第十二驅逐艦・第十二號驅逐艦・夕顔・第四十六號哨戒艇の艦歴
年 月 日：艦歴
T10.10.12：命名：達第190号：「第十二驅逐艦」
T11.01.24：信号符字點付：達第14号：GQXV
T11.05.15：起工
T11.08.24：類別等級制定：達第154号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：二等
T11.08.24：本籍仮定：内令第283号：呉鎮守府
T12.04.14：進水
T12.04.14：艤装員事務所を東京石川島造船所内に設置し事務を開始
T13.03.20：艤装員長：海軍少佐 丸山 良雄
T13.04.24：類別等級改正：改名：達第49号：「第十二號驅逐艦」
T13.05.--：東京～05.03品川沖05.31～05.31横須賀
T13.05.31：竣工、艤装員事務所を撤去
T13.05.31：本籍：内令第145号：呉鎮守府、役務：第一豫備驅逐艦
T13.05.31：驅逐艦長：海軍少佐 丸山 良雄
T13.06.07：横須賀～06.08呉
T13.06.15：艦隊編制：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第十六驅逐隊
T13.06.15：驅逐隊編制：内令第160号：第十六驅逐隊、所属：第一艦隊
T13.06.19：呉～06.19別府06.20～06.20呉
T13.07.03：呉～07.05寺島水道07.07～07.07佐世保07.10～07.10呉
T13.07.16：呉～07.16佐伯
T13.08.08：佐伯～08.08別府08.16～08.16呉
T13.08.22：呉～08.22佐伯～08.25横須賀
T13.09.04：横須賀～09.04館山09.08～09.08横須賀
T13.09.14：横須賀～09.16佐伯09.21～09.21呉
T13.09.30：呉～09.30由宇～徳山10.08～10.20佐世保
T13.10.24：佐世保～10.25呉
T13.11.10：驅逐艦長：海軍大尉 德富 太多雄
T13.12.01：艦隊編制：内令第294号：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第十六驅逐隊
T13.12.01：艦隊編制：内令第295号：第一艦隊及第二艦隊を以て聯合艦隊を編成
T13.12.01：驅逐隊編制：内令第296号：第十六驅逐隊、所属：第一艦隊
T13.12.01：驅逐艦長：海軍少佐 德富 太多雄
T14.02.03：三田尻～02.04由宇沖02.15～02.15呉
T14.02.20：呉～02.20由宇沖02.27～02.27安下庄03.01～03.01三津浜03.03～03.03由宇03.10～
～03.10大三島03.12～03.12呉
T14.03.21：呉～03.21安下庄03.22～03.23佐世保03.30～04.02秦皇島04.05～04.05旅順04.09～
～04.09大連04.14～04.16仁川04.21～04.23佐世保04.23～04.24呉
T14.05.28：呉～05.29伊勢湾～06.25阿漕浦06.27～06.29佐伯湾06.30～06.30佐伯～07.01呉
T14.07.05：呉～07.05徳山07.08～07.08佐伯～08.07呉
T14.08.16：呉～08.16徳山08.17～08.18油谷湾08.19～08.22舞鶴08.27～08.27宮津～
～08.30直江津09.01～大湊
T14.09.09：大湊～09.09青森09.11～09.11函館09.14～09.16横須賀
T14.10.01：横須賀～10.02伊勢湾～10.13横須賀
T14.10.16：横須賀～10.17大阪10.17～10.18呉
T14.12.01：驅逐隊編制：内令第319号：第十六驅逐隊、所属：－
T14.12.01：役務：内令第321号：第二豫備驅逐艦
T14.12.01：驅逐艦長：海軍少佐 中原 達平
T15.11.01：役務：内令第226号：第一豫備驅逐艦
T15.11.01：驅逐艦長：海軍少佐 平塚 四郎
T15.11.29：艦艇類別等級制定：内令第238号：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：二等、艦型：第二號型
T15.12.01：艦隊編制：内令第264号：第一遣外艦隊附属第十六驅逐隊
T15.12.01：驅逐隊編制：内令第265号：第十六驅逐隊、所属：第一遣外艦隊
02.07.01：艦隊編制：内令第224号：第一遣外艦隊から除く
02.07.01：艦隊編制：内令第224号：第二遣外艦隊附属第十六驅逐隊
02.12.01：艦隊編制：内令第384号：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第十六驅逐隊
02.12.01：驅逐隊編制：内令第385号：第十六驅逐隊、所属：第一艦隊
03.08.01：改名：達第80号（06.20附）：驅逐艦「夕顔」（ユフガホ）
03.08.01：類別等級改正：内令第160号（06.20附）：種別：驅逐艦、類別：驅逐艦、等級：二等、艦型：若竹型
03.08.01：驅逐隊編制：内令第201号：第十六驅逐隊、所属：第一艦隊
03.11.01：内令第307号：大礼特別観艦式参列艦
03.12.10：艦隊編制：内令第349号：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第十六驅逐隊
03.12.10：驅逐隊編制：内令第350号：第十六驅逐隊、所属：第一艦隊
04.11.01：驅逐艦長：海軍大尉 有賀 幸作
04.11.30：艦隊編制：内令第375号：聯合艦隊第一艦隊第一水雷戦隊第十六驅逐隊
04.11.30：驅逐隊編制：内令第276号：第十六驅逐隊、所属：第一艦隊
04.12.01：驅逐艦長：海軍少佐 有賀 幸作
05.06.25：驅逐隊編制：内令第149号：第十六驅逐隊から除く
05.06.25：役務：内令第150号：第二豫備驅逐艦
05.12.01：驅逐艦長：海軍大尉 天谷 嘉重
06.10.15：驅逐艦長：海軍少佐 石畑 四郎
06.11.01：役務：内令第196号：第一豫備驅逐艦
06.12.01：驅逐隊編制：内令第215号：第十四驅逐隊、所属：舞鶴要港部
06.12.01：役務：内令第217号：警備兼練習驅逐艦
練習のことに関しては海軍機關學校長の指揮を受けしめらる
07.12.01：驅逐隊編制：内令第373号：第十四驅逐隊、所属：舞鶴要港部
07.12.01：驅逐艦長：海軍大尉 西川 一男
08.10.18：信号符字改正：達127号：JZVA
08.11.15：驅逐隊編制：内令第352号：第十四驅逐隊、所属：舞鶴要港部
08.11.15：驅逐艦長：海軍少佐 西川 一男
09.01.15：驅逐艦長：海軍少佐 磯久 研麿
09.11.15：驅逐隊編制：内令第477号：第十四驅逐隊、所属：－
09.11.15：役務：内令第480号：第四豫備驅逐艦
09.11.15：驅逐艦長：海軍少佐 鈴木 正明
10.07.01：役務：内令第264号：第二豫備驅逐艦
10.10.15：役務：内令第399号：第一豫備驅逐艦
10.10.31：驅逐艦長：海軍大尉 安並 正俊
10.11.15：驅逐隊編制：内令第459号：第十四驅逐隊から除く
10.11.15：役務：内令第461号：第四豫備驅逐艦
11.07.21：驅逐艦長：海軍少佐 大石 新一
11.12.01：驅逐艦長：欠員
15.04.01：類別等級削除：内令第195号
15.04.01：除籍：内令第192号
15.04.01：命名：達第72号：「第四十六號哨戒艇」
15.04.01：類別等級制定：内令第197号：種別：特務艇、類別：哨戒艇、艦型：なし
15.04.01：本籍仮定：内令第198号：呉鎮守府
15.06.11：信号符字改正：達第116号：JZNA
15.08.01：内令第493号：所属：佐伯防備隊、本籍：呉鎮守府
15.11.15：戦時編制：呉鎮守府部隊呉防備戦隊佐伯防備隊
15.11.15：内令第822号：所属：佐伯防備隊、本籍：呉鎮守府
--.--.--：特務艇長：海軍豫備大尉 松島 稔
16.11.22：特務艇長：海軍豫備中尉 岸本 信一
16.11.24：岸本豫備中尉着任
16.12.01：信号符字改正：達第369号：JJMQ
16.12.10：内令第1621号：所属：佐伯防備隊、本籍：呉鎮守府
