵察
17.02.02:水上偵察機がリゼール岬160度100浬にて機帆船発見、銃爆撃〜
〜触接機交代〜驅逐艦「睦月」が機帆船を拿捕
17.02.03:水上機による対潜哨戒、ガスマタ飛行場偵察
17.02.04:水上機による対潜哨戒、索敵
17.02.05:水上機による対潜哨戒、索敵
17.02.06:水上機による索敵
17.02.07:水上機による索敵
17.02.08:(「ス」攻略作戦)ラバウル〜
〜02.08 水上機による対空直衛、索敵〜
〜02.08 1700 ファーゼル港沖にて船団から分離〜
〜02.08ファーゼル
17.02.09:水上機による「ガスマタ」対空直衛、索敵、対潜哨戒
17.02.10:水上機による「ガスマタ」対空直衛、索敵
17.02.11:水上機による「ガスマタ」対空直衛、索敵、対潜哨戒
17.02.12:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.13:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.12:ファーゼル〜02.13ラバウル
17.02.14:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.15:軍隊区分:R方面部隊電令作第16号:航空部隊
17.02.15:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.16:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.17:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.18:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.18:特設運送船「寶洋丸」からL1 300t搭載
17.02.18:特設運送船「第二南海丸」から9AG 50m3、87AG 50m3、航空鉱油2,050m3搭載
17.02.19:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.20:軍隊区分:機密南洋部隊命令作第10号:SR方面攻略部隊
17.02.20:軍隊区分:機密SR攻略部隊命令作第1号:航空部隊
17.02.20:軍隊区分:南洋部隊電令作第94号:R方面防備部隊
17.02.20:SR方面攻略部隊電令作第1号:
4.聖川丸及び当隊艦艇を以てするラバウル及び附近近海の哨戒は特令する迄之を続行すべし
17.02.20:SR方面攻略部隊電令作第2号:
3.聖川丸は0400以後全飛行機の発進準備を完了し第二十四航空戦隊に協力之が捕捉撃滅に努む可し
17.02.20:SR方面攻略部隊信令第4号:
2.聖川丸はSR方面攻略部隊電令作第2号に依る飛行機の発進準備を便宜復旧し予定の
訓練作業に従事すべし
17.02.20:SR方面攻略部隊電令作第3号:
1.0915敵大部隊ラバウルの75度460浬に在り針路35度
3.聖川丸は全力を挙げ之に触接攻撃すべし
17.02.20:ラバウル〜02.21ポアコク島02.22〜02.22ラバウル
17.02.20:水上機よる索敵、敵機動部隊索敵
〜零式水上偵察機1機が敵主力発見〜同機(R-2)行方不明
17.02.21:水上機よる索敵、敵機動部隊索敵
〜零式水上偵察機1機転覆沈下
17.02.22:軍隊区分:南洋部隊電令作第101号:SR方面攻略部隊
17.02.22:水上機による索敵
17.02.23:水上機による対潜哨戒
17.02.24:水上機による捜索、対潜哨戒、セントジョージ岬写真偵察
17.02.25:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.26:水上機によるセントジョージ岬陸戦協力、哨戒
17.02.27:水上機による対潜哨戒
17.02.28:水上機による索敵、対潜哨戒
17.02.28:零式水上偵察機1機、九五式水上偵察機2機補充
17.03.01:水上機による哨戒
17.03.02:水上機による哨戒
17.03.03:水上機による哨戒
17.03.04:水上機による哨戒
17.03.05:水上機による哨戒
17.03.05:(SR方面攻略作戦)ラバウル〜03.06リンデン
17.03.06:水上機による船団前路哨戒、船団対潜直衛、索敵
