水戸丸の船歴
年 月 日:船歴
T09.08.02:起工
T10.01.05:進水、命名:水戸丸
T10.02.21:竣工
T10.02.--:新規登録
T10.02.22:登録検査、船級:LR ✠100A1
T--.--.--:漢堡線に就航
T13.05.10:Bremen〜Rotterdam〜Middlesbrough〜漢堡〜馬耳塞〜坡土西〜蘇士〜新嘉坡〜香港〜上海〜
〜門司〜神戸〜大阪〜08.01横浜
T14.01.11:漢堡〜坡土西〜蘇士〜新嘉坡〜香港〜上海〜03.04横浜
T14.--.--:横浜にて第一次第一種定期検査
04.--.--:横浜にて第一次第二種定期検査
09.03.--:横浜にて第一次第三種定期検査
11.04.17:横浜にて第一次第三種定期検査
14.01.17:中間検査
15.05.03:横浜にて第二次第一種定期検査
16.01.19:徴傭:陸軍
16.12.04:母島〜
〜12.09 1500 G攻略作戦輸送船隊から解列〜
〜12.09サイパン
16.12.--:サイパン〜大宮島
17.01.06:軍隊区分:機密R攻略部隊命令作第1号:本隊第三部隊輸送船第三分隊(船番号:V/7)
17.01.14:(R攻略作戦:輸送船第三分隊)大宮島〜
〜01.14 1500 港外にて敷設艦「津輕」と合同〜
〜01.17 0300 驅逐艦「睦月」、同「望月」解列〜
〜01.17 0940 メレヨン島西方海面にて第六水雷戦隊及び第四部隊に合同〜
〜01.17 1315 驅逐艦「睦月」、同「望月」復帰〜
〜01.17 1515 驅逐艦「望月」解列〜
〜01.18 0430 驅逐艦「睦月」解列〜
〜01.18 0739 特設運送船「第二號海城丸」が合同〜
〜01.19 1700 驅逐艦「睦月」復帰〜
〜01.20 1737 驅逐艦「夕凪」解列〜
〜01.22 1000 驅逐艦「夕凪」復帰〜
〜01.22 1500 第二部隊と敷設艦「津輕」が分離〜
〜01.22ラバウル港外
17.01.23:部隊揚陸
17.01.27:ラバウル〜03.07パラオ
17.03.09:パラオ〜ラバウル
17.04.26:軍隊区分:機密RZP攻略部隊命令作第1号:輸送部隊第一輸送隊(船番号:4)
17.05.04:(RZP攻略作戦:第一輸送隊)ラバウル〜
〜05.04 2140 驅逐艦「追風」がセントジョージ岬の北80度西20浬にて敵潜水艦発見〜
〜05.04 2220 驅逐艦「追風」が爆雷攻撃、制圧に任ず〜
〜05.05 0220 驅逐艦「追風」が合同〜
〜05.05 午前 第二十五航空戦隊戦闘機、掩護部隊水偵が対潜対空警戒〜
〜05.05 1233 特設運送船「長和丸」舵機故障、列外に出る〜
〜05.05 1252 特設運送船「長和丸」舵機故障復旧〜
〜05.05 午後 航空母艦「鳳」艦攻、艦戦、掩護部隊水偵が対潜対空警戒〜
〜05.06 0255 驅逐艦「睦月」解列、国籍不明船確認に向う〜
〜05.06 0343 国籍不明船は特設運送船「吾妻山丸」と判明、驅逐艦「睦月」が船団へ誘導〜
〜05.06 0630 特設運送船「吾妻山丸」が列に入る〜
〜05.06 0706 驅逐艦「追風」解列、遭難者(豪洲飛行機搭乗員9名)救助に向う〜
〜05.06 0850 驅逐艦「追風」が列に入る〜
〜05.06 終日 航空母艦「鳳」艦攻、艦戦、掩護部隊水偵が対潜対空警戒〜
〜05.06 1106 敷設艦「津輕」が敵大型機に発砲〜
〜05.06 1135 特設砲艦「京城丸」が列に入る〜
〜05.06 1430 デボイネ方向に変針〜
〜05.06 1700 巡洋艦「夕張」、第二十九驅逐隊(追風、朝凪)、特設運送船「吾妻山丸」解列〜
〜05.06 2340 第三十驅逐隊(睦月、望月)、「第二十號掃海艇」解列〜
〜05.07 0315 驅逐艦「彌生」、陸軍徴傭船「淺香山丸」合同〜
〜05.07 0453 巡洋艦「夕張」、第二十九驅逐隊復帰〜
〜05.07 0552 敵ボーイング2機来襲〜
〜05.07 0700 敵機動部隊出現により北西方に避退〜
〜05.07 0828 第三十驅逐隊(睦月、望月)復帰〜
〜05.07 0935 航空母艦「鳳」沈没〜
〜05.07 1015 敵ボーイング3機来襲〜
〜05.07 1144 針路0度速力10節〜
〜05.07 1240 第六水雷戦隊(夕張、29驅、30驅)が分離、夜戦に備え第六戦隊合同に向う〜
〜05.07 1320 「第二十號掃海艇」復帰〜
〜05.07 1800 特設運送船「吾妻山丸」が列に入る〜
