高崎・瑞鳳の艦歴
年 月 日:艦歴
09.11.05:命名:達第191号:特務艦「高崎」(タカサキ)
09.11.05:類別等級制定:内令第435号:種別:特務艦、類別:運送艦、艦型:劍埼型
09.11.05:本籍仮定:内令第436号:佐世保鎮守府
09.--.--:信号符字點付:達 号:JWMD
(09.11.30:信号符字點付:逓信省告示第3030号:JWMD)
10.06.20:起工
11.06.19:進水
11.06.19:本籍:内令第222号:佐世保鎮守府
11.06.19:艤装員長:海軍大佐 水崎 正次郎
11.10.07:艤装員長:海軍大佐 大塚 幹
11.12.01:艤装員長:海軍大佐 柿本 權一郎
12.12.01:艤装員長:海軍大佐 橋本 愛次
13.09.15:類別等級削除:内令第777号
13.09.15:内令第774号:軍艦と定めらる
13.09.15:本籍:内令第775号:佐世保鎮守府
13.09.15:類別等級制定:内令第776号:種別:軍艦、類別:潜水母艦、艦型:劍埼型
13.12.15:艤装員長:海軍大佐 中里 隆治
14.07.01:役務:内令第494号:第一豫備艦
14.09.01:中里大佐 補長良艦長
--.--.--:航空母艦への改造工事開始
15.04.24:艤装員長:海軍大佐 江口 松郎
15.10.15:艤装員長:海軍大佐 野元 為輝
15.12.15:類別等級改正:内令第967号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:なし
15.12.15:命名:達第306号:航空母艦「瑞鳳」(ズヰホウ)
15.12.15:本籍:内令第968号:佐世保鎮守府
15.12.15:艦長:海軍大佐 野元 為輝
15.12.27:竣工
15.12.27:役務:内令第1037号:警備艦
15.12.29:横須賀〜12.31佐世保
16.03.11:佐世保〜12連空の着艦訓練〜03.22佐世保
16.04.10:編制:聯合艦隊第一艦隊第三航空戦隊
16.04.21:佐世保〜佐伯方面にて訓練〜06.31横須賀
16.07.06:横須賀〜佐伯方面にて訓練〜08.28佐世保
16.09.01:戦時編制:聯合艦隊第一艦隊第三航空戦隊
16.09.20:艦長:海軍大佐 大林 末雄
16.10.12:佐世保〜10.14高雄11.06〜11.09佐世保
16.11.15:入渠
16.11.25:出渠
16.11.28:佐世保〜11.29柱島
16.12.01:信号符字改正:達第369号:JQIA
16.12.08:柱島〜12.13柱島
17.02.13:柱島〜02.14横須賀
17.02.17:横須賀〜第十一航空艦隊の零戦輸送〜02.22ダバオ
17.02.25:ダバオ〜03.02柱島
17.04.01:戦時編制:聯合艦隊第一艦隊
17.04.18:警戒部隊信電令第27号:
1.瑞鳳、三日月は攻撃機隊を以て本日夕刻迄外側哨区敵潜の掃蕩を行い明日主隊に合同する如く
行動すべし
17.04.18:呉〜本土東方の米機動部隊迎撃〜04.23呉
17.05.--:軍隊区分:MI攻略部隊主隊
17.05.29:呉〜ミッドウェー海戦〜
17.06.08:軍隊区分:機密北方部隊命令作第28号:第二機動部隊
〜アリューシャン攻略作戦支援〜06.24大湊
17.06.20:戦時編制:聯合艦隊第一航空艦隊第五航空戦隊
17.06.28:大湊〜07.13佐世保
17.07.10:軍隊区分:聯合艦隊電令作第179号(07.09附):機動部隊
17.07.14:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第一航空戦隊
17.07.25:官房機密第9282号:航空母艦消防装置増備の件訓令
