千鳥の艇歴
年 月 日:艇歴
06.10.13:起工
07.08.01:命名:達第106号:「千鳥」(チドリ)
07.08.01:類別等級制定:内令第245号:種別:水雷艇、類別:水雷艇、艇型:千鳥型
07.08.01:本籍仮定:内令第247号:佐世保鎮守府
07.08.24:信号符字點付:達第107号:GQRY
08.04.01:進水
08.04.01:本籍:内令第124号:佐世保鎮守府
08.05.28:艤装員長:海軍少佐 山田 勇助
08.06.01:艤装員事務所を舞鶴要港部工作部内に設置し事務を開始
08.07.27:水雷艇長:海軍少佐 山田 勇助
08.10.18:信号符字改正:達第127号:JXSD
08.11.20:竣工
08.11.20:内令第371号:第一豫備水雷艇、佐世保防備隊
08.11.21:艤装員事務所を撤去
08.11.--:舞鶴〜11.24佐世保
08.12.07:佐世保〜12.08佐世保
08.12.12:佐世保〜12.12佐世保
09.01.31:水雷隊編制:内令第35号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府
09.01.31:警備戦隊編制:内令第36号:佐世保警備戦隊第二十一水雷隊
09.--.--:佐世保〜03.13佐世保
09.04.01:内令第118号:第二豫備水雷艇
09.--.--:佐世保〜05.23佐世保
09.07.10:内令第285号:第一豫備水雷艇
09.11.15:役務:内令第480号:警備水雷艇
09.11.15:警備戦隊編制:内令第481号:佐世保警備戦隊第二十一水雷隊
09.11.15:水雷艇長:海軍少佐 田中 正雄
09.12.13:佐世保〜12.17佐世保
〜04.05寺島水道04.06〜
10.06.15:水雷艇長:海軍少佐 赤澤 次壽雄
10.11.15:警備戦隊編制:内令第462号:佐世保警備戦隊より削る
10.11.15:役務:内令第461号:警備水雷艇兼練習水雷艇、舞鶴要港部附属
練習のことに関しては海軍機關學校長の指揮をうけしめらる
11.06.15:水雷艇長:海軍大尉 林 幸市
11.12.01:解役:内令第473号:第二豫備水雷艇
11.12.01:警備戦隊編制:内令第474号:佐世保警備戦隊第二十一水雷隊
11.12.01:水雷艇長:海軍少佐 愛甲 文雄
11.12.07:水雷隊編制:内令第490号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府
〜12.24佐世保
12.03.06:佐世保〜03.17佐世保
12.03.30:水雷艇長:海軍少佐 堤 恭三
12.05.01:警備戦隊編制:内令第204号:佐世保警備戦隊より削る
12.05.01:防備戦隊編制:内令第205号:佐世保防備戦隊第二十一水雷隊
12.--.--:佐世保〜05.02佐世保
12.07.28:防備戦隊編制:内令第368号:佐世保防備戦隊より削る
12.07.28:艦隊編制:内令第365号:第三艦隊第三水雷戦隊第二十一水雷隊
12.12.01:警備戦隊編制:内令第 号:佐世保警備戦隊、第二豫備水雷艇
12.07.28:水雷艇長:海軍少佐 松元 秀志
12.12.01:水雷艇長:海軍少佐 堤 恭三
13.01.30:水雷艇長:海軍少佐 久保木 英雄
13.08.25:水雷艇長:海軍少佐 坂元 常男
13.12.15:水雷艇長:海軍少佐 稲葉 通宗
13.12.15:役務:内令第1109号:第三豫備水雷艇
14.03.20:水雷艇長:海軍大尉 肝付 正明
14.03.25:佐世保海軍工廠にて入渠
14.03.31:出渠
14.10.10:水雷隊編制:内令第689号:第二十一水雷隊より除く
