妙法丸の船歴
年 月 日:船歴
13.08.18:起工
14.02.03:進水、命名:妙法丸
14.04.01:竣工
14.03.--:新規登録:所有者:日本郵船株式會社
14.04.01:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:820
14.04.01:船舶検査証書交付
14.09.14:所有権移転登記:東亞海運株式會社
14.09.20:変更登録:所有者:東亞海運株式會社
15.05.--:中間検査
16.06.26:中間検査
16.10.15:徴傭:陸軍
16.10.15:高雄〜10.17海口11.01〜11.17高雄
16.11.26:神戸〜カムラン湾
16.11.28:輸送船隊区分:第七分隊(船番号:2)
16.12.13:(ミリ、セリヤ攻略作戦)カムラン湾〜12.15ミリ
16.12.--:川口支隊揚陸
16.12.22:ミリ〜01.05カムラン01.06〜01.10ミリ
17.01.11:ミリ〜01.20ブライト〜02.01ラブアン02.08〜02.18ミリ
17.--.--:ミリ〜ブライト〜03.05高雄
17.03.06:高雄〜03.09基隆03.10〜03.13門司
17.03.22:門司〜03.25高雄
17.04.01:高雄〜04.09西貢
17.04.11:西貢〜04.11聖雀〜05.30ムントク05.31〜05.31昭南
17.05.31:昭南〜コーシチャン〜06.27盤谷
17.06.28:盤谷〜06.29コーシチャン06.30〜07.08昭南
17.07.19:昭南〜07.30蘭貢08.08〜ポートセッテンハム〜08.29昭南
17.08.30:昭南〜09.02スラバヤ09.08〜09.25昭南
17.09.27:昭南〜ビンタン〜10.17聖雀
17.10.18:聖雀〜
〜10.25 0815(N22.21-E120.12)雷撃を受けるが被害なし〜
〜10.25高雄
17.10.26:高雄〜10.29上海
17.11.03:上海〜11.07門司
17.12.01:中間検査
17.12.11:門司〜12.14上海
17.12.13:大海機密第131306番電:
12月21日頃上海よりトラック方面に向け明兵團(第六師団)の海上輸送を実施せらるる予定に付
之が護衛に関し手配あり度
輸送計画の細項は上海方面特別根據地隊司令部と第二船舶輸送司令部に於て直接連絡のことに
打合あり 予定使用船舶左の通
第一眞盛丸(JIUD)、はばな丸(JHCD)、妙法丸(JGAM)、染殿丸(JYND)、wm丸(JTHD)、旭盛丸(JDCM)、
~愛丸(JTGB)、乾坤丸(JGGJ)、マカツサ丸(JNVD)、すらばや丸(JHQD)、大井川丸(JPDO)、
帝洋丸(JQAO)、太平丸(JCJC)、賀茂丸(JKOB)、帝龍丸(JQQO)
機密保持上本輸送を「六號輸送」と匿称す
17.12.15:上海方面根據地隊機密第151853番電:
大海機密第131306番電に依る船団輸送に関し陸軍側と連絡の都合あり貴隊対潜直衛艦(
対潜直衛艦、対潜直衛の受継点及寄港地等)至急知らされ度
当隊対潜直衛艦及船団行動概要其の他左の通
1.船団区分
(イ)第一船団(先遣部隊乗船)
~愛丸、第一眞盛丸、旭盛丸、乾坤丸、妙法丸
(ロ)第二船団(師団幹部其の他乗船)
大井川丸、太平丸、帝洋丸、賀茂丸、明宇丸
(ハ)第三船団(後続部隊乗船)
日帝丸、帝龍丸、すらばや丸、マカツサ丸、盤谷丸、染殿丸
2.上海発航予定期日
第一、第二船団共 12月21日
第三船団 12月25日
3.船団速力各約10節
各船はトラック迄途中補給を要せず
4.当隊は第一、第二船団に対しては蓮、栗、第三船団に対しては栂を以て馬公又は南西列島線附近迄
直接対潜直衛の予定
17.12.21:(六號輸送第一船団)呉淞〜12.24馬公〜01.01パラオ01.06〜01.11トラック
18.01.15:(六號輸送船団A)トラック〜
〜01.19 1514 被雷〜
〜01.20 未明 沈没
18.01.20:沈没
18.01.19:解傭
喪失場所:S05.36-E156.15 ブーゲンビル島ブイン北北東170km附近
喪失原因:米潜水艦Swordfish(SS-193)の雷撃
同型船
妙見丸、妙義丸、妙高丸、黄浦丸。
兵装
要調査。
写真資料
雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年3月号、5月号
雑誌「船の科学」船舶技術協会 1995年4月号「日本商船隊の懐古 No.189」山田早苗
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