部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.施行艦名
(イ)呉海軍工廠
翔鶴、瑞鶴、龍驤、飛鷹、隼鷹
(ロ)佐世保海軍工廠
瑞鳳
2.工事要領
(イ)翔鶴、瑞鶴、瑞鳳の上部格納庫周辺に環状消防主管を新設し之より格納庫及飛行甲板作業員控所
に支管を設け本艦装備の熱煙冷却ポンプを之に主用し格納庫の消防に適する如く装備するものとす
(ロ)軍需部供給のガソリン式消防ポンプを左の通搭載し其の吐出側を本艦固有の消防主管に連結する
ものとす
翔鶴、瑞鶴、飛鷹、隼鷹 各3台
龍驤、瑞鳳 各2台
(ハ)
(1)翔鶴、瑞鶴、瑞鳳の固有の消防主管と(イ)項に依る新設環状消防主管との間に交通管を設く
(2)飛鷹、隼鷹、龍驤の上部格納庫附近に環状消防主管を新設し之より格納庫及飛行甲板作業員控
所に支管を設け(ロ)項に依るガソリン式消防ポンプを之に主用し上部格納庫の消防に適する
如く装置するものとす
(3)飛鷹、隼鷹、龍驤の固有の消防主管と前項に依り新設の環状消防主管との間に交通管を設く
(ニ)上部格納庫及飛行機昇降室には夫々排水管を新設又は増備するものとす
尚詳細に関しては海軍艦政本部長をして直接関係海軍工廠長に通牒せしむ
3.完成期
瑞鳳は 昭和17年8月20日
其の他は昭和17年8月25日
4.費目
(以下省略)
17.07.31:官房機密第9540号:兵器供給の件訓令
佐世保海軍軍需部をして九一式魚雷改三(完備)12個を軍艦瑞鳳用として第三艦隊司令部に
供給せしむべし
17.08.25:佐世保〜08.26柱島
17.08.28:軍隊区分:機動部隊電令作第7号:第一航空戦隊に復帰
17.09.01:呉〜09.06トラック
17.09.10:トラック〜ソロモン方面〜09.23トラック
17.09.25:トラック〜09.29横須賀
17.10.01:横須賀〜六空輸送〜10.08トラック
17.10.11:トラック〜南太平洋海戦〜
〜10.26 0243 黎明索敵機(艦攻5機)発艦〜
〜10.26 0320 上空直衛機(艦戦3機)発艦〜
〜10.26 0515 上空直衛機(艦戦2機)発艦〜
〜10.26 0520 第一次攻撃隊制空隊(艦戦9機)発艦〜
〜10.26 0530 第一次攻撃隊触接機(艦攻1機)発艦〜
〜10.26 0612 発着甲板後部に被弾、艦載機発着不能〜
〜10.27 1800 驅逐艦「電」、同「磯波」が護衛に就く〜
〜10.28トラック
17.10.--:応急修理
17.11.02:トラック〜11.07佐世保
17.11.28:官房機密第14731号:航空母艦消防装置増備の件訓令
部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.施行艦名
(イ)横須賀工廠
翔鶴、冲鷹、大鳳
(ロ)呉工廠
瑞鶴、飛鷹、隼鷹、雲鷹、鳳翔
(ハ)佐世保工廠
瑞鳳、大鷹
2.工事要領
飛行機格納庫に技研式泡沫消火装置を装備するものとし其の詳細に関しては海軍艦政本部長をして
直接関係海軍工廠長に通牒せしむ
3.所要兵器
主管別 兵器名称 数量 記事
機 照明兵器及電路兵器 所要数 供給の上は其の旨通報を要す
飛 九二式高声電話機用兵器 同 砲より流用(供給の上は其の旨通報を要す)
飛 伝声管電鐘用諸兵器 同 同
4.完成期
時機を得次第成るべく速に
5.費目
(以下省略)
17.11.29:入渠修理
17.12.05:艦長:海軍大佐 山口 文次郎
17.12.05:大海指第171号:
聯合艦隊司令長官は内地所在母艦艦載機約一ヶ分隊を12月6日より約五日間の予定を以て九州西部に
派遣し作戦に関し佐世保鎮守府司令長官の指揮を承けしむべし
17.12.05:聯合艦隊電令作第407号:
第三艦隊司令長官は大海指第171号に依る作戦を実施すべし
17.12.05:機動部隊電令作第30号:
1.瑞鳳艦上戦闘機九機(指揮官を瑞鳳分隊数とす)は12月6日大村海軍航空隊に移動大村到着時以後
作戦に関し佐世保鎮守府司令長官の指揮を承くべし
派遣期間を約五日と予定す
2.鹿児島基地指揮官は右移動の際一部艦攻を以て人員物件を輸送すべし
17.12.06:佐世保鎮守府信電令作第113号:
佐世保航空隊司令は作戦に関し機動部隊電令作第30号に依る瑞鳳戦闘機九機(指揮官瑞鳳分隊長)を
併せ指揮し主として佐世保方面の防空に任ずべし
17.12.06:1530 零式艦上戦闘機9機大村着
17.12.06:官房機密第15066号:軍艦瑞鳳に仮称電波探信儀仮装備の件訓令
佐世保海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.工事要領
軍艦瑞鳳の二番探照燈同用管制器及関連通信装置を撤去し同昇降装置を一部改造の上之に仮称二號
電波探信儀一型を仮装備し旋回装置、電源装置、指揮通信装置其の他所要の諸装置を装備す
詳細に関しては要すれば海軍艦政本部長をして直接佐世保海軍工廠長に通牒せしむ
2.所要兵器
海軍艦政本部長をして直接佐世保海軍軍需部長に通牒せしむ
3.試験
左記試験を施行するものとし要すれば一部を海軍技術研究所に委託することを得
(1)対航空機探信能力
(2)装備の適否
(3)其の他必要と認むる事項
4.完成期
昭和17年12月20日迄
5.費目
(以下省略)
17.12.16:出渠
17.12.21:佐世保〜
〜12.21 1015 大立島の170度11浬に敵潜望鏡発見、砲撃9発〜
〜12.21柱島
18.01.18:岩国沖〜01.23トラック
18.01.31:トラック〜ガ島撤収作戦支援〜02.09トラック
18.02.09:軍隊区分:前進部隊電令作第140号:前進部隊本隊より除く
18.02.09:軍隊区分:聯合艦隊電令作第479号:機動部隊
18.02.18:飛行機隊(零式艦戦20機、九七艦攻8機)をカビエン、ウエワクに派遣
18.03.01:飛行機隊(九七艦攻8機)トラックに帰着
18.03.13:飛行機隊(零式艦戦)トラックに帰着
18.04.02:飛行機隊(零式艦戦21機)い號作戦に参加
18.04.17:い號作戦終了
18.05.03:トラック〜05.09佐世保
18.05.16:佐世保〜05.21横須賀05.31〜06.02佐世保
18.06.07:佐世保海軍工廠にて入渠
18.06.12:官房艦機密第2965号:艦船豫備舵取機及人力ポンプ新設の件訓令
部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし
記
1.工事要領
別途配給の豫備舵取機及人力ポンプを海軍艦政本部長をして直接関係海軍工廠長に指示する図面に
依り装備するものとす
2.実施場所及艦名
実施場所
横須賀海軍工廠 長門、陸奥、武藏、翔鶴、冲鷹、高雄、愛宕、摩耶、鳥海、大淀、秋津洲
呉海軍工廠 大和、瑞鶴、雲鷹、飛鷹、隼鷹、第一〇〇五番艦、千代田、葉、最上、鈴谷、
熊野、阿賀野
佐世保海軍工廠 金剛、瑞鳳、大鷹、千歳、妙高、那智、羽K
舞鶴海軍工廠 龍鳳、利根、筑摩
3.完成期
時機を得次第成るべく速に
4.費目
(以下省略)
18.06.15:出渠
18.06.18:佐世保〜06.18内海西部
18.07.05:艦長:海軍大佐 服部 勝二
18.07.09:呉〜軍需品輸送〜07.15トラック
18.09.19:聯合艦隊電令作第717号:
2.瑞鳳、第四驅逐隊(野分、舞風)は機動部隊に合流すべし(不取敢ブラウンに向う)
18.09.19:トラック〜09.21ブラウン09.23〜09.25トラック
18.09.25:類別等級改正:内令第1985号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:瑞鳳型