14.10.10:役務:内令第690号:第二豫備水雷艇
14.10.15:水雷艇長:海軍大尉 橋本 正雄
14.11.15:役務:内令第851号:第三豫備水雷艇
14.12.01:本籍改定:内令第950号:舞鶴鎮守府、役務:第三豫備水雷艇
15.04.01:水雷艇長:海軍大尉 中尾 小太郎
15.10.10:本籍:内令第675号:舞鶴鎮守府
15.10.15:役務:内令第712号:特別役務水雷艇
15.10.15:水雷艇長:海軍少佐 池田 周作
15.11.15:水雷隊編制:内令第834号:第二十一水雷隊、本籍:佐世保鎮守府
15.11.15:戦時編制:支那方面艦隊第三遣支艦隊第十二戦隊第二十一水雷隊
16.04.10:戦時編制:支那方面艦隊第三遣支艦隊第二十一水雷隊
16.09.10:水雷艇長:海軍大尉 森 新一
16.09.20:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第二根據地隊第二十一水雷隊
16.12.--:部隊番号:5、隊番号:-、艦船番号:-
16.12.01:信号符字改正:達第369号:JWAP
16.12.--:軍隊区分:機密菲島部隊護衛部隊命令第1号:第三護衛隊
16.12.17:(第三輸送船隊護衛)基隆〜
〜12.21 0700 第一、第二護衛隊に合同〜
〜12.22リンガエン湾
16.12.24:(「筥崎丸」「新興丸」護衛)リンガエン湾〜12.26高雄
16.12.28:官房機密第12073号訓令に依る防雷具装備工事を指令
--.--.--:高雄〜02.09カムラン
17.02.01:軍隊区分:機密蘭印部隊第三護衛隊命令第2号:第二嚮導隊
17.02.14:(「日榮丸」護衛)カムラン湾〜02.16アナンバス
17.02.--:アナンバス〜
〜02.21 1700 第三護衛隊に合同〜
〜02.21 2100 運送艦「鶴見」が合同〜
〜02.21 1800 驅逐艦「文月」、同「春風」、同「松風」、同「旗風」が合同〜
〜02.22 1200 ス作戦、ヤ作戦の上陸開始期日を1日延期〜
〜02.22 ---- 第三護衛隊から分離〜
〜02.24 ---- 第三護衛隊に合同〜
〜02.25 0920 驅逐艦「吹雪」、同「春風」が列に入る〜
〜02.26 1900 驅逐艦「水無月」、「第五號掃海艇」が列を解き第三嚮導隊に合同〜
〜02.27 0500 第三嚮導隊が分離〜
〜02.27 1030(S04.25-E106.40)輸送船隊反転〜
〜02.27 1048 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊は敵方に進出攻撃に向かう〜
〜02.27 1515 上陸日を更に1日繰り下げられる〜
〜02.28 0120 驅逐艦「松風」が分離〜
〜02.28 0415 巡洋艦「名取」、同「由良」、第十一、第十二驅逐隊が合同〜
〜02.28 2020 第三護衛隊から分離〜
〜03.01 0000 メラク入泊
17.02.28:軍隊区分:第三護衛隊電令作第3号:第一警戒隊
17.03.--:メラク〜バンタム湾
17.03.05:(陸軍輸送船護衛)バンタム湾〜03.05メラク
17.03.07:バンタム湾〜
〜03.07 ---- バタビヤ港外にて水路啓開並に泊地清掃を開始〜
〜03.07 2150 エダム島占領〜
17.03.10:水雷隊編制:内令第415号:水雷隊編制廃止
17.03.10:戦時編制:聯合艦隊第二南遣艦隊第二十三特別根據地隊
17.04.01:軍隊区分:主隊
17.05.05:戦時編制:大阪警備府部隊
17.05.05:役務:内令第800号:警備水雷艇
