年 月 日:船歴
T09.10.28:起工、註文者:鈴木商店 T10.04.06:進水、命名:松本丸 T10.05.05:竣工
T10.05.--:新規登録:所有者:日本郵船株式會社、船籍港:東京市 T10.05.02:登録検査、船級:LR ✠100A1 T--.--.--:漢堡線に就航 04.03.23:香港〜上海 04.08.19:コペンハーゲン港にてデンマーク王室ヨット"Dannebrog"と衝突 11.01.21:横浜にて第一次第三種定期検査
13.08.20:徴傭:陸軍、船番号:690 14.01.20:解傭
14.03.29:横浜にて第二次第一種定期検査
14.05.15:徴傭:海軍 14.09.11:解傭
15.03.06:徴傭:海軍 15.08.07:解傭
16.03.14:横浜にて臨時検査開始 16.03.20:横浜にて臨時検査完了
16.10.26:徴傭:海軍 16.10.30:徴傭発令:兵備三機密第1294号 16.10.31:呉海軍工廠にて艤装工事開始 16.11.10:入籍:内令第1391号:特設運送船(雑用船)、呉鎮守府所管 16.11.15:監督官:海軍大佐 磯部 三男吉 16.11.28:艤装工事完了 16.11.--:軍隊区分:第四急襲隊(レガスピー上陸作戦) 16.11.27:呉〜12.04パラオ12.08〜12.11アルバイ湾 16.12.10:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(甲) 16.12.12:呉第一特別陸戦隊揚陸 16.12.18:アルバイ湾〜12.22パラオ 16.12.--:パラオ〜ダバオ(燃料輸送) 17.02.07:ダバオ〜 〜02.09 護衛の特設砲艦「萬洋丸」、同「大興丸」と分離〜 〜02.09パタ泊地(ホロ島南岸) 17.04.10:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(甲) 17.05.05:監督官:海軍大佐 有馬 直 17.05.07:有馬大佐補衣笠丸監督官 17.05.23:軍隊区分:大海機密第554番電: 聯合艦隊第三期作戦用輸送船として06.05以降当分の間第二艦隊司令長官指揮下 〜06.02三池 17.06.03:三池〜06.04佐世保 17.06.04:第85通信隊機密第14番電: 待機部隊左記に依りトラックに進出の予定 1.佐世保第五特別陸戦隊、第八十五通信隊、第八十五潜水艦基地隊(筥崎丸、乾洋丸、廣コ丸 及金龍丸に分乗)金龍丸及び第二十三驅潜隊(第二十二號驅潜艇欠)は6月7日午後1時 佐世保発6月16日トラック着 2.第十三設営隊、第十四設営隊(吾妻丸、松本丸、畿内丸及野島丸に分乗)及第三十二驅潜隊 (第二十八號驅潜艇欠)6月10日午後1時佐世保発6月20日トラック着 3.第二十二號驅潜艇及第二十八號驅潜艇は攻略部隊電令作第11号に依り尾上丸、日威丸、 日朗丸及淀川丸を護衛し6月10日杵築湾発6月20日トラック着 17.06.10:佐世保〜06.21トラック 17.06.19:軍隊区分:大海機密第855番電:第二艦隊司令長官の指揮を解き第四艦隊司令長官指揮下 17.07.20:トラック〜07.26ガダルカナル 17.08.02:ガダルカナル〜08.05トラック08.09〜08.11ラバウル 17.08.12:ラバウルにて米陸軍航空隊B-17により至近弾を受ける 17.08.18:ラバウル〜08.22トラック 17.08.27:トラック〜 〜08.--(N10.---E145.--)特設砲艦「第二號長江丸」の護衛終了〜 〜10.26 ---- 敷設艇「成生」が護衛に就く〜 〜10.26 2100 敷設艇「成生」が護衛を終了〜 〜横須賀 17.12.02:トラック〜12.06パラオ 17.12.19:パラオ〜12.27横浜 18.01.03:(第1103船団)横浜〜01.06室蘭 18.01.09:(第2109船団)室蘭〜01.12横浜 18.01.16:横浜〜01.20小樽01.22〜01.28大阪02.02〜02.03呉 18.02.03:呉海軍工厰にて油槽船への改造工事着手(第二次応急油槽船)
18.03.01:移籍:内令第390号:特設運送船(給油船)、呉鎮守府所管 18.03.01:戦時編制:海軍省配属、特設運送船(乙) 18.03.10:油槽船への改造工事、艤装工事竣工 18.03.10:呉〜03.12佐世保 18.03.19:佐世保〜03.19三池03.22〜03.26高雄 18.03.28:高雄〜03.31マニラ 18.04.09:マニラ〜04.14ミリ04.17〜04.20聖雀 18.04.21:聖雀〜04.27高雄 18.04.30:高雄〜05.09横浜 18.05.--:船体機関整備作業、応急油槽破損箇所修理 18.05.27:横浜〜05.29呉 18.06.01:呉〜06.03三池06.10〜06.15高雄06.19〜06.22マニラ 18.06.23:菲北部隊電令第27号: 興嶺丸は25日マニラ発の予定ミリ行B船松本丸及びバリックパパン行A船八幡丸を 北緯07度30分東経116度10分附近迄、護衛したる後、バラバク島を偵察、 帰途二十二根機密第221715番電による佐多、尻矢を護衛、マニラに帰投すべし 18.06.25:マニラ〜06.29ミリ 18.07.01:東京市と東京府は廃止され東京都となる 18.07.03:ミリ〜07.06昭南 18.07.07:昭南〜07.10聖雀07.13〜07.19高雄 18.07.20:高雄〜07.26神戸 18.07.27:神戸〜07.27下津08.02〜08.02大阪 18.08.03:株式會社大阪鐵工所本社工場にて修理工事着手 18.08.05:株式會社大阪鐵工所本社工場にて修理工事完了 18.08.05:大阪〜08.07三池08.10〜08.15高雄 18.08.17:高雄〜08.17馬公08.18〜08.23マニラ 18.08.26:マニラ〜08.30ミリ 18.08.23:解傭発令:兵備三機密第18号ノ8ノ37 18.08.31:除籍:内令第1776号 18.08.31:解傭