18.10.17:トラック〜10.19ブラウン10.23〜10.27トラック
18.11.02:飛行機隊はラバウルへ進出、ろ號作戦に参加
18.11.05:トラック〜11.10横須賀
18.11.07:聯合艦隊電令作第789号:
1.各部隊指揮官は左に依り指定の艦(隊)を以て輸送任務に従事せしむべし(兵力輸送要領)
(イ)瑞鳳、冲鷹、雲鷹、第七驅逐隊、第十驅逐隊(秋雲):
大海機密第021740番電及び同031512番電に依る輸送
(ハ)各群指揮官:先任艦長
18.11.16:横須賀〜11.21トラック11.30〜12.04横須賀
18.12.12:横須賀〜
〜12.13 驅逐艦「滿潮」が母島乾崎の305度8浬にて爆雷攻撃16個〜
〜12.17トラック
18.12.19:聯合艦隊電令作第864号:
2.機動部隊指揮官は瑞鳳、濱波を12月24日頃発横須賀に回航せしむべし(雲鷹同行)
3.第六驅逐隊(電、響)は瑞鳳艦長の指揮を受け同艦の警戒に任ぜしむべし
18.12.23:聯合艦隊電令作第870号:
3.各部隊指揮官は指定の各艦(隊)をして左の任務に従事せしむべし
(ハ)瑞鳳、雲鷹、第二十一驅逐隊:大海機密第131735番電によるトラック行輸送
18.12.24:トラック〜12.29横須賀
19.01.04:横須賀〜01.09トラック
19.01.15:聯合艦隊電令作第898号:
瑞鳳、雲鷹、第二十一驅逐隊はトラックに於ける作業終了せば第二水雷戦隊司令官の指揮を
受け横須賀に回航すべし
19.01.18:トラック〜
〜01.19 1043(N12.50-E146.23)航空母艦「雲鷹」被雷、 驅逐艦「若葉」と共に船団から分離先行〜
〜01.23横須賀
19.01.29:横須賀〜
〜01.30 0900 巡洋艦「高雄」解列〜
〜01.30 驅逐艦「玉波」が分離〜
〜02.03トラック
19.02.01:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第三航空戦隊
19.02.10:トラック〜
〜02.13 1500 驅逐艦「玉波」が分離〜
〜02.16呉
19.02.15:艦長:海軍大佐 杉浦 矩郎
19.02.22:相生へ回航、入渠
19.03.01:戦時編制:聯合艦隊第一機動艦隊第三艦隊第三航空戦隊
19.03.10:出渠
19.03.11:相生〜03.11呉
19.03.18:呉〜03.22横須賀
19.03.29:横須賀〜04.01大宮島04.03〜04.08呉
19.05.11:佐伯〜05.16タウイタウイ
19.06.11:1230 運送艦「鶴見」を横付け
19.06.13:タウイタウイ〜06.14ギマラス
19.06.15:ギマラス〜
〜06.19 マリアナ沖海戦〜
〜06.22中城湾
19.06.23:中城湾〜06.24柱島
19.07.22:柱島〜
〜07.24 九三一空の艦攻12機を搭載〜
〜07.26横須賀
19.07.30:横須賀〜父島まで第3729船団の対潜護衛〜08.04呉
19.08.02:軍隊区分:横鎮電令作第580号:乙直接護衛部隊より除く
19.08.19:入渠
19.08.28:出渠
19.08.30:呉〜内海西部
19.09.18:「伊號第百五十七號潜水艦」「呂號第百九潜水艦」による襲撃訓練(09.19まで)
19.10.01:大分〜
〜10.01 0830 旗蔬信号教練〜
〜10.01 1000 飛行機隊襲撃訓練〜
〜10.01 1037 応急操舵訓練〜
〜10.01 1341 応急舵曳航訓練〜
〜10.01八島(ハンドウ岩の156度5,300m)
19.10.06:八島〜
〜10.06 1229 応急舵曳航訓練〜
〜10.06大分(大分港西灯台の342度2,000m)
19.10.07:大分〜10.07日出(日出港島ノ山の153度1,600m)
