すらばや丸の船歴
年 月 日:船歴
--.--.--:起工
T07.11.30:進水、命名:すらばや丸
T07.12.30:竣工
T08.01.--:新規登録:登録総噸数:4,386、登録純噸数:2,730
T08.01.07:登録検査、船級:LR ✠100A1
T09.05.04:変更登録:登録総噸数:4,391、登録純噸数:2,728
T12.--.--:神戸にて第一次第一種定期検査
02.--.--:大阪にて第一次第二種定期検査
06.10.--:大阪にて第一次第三種定期検査
06.10.10:変更登録:登録純噸数:2,722
09.--.--:大阪にて第二次第一種定期検査
--.--.--:(西貢・盤谷線に就航、以下の動静はすべて出帆表による予定)
12.02.08:神戸〜02.09門司02.09〜01.22盤谷〜神戸
12,06.20:横浜〜神戸06.25〜06.26門司06.26〜海防〜西貢〜07.15盤谷〜横浜
12.08.18:横浜〜神戸08.25〜08.26門司08.26〜海防〜西貢〜09.14盤谷〜横浜
13.12.16:大阪にて第一次第二種定期検査査
15.01.28:中間検査
16.--.--:徴傭:陸軍
16.09.05:病院船衛生第五九班(曉第六七八二部隊)乗船
16.09.13:門司〜青島
16.09.--:病院船衛生第五九班(曉第六七八二部隊)退船
16.09.--:病院船衛生第六〇班(曉第六七八三部隊)乗船
16.09.25:患者242名収容
16.09.25:青島〜09.27門司〜宇品
16.09.28:患者242名揚陸
16.--.--:病院船衛生第六〇班(曉第六七八三部隊)退船
16.10.12:宇品〜10.14上海10.18〜10.18南京10.20〜10.21上海10.25〜10.27門司
16.10.29:大阪〜10.30上海11.04〜11.05南京11.05〜11.06上海11.13〜11.15神戸
16.11.18:門司〜11.22上海11.23〜11.26宇品
16.12.05:門司〜12.12上海12.12〜12.12南京12.13〜12.13上海
16.12.22:上海〜12.26西貢
16.12.27:西貢〜12.31香港01.19〜01.21宇品
17.01.25:門司〜02.04南京02.05〜02.11坂出
17.02.11:坂出〜02.12呉淞02.18〜02.20宇品
17.02.21:宇品〜02.21釜山02.23〜02.26宇品
17.02.27:門司〜02.27釜山02.27〜03.01宇品
17.03.02:宇品〜03.05上海03.06〜03.07宇品
17.03.14:門司〜03.18上海03.20〜03.23大阪
17.03.25:宇品〜04.02大連04.03〜04.07宇品
17.04.08:宇品〜04.10釜山04.10〜04.12宇品
17.04.13:宇品〜04.17釜山04.17〜04.19宇品
17.04.21:門司〜04.23釜山04.24〜04.26宇品
17.04.28:宇品〜05.02大連05.04〜05.09神戸
17.05.11:宇品〜05.16釜山05.18〜05.20宇品
17.05.22:船舶輸送司令部参電第2439号其の1、2:
上海向け第七十師団兵其の他の輸送左の通実施致すに付護衛に関し何分の配慮あり度
南京丸800名9節、宇品丸800名9節、六甲丸660名10節、百合丸1,800名10節、幸喜丸1,600名9節、
すらばや丸870名10節計6,600名、船団速力9節以上5月23日宇品乗船25日門司出港の予定
17.05.23:宇品〜門司05.25〜05.25唐津湾05.25〜05.28上海
17.05.29:上海〜06.02宇品
17.07.26:佐世保鎮守府信電令作第79号:
左記に依り陸軍輸送船団五隻(上海行軍隊輸送)の護衛を実施すべし
1.直接護衛
(イ)護衛艦 河北丸、燕
(ロ)護衛指揮官 河北丸艦長
(ハ)輸送船 水戸丸、すらばや丸、六甲丸、ぱしふいつく丸、咸鏡丸、速力10節
(ニ)集合地 7月30日0900伊万里発
(ホ)出発 1300頃
(ヘ)伊万里より上海迄直航
