特殊油槽船特殊油槽船について油槽船の不足により逼迫する石油事情に対応するためTE型と称する被曳航油槽船を建造することになり、昭和18年までに50隻が完成しました。これらは宮地鉄工、横河橋梁、松尾橋梁東京・大阪、長谷鉄工、帝國造船、蓬莱造船、日本橋梁、田中車輛、津守造機、木南車輛、自念組造船及び日立神奈川造船で建造され、新たに設立された南方油槽船株式會社が運航しました。海軍では24隻以上を徴傭しており、戦時日誌等で「特二〇號」などと書かれているのがこれらの特殊油槽船です。 特殊油槽船の諸元全長:60.000m、幅:6.760m、深さ:6.760m、満載吃水:6.000m、満載排水量:1,640t、重油搭載量:1.335m3、計画曳航速力:8kt、船殻は全容接構造。 特殊油槽船の船歴下の各船の画像または船名をクリックして下さい。
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