17.05.20:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第12号:海面防備部隊
〜05.23由良内
17.05.26:由良内〜
〜05.26 ---- 特設運送船「朝日山丸」救難作業支援〜
〜05.26 1415 市江埼沖着、敵潜掃蕩開始〜
17.05.30:海面防備部隊電令作第9号:
本日索敵要領左の通定む
1.眞鶴艦長は成生、第五十三號驅潜特務艇を区処し夫々WX区
第三十二掃海隊司令は全力を以てOP区
第八日東丸、第九日東丸は日置より江須埼間概ね商船航路に沿い索敵攻撃に任ずべし
2.各艇は概ね東西に索敵右廻りにて反転すべし
3.本職準備出来次第出港、千鳥に乗艇機宜行動す
4.哨戒実施要領
哨戒は敵情海面の状況天候季節等を考慮し水中測的兵器の全幅活用見張機関の全能力発揮を
計ると共に防備衛所航空機との緊密なる協同連繋のもとに実施す
17.06.22:軍隊区分:機密大阪警備府命令第37号:海面防備部隊A部隊(2)
17.06.29:呉回航
17.07.02:呉海軍工廠第五船渠に入渠
17.07.09:出渠
17.07.10:水雷艇長:海軍大尉 中村 苫夫
17.07.15:修理工事完成
17.07.16:呉〜07.16由良内
17.07.16:信電令作第6号:
1.眞鶴、千鳥は先任艇長之を区処しB、F、D、H線にて包む海面を掃蕩せよ
17.07.16:由良内〜
〜07.16 1900 現場着、掃蕩開始〜
〜07.17 0600 信電令作第7号(1000に至るも敵状に変化なければ現哨戒配備を撤し第六哨戒配備
に就け)受領〜
〜07.17串本
17.07.19:信電令作第8号:
一六三〇日ノ御崎灯台の一五〇度六六浬に敵潜没潜水艦発見、哨戒機触接中
眞鶴、千鳥は先任艇長区処し速に之を索敵攻撃せよ
17.07.19:串本〜
〜07.19 2000 信電令作第9号(今夜甲区を掃蕩せよ)受領〜
〜07.19 2145 信電令作第10号(今夜潜水艦発見地点を中心とし概ね40浬圏内を掃蕩せよ)受領〜
〜07.20 0530 信電令作第11号(0800に至らば潮岬配備)受領〜
〜07.20 0910 信電令作第12号(潮岬の181度22浬飛行機触接中の敵潜没潜水艦を撃滅せよ)受領〜
〜07.20 0945 現場に急行〜
〜07.20 1145 潮岬の180度14浬にて飛行機の誘導にて爆雷投射5個〜
〜07.20 1430 探信捜索するも手掛かりなし〜
〜07.20 1615 信電令作第13号(眞鶴、千鳥は今夜丙丁区を掃蕩せよ)受領〜
〜07.20 1930 信電令作第14号(21日0700以後哨区発、由良内に帰投燃料補給をなせ)受領〜
〜07.21由良内
17.07.22:信電令作第15号:
1.摩耶一番機〇八三三(日ノ御埼の175度43浬)に敵潜没潜水艦らしきものを認め〇八五〇より
由良一番機触接中
3.千鳥、眞鶴準備出来次第出動串本に進出命を待て
17.07.22:由良内〜
〜07.22 1345 現場着、掃蕩開始〜
〜07.22 1720 信電令作第17号(1900に至るも状況変化なければ丙丁区を掃蕩せよ)受領〜
〜07.23 1000 信電令作第18号(1200に至るも敵状変化なければ串本待機せよ)受領〜
〜07.23串本
17.07.23:信電令作第18号:
3.阪警機密第297番電(電令作第26号)による徴傭船建設號(船長ノルウェー人速力九.五節)
護衛艦を千鳥に指定す
同船は二十七日〇五〇〇名古屋発二二〇〇潮岬を通過紀伊水道を経て小樽に回航す
千鳥は尾鷲湾附近より市江埼迄護衛すべし
17.07.24:1500 紀防機密第406番電:千鳥は樫野埼配備に就け
1620 紀防機密第408番電:
信電令作第19号:
眞鶴、千鳥、成生は第四水雷戦隊派出の先任驅逐艦長(又は第二十七驅逐隊司令)の区処を受け
本日夕刻より二十五日正午迄潮岬の一七〇度方向海面の対潜掃蕩に任ずべし
17.07.24:串本〜
〜07.24 1920 予定線(165度)上掃蕩開始〜
〜07.24 2130 165度の線上を速力12節にて南下中〜
〜串本
17.07.27:大阪警備府電令第7号:
機密大阪警備府命令第48号に依る第三回教練射撃、第二回教練運転はA部隊を眞鶴、千鳥、
B部隊を第二號松榮丸とし本月二十九日午後之を実施すべし
17.07.29:第二回教練運転及び第三回教練射撃
17.--.--:
〜08.08 1310 陸軍徴傭船「北明丸」沈没現場(市江埼の210度2浬)に急行〜
〜08.08 1523 電令作第1号(本日昼間市江埼灯台を中心とする20浬圏内に於てH線対潜掃蕩)
受領〜
〜08.08 1720 電令作第2号(1900に至るも敵情に変化なければI線以西の甲区対潜掃蕩)受領〜
〜08.09 1500 電令作第4号(1900に至るも情況変化なければ直に由良内に廻航補給)受領〜
〜08.09 2000 電令作第5号(補給終らば明日なるべく速かに第四地区T区を掃蕩)受領〜
〜08.09由良内
17.08.10:由良内〜
〜08.10 ---- 電令作第12号(今後甲区を掃蕩、明11日1200に至るも状況に変化なければ第六配備
に復帰、明日1200哨区発由良内に回航せよ)受領〜
〜08.10 1900 甲区西半分掃蕩〜
〜08.11 0615 信電令作第21号(本日1200迄潮岬配備)受領〜
〜08.11由良内
17.08.11:電令作第13号:紀防機密第463番電:
阪警電令作第32号による紀伊水道通過一般船舶の直接護衛要領を左の通定む
1.護衛艦艇名基地
眞鶴、千鳥、成生:串本、
第五十二號驅潜特務艇、第五十三號驅潜特務艇:田邊灣(由良内)とす
2.護衛艦発着要領
(イ)大島 〇六〇〇発の艇は瀬戸埼一三〇〇発
(ロ)大島 一〇〇〇発の艇は瀬戸埼一六〇〇発
(ハ)瀬戸埼 一〇〇〇発の艇は大島一四〇〇発
何れも船団護衛終了後基地に帰投す -- 紀防機密第463番電により削除
3.航路指示
友ケ島配備の監視艇は南下船舶に所定の時刻場所を示達するものとす
此の場合護衛開始点に密集停船し輻輳せざるよう注意すべし
4.護衛艦は其の都度発着時刻並に隻数を報告するものとす
17.08.11:電令作第14号:紀防機密第456番電:
1.明日眞鶴は潮岬配備に就け、千鳥は明日〇七〇〇由良内発串本に回航せよ
2.電令作第13号による直接護衛艦の日割は各基地毎に先任艇長之を区処するを立前とす
3.十三日以後直接護衛艦の哨戒配備に関しては特令す
17.08.12:電令作第15号:紀防機密第467番電:
1.本日一二〇〇樫野埼灯台五六度三.二浬敵潜の雷撃を受けたる船あり
眞鶴、成生は直ちに索敵攻撃せよ
3.千鳥は準備出来次第出撃せよ
17.08.12:由良内〜
〜08.12 1815 電令作第16号(今夜丁区掃蕩)受領〜
〜08.12 1930 現場着、丁区掃蕩〜
〜08.12 2100 電令作第17号(明13日未明に至るも情況に変化なければ直接護衛艦
1.大島〇六〇〇発瀬戸埼一三〇〇発千鳥(第一護衛艦と称す))受領〜
〜串本
17.08.14:電令作第20号:紀防機密第482番電:
本日〇三〇〇梶取埼二六度一二.五浬にて敵潜の攻撃を受けたる後木本泊地に座礁せる船舶あり
1.眞鶴、千鳥は樫野配備に就き夫々第一、第二護衛艦となし成生は第三護衛艦となれ
17.08.14:電令作第21号:紀防機密第483番電:
千鳥は遭難商船救難の為、電令作第20号に依る現場(木ノ本泊地)に急行せよ