16.12.--：軍隊区分：機雷科特務艇隊哨戒艇隊
16.12.20：佐伯～豊後水道にて哨戒、航行管制～12.23佐伯
16.12.24：特務艇長：海軍豫備大尉 横田 德次郎
16.12.25：佐伯～伊予灘にて対潜掃蕩～12.31佐伯
17.01.03：佐伯～哨戒～01.04佐伯
17.01.05：特務艇長：海軍豫備中尉 岸本 信一
17.01.07：機密呉防戦作戦命令第11号：作戦に関し第十三驅逐隊司令の指揮を承くべし
17.01.07：佐伯～哨戒～01.07福浦
17.01.08：福浦～哨戒～01.09福浦
17.01.10：福浦～哨戒～01.11宿毛
17.01.13：宿毛～哨戒～01.13宿毛
17.01.14：宿毛～哨戒～01.15佐伯
17.01.17：佐伯～哨戒～01.18宿毛
17.01.19：宿毛～哨戒～01.19宿毛
17.01.21：宿毛～01.21佐伯
17.01.22：佐伯～哨戒～01.23佐伯
17.01.25：佐伯～哨戒～01.26宿毛
17.01.28：宿毛～哨戒～01.29佐伯
17.01.30：佐伯防備隊電令作第22号：２月１日以降第十三驅逐隊司令の区処下に入る
17.01.31：佐伯～哨戒～02.01宿毛
17.02.03：宿毛～哨戒～02.04佐伯
17.02.06：佐伯～哨戒～02.07宿毛
17.02.08：宿毛～哨戒～02.08宿毛
17.02.10：宿毛～哨戒～02.11佐伯
17.02.11：呉防戦信令第91号：
佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇を呉に派遣し修理を行わしむべし
17.02.12：機密佐伯防備隊命令第10号：昭和17年度佐伯防備隊第１回教練運動及び第１回教練応急
17.02.14：佐伯～02.14呉
17.02.27：呉～02.27佐伯
17.02.28：佐伯～哨戒～03.01宿毛
17.03.04：宿毛～哨戒～03.05佐伯
17.03.07：佐伯～哨戒～03.07宿毛
17.03.08：宿毛～哨戒～03.09宿毛
17.03.10：宿毛～哨戒～03.12佐伯
17.03.15：佐伯～哨戒～03.15佐伯
17.03.16：特務艇長：海軍豫備大尉 岸本 信一
17.03.18：佐伯～哨戒～03.18佐伯
17.03.19：佐伯～哨戒～03.20油津
17.03.20：油津～哨戒～03.21須崎
17.03.22：須崎～03.22佐伯
17.03.24：佐伯～護衛～03.25佐伯
17.03.26：佐伯～機銃射撃～03.26杵築
17.03.27：杵築～射撃～03.27杵築
17.03.28：杵築～03.28佐伯
17.03.30：佐伯～03.31宿毛
17.04.01：宿毛～掃海～04.01宿毛
17.04.02：宿毛～哨戒～04.03佐伯
17.04.05：佐伯～哨戒掃蕩～04.05宿毛
17.04.08：宿毛～哨戒掃蕩～04.09佐伯
17.04.10：内令第655号：所属：佐伯防備隊、本籍：呉鎮守府
17.04.10：佐伯～哨戒掃蕩～04.10名護屋
17.04.11：呉防備戦隊電令作第19号：
佐伯防備隊司令は哨戒艇をしてＢ０、Ｃ０哨区の敵潜水艦の掃蕩を行はしむべし
17.04.11：佐伯防備隊電令作第32号：
第三十一號哨戒艇長は第四十六號哨戒艇を率い直に出動、
呉防戦電令作に依るＢ０、Ｃ０哨区の敵潜掃蕩を13日2400までに実施するものとし
其の他は指揮官の定むる處による、但し爾後の行動は特令す
17.04.11：名護屋～哨戒掃蕩～04.13田辺
17.04.14：呉防備戦隊電令作第22号：第二掃蕩隊
17.04.14：田辺～哨戒掃蕩～04.15宿毛
17.04.17：宿毛～哨戒掃蕩～04.18宿毛
17.04.19：呉防戦機密第420番電：呉防備戦隊電令作第22号による掃蕩部隊の編成並に任務を解く
17.04.19：宿毛～哨戒～04.20宿毛
17.04.21：宿毛～哨戒掃蕩～04.22佐伯
17.04.23：佐伯～哨戒掃蕩～04.23佐伯
17.04.24：佐伯～哨戒掃蕩～
～04.25 1950 足摺埼灯台南方50浬附近にて左舷真横8,000mに黒影を発見～
～04.25 2004 敵潜水艦潜航～
～04.25 2005 八八式爆雷投射６個～
～04.25 2257 八八式爆雷投射８個～
～04.26宿毛
17.04.29：爆雷17個補給
17.04.29：宿毛～哨戒掃蕩～04.29佐伯
17.04.30：佐伯～04.30徳山
17.05.01：徳山～哨戒掃蕩～05.03宿毛
17.05.04：宿毛～哨戒掃蕩～05.04佐伯
17.05.05：呉防戦電令作第24号：
１．佐伯防備隊司令は第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇、夏島を以て５月５日日没より
６日1200迄左記区域の対潜掃蕩を実施すべし
足摺埼、深島連結線以南戸埼鼻90度線以北水ノ子島180度線以東東経133度20分以西
２．第三十一掃海隊司令は５月５日中に第二掃海水道（高茂埼の190度線以北を除く）の
掃海を実施すべし
17.05.05：佐伯～哨戒掃蕩～05.06宿毛
17.05.08：宿毛～掃海訓練～05.08宿毛
17.05.09：機密佐伯防備隊命令第18号：第二回主砲教練射撃（05.15実施）
17.05.09：宿毛～哨戒掃蕩～05.10佐伯
17.05.12：佐伯～哨戒掃蕩～05.13佐伯
17.05.15：佐伯～射撃掃海～05.16宿毛
17.05.16：宿毛～哨戒掃蕩～05.17佐伯
17.05.19：佐伯～哨戒掃蕩～05.20宿毛
17.05.20：宿毛～哨戒掃蕩～05.21宿毛
17.05.21：宿毛～哨戒掃蕩～05.22宿毛
17.05.22：宿毛～哨戒掃蕩～05.22宿毛
17.05.24：宿毛～哨戒掃蕩～05.24佐伯
17.05.25：佐伯～確認運転～05.25佐伯
17.05.26：佐伯～05.26呉
17.06.25：呉鎮電令作第28号：
呉防備戦隊司令官は左に依りマニラ発宇品経由大阪行船団（第四師団乗船）の直接護衛に
任ぜしむべし
１．Ｄ船団（鬼怒川丸、關西丸、信濃川丸、那古丸）
26日マニラ発、船団速力十四節
２．Ｅ船団（９隻）
７月２日マニラ発、船団速力十三節
３．護衛兵力：司令所定
４．護衛区域：北緯29度東経133度0分附近に於いて第三南遣艦隊より引継ぎ豊後水道まで
17.06.25：呉防備戦隊電令作第42号：
第一部隊指揮官は呉鎮電令作第28号により第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇を以て
Ｄ船団（６月30日1400頃Ｅ点着）、Ｅ船団（７月６日Ｅ点着）の直接護衛並に
一、二番浮標迄の水路嚮導に任ずべし
17.06.26：呉～06.26佐伯
17.06.27：佐伯～機銃射撃～06.27佐伯
17.06.27：佐伯～Ｄ船団護衛～07.01佐伯
17.07.03：佐伯～確認運転～07.03佐伯
17.07.05：佐伯～Ｅ船団護衛～07.07佐伯
17.07.06：軍隊区分：呉防備戦隊信令第14号：第一部隊
17.07.10：内令第1220号：所属：佐伯防備隊、本籍：呉鎮守府
17.07.10：呉防備戦隊電令作第43号：
１．12日0700迄に第二哨戒配備Ａとなせ
２．第四十六號哨戒艇は11日1900より12日0500迄Ｅ２哨区の掃蕩を実施し爾後特令ある迄
ケフ哨区にて対潜警戒に任ずべし
17.07.11：佐伯～対潜掃蕩～07.12徳山
17.07.12：呉防備戦隊電令作第44号：
１．1200第三哨戒配備Ａとなせ
２．第四十六號哨戒艇、呉防備戦隊電令作第43号の任務を解く
17.07.13：徳山～07.13佐伯
17.07.14：呉防備戦隊電令作第45号：
１．阪警電令作第16号に依る敵潜水艦は豊後水道外方哨区に来襲の算大なり
２．第四回対潜教練を取止む
第三十四號、第三十五號、第四十六號哨戒艇は特令ある迄Ｅ１、Ｅ２哨区の対潜掃蕩を
実施すべし
17.07.14：佐伯～対潜掃蕩～07.16宿毛
17.07.18：宿毛～哨戒～07.20佐伯
17.07.19：呉防備戦隊電令作第50号：
20日0600に至るも異状なければ掃蕩を止め佐伯に帰投せよ
17.07.22：佐伯～夜間射撃～07.22臼杵
17.07.25：臼杵～07.25佐伯
17.07.26：呉防備戦隊電令作第50号：
第四十六號哨戒艇は艇長所定に依りＥ１、Ｅ２区域の対潜掃蕩を実施すべし