19.10.08:日出〜10.08大分(大分港西灯台の342度2,000m)
19.10.11:大分〜
〜10.11 0830 旗蔬信号教練〜
〜10.11 0940 航空戦教練〜
〜10.11八島(ハンドウ岩の150度5,300m)
19.10.17:八島〜10.17徳山(蛇島の289度1,260m)
19.10.17:重油満載、生糧品搭載
19.10.17:徳山〜10.17大分(大分港西灯台の12度3,650m)
19.10.18:聯合艦隊電令作第360号:捷一号作戦発動
19.10.18:生糧品、貯糧品、酒保物品搭載
19.10.19:六五三空基地員乗艦
19.10.20:大分〜
〜10.20 0714 艦上戦闘機1機収容〜
〜10.20 0830 飛行機収容開始〜
〜10.20 0845 六五三空天山艦上攻撃機6機収容〜
〜10.20 0920 飛行機収容開始〜
〜10.20 0938 特別攻撃機4機収容〜
〜10.20 1031 飛行機全機収容〜
〜10.21 0705 艦上攻撃機3機発進索敵〜
〜10.22 0518 艦首に魚雷発見〜
〜10.22 0534 爆雷脅威投射〜
〜10.22 0857 天山2機発進対潜直衛〜
〜10.22 0958 天山2機収容〜
〜10.22 1315 巡洋艦「多摩」に曳航給油開始、1510終了〜
〜10.22 1540 驅逐艦「桐」に曳航給油開始、1815終了〜
〜10.23 0747 天山1機発進索敵〜
〜10.23 0807 艦攻1機収容〜
〜10.23 1005 天山1機発進対潜直衛〜
〜10.23 1635 天山2機収容〜
〜10.23 1713 爆雷脅威投射〜
〜10.24 0551 天山2機発進索敵〜
〜10.24 1115 攻撃隊用意〜
〜10.24 1150 戦闘旗掲揚〜
〜10.24 1152 攻撃隊発進(艦戦8、天山4、艦戦特2)
〜10.24 1210 故障の艦戦特1機収容〜
〜10.24 1235 爆雷脅威投射〜
〜10.24 1617 340度方向に敵機1機発見〜
〜10.24 1647 高角砲発砲〜
〜10.24 1649 全戦闘機第一待機〜
〜10.25 0607 艦上戦闘機1機発進〜
〜10.25 0626 天山1機収容〜
〜10.25 0740 対空戦闘容易〜
〜10.25 0813 戦闘旗掲揚〜
〜10.25 0825 打方始む〜
〜10.25 0835 発着甲板後部に爆弾命中、同後端に爆弾命中(不発)、爆弾庫に注水開始〜
〜10.25 0836 後部至近弾〜
〜10.25 0838 右艦首至近弾、左艦首至近弾〜
〜10.25 0837 直接操舵に切換え〜
〜10.25 0844 下部格納庫大火災となる〜
〜10.25 0849 前部操舵所に切換え〜
〜10.25 0856 上下部格納庫鎮火〜
〜10.25 1103 打方始む〜
〜10.25 1317 羅針艦橋前端直下に魚雷命中〜
〜10.25 1318 後部昇降機に爆弾命中〜
〜10.25 1330 至近弾7発、右舷後部に魚雷命中、170番ビーム附近舷側より爆弾命中〜
〜10.25 1334 人力操舵とす〜
〜10.25 1350 二号缶浸水、使用不能〜
〜10.25 1405 航行不能〜
〜10.25 1510 軍艦旗降下、総員退去発令〜
〜10.25 1526 沈没
19.10.25:沈没
19.12.20:類別等級削除:内令第---号
19.12.20:除籍:内令第1369号
喪失場所:N19.20-E125.51 エンガノ岬北方
喪失原因:米航空母艦Essex(CV-9)、Franklin(CV-13)、Lexington(CV-16)、Enterprise(CV-6)
及びSan Jacinto(CVL-30) 艦載機による攻撃
同型艦
劍埼(鳳)。
兵装
