須磨の浦丸の船歴
年 月 日:船歴
14.05.20:起工
14.12.26:進水、命名:須磨の浦丸
15.05.31:竣工
15.05.--:新規登録
15.05.31:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:931
15.--.--:北海道・樺太〜京浜・清水(石炭輸送)
15.11.--:塔路(時化のため1ヶ月近く留まる)〜東京
〜呉〜大阪
15.11.20:傭船契約
15.11.28:徴傭
15.12.16:入籍:内令第980号:特設急設網艦、舞鶴鎮守府所管
15.12.16:艦長:海軍大佐 樋口 通達
15.12.16:浪速船渠にて艤装工事開始
16.01.14:浪速船渠にて艤装工事完了
16.01.15:艦隊編制:聯合艦隊第二艦隊第二根據地隊
16.02.--:徳島県橘湾にて訓練及び整備
16.02.中:聯合艦隊の演習に参加
16.03.24:佐世保〜昭和十六年特別大演習〜04.03橘湾
16.--.--:内地にて訓練
16.04.10:艦隊編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊
16.06.10:佐世保〜南支方面(上海・海南島)にて沿岸警備〜07.07高雄
16.07.11:高雄〜南支方面(上海・海南島)にて沿岸警備〜
〜西貢〜仏印各港の警戒〜〜08.29舞鶴
16.09.01:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊
16.09.01:〜大阪
16.09.01:艦長:海軍大佐 澁谷 週作
16.09.01:浪速船渠に入渠
16.09.下:出渠〜長崎県千々石湾にて訓練
16.10.--:〜佐世保〜台湾
16.12.01:傭船契約更改
16.12.04:中城湾〜基隆
16.12.--:軍隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第三護衛隊
16.12.17:(第三輸送船隊護衛)基隆〜
〜12.21 0700 第一、第二護衛隊に合同〜
〜12.22リンガエン湾
16.12.22:警備・防備施設設置
16.12.17:基隆〜12.22リンガエン湾
16.12.25:リンガエン湾〜(ピガン基地の水上機部隊の基地要員と兵器資材輸送)〜12.26高雄〜
〜馬公(機雷、爆雷搭載)〜01.09マララグ
17.01.--:(タラカン攻略作戦)マララグ〜01.13タラカン
17.01.15:官房機密第520号:測距儀装備の件訓令
17.01.20:0750 「第三十七號哨戒艇」が横付け、真水供給
1039 「第三十七號哨戒艇」が横付離す
17.01.21:軍隊区分:機密蘭印部隊第一護衛隊命令作第3号(01.18附):輸送船隊
輸送船隊区分:第一分隊(8)
17.01.21:(バリクパパン攻略作戦)タラカン〜
〜01.22 1800 別動隊(海風、江風、はばな丸、漢口丸)が分離先行〜
〜01.23 1615 特設運送船「南阿丸」が至近弾により損傷〜
〜01.23 1625 特設運送船「辰~丸」が被弾〜
〜01.23 1746 特設運送船「南阿丸」が被弾〜
〜01.23 1855 特設運送船「南阿丸」総員退船〜
〜01.23 2034 第二驅逐隊(村雨、五月雨)、第十一掃海隊が泊地掃海開始〜
〜01.23 2214 泊地掃海終了〜
〜01.23バリクパパン
17.01.24:揚陸
0432 雷撃を受け轟沈
17.01.24:沈没
17.02.05:除籍:内令第226号
17.02.05:解傭:兵備三機密第17号の4の31
喪失場所:N00.10-E118.00 バリクパパン港外
喪失原因:米驅逐艦Parrott(DD-218)の雷撃(バリクパパンの夜戦)
同型船
興東丸、興西丸、永jロ、太jロ、田子の浦丸、志賀の浦丸、玉島丸。
兵装
(開戦時の標準兵装)
十二糎単装砲4門、七粍七機銃2基、防潜網24組、機雷。
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和15年2月号
「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.211)
「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所 (P.57)
「日本郵船戦時戦史下巻」S46.05 日本郵船株式会社(P.581)
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