17.07.26：佐伯～哨戒～07.27宿毛
17.07.29：宿毛～07.29佐伯
17.08.01：佐伯～衛所目標艇～08.02佐伯
17.08.04：佐伯～対潜訓練～08.04佐伯
17.08.05：佐伯～対潜訓練～08.05佐伯
17.08.05：佐伯～水路嚮導～08.06佐伯
17.08.10：佐伯防備隊電令作第35号：
１．第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇は明11日特務隊指揮官驅潜艇にて現地着迄
先任艇長之を指揮し呉防備戦隊電令作第53号に依るＥ１、Ｅ２の対潜掃蕩を実施すべし
２．明11日1900迄に第二哨戒配備Ａ（第三哨戒配備Ａ第一直第二直となせ）
但し第二監視隊の哨区をＣ線に変更す
17.08.10：佐伯～敵潜掃蕩～08.12佐伯
17.08.13：佐伯防備隊信電令作第１号：
第二部隊及び驅潜隊は先任艇長之を指揮し呉防備戦隊電令作第55号に依る対潜掃蕩を
宿毛を基地とし先に依り実施すべし
１．14日1200迄、第十一號驅潜艇、第十號驅潜艇
15日1200迄、第四十六號哨戒艇、第十二號驅潜艇
以下而追定む
２．掃蕩区域：Ｅ１、Ｅ２哨区
３．掃蕩要領：編隊を以て昼夜連続実施するものとし其の他先任艇長所定とす
17.08.14：佐伯～敵潜掃蕩～08.16宿毛
17.08.16：宿毛～哨戒掃蕩～08.18佐伯
17.08.19：佐伯～対潜掃蕩～08.21佐伯
17.08.22：呉防備戦隊電令第10号：
１．日朗丸21日1930東経132度35分北緯30度に於て敵潜水艦の雷撃を受け
五番船艙に浸水のため有明湾に避難しつつあり
２．佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇を至急派遣し之が護衛に任ぜしむべし
17.08.22：佐伯～特設運送船「日朗丸」護衛～08.22呉
17.08.22：呉防備戦隊電令第12号：
第四十六號哨戒艇、呉防備戦隊電令第10号の任務を解く、明23日佐伯に帰投すべし
17.08.23：呉～08.23佐伯
17.08.24：佐伯～対潜掃蕩～08.25宿毛
17.08.26：宿毛～08.26佐伯
17.08.31：佐伯～08.31佐伯
17.09.02：佐伯～潜校教務～09.02安下庄
17.09.03：安下庄～潜校教務～09.03長浜
17.09.04：長浜～潜校教務～09.04長浜
17.09.05：長浜～潜校教務～09.05佐伯
17.09.07：呉防備戦隊電令作第64号：
１．本日1000警備隊監視艇東経133度北緯32度10分に敵潜水艦二隻発見、針路不明
２．佐伯防備隊司令は那沙美及び驅潜隊に急派、捕捉撃滅に任ずべし
17.09.07：佐伯防備隊信電令作第３号：
特務艇隊指揮官は第四十六號哨戒艇、那沙美、第十號、第十二號驅潜艇を率い至急出港
呉防備戦隊電令作第64号に依る敵潜撃滅に任ずべし
17.09.07：佐伯～対潜掃蕩～09.09佐伯
17.09.12：佐伯～対潜掃蕩～09.13佐伯
17.09.15：佐伯～講習員教務～09.15佐伯
17.09.21：佐伯防備隊信令作第６号：
23日0500出港、呉防戦機密第21150番電に依る日朗丸護衛任務に従事すべし
17.09.23：呉防備戦隊電令作第71号：
佐伯防備隊司令は驅潜隊、第四十六號哨戒艇（日朗丸護衛任務終了後）を以て
23日2100より特令ある迄Ｅ１、Ｅ２哨区の対潜掃蕩を実施すべし
17.09.23：佐伯～特設運送船「日朗丸」護衛～09.26佐伯
17.09.24：呉防備戦隊電令作第72号：
１．雲鷹、明25日1730沖ノ島を出撃す
２．驅潜隊、第四十六號哨戒艇は本日昼間の掃蕩を打切り宿毛湾に待機
日没より呉防備戦隊電令作第71号による掃蕩を再興すべし
17.09.25：呉鎮守府電令作第41号：
沖輸送船団直接護衛に関し左の通定む
１．直接護衛分担
特に定むるものの外北緯14度以北呉鎮、同線以南内南洋部隊
（内南洋部隊の護衛指揮官 第六驅逐隊司令）
２．船団区分
（ ）内実速力及海陸軍所属別及佐伯発期日
（イ）第一船団（11節） 27日 賀茂丸（11.5節、陸）、波上丸（14節、陸病院船）
（ロ）第二船団（９節） 27日 伯剌西爾丸（10節、陸）、伊太利丸（1節0、陸）
（ハ）第三船団（11節） 29日 いくしま丸（11節、海）、藤影丸（12節、海）、
山霧丸（12.5節、海）、かんべら丸（13.5節、陸）
（ニ）第四船団（９節予想）29日 はんぶるぐ丸（10節、陸）、長興丸（11節、海）
（ホ）佐伯集合後船団区分一部変更及出港期日変更已むを得ざる場合は第六驅逐隊司令之を統制する
ものとす
３．航路指定
アナタハン、サイパン間を通過ムリロ諸島東方を経てトラック北水道
４．直接護衛実施区分
１．指揮官、２.兵力、３.護衛任務担任、４．行動要領の順、（ ）内協力兵力
（イ）第一護衛隊
１．高波驅逐艦長
２．高波、第四十六號哨戒艇（第四十六號哨戒艇は豊後水道外方約100浬迄）
３．第一船団
４．トラック直航
高波聯合艦隊編入後は第三十一驅逐隊司令同艦に乗艦中指揮官となり担任区域に従い
呉鎮守府（第六驅逐隊司令）に協力
（ロ）第二護衛隊
１．朝潮驅逐艦長
２．朝潮、（朝凪）
３．第二船団
４．トラック直航
朝潮は北緯14度附近にて任務を朝凪に引継ぎ便宜横須賀に帰投す
（ハ）第三護衛隊
１．第六驅逐隊司令
２．曉、雷、（第一號掃海艇、第三號掃海艇）
３．第三船団
４．トラック直航
第一號掃海艇、第三號掃海艇は北緯29度０分線附近に於ける護衛を止め佐伯に帰投す
（ニ）第四護衛隊
１．鳩艇長
２．鳩、第三十一號哨戒艇
３．第四船団
４．サイパン（若は其の附近）に於て旗風、峯風に任務を引継ぎ北緯14度線迄護衛協力
５．前諸号の外護衛任務に対しては各護衛指揮官所定とす
17.09.27：（沖輸送第一船団護衛）佐伯～護衛終了～09.28佐伯
17.09.29：佐伯～09.29呉
17.10.--：特務艇長：海軍豫備大尉 鬼頭 竹次郎
17.10.01：呉～10.01安下庄
17.10.02：安下庄～曳的艦～10.02呉
17.10.03：呉～10.03佐伯
17.10.04：（沖輸送第７船団護衛）佐伯～護衛終了～10.06佐伯
17.10.07：佐伯～対潜掃蕩～10.09佐伯
17.10.11：呉防備戦隊電令作第80号：
１．大鷹、12日0700頃針路335度にて沖ノ島附近着の予定
２．佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇をして準備出来次第出港、大鷹沖ノ島着迄
之が対潜警戒に任ぜしむべし
３．第三十一掃海隊南方部隊は11日夜間Ｅ２哨区の対潜掃蕩を実施すべし
17.10.11：佐伯～
～10.11 Ｅ２，Ｅ３哨区対潜掃蕩～
～10.12 1915 航空母艦「大鷹」に合同、護衛を開始～
～10.13 1100 航空母艦「大鷹」の護衛を終了
～10.13佐伯
17.10.14：呉鎮電令作第54号：
１．輸送船左の通り豊後水道南下の予定
イ．諏訪丸（陸戦隊員約1,200名乗船）16日0930深島通過ラバウル行針路157度速力12節
ロ．日威丸 17日0600深島通過トラック行針路146度速力11.5節
２．呉防備戦隊司令官、夫々艦艇一隻をして当日日没後適宜の時機迄、
之が直接護衛に任ぜしむべし
３．略
17.10.14：呉防備戦隊電令作第81号：
佐伯防備隊司令は呉鎮電令作第54号により諏訪丸、日威丸に対し夫々鳩、第四十六號哨戒艇をして
当日日没後一時間迄直接護衛に任ぜしむべし
17.10.16：佐伯～
～10.16 特設運送船「諏訪丸」護衛～
～10.17佐伯
17.10.17：呉防備戦隊電令作第82号：
１．本日0500細島沖10浬附近にて敵潜水艦のため撃沈せられたる船あり
２．第三十一號、第四十六號哨戒艇は現場に急行、附近海面を徹底的に掃蕩すべし
３．佐伯防備隊司令は全力を挙げ特別掃蕩隊を急派、右に協力せしむべし
４．豊後防備隊は第一哨戒配備Ｂとなせ
17.10.17：呉防備戦隊電令作第84号：
１．対潜掃蕩区域を左の通り定む
伯防附属艦艇Ｄ０、Ｅ１、第三十一掃海隊Ｅ２
２．第三十一掃海隊司令は南方部隊一隻を哨区に残し他の二隻を以てＥ２哨区の対潜掃蕩に
任ずべし
17.10.17：佐伯～
～10.17 1905 左10度約6,000mに潜水艦を認む～
～10.17 1910 潜没を始めた潜水艦を砲撃２発～
～10.17 1915 爆雷投射10個～
～10.17 1935 爆雷投射４個～