17.03.06:リンデン〜03.07メーウェ
17.03.07:水上機による船団前路哨戒、船団対潜直衛、索敵
17.03.07:メーウェ〜
17.03.08:対空戦闘:
〜ファーゼル
17.03.08:SR方面攻略部隊電令作第8号:
2.航空部隊指揮官は9日黎明以後聖川丸飛行機の全力を挙げて左の通作戦せしむべし
(1)常時二乃至一機を以て横濱丸及びちゃいな丸上空警戒
(2)常時一機を以て黄海丸、天洋丸、金剛丸上空警戒
(3)成る可く速にワウ飛行場の偵察攻撃
17.03.08:水上機によるSR作戦陸戦協力、対潜哨戒
〜03.08サラモア03.09〜
17.03.09:水上機によるSR作戦陸戦協力、対潜哨戒、対空直衛
17.03.09:SR方面攻略部隊電令作第11号:
1.航空部隊は10日左に依り作戦すべし
(イ)上空警戒及び陸戦協力9日に同じ
(ロ)ラエ北飛行場の偵察
(ハ)サラモアより南方Nelson岬に至る沿岸及びラエより東方Cretin岬を経てLang島南方に至る
沿岸偵察
〜03.09ハニッシュ03.10〜
17.03.10:SR方面攻略部隊電令作第13号:
航空部隊は保安上差支えなければ第四艦隊機密第298番電に応ずる如く行動、飛行隊の全力を
以てSR東南海面概ね350浬圏内を索敵すべし
17.03.10:0630頃 九五式水上偵察機(R-18)発艦、ラエ付近哨戒中空戦により喪失
0630頃 九五式水上偵察機(R-22)発艦、サラモア付近哨戒、帰艦揚収作業中沈没
0830頃 対空戦闘:射撃
九五式水上偵察機(R-19)、敵機を迎撃、不時着喪失
0840 空爆により至近弾を受け小破、機械室に浸水
0850頃 零式水上観測機(R-12)、本艦被弾主機械故障停止中発艦、被弾
1030頃 零式水上偵察機発艦、敵機動部隊索敵
1120 機械応急修理完了、8節にて東方に避退く
〜03.11スルミ沖
17.03.11:応急修理、水上機による索敵
17.03.11:スルミ沖〜03.12ラバウル
17.03.12:応急修理、水上機による索敵
17.03.14:九五式水上偵察機1機、零式水上観測機1機、零式水上偵察機2機を基地に一時派遣
補充の九五式水上偵察機1機、零式水上偵察機1機の組立て
17.03.17:軍隊区分:南洋部隊電令作第138号:主隊(飛行機隊はR方面防備部隊)
17.03.23:南洋部隊電令作第143号:準備出来次第本籍軍港に回航、入渠修理の上トラック帰投
17.03.25:飛行機隊はラバウル残留
17.03.27:ラバウル〜03.30トラック
17.04.01:「金剛丸」乗員175名乗艦
17.04.01:トラック〜04.08横須賀
17.04.08:「横濱丸」乗員94名退艦
17.04.09:「金剛丸」乗員175名退艦、弾火薬加工品陸揚げ(04.10まで)
17.04.11:飛行機陸揚げ
17.04.12:一・二番十五糎砲陸揚げ、右錨及び同錨鎖搭載
17.04.13:横須賀〜右錨試験〜04.13横浜(三菱重工業株式會社横浜造船所汐入岸壁)
17.04.18:対空戦闘:二十五粍機銃330発、七粍七粍機銃235発発射
17.04.22:浅野船渠第二船渠にて入渠
17.04.26:出渠〜三菱重工業株式會社横浜造船所
17.04.26:飛行甲板後部延長約七米(04.30まで)
17.05.19:横須賀へ回航
17.05.26:横須賀〜06.01トラック
17.06.02:零式水上観測機1機(分解)搭載
17.06.03:軍隊区分:南洋部隊電令作第208号:R方面防備部隊
17.06.03:軍隊区分:R方面防備部隊電令作第107号:第一航空部隊
17.06.03:トラック〜
〜06.06 水上偵察機1機発艦、基地へ先行〜
〜06.06ラバウル
17.06.06:飛行機隊は水上基地
17.06.12:零式水上偵察機1機を第二航空部隊(RO=カビエン)に派遣
17.06.28:零式水上観測機2機をSN作戦(サラモア)に派遣
17.06.29:零式水上偵察機2機を第三航空部隊(ツラギ)に派遣
17.07.08:ラバウル〜訓練〜07.08ラバウル
17.07.11:軍隊区分:南洋部隊電令作第253号:零式水上観測機3機をRZJ攻略部隊に編入
17.07.14:戦時編制:聯合艦隊第八艦隊附属
17.07.20:ラバウル〜07.21ギルワ〜07.24ラバウル
17.08.08:ラバウル〜08.09ブカ水道ソハナ島
17.08.--:陸上飛行基地に物件及び設営隊揚陸
