年 月 日:船歴
12.11.16:起工 13.04.15:進水、命名:西安丸 13.06.02:竣工
13.--.--:新規登録 13.06.02:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:723 13.06.02:船舶検査証書交付 --.--.--:大連・阪神間の定期航路 14.07.04:中間検査 14.12.--:中間検査 15.01.18:徴傭通知:兵備三機密第8号 15.11.29:中間検査
15.11.30:徴傭 15.12.16:入籍:内令第980号:特設急設網艦、舞鶴鎮守府所管 15.12.16:艦長:海軍大佐 杉本 宇市 15.12.18:浪速船渠にて艤装工事開始 16.01.14:浪速船渠にて艤装工事完了 16.01.15:艦隊編制:聯合艦隊第二艦隊第二根據地隊 16.03.24:佐世保〜昭和十六年特別大演習〜04.03橘湾 16.04.10:艦隊編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊 16.06.10:佐世保〜南支方面(上海・海南島)にて沿岸警備〜07.07馬公 16.07.11:高雄〜仏印進駐作戦(ふ号作戦)船団護衛、上陸掩護〜08.29大阪 16.09.01:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊 16.12.04:中城湾〜基隆 16.12.--:軍隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第三護衛隊 16.12.17:(第三輸送船隊護衛)基隆〜 〜12.21 0700 第一、第二護衛隊に合同〜 〜12.22リンガエン湾 16.12.--:リンガエン湾〜12.30馬公 17.01.15:訓令:官房機密第520号:測距儀装備 17.01.26:タラカン 17.03.10:戦時編制:聯合艦隊第二南遣艦隊第二十四特別根據地隊 17.03.10:軍隊区分:機密菲島部隊命令作第6号:附属部隊 17.03.15:軍隊区分:蘭印部隊機密第132番電:ニューギニア攻略部隊 17.03.19:タラカン〜03.19タラカン 17.03.22:タラカン〜03.26アンボン 17.03.29:アンボン〜04.01ファクファク 17.04.10:ファクファク〜04.10ブラ04.17〜04.18ファクファク 17.04.22:ファクファク〜04.22ブラ04.23〜04.24アンボン 17.04.23:軍隊区分:第二南遣艦隊機密第759番電:ニューギニア攻略部隊解散、原隊復帰 17.05.07:アンボン〜 〜05.07 1600 水雷艇「初雁」が護衛開始〜 〜05.08 0430 水雷艇「初雁」がナイラ島東南部で解列〜 〜05.08バンダ島 17.05.08:バンダ島〜 〜05.09 0345 水雷艇「初雁」が解列〜 〜05.09ハルコ島 17.05.09:ハルコ島〜 〜05.09 1500 水雷艇「初雁」が護衛開始〜 〜05.09アンボン 17.05.16:アンボン〜05.18ディリ05.19〜05.21アンボン 17.05.23:アンボン〜 17.05.23:対潜戦闘:砲撃及び爆雷攻撃〜 17.05.24:対潜戦闘:爆雷3個投下〜 17.05.24:特設驅潜艇「第五拓南丸」と会合〜05.25クーパン 17.05.26:横須賀第三特別陸戦隊アンボン移駐の為の積荷 17.05.27:クーパン〜05.28ディリ 17.05.28:対空戦闘 17.05.28:ディリ〜 〜05.28 1715 水雷艇「初雁」が護衛開始〜 〜05.30アンボン 17.06.08:アンボン〜06.10ディリ06.11〜06.12クーパン 17.06.13:クーパン〜06.14ディリ06.15〜06.17アンボン 17.06.18:アンボン〜06.20テルナーテ 17.06.29:テルナーテ〜自差測定〜06.29テルナーテ 17.06.30:テルナーテ〜07.03モミ07.04〜07.04マノクワリ07.05〜07.06ソロン07.06〜 〜07.07ミソール島ワイガマ07.07〜07.08アンボン 17.07.11:アンボン〜07.13ケンダリー07.14〜07.16マカッサル 17.07.22:マカッサル〜07.24ケンダリー07.27〜07.28アンボン 17.08.01:アンボン〜08.03クーパン08.07〜08.10アンペナン08.13〜08.18アンボン 17.08.23:アンボン〜運送艦「早鞆」救援〜08.23アンボン 17.08.25:杉本大佐呉鎮守府附被仰付 17.08.25:除籍:内令第1581号
17.08.25:入籍:内令第1582号:特設運送船(雑用船)、舞鶴鎮守府所管 17.08.25:戦時編制:大海幕機密第574号ノ32:海軍省配属、特設運送船(乙) 17.08.29:アンボン〜運送艦「早鞆」曳航〜ケンダリー 17.09.07:訓令:官房機密第11261号:艤装替 〜09.23呉 17.10.