～10.17 1951 爆雷投射９個～
～10.17 2032 爆雷投射15個～
～10.20佐伯
17.10.19：呉鎮電令第61号：
現に実施中の敵潜掃蕩終了後、哨戒艇一隻を呉に回航、呉工廠長の協議に応じ
水雷防御網曳航実験に協力せしむべし
17.10.19：呉防備戦隊電令第21号：
１．呉鎮電令第61号による実験艦を第四十六號哨戒艇に指定、呉回航の時機は追て令す
２．第三十一號哨戒艇は現任務終了後、古江港にて待機、
爾後、佐伯防備隊司令の定む所により対潜掃蕩に従事すべし
17.10.20：呉防備戦隊電令第22号：
佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇を対潜掃蕩部隊より除き21日中に呉に回航
呉鎮電令第67号による任務に従事せしむべし
17.10.21：佐伯～10.21呉
17.10.25：軍隊区分：大海指第151号：作戦に関し横須賀鎮守府司令長官の指揮下
17.10.25：呉～曳航実験～10.25呉
17.10.26：横鎮機密第260936番電：
第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇は大阪に至り阪警と連絡を採り大阪より館山湾迄
船舶護衛を実施したる後、横須賀に回航すべし
17.10.26：呉防備戦隊電令作第92号：
佐伯防備隊司令は第三十一號哨戒艇（あきつ丸）護衛任務終了せば佐伯にて補給後及、
第四十六號哨戒艇（呉鎮電令第61号による実験終了後）をして横鎮機密第260936番電
により行動せしむべし、行動を予定し報告通報すべし
17.10.27：呉～曳航実験～10.27呉
17.10.29：呉～10.30由良10.31～横須賀
17.11.15：特務艇長：海軍豫備大尉 佐藤 善太郎
17.11.18：軍隊区分：大海指第160号：作戦に関する横須賀鎮守府司令長官の指揮を解く
17.11.--：横須賀～11.19佐伯
17.11.26：佐伯～訓練～11.26佐伯
17.11.30：佐伯～Ｄ船団護衛～12.02佐伯
17.12.05：呉防備戦隊電令作第23号：
佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、夏島、那沙美、第三十六號驅潜艇、
第三十九號驅潜艇を以て都井岬深島間の九州沿岸及
沖ノ島高知間の四国沿岸各距岸10浬乃至30浬間の対潜掃蕩を実施すべし
17.12.05：佐伯～対潜掃蕩～12.06佐伯
17.12.06：呉防戦信電令作第１号：
１．富士川丸、６日2300深島、速力12.5節、針路170度、７日0100針路90度、0700針路62度
２．佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇をして深島より７日0800まで右直接護衛に任ぜしむべし
17.12.06：佐伯～
～12.06 特設航空機運搬艦「富士川丸」護衛～
～12.07佐伯
17.12.09：佐伯～
～12.09 Ｇ船団護衛～
～12.10 Ｇ船団を北緯20度線まで護衛～
～12.15佐伯
17.12.16：呉防備戦隊電令作第41号：
１．鳩、本日2020沖ノ島の147度56浬に於て敵潜を捕捉攻撃中
２．佐伯防備隊司令は全力を挙げて之が撃滅に任ずべし
17.12.16：佐伯防備隊信電令作第５号：
１．掃蕩隊編制：
第一小隊：第三十六號驅潜艇（１）、第三十七號驅潜艇（２）、怒和島（３）
第二小隊：鳩（１）、第三十一號哨戒艇（２）、第四十六號哨戒艇（３）
２．指揮官：特務隊指揮官（第三十六號驅潜艇乗艇）
３．掃蕩要領：鳩に合同の上指揮官の定る処による
17.12.17：佐伯～
～12.17 0755 水雷艇「鳩」と合同、第一掃蕩隊形をとる～
17.12.18：佐伯防備隊電令作第38号：
１．今夜の掃蕩終了せば明19日0800以後、佐伯防備隊信電令作第５号による掃蕩隊の編成を解く
２．第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇は先任艇長之を指揮しＥ１、Ｅ２、Ｊ１、Ｊ２
哨区を南北に反復掃蕩を続行すべし
３．爾余の各艇は呉防戦機密第18191571番電の如く行動せよ
～12.19佐伯
17.12.20：佐伯～護衛～12.22佐伯
17.12.21：呉防備戦隊電令作第57号：
第四十六號哨戒艇は護衛任務終了せば掃蕩部隊に入り敵潜捜索撃滅に任ずべし
17.12.21：佐伯防備隊電令作第40号：
１．佐伯防備隊電令作第39号の部隊編成を左の如く追加訂正す
（イ）第四十六號哨戒艇を第二小隊の二番艇とし以下艦船番号を順次繰り下ぐ
（ロ）第三十九號驅潜艇は明22日1200以後、第一小隊の四番艇に編入す
２．第四十六號哨戒艇及び第三十九號驅潜艇は成るべく速に右に応ずる如く行動せよ
17.12.21：呉防備戦隊電令作第58号：
明22日より掃蕩は当分の間、左により実施すべし
１．掃蕩隊
（イ）兵力：鳩、第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇、怒和島、第三十六號驅潜艇、
第三十九號驅潜艇
（ロ）期間：時令ある迄、毎日夜間
（ハ）区域：北緯31度以北海面
（二）昼間待機基地：油津（宿毛）基地待機中は当直艇一隻を定め10節即時待機とす
（ホ）右の外、佐伯防備隊司令所定
２．特別掃蕩隊及び第三十一掃海隊、第三十四掃海隊による掃蕩はその都度定む
３．今夜の掃蕩終了せば鳩、第三十一號哨戒艇は佐伯に帰投し船団護衛に任ずべし
17.12.22：佐伯～対潜掃蕩～12.23宿毛
17.12.22：佐伯防備隊電令作第42号：呉防備戦隊電令作第58号による掃蕩は左記により之を実施すべし
１．兵力（艇番號）
第一小隊：鳩（１）、第三十一號哨戒艇（２）、第四十六號哨戒艇（３）
第二小隊：怒和島（４）、由利島（５）
第三小隊：第三十六號驅潜艇（６）、第三十七號驅潜艇（７）、第三十九號驅潜艇（８）
２．掃蕩隊指揮官：特務艇指揮官
３．期間：毎日1800より翌日の0630まで
４．区域：細島灯台を通ずる90度線以南
５．以下略
17.12.23：宿毛～対潜掃蕩～12.24油津
17.12.24：油津～対潜掃蕩～12.25細島
17.12.25：細島～対潜掃蕩～12.26宿毛
17.12.26：呉防備戦隊電令作第62号：
１．26日より当隊電令作第58号による掃蕩兵力を第四十六號哨戒艇、由利島、釣島とす
２．第三十九號驅潜艇は佐伯に帰投、補給後、船団護衛に任ずべし
17.12.26：呉防備戦隊電令作第63号：
１．25日夜間の方位測定に依れば敵潜水艦土佐沖の存在せしものの如し
２．第三十一掃海隊司令は第三十一掃海隊３隻を以て今朝Ａ１、Ｆ２哨区の対潜掃蕩を実施すべし
３．第四十六號哨戒艇、由利島、釣島の今夜の掃蕩区域をＤ、Ｅ哨区とす
17.12.26：宿毛～対潜掃蕩～12.27佐伯
17.12.27：呉防備戦隊電令作第65号：
当隊電令作第58号に依る掃蕩は左により実施せしめらる
１．27日：釣島、由利島
28日：釣島、第四十六號哨戒艇、由利島
29-31日：釣島、第四十六號哨戒艇
２．掃蕩隊指揮官：朝倉少佐
３．由利島は28日の掃蕩終了せば佐伯に帰投、各部の整備に任ずべし
17.12.28：佐伯～対潜掃蕩並護衛～12.29宿毛
17.12.29：呉防備戦隊電令作第70号：
１． 敵浮上潜水艦見ゆ、都井岬よりの方位126度89浬、針路北東、発見時刻28日2200
２．佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、釣島、夏島、那沙美、由利島を以て
深島の155度線を中心とする左右約40浬、深島よりの距離150浬の区域の掃蕩を実施すべし
17.12.29：宿毛～対潜掃蕩～12.31佐伯
17.12.29：呉防備戦隊電令作第72号：
１．鳴戸、30日1600深島南東５浬より針路137度、足摺埼の175度67浬より154度
２．第四十六號哨戒艇は適宜反転掃蕩しつつ北上、深島より都井岬の90度線まで直接護衛に
任じたる後、佐伯に帰投すべし
18.01.01：軍隊区分：機密呉鎮守府命令作第１号：海上防備部隊佐伯防備隊
18.01.07：佐伯～01.07呉
18.02.--：特務艇長：海軍大尉 谷浦 英雄
18.02.01：軍隊区分：機密呉海上防備部隊命令作第１号（01.25附）：豊後防備部隊第三部隊
18.02.13：入渠
18.02.15：類別等級削除：内令第239号