(ト)呉淞入港予定 8月1日夕刻
(チ)其の他指揮官所定
2.佐世保海軍航空隊司令は適宜飛行機を派遣右護衛に協力すべし
17.07.27:佐鎮機密第62番電:
1.佐世保鎮守府信電令作第79号中の護衛艦に鷗を追加せらる
2.鷗は概ね白瀬灯台より馬鞍群島附近迄の直接護衛に任ぜしめられ度
17.07.27:宇品〜伊万里
17.07.30:(輸送船団)伊万里〜08.01呉淞沖
17.08.--:呉淞沖〜08.02上海
17.08.03:上海〜08.07南京08.08〜08.11門司
17.08.18:宇品〜08.26上海08.31〜09.06広畑
17.09.10:宇品〜09.16上海09.18〜09.22六連
17.10.06:門司〜10.11高雄
17.10.19:高雄〜10.20馬公10.20〜10.23マニラ
17.10.24:マニラ〜11.04ラバウル
17.11.25:ラバウル〜12.01パラオ
17.12.05:パラオ〜12.12高雄
17.12.13:大海機密第131306番電:
12月21日頃上海よりトラック方面に向け明兵團(第六師団)の海上輸送を実施せらるる予定に付
之が護衛に関し手配あり度
輸送計画の細項は上海方面特別根據地隊司令部と第二船舶輸送司令部に於て直接連絡のことに
打合あり 予定使用船舶左の通
第一眞盛丸(JIUD)、はばな丸(JHCD)、妙法丸(JGAM)、染殿丸(JYND)、wm丸(JTHD)、旭盛丸(JDCM)、
~愛丸(JTGB)、乾坤丸(JGGJ)、マカツサ丸(JNVD)、すらばや丸(JHQD)、大井川丸(JPDO)、
帝洋丸(JQAO)、太平丸(JCJC)、賀茂丸(JKOB)、帝龍丸(JQQO)
機密保持上本輸送を「六號輸送」と匿称す
17.12.15:上海方面根據地隊機密第151853番電:
大海機密第131306番電に依る船団輸送に関し陸軍側と連絡の都合あり貴隊対潜直衛艦(
対潜直衛艦、対潜直衛の受継点及寄港地等)至急知らされ度
当隊対潜直衛艦及船団行動概要其の他左の通
1.船団区分
(イ)第一船団(先遣部隊乗船)
~愛丸、第一眞盛丸、旭盛丸、乾坤丸、妙法丸
(ロ)第二船団(師団幹部其の他乗船)
大井川丸、太平丸、帝洋丸、賀茂丸、明宇丸
(ハ)第三船団(後続部隊乗船)
日帝丸、帝龍丸、すらばや丸、マカツサ丸、盤谷丸、染殿丸
2.上海発航予定期日
第一、第二船団共 12月21日
第三船団 12月25日
3.船団速力各約10節
各船はトラック迄途中補給を要せず
4.当隊は第一、第二船団に対しては蓮、栗、第三船団に対しては栂を以て馬公又は南西列島線附近迄
直接対潜直衛の予定
17.12.15:高雄〜12.18上海
17.12.25:(六號輸送第三船団)上海〜12.28馬公01.02〜01.05パラオ01.10〜01.15トラック
18.01.19:(六號輸送船団C)トラック〜エレベンタ向け航行
18.01.20:沈没
18.01.20:解傭
喪失場所:N03.24-E154.13 モートロック諸島サタワン島南南東220km附近
喪失原因:米潜水艦Silversidess(SS-236)の雷撃
同型船
(jロ型)
jロ、大和丸、いんだす丸、天幸丸、明宙丸、明光丸、がんじす丸、ばたびや丸、
War Maid、East Port、平仁丸、平南丸、平明丸、英國丸、平陽丸。
兵装
要調査。
写真資料
雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.87)
「大阪商船株式會社五十年史」 S09.06 大阪商船株式會社(P.286)
「商船三井 船舶史 1884-2010」 H22.12 木津重俊
「海」大阪商船株式會社 昭和11年12月号
図面資料
"Lloyd's Register Foundation-Heritage & Education Centre", Unique reference code:-
LRF-PUN-W1350-0191-P
LRF-PUN-W1350-0192-P
LRF-PUN-W1350-0193-P
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