〜05.07 1840 第四艦隊機密第378番電によりRZP攻略日を2日延期〜
〜05.08 0600 反転、針路210度〜
〜05.08 0828 敵機来襲〜
〜05.08 1015 反転、針路25度、RZP電令作第5号の如く行動〜
〜05.08 1245 敵機来襲〜
〜05.08 1420 第四艦隊機密第396番電によりRZP攻略作戦延期〜
〜05.08 1505 敵機来襲〜
〜05.09 0750 特設運送船「吾妻山丸」解列、ラバウルに先行〜
〜05.09 0848 陸軍徴傭船「松江丸」解列、ラバウルに先行〜
〜05.09 0920 第三十驅逐隊が護衛に来着〜
〜05.09 1252 第三十驅逐隊解列〜
〜05.09 1405 船団解列〜
〜05.09ラバウル
17.05.--:ラバウル〜パラオ〜06.07ラバウル
17.06.10:ラバウル〜06.23宇品
17.07.26:佐世保鎮守府信電令作第79号:
左記に依り陸軍輸送船団五隻(上海行軍隊輸送)の護衛を実施すべし
1.直接護衛
(イ)護衛艦 河北丸、燕
(ロ)護衛指揮官 河北丸艦長
(ハ)輸送船 水戸丸、すらばや丸、六甲丸、ぱしふいつく丸、咸鏡丸、速力10節
(ニ)集合地 7月30日0900伊万里発
(ホ)出発 1300頃
(ヘ)伊万里より上海迄直航
(ト)呉淞入港予定 8月1日夕刻
(チ)其の他指揮官所定
2.佐世保海軍航空隊司令は適宜飛行機を派遣右護衛に協力すべし
17.07.27:佐鎮機密第62番電:
1.佐世保鎮守府信電令作第79号中の護衛艦に鷗を追加せらる
2.鷗は概ね白瀬灯台より馬鞍群島附近迄の直接護衛に任ぜしめられ度
17.07.27:宇品〜伊万里
17.07.30:(輸送船団)伊万里〜08.01上海
17.08.05:上海〜08.11広東08.12〜08.15黄埔08.16〜08.21上海
17.08.29:上海〜09.02黄埔09.03〜09.05九龍09.06〜09.15上海
17.09.16:上海〜09.20高雄
17.09.21:高雄〜09.30マニラ
17.10.03:マニラ〜10.18ラバウル
17.10.19:ラバウル〜10.30マッサバ10.31〜11.30ラバウル
17.12.01:ラバウル〜12.06マッサバ12.07〜01.01ラバウル
18.01.10:ラバウル〜01.--マッサバ01.--〜01.25ラバウル
18.01.26:ラバウル〜01.31マッサバ02.01〜02.05ラバウル
18.02.06:ラバウル〜02.19パラオ
18.03.26:パラオ〜04.03マニラ
18.04.19:マニラ〜04.23高雄
18.04.24:高雄〜04.27宇品
18.08.02:宇品〜08.27ラバウル
18.08.25:米陸軍航空隊B-24の空爆を受け小破
18.08.30:ラバウル〜09.26聖雀
18.10.02:聖雀〜10.06昭南
18.10.08:昭南〜10.12ビンタン10.12〜10.15昭南
18.10.28:昭南〜11.11高雄
18.11.11:高雄〜11.13宇品
19.01.07:大阪〜02.05パラオ
19.02.05:パラオ〜02.15マニラ
19.02.18:マニラ〜04.10ハルマヘラ
19.04.13:ワシレ〜アンボン向け航行
19.04.16:沈没
19.04.16:解傭
喪失場所:S02.25-E127.24 アンボン北西182km附近
喪失原因:米潜水艦Paddle(SS-263)の雷撃
同型船
武豐丸、高岡丸、松江丸、松本丸、前橋丸。
兵装
野砲、高射砲。
写真資料
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1991年12月号「日本商船隊の懐古 No.149」山田早苗
雑誌「世界の艦船」海人社 2018年2月号「思い出の日本貨物船その258」
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.181)
「日本郵船戦時戦史上巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.597)
小樽市博物館所蔵(138-1)
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-010067-010078-0091-P
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