18.02.15：類別等級制定：内令第238号：種別：哨戒艇、類別：哨戒艇、艦型：なし
18.02.15：本籍：内令第249号：呉鎮守府、役務：警備哨戒艇
18.02.15：哨戒艇長：海軍豫備大尉 山崎 實
18.02.15：戦時編制：呉鎮守府部隊呉防備戦隊
18.02.15：軍隊区分：機密呉鎮守府命令作第11号：海上防備部隊
18.02.20：出渠
18.02.22：重油搭載
18.02.23：呉～試運転～02.23本浦
18.02.24：本浦～02.24佐伯
18.02.25：佐伯～
～02.25 北緯29度線までＤ２船団護衛～
～02.28佐伯
18.03.01：呉防備戦隊電令作第66号：
１．明２日より３日間の日施掃蕩隊を第三十六號驅潜艇及び第四十六號哨戒艇に指定す
２．嘉義丸２日1200深島通過、針路概ね195度速力10節
３．佐伯防備隊司令は日施掃蕩隊をして掃蕩を兼ね都井岬の90度迄、右護衛に任ずべし
４．右護衛任務終了後、掃蕩しつつ北上、宿毛に入泊すべし
18.03.02：呉防備戦隊電令作第68号：
１．大淀３月４日1135沖ノ島出撃、山雲、旗風護衛の下に横須賀に回航の予定、出撃針路120度
２．４日0830迄に第二哨戒配備Ａとなせ
３．佐伯防備隊司令は鳩、第四十六號哨戒艇、釣島、那沙美、第三十六號驅潜艇をして
３日夜出撃、針路上沖ノ島より70浬迄の往復掃蕩を実施したる後、沖ノ島より概ね30浬迄
追躡潜水艦の阻止に任ぜしむべし
４．第三十一掃海隊司令は４日1000迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すると共に
３日夜その隊の３隻を以てＥ２哨区の掃蕩を実施し、４日大淀出撃時はＥ２哨区北半の
哨戒を厳施すべし
18.03.02：佐伯防備隊電令作第70号：
鳩艇長は釣島、那沙美を率い３日1300佐伯発、第四十六號哨戒艇、第三十六號驅潜艇を
合同し呉防備戦隊電令作第68号による対潜掃蕩並に追躡潜水艦の制圧を左記により実施すべし
１．掃蕩隊指揮官を鳩艇長に指定す
２．兵力区分：鳩（１）、第三十六號驅潜艇（２）、釣島（３）、第四十六號哨戒艇（４）、
那沙美（５）
３．掃蕩要領（以下略）
18.03.02：佐伯～03.03宿毛03.03～03.04油津03.04～03.05佐伯
18.03.05：重油搭載
18.03.05：佐伯～
～03.05 Ｆ２船団護衛～
～03.07 0700 北緯31度06分東経124度20分より針路190度～
18.03.07：呉防備戦隊電令作第77号：
１．第三十一掃海隊司令は其の隊の二隻（第七玉丸外一隻増派）をして都井岬火岬連結線以北の
湾口哨戒実施
２．佐伯防備隊司令は
（イ）第三十六號驅潜艇、第三十一號哨戒艇、釣島をして都井岬を中心とする15浬圏内の
対潜掃蕩実施
（ロ）山水丸をしてくらいど丸救難に任ぜしめつつ同錨地附近の哨戒実施
３．佐伯航空隊は７日1400基地を鹿屋海軍航空隊に進出、当隊に協力
４．第四十六號哨戒艇、那沙美は船団護衛終了後、掃蕩隊に編入の予定
18.03.07：呉防備戦隊電令作第78号：
１．嚴島丸、８日0600の位置Ａ点北緯29度33分東経132度43分針路50度速力13節
２．第四十六號哨戒艇、那沙美は現任務終了後、Ａ点より東経134度線迄護衛に任じたる後
帰投せよ
～03.08 0200 Ｆ２船団護衛を止め対潜掃蕩を行いつつ都井岬に向かう～
18.03.08：呉防備戦隊電令作第80号：
１．夏島及怒和島は佐伯に於ける補給後、直に掃蕩隊に復帰すべし
２．第四十六號哨戒艇は現任務終了後、掃蕩隊に入れ
３．釣島は佐伯に帰投、補給の上、別に定むる所に依り飛行機魚雷採集に任ずべし
４．那沙美は現任務終了後、佐伯に於て補給の上、後命を待て
～03.09宿毛
18.03.09：宿毛～
18.03.09：呉防備戦隊電令作第88号：
１．明11日榛名、沖ノ島通過後、第三哨戒配備の令あらば第四十六號哨戒艇の外、掃蕩隊は
佐伯に帰投、補給すべし、爾後の行動は後令す
２．佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、那沙美をして11日より特令ある迄豊後水道南方海面の
南方海面の夜間掃蕩に任ぜしむべし
18.03.10：佐伯防備隊電令作第73号：
１．第四十六號哨戒艇長は那沙美を指揮、明11日より特令ある迄、防戦電令作第88号に依る
夜間対潜掃蕩を実施すべし、掃蕩要領指揮官所定
２．那沙美は明11日1400出港、沖ノ島附近にて第四十六號哨戒艇に合同せよ
～03.11宿毛
18.03.11：呉防備戦隊電令作第90号：
１．敵浮上潜水艦見ゆ、都井岬の145度80浬
２．掃蕩隊及び伯空は之を撃滅すべし
18.03.11：佐伯防備隊電令作第74号：
第四十六號哨戒艇長、那沙美は急速南下、差当り現場附近に至り敵潜水艦を極力索敵
撃滅に任ぜよ
鳩は為し得る限り之に協力せよ
18.03.11：宿毛～
18.03.11：佐伯防備隊信電令作第19号：
特務隊指揮官は怒和島に乗艇、怒和島、第三十一號哨戒艇、第三十六號驅潜艇を率い
準備出来次第、直に出港、第四十六號哨戒艇長、那沙美を合同し呉防備戦隊電令作第91号による
対潜掃蕩を左記に依り実施すべし
１．掃蕩隊指揮官を特務隊指揮官に指定す
２．掃蕩区域：東経133度以西、都井岬の180度線以東、北緯30度30分以南、
北緯29度30分以北の海面
３．其の他掃蕩隊指揮官所定
18.03.11：呉防備戦隊電令作第92号：
１．夏島及釣島を掃蕩隊に編入す
２．第四十六號哨戒艇は12日正午以後掃蕩を中止、佐伯に帰投補給すべし
～03.13佐伯
18.03.13：重油搭載
18.03.14：（船団護衛）佐伯～
18.03.15：呉防備戦隊電令作第100号：
現任務終了せば鳩及び第四十六號哨戒艇は鳩艇長之を指揮し日豐丸の航路上を掃蕩しつつ
北上、之に会合せば護衛しつつ佐伯に帰投せよ
18.03.15：哨戒艇長：海軍豫備大尉 雪吹 周重
～03.17佐伯
18.03.18：重油搭載
18.03.18：呉防備戦隊電令作第107号：
１．第三戦隊（榛名欠）驅逐艦二隻護衛の下に３月20日0000大隅海峡、0800沖ノ島通過
入泊の予定
２．20日0600迄に第二哨戒配備Ａとなせ
３．特別掃蕩隊（指揮官：朝倉少佐、兵力：鳩、第四十六號哨戒艇、夏島、怒和島）は
19日夜沖ノ島より入泊、航路上50浬迄の往復掃蕩を実施したる後、艦隊沖ノ島通過迄
Ｅ２北半哨区の警戒に任ずべし
但し鳩は0500以後、掃蕩隊より之を除き別に定むる所により行動せしむ
４．第三十一掃海隊司令は３月20日0600迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし
18.03.19：佐伯～
18.03.19：呉防備戦隊電令作第109号：
１．靖國丸20日1900深島を通過、爾後針路156度速力14節の予定
２．第四十六號哨戒艇は今夜の掃蕩後、適宜昼間仮泊、深島より都井岬の90度線まで
右直接護衛に任すべし
～03.20宿毛
18.03.20：宿毛～
～03.21 0130 特設潜水母艦「靖國丸」の護衛終了～
～03.21佐伯
18.03.21：重油搭載
18.03.22：呉防備戦隊電令作第113号：
第四十六號哨戒艇は22日より３日間日施掃蕩隊に任ずべし
掃蕩区域は特令するものの外Ｅ0、Ｊ０、Ｔ０哨区とし掃蕩要領は艇長所定とす
18.03.22：佐伯～03.22志布志03.23～03.24佐伯
18.03.23：呉防備戦隊電令作第116号：
１．明24日より３日間の日施掃蕩兵力を夏島に指定す、主としてＥ０、Ｊ０、Ｉ０哨区の
掃蕩を実施すべし
２．第四十六號哨戒艇は今夜の掃蕩終わらば佐伯に帰投せよ
18.03.25：呉防備戦隊電令作第117号：
１．夏島0406沖ノ島灯台の222度43浬に於て探知爆雷攻撃をなせり
２．摩耶山丸は鳩、之を護衛1200佐伯出港
３．夏島は摩耶山丸附近海面通過まで（1700頃）Ｅ１哨区の針路上を掃蕩すべし
４．第四十六號哨戒艇は準備出来次第、摩耶山丸出撃針路上を掃蕩したる後、之に合同
北緯30度まで護衛に任ずべし
18.03.25：佐伯～03.26佐伯
18.03.26：呉防備戦隊電令作第121号：
１．第七戦隊、浦風、萩風、３月28日1600沖ノ島通過、入泊の予定、針路340度速力20節
２．28日1400迄に第二哨戒配備Ａとなせ
３．特別掃蕩隊（指揮官：朝倉少佐、兵力：第四十六號哨戒艇、由利島、怒和島、但し
怒和島は電令作第119号による間宮護衛後とす）は27日2100発動、その針路上