17.08.11:ブカ水道ソハナ島〜08.12ラバウル
17.08.13:ラバウル〜08.14カビエンメーウェ泊地
17.08.14:第六戦隊に航空燃料及び零式水上偵察機1機補充
17.08.14:カビエンメーウェ泊地〜08.14カビエン
17.08.--:陸戦隊及び設営隊員の輸送及び燃料揚陸
17.08.16:カビエン〜08.16ラバウル
17.--.--:軍隊区分:R方面防備部隊命令作第34号:RR水上機隊、水偵3機はRN水上機隊
17.09.05:「第二十八號驅潜艇」に重油補給
特設驅潜艇「第三利丸」に重油補給
驅逐艦「濱風」に重油補給
17.09.07:特設運送船「富士山丸」より重油800tを搭載
17.09.08:「第二十八號驅潜艇」に重油補給
17.09.09:「第二十四號驅潜艇」に重油補給
17.09.10:「第二十二號驅潜艇」に重油補給
17.09.11:「第二十三號驅潜艇」に重油補給
17.09.12:零式水上偵察機2機をR方面航空部隊に派遣(09.20復属)
17.09.16:水上機母艦「日進」より二号重油を搭載
17.09.17:外南洋部隊信電令第4号:第十一航空艦隊用戦闘機の輸送任務
17.09.18:ラバウル〜09.26横須賀
17.09.20:一四空水上戦闘機隊を乗艦、ラバウル進出
17.09.20:軍隊区分:ラバウル進出以後作戦に関し外南洋部隊指揮官指揮下
17.09.30:艦長:海軍大佐 樋口 昿
17.--.--:第八艦隊司令部用公稱第4689號、第5076號特型運貨船搭載
17.--.--:二式水上戦闘機9機、零式水上観測機4機搭載
17.10.02:横須賀〜10.10ラバウル
17.10.09:軍隊区分:南洋部隊信電令第167号:零式水上偵察機2機、零式水上観測機4機をR方面航空部隊に編入
17.10.11:ラバウル〜
17.10.11:ブカ島の北側にて空爆により機械室附近に爆弾1発命中〜10.12ショートランド
17.10.13:ショートランド〜10.14ラバウル
17.10.--:特設工作艦「八海丸」により修理(約4週間)
17.11.01:錨鎖換装工事竣工
17.11.28:便乗者135名乗艦
17.11.29:ラバウル〜
17.12.01:除籍:内令第2212号
17.12.01:入籍:内令第2213号:特設運送艦、横須賀鎮守府所管
17.12.01:戦時編制:海軍省配属、種別:雑用
17.12.01:特務艦長:海軍大佐 樋口 昿
17.12.01:飛行機隊は九五八空となる
〜12.07横須賀
17.12.13:特務艦長:海軍大佐 原 苑セ郎
17.12.14:原大佐着任、樋口大佐退任
17.12.18:大海指第178号:
1.聯合艦隊司令長官は麾下所要の艦船を以て1月上旬釜山発予定の第二十師団及1月下旬乃至2月上旬
青島発予定の第四十一師団のビスマルク群島方面輸送に協力すべし
2.佐世保鎮守府司令長官及鎮海警備府司令長官は夫々新京丸及壽山丸をして右輸送に関し聯合艦隊司令
長官の指揮を承けしむべし
3.相良丸、讃岐丸、聖川丸、筥崎丸を右輸送期間聯合艦隊司令長官の指揮下に入る
17.12.19:聯合艦隊電令作第422号:
1.左に依り丙號輸送部隊を編成し主隊に編入す
(イ)指揮官 第九戦隊司令官
(ロ)兵力
第九戦隊、愛國丸、C澄丸、相良丸、讃岐丸、聖川丸、浮島丸(以上四隻現輸送任務終了後)
國丸、新玉丸(大海機密第181858番電に依る任務終了後)
筥崎丸(第二十師団輸送迄)
新京丸、壽山丸、初雪、敷波(以上二隻12月30日以後)
2.丙號輸送部隊指揮官は左の輸送に任ぜよ
(イ)大海指第178号に依る陸軍部隊
(ロ)第二〇九飛行場大隊、第十四野戦航空修理廠(1月上旬釜山発ラバウル方面行愛國丸充当)
(ハ)飛行第二〇八戦隊(1月上旬横須賀発ラバウル方面行C澄丸充当)
3.基地航空部隊、内南洋部隊、外南洋部隊各指揮官は護衛に関し丙號輸送部隊指揮官に協力すべし
4.本輸送を左の通特称す
(イ)丙號輸送 全般
(ロ)丙一號輸送 第二号(イ)項中第二十師団輸送及第二号(ロ)項の輸送
(ハ)丙二號輸送 第二号(ハ)項の輸送
(ニ)丙三號輸送 第二号(イ)項中第四十一師団輸送
17.12.20:横須賀〜12.30トラック〜ラバウル
17.12.21:第九戦隊機密第210937番電:
1.聯合艦隊電令作第422号に依る丙號輸送に関し左の通定む
(イ)丙一號輸送