17.08.14:串本〜
〜08.14 0845 電令作第22号(電令作第20号に依る現場附近海面を掃蕩しつつ兼ねて電令作第21号
による救難に任ずべし)受領〜
〜08.14 0930 商船(平和丸)は雷撃は受けておらず三輪埼に座礁したことが判明〜
〜08.14 1315 遭難現場発〜
〜08.14 1650 電令作第23号(今夜B線以南市江埼灯台を中心とする概ね二〇浬圏内を掃蕩、
兼ねて同灯台の光達距離を測定報告せよ)受領〜
〜08.14 1700 電令作第26号(2000至るも状況に変化なければWX区を掃蕩、明朝0600電令作
第25号による哨区に復帰せよ)受領〜
〜08.14 1845 市江埼の144度8浬にて「成田丸」が雷撃を受けるが被害なし、威嚇投射〜
〜08.14 2230 電令作第25号(明15日0600至るも情況に変化なければX区を飛行機と協力徹底的
に掃蕩攻撃すべし)受領〜
〜08.15 0515 解列、電令作第25号に依る哨区に就く、異状なし〜
〜08.16 1145 電令作第27号(1400に至るも状況に変化なければ由良内に回航補給をなせ)受領〜
〜08.16由良内
17.08.16:紀防機密第504番電:17日0600以降即時待機となせ
17.08.16:電令作第29号:紀防機密第16214077番電:
1.千鳥、第九日東丸は明十七日〇六〇〇出港夫々潮岬樫野配備に就け
17.08.17:由良内〜
〜08.17 1310 電令作第30号(室戸埼の北東五浬にに急行附近海面を掃蕩せよ)受領〜
〜08.17 1415 掃蕩要領:現場より20浬圏内中現場より90度線の南(1800着予定)〜
〜08.18 1615 電令作第33号(C線上を掃蕩しつつ串本に待機せよ)受領〜
〜08.18串本
17.08.18:紀防機密第18195446番電:
1.明十九日眞鶴、千鳥、成生は夫々第一、第二、第三護衛艦となし、護衛終らば最寄基地に待機
せよ
2.各艇は成生タナ548番電に依る潮岬五浬地点附近通航の際重油浮上状況を調査報告せよ
17.08.--:串本〜
〜08.21 1000 大島発第二護衛艦〜
〜08.21 1013 樫野埼灯台の173度4,300m附近にて舞鶴航空隊串本基地隊哨戒機が敵潜没潜水艦を発見
樫野埼灯台の210度3,000m附近にて「帝祥丸」を串本に 避退させ、現場に急行〜
〜08.21 1023 第一回爆雷投射7個〜
〜08.21 1030 第二回爆雷投射5個〜
〜08.21 1038 第三回爆雷投射2個〜
〜08.21 1109 第四回爆雷投射4個
〜08.21 1140 特設掃海艇「第二高島丸」来着〜
〜08.21 1200 現場発〜
〜08.21 1315 紀防機密第521番電(爆雷を成生より補給せよ)受領〜
〜08.21串本
17.08.21:電令作第34号:紀防機密第527番電:
今夜掃蕩配備左の通り定む、樫野埼灯台の一七〇度二浬を基点とす
基点の五浬圏内一八〇度線以東第五十二號驅潜特務艇、以西第五十三號驅潜特務艇、
其の外方五十浬圏内基点の一二〇度線以東成生、一二〇度線より二〇〇度線間眞鶴、
二〇〇度線以西千鳥とす
17.08.21:特設掃海艇「第三江口丸」から爆雷補給
17.08.21:由良内〜
〜08.21 2000 現場復帰〜
〜08.21 2220 電令作第35号(現場効果調査を行い附近を掃蕩せよ)受領〜
〜08.22 0630 油浮出の最も濃い場補に旗附浮標投入〜
〜08.22 0930 調査報告〜
〜08.22 1030 調査報告〜
〜08.22 1200 樫野埼灯台の170度2浬にて現場調査(効果確認)〜
〜08.23 0900 電令作第36号(飛行機と協力、潮岬180度9浬の敵潜水艦を攻撃撃滅せよ)受領〜