４．第三十一掃海隊司令は28日1200迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし
沖ノ島より80浬まで往復掃蕩を実施したる後、艦隊入泊までＥ２哨区北半の警戒に任ずべし
18.03.27：佐伯～03.28佐伯
18.03.28：（Ｋ２船団護衛）佐伯～
18.03.28：呉防備戦隊電令作第124号：
１．伊良湖、30日1000北緯29度05分東経134度40分深島に向う、速力14節（実速力12.5節）
31日0600の推定位置 北緯30度50分東経133度22分
２．第四十六號哨戒艇及び由利島は現任務終了後、先任艇長之を指揮、伊良湖に合同
深島迄護衛に任ずべし
18.03.30：呉防備戦隊電令作第127号：
伊良湖30日2000の位置北緯29度05分東経134度40分
31日1700深島着の予定
２．第四十六號哨戒艇は船団護衛任務終了後、之と合同、深島迄護衛に任ずべし
～03.30 1730 運送艦「伊良湖」に合同～
～03.31佐伯
18.04.01：佐伯～04.01呉
18.04.06：呉防備戦隊電令第78号：
第四十六號哨戒艇は佐伯帰投時、宿毛空司令の協議に応じ、呉より宿毛まで同隊の人員器材の
輸送に任ずべし
18.04.08：呉防備戦隊電令第79号：
１．佐伯防備隊司令は釣島をして準備出来次第、佐伯発呉に回航、宿毛空司令の協議に応じ
呉より宿毛まで同隊の人員器材の運送に任ぜしむべし
２．当隊電令第78号を取消す
18.04.11：重油搭載180t
18.04.12：呉～04.12佐伯
18.04.13：（Ｋ413船団護衛）佐伯～北緯29度にて護衛終了～04.15佐伯
18.04.15：重油搭載60t
18.04.20：（Ｋ420船団護衛）佐伯～04.28パラオ
18.04.30：重油搭載148t
18.05.02：（Ｐ502船団護衛）パラオ～05.10佐伯
18.05.08：呉防備戦隊電令第166号：
１．Ｐ五〇二船団（第四十六號哨戒艇護衛）９日正午位置：北緯29度50分東経133度20分
深島に向う、速力９節
２．第三十一掃海隊司令は第三拓南丸をして８日正午佐伯発、９日正午右と会合、
第三拓南丸艇長之を指揮し深島まで護衛に任ずべし
18.05.11：佐伯～特設巡洋艦「西貢丸」と射撃訓練～05.11佐伯
18.05.12：重油搭載50t
18.05.13：呉防備戦隊電令作第170号：
１．にぎつ丸、14日正午位置：北緯27度12分東経134度05分、15日0800深島北上の予定、
速力17.5節
２．第四十六號哨戒艇は13日1030佐伯発、14日午後右と会合、深島まで護衛に任ずべし
18.05.13：佐伯～
～05.14 1130（N27.27-E134.05）陸軍特殊船「にぎつ丸」と会合～
～05.15佐伯
18.05.15：重油搭載184t
18.05.16：呉防備戦隊電令作第174号：
１．國洋丸、18日0600推定位置：北緯30度38分東経131度46分、針路概ね８度、実速力13.5節
18日1600深島北上の予定
２．第四十六號哨戒艇は17日便宜出港、18日未明右と会合、深島まで護衛に任ずべし
18.05.17：佐伯～
～05.18 0600 予定位置で雨の為視界不良につき特設運送船「國洋丸」を発見できず～
～05.18 0730 反転～
～05.18佐伯
18.05.22：呉防備戦隊電令作第178号：
１．陸軍船にぎつ丸24日パラオに向け佐伯発の予定
２．第四十六號哨戒艇は佐伯より29度線迄右直接護衛に任ずべし
18.05.24：（「にぎつ丸」護衛）佐伯～
～05.24 1200 荒天の為、深島の195度32浬にて陸軍特殊船「にぎつ丸」を見失う～
～05.24 1420 帰投指示を受ける～
～05.24佐伯
18.05.25：呉防備戦隊電令作第182号：
１．日進25日1430深島出撃爾後針路125度速力十九節
２．特別掃蕩隊（指揮官：第四十六號哨戒艇長、兵力：第四十六號哨戒艇、
驅潜特務艇２隻）は直に出動、其の航路上を掃蕩すべし
日進通過後は足摺埼の170度線迄敵潜の追躡阻止に任ずべし
18.05.25：佐伯～
～05.25 1900 電令作第182号の任務完了～
～05.26佐伯
18.05.26：重油搭載86t
18.05.30：呉防備戦隊電令作第187号：
１．敵情電令作第185号の通り
２．第三特別掃蕩隊（指揮官：第十八號掃海艇長、兵力：第十八號掃海艇、
第四十六號哨戒艇）は準備出来次第出撃
深島よりＡ点（足摺埼の190度50浬）を経てＢ点（N29.50-E132.20）に向い掃蕩しつつ南下
Ｐ五二三船団に会合、爾後第十八號掃海艇長指揮下に深島迄護衛に任ずべし
Ａ点通過後は怒和島より位置針路通報を得次第、之に向い南下すべし
３．深島着後の行動は追って令す
18.05.30：佐伯～05.31古江05.31～06.01佐伯
18.06.01：重油搭載50t
18.06.01：呉防備戦隊信令作第28号：
１．オ二〇四船団明日0800佐伯発パラオに向う、深島より針路163度實速力7.5節
２．第四十六號哨戒艇、第十八號掃海艇は２日0740出港
第十八號掃海艇は北緯29度、第四十六號哨戒艇はパラオまで護衛に任ずべし
護衛要領は本日打合せ通り
18.06.02：（オ204船団護衛）佐伯～
～06.05 0930（N24.30-E134.00）「慶山丸」が船団より分離～
～06.11 0952（N07.40-E134.20）三番船「ぜのあ丸」被雷～
～06.11 0953 煙幕展張～
～06.11 1004 煙幕止め～
～06.11 1010 九五式爆雷投射開始９個～
～06.11 1129 陸軍徴傭船「ぜのあ丸」と合同～
～06.11 1136 南66度東に変針、陸軍徴傭船「七星丸」、同「西山丸」捜索に向かう～
～06.11 1158 陸軍徴傭船「七星丸」、同「西山丸」の無事入港を見て反転～
～06.11 1213 陸軍徴傭船「ぜのあ丸」と合同、護衛監視しつつパラオ西口に向かう～
～06.11 1301 陸軍徴傭船「ぜのあ丸」周辺を旋回～
～06.11 1435 特設掃海艇「第三玉園丸」来着～
～06.11 1443 曳航作業の為カッターを卸す～
～06.11 1453 曳索を取る～
～06.11 1457 カッターを揚ぐ～
～06.11 1501 曳航開始～
～06.11 1507 特設監視艇「八紘丸」来着～
～06.11 1530 曳航中止～
～06.11 1600 陸軍徴傭船「ぜのあ丸」総員退船～
～06.11 1630 船員収容、
再度の曳航を企図し船長と船員決死隊を再度、陸軍徴傭船「ぜのあ丸」に送る～
～06.11 1655 曳航作業の為カッターを卸す～
～06.11 1718 カッターを揚ぐ～
～06.11 1720 曳航開始、特設掃海艇「第三玉園丸」を前部につけ曳航を試みるも
前部は曳航できず～
～06.11 1730 特設掃海艇「第三玉園丸」を離し、本艇が後部より曳航開始～
～06.11 1814 曳航中止～
～06.11 1817 陸軍徴傭船「ぜのあ丸」船長と船員決死隊を特設掃海艇「第三玉園丸」に収容～
～06.11 1827 収容船員を特設監視艇「八紘丸」に移す～
～06.11 1851（N07.23-E134.28）陸軍徴傭船「ぜのあ丸」沈没～
～06.11 1853 機械故障のため敵潜攻撃を断念し西水道入口に向かう～
～06.12パラオ
18.06.--：清水搭載、重油搭載146t、爆雷搭載12個
18.06.14：転錨
18.06.15：パラオ～
～06.16 オ905船団護衛～
～06.17パラオ
18.06.17：重油搭載82t、清水搭載
18.06.18：転錨
18.06.19：（ト906船団護衛）パラオ～06.28佐伯
18.06.29：佐伯～06.29呉
18.07.01：哨戒艇長：海軍大尉 雪吹 周重
18.07.05：重油搭載
18.07.05：呉～07.05佐伯
18.07.07：呉防備戦隊信令作第28号：
１．オ八〇六船団８日0600佐伯発、0800深島通過、速力9.5節
北緯31度30分東経134度00分針路180度
２．第四十六號哨戒艇及第十八號掃海艇は0540出港、
第四十六號哨戒艇はパラオ迄、第十八號掃海艇は北緯29度迄護衛に任ずべし
18.07.08：（オ806船団護衛）佐伯～
～07.14 1520 荒天のため「華山丸」が落伍～
～07.16 パラオ西水道より引返し「華山丸」護衛に向かう～