(1)輸送部隊の集合及出発、補給並に諸準備を整え1月5日迄に釜山(状況に依り鎮海)に
集合陸軍を収容し1月6日ラバウル方面に向け釜山発
(2)陸軍搭載区分(数字は各艦艇人員)
愛國丸(第二〇九飛行場大隊及び第十四野戦航空修理廠)護國丸(1600)、相良丸(800)、
讃岐丸(800)、聖川丸(800)、浮島丸(600)、國丸(1200)、新玉丸(800)、
筥崎丸(1800)、新京丸(350)、壽山丸(450)、北上(300)、大井(300)
外兵器、弾薬、糧秣及自動車等若干
初雪、敷波は護衛任務
(ロ)丙二號輸送
準備出来次第横須賀発としC澄丸艦長所定
(ハ)丙三號輸送
追て定む
2.各艦、驅逐艦は右に応ずる如く準備並に行動すると共に速に左を報告すべし
(イ)集合時の行動予定
(ロ)速力並に航続力(最大、通常航行速力に付)
(ハ)デリツク力量及トラツク搭載可能数
(ニ)其の他(収容能力、準備等に関する所見等)
18.01.04:ラバウル〜
〜01.03 2153 赤道付近にて驅逐艦「有明」が護衛を終了〜
〜ショートランド
〜01.12佐世保
18.01.14:丙號輸送部隊電令作第3号:
1.三號輸送(第四十一師団青島、ラバウル間)に関し左の通予定す
(イ)軍隊区分(指揮官)
第一輸送隊 第九戦隊、相良丸、讃岐丸、護國丸(第九戦隊司令官)
第二輸送隊 C澄丸、愛國丸 (C澄丸艦長)
第三輸送隊 聖川丸、國丸、浮島丸、初雪 (聖川丸艦長)
第四輸送隊 壽山丸、新京丸、新玉丸、敷波 (壽山丸艦長)
(ロ)青島集合(搭載)(出発)(所定日数)予定
第一輸送部隊 1月30日(2月1日、2日)(2月3日)(約9日)
第二輸送部隊 1月25日(1月27日、28日)(1月29日)(約9日)
第三輸送部隊 2月4日(2月5日、6日)(2月7日)(約13日)
第四輸送部隊 2月10日(2月11日、12日)(2月13日)(約18日)
2.各隊(艦)は左に依り予定期日迄に青島に集合すべし
行動を予定し報告すべし
C澄丸、愛國丸、聖川丸、浮島丸、護國丸は各艦長所定
(愛國丸、護國丸は要すれば佐世保に於て補給)
右の外丙號輸送部隊電令作第2号に依る各指揮官所定
18.01.19:機密佐世保鎮守府命令第29号:
1.佐世保防備戦隊司令官は佐世保防備隊司令をして同隊保管中の二十五噸砲艇型内火艇一隻
(公稱第一二九八號並に一九、五米滑走艇一隻(公稱第三五三一號)を1月21日出港予定の聖川丸に
搭載せしむべし
2.佐世保海軍工廠長並に佐世保地方海軍運輸部長は右に関し協力すべし
18.01.21:佐世保〜01.23上海
18.01.23:丙號輸送部隊電令作第9号:
1.丙三號輸送に関し左の通定む
(イ)出港地 青島 到着地 パラオ
(ロ)軍隊区分(指揮官)
左の外丙號輸送部隊電令作第3号既定の通
愛國丸を第二輸送隊より除き単艦とし、浮島丸を第三輸送隊より除き第二輸送隊に編入す
(ハ)青島集合 (搭載)(出発)(所要日数)予定
第一輸送隊 1月31日(2月3日)(4日)(約6日)
第二輸送隊 1月26日(27日) (28日)(約7日)
第三輸送隊 2月5日(6日) (7日)(約7日)
第四輸送隊 2月10日(11日) (12日)(約9日)
愛國丸 1月25日(27日) (28日)(約6次)
(搭載作業の状況に依り各隊(艦)指揮官は出発期日を変更することを得
2.愛國丸及第二輸送隊は青島に先行陸軍及青根と協議し丙三號輸送の一部を実施すべし
18.01.25:機密丙號輸送部隊命令作第3号:
18.01.26:上海〜01.28佐世保
18.02.03:佐世保〜02.05青島
18.02.05:第四十一師団人員1,067名、車輛11輌、物件5.506梱搭載
18.02.06:官房機密第195号:呉式二号射出機五型及五型一改造の件訓令
部下海軍航空廠及海軍航空技術廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.目的
呉式二号射出機五型及五型一の性能を左の通向上せしむるため各部の機構を改造するに在り
(イ)射出し得る最大飛行機重量 4,500瓩
(ロ)射出速度最大加速3.5Gにて30米/秒
2.改造要領
航空技術廠図面目録番号第386に依るものとし改造に要する部品は一括航空技術廠に於て
製作の上各航空廠に送付するものとす
3.改造すべき射出機及改造工事施行廠(抜粋:全文はJACAR:C08030342100参照)
改造工事施行廠 兵器製造番号 在庫又は供用先
航空技術廠 航七八號 聖川丸