18.09.01:徴傭:船舶運營會海軍配當船、呉鎮守府所管 18.09.27:(第8927船団)神戸〜四日市 18.10.11:第19次海軍指定船 19.02.28:高雄〜03.08大阪03.12〜03.21三池 19.03.23:(モタ13船団)三池〜03.30高雄 19.04.15:(タマ16船団)高雄〜04.19マニラ 19.04.22:(ミ02船団)マニラ〜 〜04.22 1040 「第三十八號哨戒艇」が船団に合同〜 〜04.23 2000 パクダナン湾(ボアヤン島の198度3,000m)に投錨、仮泊〜 〜04.24 0720 仮泊地発〜 〜04.25 1200 運送艦「足摺」が護衛を止め分離、先行〜 〜04.25 1925 マルズ湾に仮泊〜 〜04.26 0800 マルズ湾を出港〜 〜04.26 0900 「第三十八號哨戒艇」が湾口の哨戒を止め船団に合同〜 〜04.26 1600 「第三十八號哨戒艇」が船団から分離先行〜 〜04.26 ---- ゼッセルトン湾に投錨、仮泊〜 〜04.27 0915 ゼッセルトン湾を出港〜 〜04.27 0930 「第三十八號哨戒艇」が船団に合同〜 〜04.28 0045 ブルネイ湾に仮泊〜 〜04.28 0530 ブルネイ湾を出港〜 〜04.28ミリ 19.05.04:(ミ02船団)ミリ〜 〜05.04 2100 イムルアン湾に仮泊、「第三十八號哨戒艇」は湾口を移動哨戒〜 〜05.05 0530 出港、「第三十八號哨戒艇」が護衛を開始〜 〜05.06 0801(N07.19.5-E116.52.5)海軍配當船「日新丸」が被雷、沈没〜 〜05.06 0843 「第三十八號哨戒艇」が船団に合同〜 〜05.07 2000 セント・パウル湾に仮泊、「第三十八號哨戒艇」は湾口を移動哨戒〜 〜05.08 1130 出港〜 〜05.08 1245 「第三十八號哨戒艇」が船団に合同〜 〜05.08 1830 特設砲艦「長壽山丸」が護衛に加入〜 〜05.10マニラ 19.05.13:(ミ02船団)マニラ〜 〜05.13 0815 「第三十八號哨戒艇」が船団に合同、護衛開始〜 〜05.15 1515 特設驅潜艇が来着、護衛開始〜 〜05.16 1530 「第三十八號哨戒艇」が解列〜 〜05.16高雄 19.05.--:高雄〜05.21高雄05.22〜05.26マニラ05.29〜06.17昭南 19.06.20:(シミ04船団)昭南〜06.24ミリ 19.06.27:(ミ06船団)ミリ〜 〜06.27 1939 「第三十八號哨戒艇」が合同、護衛開始〜 〜07.01 1140 「第十八號掃海艇」が脅威投射3個〜 〜07.02マニラ 19.07.07:マニラ〜07.12ミリ07.19〜07.24マニラ07.27〜08.02高雄 19.08.19:高雄〜08.28神戸08.28〜08.29下津09.06〜大阪 19.09.12:日立造船株式會社本社造船所にて修理工事開始 19.10.03:日立造船株式會社本社造船所にて修理工事完成 19.10.04:大阪〜10.08三池10.15〜10.16佐世保 --.--.--:船長:加藤 重三郎 19.10.18:(ミ23船団)佐世保〜 〜10.19 1430 「第三十八號海防艦」と「第百二號哨戒艇」が対潜攻撃のため列外に出る〜 〜10.20 0300 「第三十八號海防艦」合同〜 〜10.21 1710 「第百二號哨戒艇」合同〜 〜10.22 ---- 桂花園仮泊〜 〜10.23 0700 仮泊地発〜 〜10.24 1100 臨時配當船「雲仙丸」、特設運送船「廣田丸」、陸軍徴傭船「陽海丸」を護衛し 「第三十八號哨戒艇」と「第百二號哨戒艇」が船団から分離〜 〜10.24 1601 「第四十六號海防艦」が敵潜らしきものを探知し攻撃に向かう〜 〜10.24 1905 「第四十六號海防艦」が船団に合同〜 〜10.25 0135 「第四十六號海防艦」が船団より分離、敵潜制圧に当る〜 〜10.25 0215(N25.04-E119.35)台湾海峡鳥坵嶼東北東16km付近で一番船艙に被雷〜 〜10.25 ---- 海軍配當船「第二勇山丸」に曳航され平海湾に座州、浸水、放棄
19.10.26:沈没 19.10.26:解傭
喪失場所:N25.04-E119.35 平海湾 喪失原因:米潜水艦Tang(SS-306)の雷撃
武豐丸、高岡丸、水戸丸、松江丸、前橋丸。
要調査。
雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.94) 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1987年12月号「日本商船隊の懐古 No. 101」山田早苗 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.182) 「日本郵船株式會社五十年史」 S10.12 日本郵船株式會社(P.416) 「日本郵船戦時戦史」S46.05 日本郵船株式会社 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual"(P.229)
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:- LRF-PUN-007658-007667-0186-P
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