日昌丸の船歴

 年 月 日:船歴

13.11.26:起工 14.04.22:進水、命名:日昌丸 14.07.20:竣工
14.07.--:新規登録 14.07.20:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:859 14.07.20:船舶検査証書交付 15.08.--:中間検査 16.10.25:中間検査 17.03.--:門司〜      〜03.27 0205(N33.56-E127.30)済州島の東30浬にて米潜水艦"Gudgeon"(SS-211)の攻撃を受け被雷〜      〜03.28 任意擱坐〜      〜釜山 17.09.--:中間検査
18.03.--:徴傭:陸軍 18.03.12:宇品〜03.26釜山03.28〜03.30門司 18.04.01:門司〜04.21パラオ05.02〜05.10宇品 18.05.20:門司〜05.24高雄 18.05.26:高雄〜06.02昭南 18.06.28:昭南〜06.30パレンバン07.04〜07.05ジャカルタ07.11〜07.12スラバヤ07.22〜07.23塘沽07.28〜      〜08.01高雄 18.08.04:高雄〜08.11宇品 18.09.--:神戸にて第一次第一種定期検査 18.09.25:門司〜09.29高雄 18.--.--:高雄〜マニラ 18.10.10:菲島部隊電令第168号:      1.第二京丸は10日発H一船団、部隊乗船2隻(妙義丸、日昌丸)及び        六甲丸(途中分離セブ行)をイロイロ経由ザンボアンガ迄護衛すべし      2.菲南部隊指揮官は第十二京丸をして右船団を第二京丸より引継ぎ        タラウド島北方航路を執りカウ湾迄護衛せしむべし      3.略 18.10.10:(H1船団)マニラ〜10.12イロイロ 18.10.12:菲島部隊電令作第112号:       H一イロイロに於てH二船団はセブに於て後令あるまで待機 18.10.14:菲島部隊電令第170号:      1.H一、H二船団第三吉田丸セブ入港(22日頃の予定)迄セブに於て待機の予定      2.第二京丸は日昌丸の錨揚収次第、第三吉田丸に乗船予定の部隊をH一、H二船団に        参集せしめセブ迄護送の上、セブに於て待機すべし 3.略 18.10.17:(H1船団)イロイロ〜10.18セブ 18.--.--:セブ〜ザンボアンガ〜11.11マノクワリ 18.11.12:マノクワリ〜12.10宇品 18.12.11:宇品〜01.04トラック 19.--.--:トラック〜      〜01.23 ---- 驅逐艦「潮」が護衛を開始〜      〜01.23 1215 驅逐艦「曙」が護衛を開始〜      〜01.23 1645 驅逐艦「曙」が護衛を終了〜      〜01.23トラック 19.01.25:トラック〜02.11宇品 19.03.03:東京〜03.05父島03.07〜03.14東京 19.03.21:東京〜03.25父島 19.04.02:機密横鎮信電令作第264号:      1.第四三二四船団(宗谷、芝園丸、日昌丸、第二朝日丸、護衛艦:巨濟那智丸)        明3日父島発      2.甲直接護衛部隊指揮官は適宜部下艦艇をして明3日午前横須賀出撃、列島線航路を索敵南下、        概ね北緯30度50分線附近に於て前項船団部隊に会合し宗谷特務艦長の指揮を承け之が護衛に        任ぜしむべし 19.04.05:(第4324船団護衛)父島〜04.07東京 19.05.03:門司〜05.04釜山05.04〜05.05門司 19.05.05:門司〜05.07釜山05.10〜05.11門司 19.05.11:門司〜05.14秦皇島05.14〜05.18マニラ 19.05.21:マニラ〜05.23セブ05.28〜05.29マニラ 19.06.01:(ヒ62船団)マニラ〜06.08門司 19.07.03:(モマ01船団)門司〜07.07基隆07.09〜07.12アパリ07.13〜07.15マニラ 19.07.27:マニラ〜08.03門司 19.08.06:門司〜伊万里湾 19.08.10:(ヒ71船団)伊万里湾〜08.15馬公08.17〜08.21マニラ 19.08.27:(マモ02船団)マニラ〜08.27スービック湾08.28〜08.30高雄08.31〜08.31基隆08.31〜09.04門司 19.11.--:中間検査 19.11.16:門司〜11.18釜山11.18〜11.21門司 19.11.25:(ヒ83船団)門司〜11.30高雄 19.12.05:(タマ35船団)高雄〜12.05車城12.06〜12.07サピオクイント12.08〜12.08カラヤン島12.09〜      〜12.11マニラ 19.12.14:マニラ〜12.19高雄 19.12.23:高雄〜12.26サンフェルナンド 19.12.30:(マタ38船団)サンフェルナンド〜      〜12.30 ルソン島西岸ビガンの南25浬にて空爆を受け小破〜      〜12.30 ラポック湾に仮泊し応急修理〜      〜12.31 ラポック湾発〜      〜01.02高雄 20.01.--:高雄〜門司 20.02.12:門司〜02.12六連 20.02.13:(モタ36船団)六連〜      〜02.13 0545 第十二海防隊(「第十四號海防艦」「第十六號海防艦」「第四十六號海防艦」)が             船団に合同、護衛開始〜      〜02.14 1400 慈恩島仮泊〜      〜02.15 0230 第十二海防隊が前路掃蕩のため仮泊地発〜      〜02.15 ---- 仮泊地発〜      〜02.15 0645 鞍馬群島附近にて前路掃蕩を終えた第十二海防隊が船団に合同、護衛開始〜      〜02.16 2000 余山東方8浬に於て練習巡洋艦鹿島」及び驅逐艦「櫻」が船団から分離〜      〜02.18 2200 第十二海防隊が護衛を終了〜      〜02.18基隆 20.02.22:(タモ44船団)基隆〜      〜02.22 0835 陸軍徴傭船めるぼるん丸」座礁〜      〜02.22 0850 陸軍徴傭船「めるぼるん丸」離礁、シャフトトンネルに浸水〜      〜02.22 0930 「第四十六號海防艦」が陸軍徴傭船「めるぼるん丸」を護衛し基隆に向う〜      〜02.22 2230 福瑤門仮泊〜      〜02.23 0300 「第四十六號海防艦」が合同〜      〜02.23 0730 仮泊地発〜      〜02.24 0800 泗礁山仮泊〜      〜02.25 2200 仮泊地発〜      〜02.28六連 20.03.01:門司〜03.04釜山03.10〜03.21門司 20.03.22:門司〜03.25釜山03.30〜04.03門司 20.04.08:門司〜04.10釜山 20.04.--:釜山〜04.14敦賀 20.05.01:釜山〜05.10博多 20.05.26:博多〜05.28釜山05.29〜06.01門司 20.06.06:門司〜06.08釜山06.09〜06.10馬山06.11〜06.13釜山06.13〜06.16仙崎 20.07.06:仙崎湾口(大島−三ツ子岩間)にて触雷小破
20.08.15:残存:SCAJAP No.N-032 20.08.24:解傭

同型船

 日蘭丸

兵装

 八糎砲、爆雷4個。

写真資料

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年5月号
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1995年10月号「日本商船隊の懐古 No.195」山田早苗
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.92)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本客船の黄金時代1939〜41」(P.53)
 「日本船舶画鑑」S25.08 舟艇協会出版部 (P.61)
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.90)

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