～07.17パラオ
18.07.17：転錨
18.07.19：重油搭載、爆雷10個搭載
18.07.20：（フ006船団護衛）パラオ～
～07.20 フ006船団の護衛を終了～
～07.22 オ505船団護衛～
～07.24パラオ
18.07.24：重油搭載、爆雷10個搭載
18.07.25：（フ506船団護衛）パラオ～08.02佐伯
18.08.03：佐伯～08.03呉
18.08.07：爆雷20個搭載
18.08.11：呉～08.11佐伯
18.08.11：重油搭載
18.08.11：呉防備戦隊信令作第48号：
船団出港日時12日0730パラオに向け出港、深島を1030通過、爾後針路42度
北緯30度25分針路180度、速力８節
第四十六號哨戒艇、第十一號驅潜艇はパラオ迄、
第三拓南丸、多摩丸は北緯29度線迄、護衛に任ぜしめらる
18.08.12：（オ208船団護衛）佐伯～
～08.13 1315（N29.40-E134.13）敵潜探知～
～08.13 1328 爆雷投射開始８個～
～08.13 1411 爆雷投射開始８個～
～08.13 1945 船団に合同～
～08.-- ---- 特設掃海艇「第三拓南丸」、同「多摩丸」が護衛を終了～
～08.21パラオ
18.08.22：重油搭載
18.08.23：爆雷搭載
18.08.24：（フ407船団護衛）パラオ～
～08.25 0611（N09.52-E133.42）左150度3,000mに潜望鏡を発見～
～08.25 0613 煙幕展張～
～08.25 0615 煙幕止め、九五式爆雷投射開始10個～
～08.25 0644 九五式爆雷投射開始６個～
～08.25 0826 九五式爆雷投射開始10個～
～08.25 1530 船団に合同～
～08.25 1820 陸軍徴傭船「東豐丸」汽缶故障の為、船団から分離パラオに引返す～
～09.03佐伯
18.09.04：佐伯～09.04呉
18.09.05：軍隊区分：機密呉鎮守府命令作第54号：削除
18.09.05：戦時編制：横須賀鎮守府部隊
18.09.05：軍隊区分：直接護衛部隊
18.09.22：呉～09.23神戸
18.09.24：（船団護衛）神戸～09.25横須賀
18.09.28：（第3928船団護衛）横須賀～10.04父島
18.10.08：（「山西丸」護衛）父島～10.14南鳥島
18.10.15：特設運送船「山西丸」に横付け、清水及び燃料補給
18.10.17：（「山西丸」護衛）南鳥島～10.21父島
18.10.24：（第4025船団護衛）父島～10.29横須賀
18.11.05：（船団護衛）横須賀～11.08神戸
18.11.10：（第8110船団甲護衛）神戸～11.12横須賀
18.11.16：（船団護衛）横須賀～11.19父島
18.11.18：軍隊区分：小笠原部隊
18.11.21：父島～一般徴傭船「日鑛丸」、同「北江丸」救難作業～父島
18.12.01：軍隊区分：直接護衛部隊
18.12.02：（「山鬼山丸」「日光丸」護衛）父島～
～12.03 一般徴傭船「山鬼山丸」が機械故障、「第二十八號掃海艇」と「日光丸」は先行～
～12.03 2100 一般徴傭船「山鬼山丸」故障復旧、予定航路続行～
～12.06横須賀
18.12.--：燃料、清水補給
18.12.11：（第3221甲船団護衛）横須賀～
～12.14 特設運送船「筥崎丸」が主機械用冷却器故障～
～12.14父島12.18～12.24トラック
18.12.27：（第4227船団護衛）トラック～01.02父島01.02～01.05横須賀
19.01.10：（第7110船団護衛）長浦～
～01.10 1035 船団護衛開始～
～01.10 1400 荒天の為、三、四番船が船団より分離伊東港に避泊～
～01.10 2120 荒天に依り反転～
～01.11 0130 伊東沖に避泊～
～01.11 0630 出港～
～01.11 1137 神子元島260度17浬にて敵潜らしきもの探知捕捉～
～01.11 1141 煙幕展張～
～01.11 1142 第１回爆雷投射開始～
～01.11 1204 第２回爆雷投射開始～
～01.11 1220 特設掃海艇「第六濟洲丸」、同「第七濟洲丸」来着～
～01.11 1238 第３回爆雷投射開始：３回計20個～
～01.11 1425 敵潜制圧を特設掃海艇「第六濟洲丸」、同「第七濟洲丸」に委す～
～01.11 1430 船団を追及～
～01.11 1645 船団と合同～
～01.11 1915 四番船が解列、伊勢湾に向かう～
～01.11 2235 大王埼175度７浬にて特設運送船「興業丸」が右舷機械室に被雷～
～01.11 2341 煙幕展張～
～01.11 2343 第４回爆雷投射開始～
～01.11 2344 煙幕止め～
～01.12 0003 第５回爆雷投射開始～
～01.12 0012 第６回爆雷投射開始：３回計６個～～
～01.12 0230 特設掃海艇「第十八播州丸」来着～
～01.12 0420 曳索を取る～
～01.12 0435 特設運送船「興業丸」の曳航を開始～
～01.12 0755 曳索切断～
～01.12 0915 特設運送船「興業丸」投錨～
～01.12 0925 投錨（金比羅山232度1,830m、興業丸の200m前方）～
～01.12 0933 カッターを卸す～
～01.12 1028 カッターを揚ぐ～
～01.12 1129 特設運送船「興業丸」の曳航を開始～
～01.12 1510 曳索を放ち相賀浜に擱坐を試みるが失敗～
～01.12 1532 曳索を取る～
～01.12 1536 特設運送船「興業丸」の曳航を開始～
～01.12 1539 曳索切断～
～01.12 1541 特設運送船「興業丸」五箇所港にて投錨～
～01.12 1710 特設運送船「興業丸」の乗員を収容～
～01.13 0300 特設運送船「興業丸」の乗員を戻す～
～01.13 0640 水雷艇「千鳥」来着～
～01.13 0725 名古屋より曳船「竹千代丸」来着～
～01.13 0750 爆雷補給のため尾鷲に向かう～
～01.13尾鷲
19.01.13：1715 爆雷40個補給完了
19.01.13：尾鷲～対潜掃蕩～01.14尾鷲
19.01.--：尾鷲～01.16鳥羽
19.01.17：鳥羽～船団護衛、対潜掃蕩～01.23鳥羽
19.01.23：軍隊区分：伊勢湾部隊
19.01.31：鳥羽～
～01.31 0945 「美和丸」の護衛を止め、第8129船団の護衛を開始～
～01.31 1635 掛塚灯台の154度４浬にて跳出魚雷を発見～
～01.31 1636 煙幕展張～
～01.31 1637 煙幕止め～
～01.31 1640 第１回投射開始～
～01.31 1650 第２回投射開始～
～01.31 1723 第３回投射開始～
～01.31 1727 第４回投射開始：３回計30個～
～01.31 1802 第５回投射開始：３個～
～02.01 1300 爆雷補給のため鳥羽に向かう～
～02.01鳥羽
19.02.--：鳥羽～船団護衛、対潜掃蕩～02.29鳥羽
19.03.04：鳥羽～船団護衛、対潜掃蕩～鳥羽
19.03.13：四日市～
19.04.02：鳥羽～
～04.02 第8331甲船団を掛塚通過まで護衛～
～04.03 「三池丸」「東山丸」「阿蘇山丸」「能登丸」、護衛艦：驅逐艦「皐月」、
同「帆風」、海防艦「笠戸」を大王埼より掛塚通過まで護衛～
～04.03四日市
19.04.03：燃料補給
19.04.04：四日市～04.04鳥羽
19.04.05：鳥羽～船団護衛～
～04.06 1720 「まりふ丸」曳航の特設敷設艇「高千穂丸」と合同、警戒監視～
～04.07名古屋
19.04.07：名古屋～04.07鳥羽
19.04.09：鳥羽～船団護衛～04.10鳥羽
19.04.--：鳥羽～名古屋 （04.13：名古屋在泊中）
19.04.16：名古屋船渠にて入渠
水中聴音機、2kW信号燈取付、二十五粍機銃装備
19.05.20：戦時編制：横須賀鎮守府部隊第三海上護衛隊
19.05.22：出渠
19.05.22：名古屋～自差修正、水測兵器、二十五粍機銃公試～05.23四日市
19.05.24：1000 重油搭載終了
19.05.24：四日市～05.24鳥羽
19.05.24：十二糎砲弾薬包搭載
19.05.25：鳥羽～「樂洋丸」護衛～駿河湾対潜掃蕩～第7526船団護衛～05.30鳥羽
19.06.02：鳥羽～船団護衛、対潜掃蕩～06.30鳥羽