--:呉〜10.02舞鶴 17.10.03:舞鶴海軍工廠にて艤装工事開始 17.10.07:船長:海軍嘱託 遠藤 吟三(部内限り奏任官待遇) 17.10.26:舞鶴海軍工廠にて艤装工事完了 17.10.27:舞鶴〜10.30玉野 17.10.27:三井造船株式會社玉野造船所にて入渠、船底洗い 17.11.06:玉野〜11.09鎮南浦 17.11.14:鎮南浦〜11.17神戸11.18〜11.20横須賀 17.11.25:横須賀〜11.28大湊 17.12.02:訓令:官房機密第14885号:徴傭船を油槽船に改造 17.12.04:大湊〜12.08佐伯 17.12.09:機雷陸揚げ(12.11まで) 17.12.14:佐伯〜12.14彦島 17.12.24:三菱重工業株式會社彦島造船所にて油槽船への改造工事着手(第二次応急油槽船) 18.01.14:油槽船への改造工事竣工 18.01.14:彦島〜01.15佐世保 18.01.18:佐世保〜01.26昭南 18.01.30:昭南〜02.01ミリ 18.02.06:ミリ〜02.10聖雀 18.02.11:聖雀〜02.20高雄 18.02.23:高雄〜03.01神戸03.02〜03.03横浜 18.03.08:横浜〜03.12佐世保 18.03.--:改装工事 18.04.28:佐世保〜04.28伊万里 18.04.30:鷹島機密第300754番電: 佐第一三船団 龍江丸JQAG、西安丸JQOG、めなど丸JHKA、辰羽丸SBEM、第二號興東丸JEXG、馬公丸JJTR、 大圖丸JFTD、四川丸JKVB 直接護衛30日0800伊万里湾発、速力八節、宇久島の北5浬より三〇〇八航路にて2日1000着の予定 正午位置 30日北緯33度25分東経129度10分 1日北緯31度55分東経126度00分 18.04.30:(佐第一三船団)伊万里湾〜05.02花鳥山〜05.04高雄 18.05.09:高雄〜05.13マニラ 18.05.23:マニラ〜05.27ミリ 18.05.29:ミリ〜06.01聖雀 18.06.04:聖雀〜06.09高雄 18.06.12:高雄〜06.18神戸06.19〜06.20四日市06.25〜06.26横須賀 18.06.29:(第7629船団)横須賀〜 〜06.30 0240 梶取埼附近より敷設艇「新井埼」が直衛を開始〜 〜06.30 0620 瀬戸埼北方にて敷設艇「新井埼」が直衛を終了〜 〜07.02佐世保 18.07.03:機密佐世保鎮守府命令第237号: 佐世保海軍工廠長は7月4日迄に西安丸(特殊油槽船第三十號曳航予定)に曳航工事を実施すべし 18.07.09:佐世保〜 〜07.10 0100(N31.00-E130.00)雷撃を受けるが損害なし〜 〜07.10鹿児島 18.07.12:(鹿第二〇二船団)鹿児島〜07.14名護 18.07.15:名護〜07.16古仁屋07.20〜07.24高雄 18.07.26:高雄〜07.29マニラ 18.08.01:マニラ〜08.08バリックパパン 18.08.30:バリックパパン〜09.01スラバヤ 18.08.23:解傭発令:兵備三機密第18号の8の37 18.08.31:除籍:内令第1776号 18.08.31:解傭
18.09.01:徴傭:船舶運營會海軍配當船、舞鶴鎮守府所管 18.09.05:徴傭授受 18.--.--:第19次海軍指定船 18.09.17:スラバヤ〜09.19バリックパパン 18.10.03:バリックパパン〜10.04バリド河口10.10〜10.15スラバヤ10.15〜10.17ジャカルタ 18.10.31:ジャカルタ〜10.22スラバヤ10.26〜10.29バリックパパン 18.11.04:(第2610船団)バリックパパン〜 〜11.06 1230 「第三十七號驅潜特務艇」が護衛を終了〜 〜11.07 1600 陸軍徴傭船「乾山丸」が船団に加入〜 〜11.10パラオ 18.11.17:(第8175船団)パラオ〜 〜11.20 1500 護衛の「第二十七號驅潜特務艇」と分離、 船団(「佐多」「鶴見」「松祐丸」「共榮丸」)、 驅逐艦「天津風」「第三十三號驅潜艇」と共に航行〜 〜11.24トラック 18.12.01:トラック〜タラカン〜12.23バリックパパン 19.02.22:タラカン〜02.24バリックパパン 19.--.--:バリックパパン〜04.30バリックパパン 19.05.13:バリクパパン〜 〜05.13 2200 ラウト沖にて特設砲艦「大興丸」及び海軍配當船「河南丸」が船団から分離〜 〜05.14 0900 特設運送船「江ノ島丸」が船団に合同〜 〜05.16 1155 「第百一號掃海艇」が機械故障漂流中の「第三十八橘丸」を曳航〜 〜05.16 1200 「第百一號掃海艇」が護衛終了〜 〜05.16スラバヤ 19.06.01:スラバヤ〜06.03バリックパパン 19.08.09:タラカン〜08.09カランベッサ08.10〜08.10サンクリアン08.11〜08.11バリクパパン 19.11.17:マニラ〜オロンガポ
19.11.19:沈没 --.--.--:解傭
喪失場所:N14.40-E120.15 マニラ湾オロンガポ 喪失原因:空爆
北安丸。
(開戦時の標準兵装) 十二糎単装砲4門、七粍七機銃2基、防潜網24組、機雷。
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和13年6月号 雑誌「世界の艦船」海人社 2007年1月号「思い出の日本貨物船その125」 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1997年1月号「日本商船隊の懐古 No.210」山田早苗 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第十六巻(P.64) "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.128) "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.129)
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