(運送艦・潜水母艦時)
四十口径八九式十二糎七二聯装高角砲2基、
九四式水上偵察機3機。
(航空母艦時)
四十口径八九式十二糎七二聯装高角砲4基、九六式二十五粍二聯装機銃4基
(19.05現在)
四十口径八九式十二糎七二聯装高角砲4基、
九六式二十五粍三聯装機銃10基、同単装機銃12基、
二号一型電波探信儀1基。
(19.--.--)
九六式二十五粍単装機銃4基追加。
(19.07.10)
四十口径八九式十二糎七二聯装高角砲4基、
九六式二十五粍三聯装機銃10基、同二聯装機銃4基、同単装機銃30基(内橇式2基)、
二号一型電波探信儀1基、一号三型電波探信儀1基。
(最終時:推定)
四十口径八九式十二糎七二聯装高角砲4基、十二糎二十八聯装噴進砲6基、
九六式二十五粍三聯装機銃10基、同二聯装機銃4基、同単装機銃26基(内橇式2基)、
二号一型電波探信儀1基、一号三型電波探信儀1基。
* 最終時の兵装については次に依り推定
1. 戦闘詳報の被害図により高角砲4基、三聯装機銃10基、噴進砲6基を確認。
2. 戦闘詳報に「64銃」の記載があり単装26(=64-3*10-2*4)基と推定。
3. 「日本空母物語」福井静夫著作集第七巻に昭和19年7月10日調査の図があり、上記被害図の
噴進砲装備位置に単装機銃が配置されていることから、噴進砲装備に伴い二聯装機銃ではなく
単装機銃4基を減じたと推定。
【航空機関連】
(定数:16.12.01)
艦上戦闘機16機、艦上攻撃機12機。
(定数:17.02.01)
艦上戦闘機12機、艦上攻撃機12機。
(定数:17.07.01)
艦上戦闘機12機、艦上攻撃機6機。
(定数:17.08.01)
艦上戦闘機21機、艦上攻撃機6機。
(最終時)
艦上戦闘機8機、爆装艦上戦闘機4機、天山艦上攻撃機6機。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 1968年4月号「思い出の日本軍艦」(P.19)
雑誌「世界の艦船」海人社 1994年5月号別冊「日本航空母艦史」(P.75)
雑誌「世界の艦船」海人社 2011年1月号増刊「日本航空母艦史」(P.54-55)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.38 「日本の空母II」 (P.5-9)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.129「戦時中の日本の空母I」 (P.44)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.130「戦時中の日本の空母II」 (P.45)
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.131「戦時中の日本の空母III」(P.34-35)
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2729,2730)
「海軍艦艇史3」 潟xストセラーズ S57.04 福井静夫 (3233,3260-3269,3654-3660)
「日本海軍艦艇写真集 航空母艦・水上機母艦」ダイヤモンド社 H17.06 呉市海事歴史科学館(P.92-95)
「日本海軍艦艇写真集 巡洋艦」 ダイヤモンド社 H17.08 呉市海事歴史科学館(P.203)
「日本海軍艦艇写真集 潜水艦・潜水母艦」 ダイヤモンド社 H17.12 呉市海事歴史科学館(P.183)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 95470,95471
前の艦へ ← 運送艦 → 次の艦へ
前の艦へ ← 潜水母艦 → 次の艦へ
前の艦へ ← 航空母艦 → 次の艦へ
Homeへ戻る