4.完成期日
時機を得次第成るべく速に完成するものとす
5.費目
(以下省略)
18.02.07:(丙三號輸送第三輸送隊)青島〜02.14パラオ
18.02.13:軍隊区分:聯合艦隊電令作第483号:丙號輸送部隊を南東方面部隊に編入す
18.02.13:軍隊区分:南東方面部隊信電令作第2号:外南洋部隊指揮下
18.02.13:聯合艦隊電令作第484号:
1.丙號輸送部隊中、相良丸、讃岐丸、聖川丸、新京丸、壽山丸、浮島丸、國丸、新玉丸、
愛國丸、C澄丸は夫々現輸送中の陸軍部隊揚陸後、丙號輸送部隊指揮官所定の時機を以て
遂次輸送部隊より除き同時機を以て
(イ)相良丸、讃岐丸、聖川丸、新京丸、壽山丸に対する本職の指揮を解く
(ロ)浮島丸、國丸、新玉丸を原隊に復帰す
(ハ)愛國丸、C澄丸は附属部隊に編入し海軍省輸送に協力、第九、第十、第十一、
第十二特設回航班を機動隊に編入す
(ニ)護國丸及第十五、第十六特設回航班を南西部隊に編入す
2.南東方面部隊指揮官は前項各艦船のウエワク、パラオ又はトラック間護衛に任ずべし
18.02.14:機密丙號輸送部隊命令作第4号:
18.02.14:第四十一師団人員185名、車輛6輌、物件1,228梱搭載
18.02.16:丙號輸送部隊電令作第13号:
聯合艦隊電令作第484号第1項所定の艦船を丙號輸送部隊より除く時機を左の通定む
1.C澄丸、愛國丸 特令なければ丙號輸送全部完了の時機(27日の見込)
2.右以外の艦船 当該輸送隊揚陸完了の時機
18.02.21:(丙三號輸送第三輸送隊)パラオ〜02.24ウエワク
18.02.24:第四十一師団人員1,252名、車輛17輌、物件6,734梱揚陸
18.02.25:(丙三號輸送第三輸送隊)ウエワク〜03.13神戸
18.02.27:軍隊区分:聯合艦隊電令作第491号:丙號輸送部隊の編制を解く
18.03.17:神戸〜03.18横須賀
18.03.--:横浜にて修理
18.04.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊附属雑用艦
18.04.12:特務艦長:海軍大佐 藤澤 孝政
18.04.19:出渠
18.05.24:横須賀〜
〜06.01 1610(N01.00-E119.27)「第十六號掃海艇」が護衛開始〜
〜06.02バリクパパン
18.07.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊附属雑用艦
18.07.23:高雄集合地管理官機密第231245番電:
臨時L二船団2隻(聖川丸船団部隊指揮官、音羽山丸)護衛艦呉竹
23日1200高雄港外発、
正午位置 北緯26度35分東経121度45分、北緯29度37分東経125度44分を経て
26日0630北緯31度53分東経128度50分にて分離1500佐世保着の予定
船団は五島列島東側接航、26日1300門司着の予定
18.07.23:(L二船団)高雄〜
〜07.26 0110(N31.20-E128.20)陸軍徴傭船「音羽山丸」被雷〜
〜07.26佐世保
18.08.03:佐世保〜08.04神戸08.08〜08.09六連
18.08.12:六連〜バリクパパン
18.09.10:バリクパパン〜09.11マカッサル
18.09.11:マカッサルにて爆撃を受け損傷
18.12.19:バリクパパン〜
〜12.19 アールバンク角にて「第百二號哨戒艇」の護衛終了〜
〜昭南
18.12.26:特務艦長:海軍大佐 大塚 幹
--.--.--:マカッサル〜02.16彼南
19.02.28:彼南〜
19.04.11:ダバオにて特設運送船「北上丸」から生糧品補給
19.04.22:ダバオ〜
〜04.22 1650 機械故障につき「第三十號掃海艇」は付近を対潜警戒〜
〜04.23 0019 故障復旧〜
〜04.25バリクパパン(港外)
19.04.25:「第三十號掃海艇」を横付け、重油35t、真水補給
19.04.26:「第三十號掃海艇」横付離す
19.05.03:バリクパパン〜05.02コタバル05.03〜05.04スラバヤ
19.06.01:戦時編制:海軍省配属横須賀鎮守府所属雑用艦
19.06.04:ドラム1,004缶その他搭載、便乗者122名乗艦
19.06.04:アンボン〜
〜06.04 オセ島の326度1,400mに仮泊〜
〜06.05 仮泊地発〜
〜06.05 フサビサハヤ岬の145度1,700mに仮泊〜
