長興丸の船歴

 年 月 日:船歴

14.02.06:起工 14.06.01:進水、命名:長興丸 14.11.30:竣工、船主:大洋興業株式會社、船籍港:神戸
--.--.--:三井物産株式會社が運航
16.07.19:徴傭、横須賀鎮守府所管 16.09.09:呉鎮守府所管 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設運送船(雑用船)、呉鎮守府所管
16.09.20:呉海軍工廠にて艤装工事開始 16.10.14:艤装工事完了 16.--.--:戦時編制:呉鎮守府配属、特設運送船(乙) 16.10.22:呉〜大阪〜東京〜11.05横須賀 16.11.06:横須賀〜11.12パガン11.15〜11.16サイパン11.22〜12.04小樽12.04〜横浜〜      〜12.19室蘭12.22〜01.02パラオ01.08〜01.19横須賀 16.12.16:官房機密第116966号:居住施設その他整備の件訓令 17.01.--:呉鎮機密第5号ノ39:軍需品輸送任務 17.01.21:横須賀〜函館〜室蘭〜東京 17.02.--:運輸機密第238番電:軍需品輸送任務 17.02.17:横須賀〜父島 17.02.20:特設砲艦まがね丸」「吉田丸」に酒保物品供給 17.02.--:父島〜母島〜硫黄島〜03.18南鳥島03.20〜      〜03.23テニアン03.30〜04.03父島 17.04.03:特設砲艦「まがね丸」「吉田丸」を横付け清水供給 17.04.04:父島〜大阪〜門司〜鎮南浦〜高雄〜基隆〜      〜四日市〜門司〜鎮南浦〜05.29呉06.12〜門司〜名古屋〜玉野 17.06.24:三井造船株式會社玉野造船所にて入渠、改装工事施行、中間検査受検 17.07.11:玉野〜横浜〜小樽〜来知志〜大阪〜散頃〜小樽〜浅瀬〜函館〜横浜〜09.25宇品 17.09.25:三八式野砲、弾薬、信管、船尾信号灯装備、      備砲手陸軍兵4名、軍属、見張員12名、機関員3名配乗 17.09.26:宇品〜09.27釜山〜09.28佐伯 17.09.25:呉鎮守府電令作第41号:       沖輸送船団直接護衛に関し左の通定む      1.直接護衛分担         特に定むるものの外北緯14度以北呉鎮、同線以南内南洋部隊        (内南洋部隊の護衛指揮官 第六驅逐隊司令)      2.船団区分        ( )内実速力及海陸軍所属別及佐伯発期日       (イ)第一船団(11節)  27日 賀茂丸(11.5節、陸)、波上丸(14節、陸病院船)       (ロ)第二船団(9節)  27日 伯剌西爾丸(10節、陸)、伊太利丸(1節0、陸)       (ハ)第三船団(11節)  29日 いくしま丸(11節、海)、藤影丸(12節、海)、                        山霧丸(12.5節、海)、かんべら丸(13.5節、陸)       (ニ)第四船団(9節予想)29日 はんぶるぐ丸(10節、陸)、長興丸(11節、海)       (ホ)佐伯集合後船団区分一部変更及出港期日変更已むを得ざる場合は第六驅逐隊司令之を統制する          ものとす      3.航路指定        アナタハン、サイパン間を通過ムリロ諸島東方を経てトラック北水道      4.直接護衛実施区分          1.指揮官、2.兵力、3.護衛任務担任、4.行動要領の順、( )内協力兵力       (イ)第一護衛隊          1.高波驅逐艦長          2.高波、第四十六號哨戒艇(第四十六號哨戒艇は豊後水道外方約100浬迄)          3.第一船団          4.トラック直航            高波聯合艦隊編入後は第三十一驅逐隊司令同艦に乗艦中指揮官となり担任区域に従い            呉鎮守府(第六驅逐隊司令)に協力       (ロ)第二護衛隊          1.朝潮驅逐艦長          2.朝潮、(朝凪)          3.第二船団          4.トラック直航            朝潮は北緯14度附近にて任務を朝凪に引継ぎ便宜横須賀に帰投す       (ハ)第三護衛隊          1.第六驅逐隊司令          2.曉、雷、(第一號掃海艇第三號掃海艇)          3.第三船団          4.トラック直航            第一號掃海艇、第三號掃海艇は北緯29度0分線附近に於ける護衛を止め佐伯に帰投す       (ニ)第四護衛隊          1.