陸軍配當船(油槽船その1)

陸軍配當船について

陸軍配當船とは船舶運營會から陸軍が傭上げをした船腹を陸軍大臣の要求に基づき運輸通信大臣が運航する船舶を指し、主として内地と南方軍政地域間又は南方軍政地域相互間の物資及人員の輸送につくことを任務としました。
本サイトにおいて輸送船については「船舶運營會會史(前編)」P.333-340に掲載の「陸軍配當船航海実績表」、油槽船については「陸軍配當油槽船一覧表」(JACAR:A03032222800)に掲載されてある船舶を取り上げました。「陸軍配當油槽船一覧表」は昭和19年11月1日現在のものと同12月1日現在のものしかありません。従って油槽船については本サイトにおいてすべての陸軍配當船をご紹介しているわけではありませんのでご注意ください。また、陸軍徴傭船を外地で解傭した際の復航を利用して陸軍配當船としたものや、軍の現地機関や部隊が任意に船舶運營會の船舶を利用し後日処理のため陸軍配當船としたもの等もありました。しかいこれらは運航実績が不明なため割愛しております。大東亞戦争中に陸軍徴傭船となったものや他の頁でとりあげている海軍船についても大部を割愛しています。

陸軍配當船の諸元

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陸軍配當船の船歴

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あかね丸

安藝川丸

あやくも丸

あやゆき丸

ありた丸

永仁丸

永洋丸

永和丸

延慶丸

延暦丸

櫻榮丸

第一小倉丸

牡鹿山丸

海興丸

海邦丸

第六共榮丸

第七共榮丸

第八共榮丸

曉心丸

極運丸

 

写真出典:

  1. 永洋丸:「新造船写真史」(三菱重工業株式会社横浜造船所)
  2. 永和丸、海興丸、極運丸(全て推定):米軍撮影写真
  3. 第一小倉丸:雑誌「海と空」増刊「特殊船舶画報」(海と空社)
  4. 商船の図:アイコン&お絵描き工房(www.warbirds.jp/kiyochan/) Kiyochan氏運営、舞沙P画伯

 

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