〜06.06 仮泊地発〜
〜06.06 バンガイ諸島メサマット湾仮泊〜
〜06.07 仮泊地発〜
〜06.07 コロノ仮泊〜
〜06.08 仮泊地発〜
〜06.08 バルンルエ島仮泊
19.06.08:「第八號掃海艇」に一号重油65t補給、
「第十一號掃海艇」に一号重油20t、飲料水10t補給
19.06.09:バルンルエ島〜
〜06.09 1818 特設驅潜艇「鵲丸」が警戒任務に就く〜
〜06.09 グレートデイア仮泊〜
〜06.10 仮泊地発〜
〜06.11 ラウト島水道南口仮泊〜
〜06.11 仮泊地発〜
〜06.12スラバヤ(商港桟橋)
19.06.12:ドラム1,004缶その他揚陸、便乗者81名退艦
19.06.13:飲料水260t、缶水30t搭載
19.06.--:爆雷、砂糖、二式水上戦闘機用機体前部その他搭載
19.06.16:便乗者30名乗艦
19.06.16:スラバヤ〜06.18バンカ海峡南口06.18〜06.18ベルハラ水道南口06.19〜
〜06.19ミツパ礁灯台の5,200m 06.20〜06.20昭南(軍港九号岸壁)
19.06.20:揚陸作業(06.23まで)、便乗者3名退艦
19.06.21:一号重油700t、一号外部鉱油2t、二号内部鉱油2t搭載
19.06.21:便乗者3名退艦
19.06.22:便乗者7名退艦
19.06.23:便乗者38名退艦
19.06.23:百一工作部にて(官房機密第291445番電)改装工事一部施工
五番船艙取入口増大工事(06.29まで)
19.06.30:工事終了
19.07.03:昭南〜07.03ビンタン
19.07.03:ボーキサイト搭載
19.07.04:ビンタン〜07.04昭南
19.07.05:荷役作業
19.07.06:一号重油100t搭載
19.07.08:荷役作業終了
19.07.12:遺骨68柱搭載
19.07.13:便乗者365名乗艦
19.07.13:港外に転錨
19.07.14:(ヒ68船団)昭南〜07.20マニラ07.23〜07.23マニラ港口07.24〜
〜07.26 0500 米潜水艦"Flasher(SS-249)"の雷撃により一番艙に被雷〜
〜07.26 0505 対潜戦闘:射撃〜
〜07.26 0506 一、二番艙浸水のためタンク排水〜
〜07.26 0530 各部補強作業開始〜
〜07.26 0655 各部補強作業終了〜
〜07.26 0700 三番艙タンク排水、前甲板搭載飛行機投棄作業開始〜
〜07.26 1100 前甲板搭載飛行機投棄作業終了〜
〜07.27高雄
19.07.27:便乗者350名退艦
19.07.31:特設運送船「第十八日正丸」横付け、ボーキサイト移載(08.01まで)
19.08.02:高雄〜08.02馬公
19.08.03:馬公海軍工作部にて損傷箇所応急修理(08.16まで)
18.08.04:ボーキサイト移載(08.16まで)
19.08.17:馬公〜08.18基隆(七番浮標)
19.08.20:(タモ26船団)基隆〜08.25平戸島北方08.26〜08.26六連
19.08.27:六連〜08.27宮島沖08.28〜08.28呉
19.08.29:本修理
19.09.01:遺骨1柱揚陸
19.09.04:呉海軍工廠第四船渠にて入渠
後部デリックポスト取付け
マスト切下げその他
19.09.11:出渠〜09.11十番浮標
19.09.18:呉海軍工廠第四船渠にて入渠
19.09.23:迷彩塗粧(09.30まで)
19.10.06:出渠〜10.06二十三番浮標
19.10.07:飲料水、缶水200t搭載
19.10.07:呉〜10.07新居浜
19.10.08:ボーキサイト揚陸(10.09まで)
19.10.10:新居浜〜10.10呉(十四番浮標)
19.10.10:飲料水364t、缶水36t搭載
19.10.15:特務艦長:海軍少将 大塚 幹
19.10.16:呉海軍工廠一番ポンツーンに繋留換え
19.10.21:十四番浮標に繋留換え
19.10.28:四番ポンツーンに繋留換え
19.10.28:便乗者居住設備工事開始
19.11.04:呉〜11.05佐世保11.09〜11.09門司11.10〜(運輸本部機密第281830番電による予定)
19.11.14:(ヒ81船団)伊万里湾〜11.16巨文島泊地〜11.17珍島泊地〜11.26高雄
19.12.01:砂糖分密白双6,030t、託送品175個搭載(12.07まで)、重油搭載