鳩艇長          2.第三十一號哨戒艇          3.第四船団          4.サイパン(若は其の附近)に於て旗風、峯風に任務を引継ぎ北緯14度線迄護衛協力      5.前諸号の外護衛任務に対しては各護衛指揮官所定とす 17.09.29:(沖輸送第四船団)佐伯〜10.13ラバウル10.20〜10.26パラオ10.30〜10.31アンガウル11.01〜11.10宮古 17.11.13:陸軍兵員、軍属下船 17.11.13:宮古〜11.14室蘭11.17〜11.21横須賀 17.11.--:陸軍搭載品陸揚げ、海軍備品砲工事施行 17.11.27:呉海兵団より下士官・兵計9名砲員として赴任 17.11.30:横須賀〜12.07パラオ12.16〜12.16ガラスマオ12.22〜12.31門司 18.01.03:門司〜01.04三池01.07〜01.14パラオ01.23〜01.23ガラスマオ01.28〜      〜02.06門司 18.02.07:門司〜02.09伏木02.11〜02.14門司 18.02.14:門司〜02.15片山02.18〜02.18新居浜02.21〜02.22門司 18.02.23:門司〜02.28高雄03.05〜03.08マニラ03.10〜03.16マカッサル03.28〜      〜03.29ポマラ04.16〜04.17マカッサル04.20〜04.27マニラ05.01〜05.04高雄05.06〜      〜05.11関門05.11〜05.12新居浜05.16〜05.17呉 18.05.17:呉〜05.19三池05.20〜05.22和田岬05.22〜05.25横須賀 18.05.26:横須賀〜05.30父島05.31〜06.04サイパン06.14〜06.14ロタ06.19〜      〜06.20サイパン07.03〜07.11横浜 18.2Q :船籍港:東京に変更 18.07.16:横須賀〜07.24室蘭07.26〜07.27鮫08.02〜08.10名古屋08.13〜      〜若松〜08.21大連08.25〜08.31神戸09.05〜呉〜      〜玉野〜大阪〜関門〜09.30佐世保 18.10.04:佐世保〜10.07青島10.10〜10.11大連10.14〜10.20室蘭10.26〜      〜10.29川崎10.31〜10.31東京 18.11.--:建築資材、燃料、酒保品、曳船その他搭載 18.11.05:東京〜11.05横須賀 18.11.--:運貨船6隻搭載、便乗者5名乗船、清水補給 18.11.07:(第3107船団)横須賀〜11.20トラック 18.11.--:便乗者2名退船3名乗船、清水補給 18.11.23:(第5233船団)トラック〜12.01クエゼリン 18.12.05:0520 機関室及び四番船艙に被弾、炎上      0535 五番船艙に被弾、火災炎上 18.12.06:0200 艙内の火勢が増し、左舷へ傾斜の傾向があるため四番五番艙に注水      0300 機関室約20m浸水      0420 左舷甲板を海水が洗い始め、左舷傾斜急増、総員退船下令      0437 左舷に傾斜、後部より沈下開始
18.12.06:0452 沈没 19.02.05:除籍:内令第305号 19.02.05:解傭
喪失場所:オルベップ島240度3km付近 喪失原因:米第50任務部隊航空母艦艦載機による空爆

同型船

 永興丸

兵装

 (S17.09-11)
  三八式野砲1門

写真資料

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和14年8月号、昭和15年2月号
 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.7)
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1981年11月号「日本商船隊の懐古 No.29」山田早苗
 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.232) 
 「商船が語る太平洋戦争」H14.05 野間恒
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.222)
 "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.230)

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