19.07.03：鳥羽～第7002船団護衛～鳥羽 （07.04：鳥羽在泊中）
19.07.06：鳥羽～第8704甲乙船団護衛～対潜掃蕩～鳥羽 （07.09：鳥羽在泊中）
19.07.10：鳥羽～「阿波丸」護衛～07.11鳥羽
19.07.14：鳥羽～大王埼対潜掃蕩～船団通過護衛～的矢
19.07.15：的矢～
～07.15 第7712乙船団護衛～
～07.15 第8713船団御前崎通過まで護衛～
～07.15 第8712船団間接護衛～
～07.15妻良
19.07.--：妻良～第7715船団護衛～鳥羽 （07.19：鳥羽在泊中）
19.07.21：鳥羽～船団護衛～対潜掃蕩～下田 （07.23：下田在泊中）
19.07.25：下田～第7724船団護衛～第7726甲船団護衛～対潜掃蕩～下田
19.07.27：下田～鳥羽 （07.28：鳥羽在泊中）
19.08.01：鳥羽～08.01的矢
19.08.02：的矢～水上機母艦「秋津洲」護衛～08.02鳥羽
19.08.09：鳥羽～08.09的矢
19.08.09：一般徴傭船「豐川丸」救難作業
19.08.10：的矢～対潜掃蕩～08.10的矢
19.08.11：的矢～08.11舞坂冲
19.08.11：0544 舞坂海岸に敵潜の打上げた魚雷調査の為、調査員を派遣
0817 魚雷調査員帰艇、カッターを揚ぐ
19.08.11：舞坂冲～
～08.12 0600 掃蕩隊の指揮を和美丸艇長に譲り四日市に向かう～
～08.12 0800 四日市回航を取止め掛塚灯台175度８浬に急行～
～08.12 0900 現場着、索敵開始～
～08.12 1017 掛塚灯台191度5.5浬にて飛行機が目標爆弾を投下するのを認める～
～08.12 1027 第１回爆雷投射開始12個～
～08.12 1030 第２回爆雷投射開始６個～
～08.12 1043 掛塚灯台181度５浬にて飛行機が目標爆弾を投下するのを認める～
～08.12 1048 第３回爆雷投射開始６個～
～08.12 1117 第４回爆雷投射開始６個～
～08.12 1132 掛塚灯台186度５浬にて飛行機が目標爆弾を投下するのを認める～
～08.12 1135 第５回爆雷投射開始９個～
～08.12 1202 第６回爆雷投射開始６個～
～08.12 1241 掛塚灯台185度5.5浬にて飛行機が目標爆弾を投下するのを認める～
～08.12 1242 第７回爆雷投射開始６個～
～08.12 1332 第８回爆雷投射開始４個～
～08.12 1342 第９回爆雷投射開始５個（残弾なし）～
～08.12 1428 爆雷補給のため鳥羽に向かう～
～08.12鳥羽
19.08.12：2015 爆雷補給完了
19.08.12：鳥羽～
～08.12 2330 掛塚沖着、探知聴音掃蕩開始～
～08.13 0604 第１回爆雷投射開始６個～
～08.13 0647 第２回爆雷投射開始４個～
～08.13 0955 第３回爆雷投射開始４個～
～08.13 1248 第４回爆雷投射開始４個～
～08.14 0200 特設運送船「筥崎丸」護衛に向う～
～08.14 0500 伊良湖にて特設運送船「筥崎丸」の護衛開始～
～08.14 1050 御前埼92度11浬にて飛行機が目標爆弾を投下するのを認める～
～08.14 1106 威嚇投射２回、爆雷８個～
～08.14 1410 掛塚沖の対潜掃蕩に向う～
～08.14 1700 掛塚沖着、探知聴音掃蕩開始～
～08.14 2010 御前埼162度3.5浬に急行～
～08.14 2215 現場着、探知聴音掃蕩開始～
～08.15 1500 現場掃蕩を特設敷設艇「高千穂丸」に引継ぎ四日市に向かう～
～四日市～鳥羽 （08.17：鳥羽在泊中）
19.08.23：鳥羽～第8822甲船団護衛～敵潜攻撃～
～船団間接護衛～鳥羽 （08.28：鳥羽在泊中）
19.09.02：鳥羽～掛塚沖対潜掃蕩～
～09.03 0845（N34.35-E137.30）
館山海軍航空隊豊橋基地派遣艦攻タ313號不時着搭乗員２名救助 ～
～09.03 「第八豐榮丸」護衛～
～09.03下田
19.09.03：搭乗員退艇
19.09.03：下田～09.04鳥羽
19.09.07：鳥羽～掛塚沖敵潜攻撃～船団護衛～
～09.11 ドイツ船「リット」護衛～
～鳥羽 （09.12：鳥羽在泊中）
19.09.14：鳥羽～
～09.16 特設運送船「筥崎丸」護衛～
～09.16 0616（N34.33-E138.27）特設運送船「筥崎丸」が雷撃を受けるが回避～
～09.16 敵潜攻撃～
～09.17清水 （09.18-09.19：清水在泊中）
19.09.19；1200 復水器応急修理
19.09.19：清水～09.19下田
19.09.19：1900 九五式爆雷３個補給完了
19.09.--：下田～
～「南仁丸」護衛～船団護衛～対潜掃蕩～
～09.21 赤痢患者18名発生～
～09.21鳥羽
19.09.22：赤痢発生の為隔離
19.10.12：（「誠心丸」護衛）鳥羽～
～「誠心丸」護衛を止め、「羅州丸」護衛～
～鳥羽 （10.14：鳥羽在泊中）
19.10.19：鳥羽～
～10.19 「神通川丸」護衛～
～10.20 第8018船団護衛～
～10.22 「大盛丸」護衛～
～鳥羽 （10.23：鳥羽在泊中）
19.10.20：哨戒艇長：海軍大尉 二宮 仁作
19.10.28：二宮大尉着任、雪吹大尉退艇
19.10.31：鳥羽～船団護衛～対潜掃蕩～
～11.01 第8030船団護衛～
～11.02 第8030船団と第7101船団の護衛を特設驅潜艇「第二號日本丸」と交換～
～11.03 第7012船団護衛～
～11.04 第7103船団護衛～
～11.05 第8102船団、第8104船団護衛～
～的矢
19.11.--：的矢～
～11.06 運送艦「神威」護衛～海軍配當船「寳山丸二號」護衛～
～11.06鳥羽
19.11.06：復水器応急修理
19.11.07：清水、生糧品搭載
19.11.07：（「神威」護衛）鳥羽～11.08清水
19.11.08：復水器応急修理
19.11.09：清水～
～11.10 0700 石室埼灯台170度３浬にて第7110船団と合同、護衛開始～
～11.10 0940 御前埼灯台90度13浬にて敵潜探知、同時に雷跡発見
19.11.10：一番煙突右舷に被雷、船体切断
19.11.10：沈没
20.01.10：類別等級削除：内令第16号
20.01.10：解役：内令第28号
20.01.10：除籍：内令第29号
喪失場所：N34.30-E138.34 御前埼灯台90度13浬
喪失原因：米潜水艦Greenlng(SS-213)の雷撃
同型艦
若竹、呉竹、早苗、早蕨、朝顔、芙蓉、刈萱。
兵装
（新造時）
四十五口径三年式十二糎砲３門、三年式機銃２基、六年式二聯装発射管２基。
（18.01現在）
四十五口径三年式十二糎砲２門、十三粍二聯装機銃１基、留式七粍七単装機銃２基、
三八式小銃、拳銃、
高角式七十五糎探照燈１基、武式二米測距儀１基、四年式一米半測距儀１基、
探信儀、投射機、装填台、九五式爆雷36個。
（19.01現在）
九五式爆雷（定数36個：常時50個以上搭載）。
（19.04.26）
水中聴音機、二十五粍機銃装備。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.49「駆潜艇・哨戒艇」 (P.60)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.15「写真集 日本の駆逐艦（続）」(P.145)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.132)
雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.102)
「海軍第九巻 駆逐艦 海防艦 水雷艇 哨戒艇」誠文図書㈱ S56.09 「海軍」編集委員会 （P.115）
「写真日本海軍全艦艇史」 ㈱ベストセラーズ H06.12 福井静夫 (1456-1457,2663)
「日本海軍艦艇写真集 駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館(P.201)
「石川島重工業株式会社108年史」 S36.01 石川島播磨重工業株式会社(P.352)
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