19.12.04:重油搭載
19.12.05:便乗者294名乗艦
19.12.07:便乗者202名乗艦
19.12.08:(マモ25船団)高雄〜12.08馬公港外12.10〜12.12三門湾12.12〜12.14伊万里湾12.15〜
19.12.15:対潜戦闘:爆雷投射〜12.15六連12.16〜12.16門司
19.12.16:便乗者628名退艦、283名乗艦
19.12.16:門司〜12.16部崎沖12.17〜12.17備讃瀬戸西口12.18〜12.18神戸(第四岸壁)
19.12.18:便乗者459名退艦
19.12.19:砂糖分密白双6,030t、託送品175個揚陸(12.22まで)
19.12.22:神戸〜12.22今治沖12.23〜12.23呉(十四番浮標)
19.12.24:呉海軍工廠三番ポンツーンに繋留換え
19.12.24:漏水部及び機関修理開始
20.01.13:九六式二十五粍聯装機銃2基新設
20.01.16:重油搭載
20.01.18:呉海軍工廠三番ポンツーン〜01.18呉(第三区)
20.01.18:震洋艇他2件、二式装軌自動車他17件搭載
20.01.18:呉〜01.19部崎沖01.19〜01.19佐世保港外01.20〜01.20佐世保(七番浮標)
20.01.20:震洋艇他2件揚陸
20.01.20:荷役(01.25まで)
20.01.22:九六式二十五粍単装機銃4基新設
20.01.24:弾薬搭載
20.01.26:佐世保〜01.26六連01.27〜01.27門司01.27〜01.27六連
20.01.29:(ヒ93船団)門司〜
〜01.31(N34.10-E122.35)雷撃を受けるが被害なし〜
〜02.01東瓜礁02.02〜
〜02.03 対空戦闘:〜
〜02.05 0800 楡林港外にて船団から分離〜
〜02.05楡林
20.02.05:荷役(02.07まで)
20.02.08:繋留換え
20.02.09:荷役
20.02.11:便乗者495名乗艦
20.02.11:(ヒ88C船団)楡林〜
〜02.12 対空戦闘:〜至近弾を受ける〜
〜02.12後水湾02.13〜
〜02.14 船団と分離先行〜
〜02.15八格列島02.16〜02.17台州列島02.18〜02.18泗礁山
20.02.25:(タモ44船団)泗礁山〜02.28六連
20.03.01:荷役、便乗者退艦
20.03.01:六連〜03.01八幡
20.03.02:荷役(03.06まで)
20.03.03:特務艦長:海軍大佐 後藤 權造
20.03.05:大塚少将退艦、後藤大佐着任
20.03.06:八幡〜03.06呉
20.03.07:修理工事(03.13まで)
一番、六番船艙外板修理、後部檣維持索取付他
20.03.08:荷役(03.14まで)
十四米特型運貨船、九二式重機関銃、十二糎高角砲及び弾薬包、
月光用主翼、八十番爆弾、貨物自動車、牽引車、金網、鯖水煮、
台秤、石油空気圧縮ポンプ他搭載
20.03.14:便乗者65名乗艦
20.03.14:呉〜03.14門司
20.03.15:震洋他4件搭載、便乗者233名乗艦、4名退艦
20.03.16:門司〜03.16六連
20.03.16:(モタ43船団)六連〜03.16南海島沖03.17〜03.17荷衣島03.18〜
〜03.19 0300(N33.10-E122.14)特設運送船「筥崎丸」被雷沈没〜
〜03.19 1457(N33.07-E122.05)特設運送船「辰春丸」被雷小破〜
〜03.19泗礁山
20.03.20:水雷艇「友鶴」に重油20t補給
20.03.22:(モタ43船団)泗礁山〜03.22七口洋泊地03.23〜03.23馬祖島03.24〜03.24福瑶島03.25〜
〜03.25馬祖山泊地03.26〜03.26基隆(第二岸壁)
20.03.27:荷役、便乗者298名退艦
20.03.28:対空戦闘:
20.03.28:砂糖搭載(03.31まで)
20.03.30:第二岸壁〜03.30第十六号岸壁
20.03.31:対空戦闘:
20.03.31:便乗者1,004名乗艦
20.04.01:(タモ53船団)基隆〜04.01東大島沖04.03〜04.03温洲湾外04.04〜04.04泗礁山04.06〜
〜04.07青島04.08〜04.08石渡湾04.09〜04.09格列飛島泊地04.10〜
20.04.10:海防艦「竹生」から「日光丸」遭難者移乗
〜04.10鞍島群島04.11〜04.11麗水湾04.12〜04.12釜山04.13〜04.13六連
