興津丸の船歴

 年 月 日:船歴

13.08.25:起工 14.08.09:進水、命名:興津丸 14.10.15:竣工
14.10.--:新規登録:船籍港:東京市 14.10.14:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:875 14.10.15:甲種船舶検査証書交付 14.10.22:(第1次航)横浜〜カルカッタ 15.11.12:中間検査 16.05.02:(第5次航)神戸〜ボンベイ 16.08.16:徴傭通知:兵備三機密第874号 16.08.31:釜山〜09.02羅津09.03〜09.03清津09.07〜09.11門司09.11〜09.12呉
16.09.05:徴傭 16.09.12:向島船渠株式會社にて艤装工事開始 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(雑用船)、呉鎮守府所管 16.09.20:監督官:海軍大佐 吉田 繼輔 16.09.20:船長:海軍嘱託 氷見 安太郎(部内限り奏任官待遇) 16.10.15:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(甲) 16.10.22:艤装工事完了 16.12.20:高雄〜ダバオ 16.12.29:ダバオ〜      〜スリガオ水道東方にて驅逐艦「天津風」が護衛を終了〜      〜01.04高雄 17.01.10:高雄〜 17.01.28:ジャワ島攻略作戦の南方部隊航空部隊の補給隊 17.02.01:バリクパパンにて空爆により小破 17.02.20:バリクパパン〜02.22マカッサル 17.02.23:マカッサル〜      〜02.24 被雷(不発)〜      〜02.25バリ 17.03.05:軍隊区分:南方部隊航空部隊輸送部隊 17.03.08:バリ〜03.11クーパン03.20〜03.23マカッサル03.30〜04.09高雄 17.04.01:軍隊区分:南方部隊航空部隊輸送部隊 17.04.10:軍隊区分:基地航空部隊輸送部隊 17.04.16:高雄〜04.21ケンダリー05.09〜05.14ダバオ 17.05.20:軍隊区分:基地航空部隊輸送部隊 17.05.27:ダバオ〜05.30セブ06.07〜06.11高雄 17.06.18:高雄〜06.18馬公06.19〜06.25大阪港外06.26〜06.27呉 17.06.25:監督官:海軍大佐 C水 柳太郎 17.06.28:吉田大佐 退船 17.07.02:清水大佐 着任 17.07.02:呉〜07.03大阪 17.07.04:株式會社大阪鐵工所本社造船所に入渠 17.07.11:氷見船長嘱託を解く 17.07.11:出渠 17.07.13:大阪〜07.14呉 17.08.03:出渠 17.08.05:呉〜08.06三池08.08〜08.08佐世保 17.08.--:船艙改装工事 17.08.20:佐世保〜08.22上海08.25〜08.29佐世保 17.08.30:船体一部改修 17.09.11:聯合艦隊電令作第282号:       海軍省輸送任務協力を解く、第四艦隊司令長官所定により設営資材人員の輸送に任ずべし 17.09.12:佐世保(第十六設営隊輸送)〜 17.09.20:(N07.45-E150.34)潜水艦の雷撃を受ける〜09.21トラック 17.09.22:トラック〜09.26ブイン泊地10.06〜10.10トラック10.15〜10.24横須賀 17.11.15:トラック〜 17.12.11:東京〜 17.12.30:軍隊区分:南東方面部隊 18.01.09:トラック〜01.20バリクパパン02.04〜02.19ルオット 18.02.14:軍隊区分:機密基地航空部隊命令作第19号:附属 18.02.21:ルオット〜02.21クエゼリン02.27〜クエゼリン 18.03.03:クエゼリン〜03.06ナウル03.10〜03.12マキン 18.03.14:軍隊区分:聯合艦隊電令作第503号:内南洋部隊 18.03.--:タラワ〜03.23マキン〜04.03東京 18.04.14:横須賀〜 18.05.11:(第5113船団)トラック〜05.16クエゼリン 18.05.21:クエゼリン〜05.21ルオット05.23〜  18.05.--:タラワ〜06.12呉(運送艦石廊」を曳航) 18.05.25:指揮官:海軍大佐 C水 柳太郎 18.06.18:呉〜06.21東京 18.07.01:東京市と東京府は廃止され東京都となる 18.07.02:横須賀〜 18.07.24:(第4723船団)トラック〜08.01横須賀 18.08.21:(第3821甲船団)横須賀〜08.30トラック 18.09.12:聯合艦隊信電令作第16号:      1.興津丸南東方面行大発艇十三隻其の他人員物件を搭載9月14日トラック発(船団加入)        ラバウルに輸送したる後トラックに帰投すべし      2.邀撃部隊指揮官は駆逐艦一隻をして第二海上護衛隊司令官の指揮を受け興津丸船団の警戒に        任ぜしむべし 18.09.14:(第1143船団)トラック〜09.19ラバウル 18.09.25:特設運送船拓南丸」に清水35t補給 18.09.27:(第2274船団)ラバウル〜      〜09.28 1300 特設運送船拓南丸」が主機故障し船団から分離〜      〜09.29 1200 特設運送船「拓南丸」が船団に復帰〜 〜09.30 0530 一般徴傭船辰浦丸」が主機故障し、「第十二號驅潜艇」と共に船団から分離〜      〜09.30 1200 一般徴傭船「辰浦丸」と「第十二號驅潜艇」が船団に復帰〜      〜10.02トラック 18.10.01:C水大佐横須賀鎮守府附被仰付 18.10.01:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(乙) 18.10.04:特設工作艦八海丸」に横付け:物件搭載:10.06完了 18.10.09:(第1092船団)トラック〜10.13ラバウル 18.10.25:(第2252船団)ラバウル〜10.29トラック 18.11.02:トラック〜11.05サイパン 18.11.10:サイパン〜11.15トラック 19.01.03:トラック〜01.04モートロック01.14〜トラック 19.01.--:海軍設営隊518名、軍属86名乗船 19.01.24:(日豐丸船団)トラック〜      〜01.25 2305 驅逐艦「涼風」被雷沈没〜      〜01.26 0900 右舷四番艙に被雷〜      〜01.26 1035 沈没
19.01.26:沈没 19.03.10:除籍:内令第427号 19.03.10:解傭
喪失場所:N09.24-E157.45 ポナペ島北方270km付近 喪失原因:米潜水艦Skipjack(SS-184)の雷撃

同型船

 東亞丸西阿丸南阿丸尾上丸

兵装

 要調査。

写真資料

 「海軍雑誌 海と空」 昭和14年12月号 海と空社
 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.6)
 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年9月号、昭和14年12月号
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 2000年11月号「日本商船隊の懐古 No.256」山田早苗
 雑誌「世界の艦船」海人社 2010年11月号「思い出の日本貨物船その171」
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.263)
 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.136)
 「播磨造船所50年史」 S35.11 株式会社播磨造船所(P.129)
 「日本郵船戦時戦史」S46.05 日本郵船株式会社
 「石川島技報」 S16.04 石川島技報編輯部
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.74)
 "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.120)

前の船へ ← 特設運送船(雑用船) → 次の船へ

Homeへ戻る