20.04.14:六連〜04.14門司(第四号岸壁)
20.04.14:便乗者1,022名退艦
20.04.15:門司〜04.15高井神島04.16〜04.16大阪(内港七番浮標)
20.04.17:軍需品揚陸、便乗者224名退艦
20.04.18:荷役(04.21まで)
20.04.21:大阪〜04.21神戸(川崎B浮標)
20.04.22:川崎B浮標〜04.22川崎五号岸壁
20.04.22:修理工事(05.13まで)
一番デリック抱込装置新設、羅針艦橋木甲板修理他
20.05.03:十三米特型運貨船両舷外板塗粧
20.05.13:神戸〜05.13高井神島05.14〜05.14呉(第十一番浮標)
20.05.15:荷役(05.18まで)
20.05.16:便乗者10名乗艦
20.05.23:呉〜05.23倉橋島05.24〜
20.05.24:(N33.51-E131.17)本山岬の135度8浬びて触雷
20.05.25:(N33.51-E131.17)〜05.25呉(第十番浮標)
20.05.26:便乗者10名退艦
20.05.26:荷役(05.28まで)
20.05.28:第十番浮標〜05.28甲錨地
20.06.18:甲錨地〜06.18第四船渠
20.06.18:呉海軍工廠第四船渠にて入渠
20.06.30:入渠中
20.07.20:擱坐
20.11.22:荒天のため横転
20.11.22:沈没
20.11.30:除籍:第301730番電
21.08.10:解傭
23.12.09:引揚:SCAJAP No. K-095
喪失場所:山口県上関北方志田海岸付近
喪失原因:米第38機動部隊艦載機の空爆を受け任意擱坐
同型船
~川丸、君川丸、國川丸、宏川丸。
兵装
(開戦時)
四十口径四一式十五糎砲2門、五年式短八糎砲2門、九六式二十五粍二聯装機銃2基、九二式七粍七粍単装機銃2基、
三八式小銃、九九式小銃、一四式拳銃、
水中測深儀一型、中防雷具一型改一、九五式爆雷、
射出機1基、零式水上観測機6機(補用2機)、零式水上偵察機3機(補用1機)*、
九二式縦動百十糎探照燈1基、九六式九十糎探照燈1基。
(19.08)
四十口径四一式十五糎砲2門、五年式短八糎砲2門、九六式二十五粍二聯装機銃2基、九二式七粍七粍単装機銃2基、
三八式小銃、九九式小銃、一四式拳銃、
水中測深儀二型、中防雷具一型改一、九五式爆雷、
九二式縦動百十糎探照燈1基、九六式九十糎探照燈1基。
(最終時)
四十口径四一式十五糎砲2門、五年式短八糎砲2門、九六式二十五粍二聯装機銃4基、同単装4基、
九二式七粍七粍単装機銃2基、
三八式小銃8挺、九九式小銃、一四式拳銃、
水中測深儀二型、中防雷具一型改一、小掃海具一型改一、水中処分具、九五式爆雷、
九二式縦動百十糎探照燈1基、武式四米半測距儀1基、九七式二米高角測距儀1基。
* 搭載機は定数であり開戦初頭には九五式水上偵察機も搭載していました。
因みに開戦時は零式水上観測機2機、九五式水上偵察機4機、零式水上偵察機3機を搭載。
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年3月号
「海運月報」第25巻第2号 日本海運仲立業組合
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.52)
雑誌「船舶」天然社 昭和23年4月号
雑誌「世界の艦船」海人社 2002年9月号「思い出の日本貨物船その73」
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1981年5月号「日本商船隊の懐古 No. 23」山田早苗
「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.216)
「船舶史稿」船舶部会「横浜」第十巻(P.122)
「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
「日本船舶画鑑」S25.08 舟艇協会出版部 (P.62)
「川崎重工業株式会社社史」 S34.10 川崎重工業株式会社(P.331,715,810)
「川崎汽船100年史」 R元.09 川崎汽船株式会社(P.11, 13-14, 106-107)
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