〜08.23 0920 潮岬180度9浬の敵潜攻撃に向かう(1040現場着予定)〜
〜08.23 1200 「第五十三號驅潜特務艇」来着、合同〜
〜08.23 1815 状況報告〜
〜08.26 1200 信電令第22号(荒天準備、日没迄に(要すれば哨戒護衛を中止)避泊せよ)受領〜
〜08.26避泊
17.08.27:大阪警備府電令作第43号:
1.電令作第32号に依る紀伊水道通航一般船舶の直接護衛は八月末日を以て取止む
17.08.30:1417 串本〜
〜08.30 1430 掃蕩区域をX区Y区以外の丁区に定める〜
〜08.30 1629 電令作第38号(状況変化なければ今夜串本に待機し明日525番電に依る交通艇)受領〜
〜08.30串本
17.08.30:串本〜串本
17.09.25:電令作第40号:紀防機密第582番電:
一四二四潮岬二八八度七浬商船敵潜の攻撃を受く被害なし、千鳥、眞鶴、第五十三號驅潜特務艇
第三十二掃海隊は直に之を掃蕩攻撃せよ
17.09.25:串本〜
〜09.25 1700 電令作第41号(潮岬280度5浬を中心とする7浬圏以南の丁区を掃蕩)受領〜
〜09.25 1715 現場着、掃蕩開始〜
〜09.25 1940 電令作第41号に依る掃蕩続行〜
〜09.26 0645 電令作第43号(本日昼間掃蕩配備:丁区)〜
〜09.26 1155 丁区掃蕩中市江埼沖に水偵が爆撃するのを認め現場に急行〜
〜09.26 1220 第一回爆雷投射9個〜
〜09.26 1229 第二回爆雷投射7個〜
〜09.26 1245 第三回爆雷投射7個〜
〜09.26 1407 第四回爆雷投射5個〜
〜09.26 1408 攻撃中止、補給の為由良内に向かう〜
〜09.26由良内
17.09.26:電令作第45号:紀防機密第590番電:
今夜掃蕩の配備左の通定む
市江埼を通ずる二七〇度線以南
2.千鳥、眞鶴は右以南G線I線D線を以て包む海面
17.09.26:由良内〜
〜09.26 1900 哨区着、哨戒〜
〜09.27 0703 市江埼附近にて効果検討中飛行機が爆撃するのを認め現場に急行〜
〜09.27 0710 第五回爆雷投射9個〜
〜09.27 0721 第六回爆雷投射7個〜
〜09.27 0915 第七回爆雷投射6個〜
〜09.27 1000 重油湧出点の監視を止め哨区に就く〜
〜09.27 1548 第八回爆雷投射6個〜
〜09.27 1600 電令作第48号(今夜掃蕩配備:ニホヘトチヌ以外の丁区)受領〜
〜09.27 1700 水雷艇「眞鶴」より爆雷35個洋上補給〜
〜09.27 1905 電令作第46号(敵情に変化なければ28日0800以後第六配備に復帰)受領〜
〜入港
17.10.01:紀防機密第611番電:
1.一五一五商船一隻(陽明丸)市江埼の一四六度二浬にて雷撃を受け沈没す
2.千鳥、第五十二號驅潜特務艇は準備出来次第出撃、敵潜を掃蕩撃滅せよ
17.10.01:出撃〜
〜10.01 1820 電令作第2号(今夜の掃蕩配備:TE区)受領〜
〜10.01 0510 電令作第3号(0700以後の掃蕩配備:T区)受領〜
〜10.02 1535 電令作第49号(今夜の掃蕩配備:市江埼を中心とする10浬以南の丁区)受領〜
〜10.03 1408 電令作第50号(3日夜間:最寄港に待機、4日昼間の掃蕩配備:潮岬)受領〜
〜10.03最寄港
17.10.04:最寄港〜
〜10.04 1250 電令作第51号(情況に変化なければ日没以後第六配備に復帰)受領〜
〜10.04 2015 電令作第52号(今夜樫野埼を中心とする50浬圏内を掃蕩)受領〜
〜10.05 0526 電令作第53号(0800以後の掃蕩配備:潮岬)受領〜
〜10.05 1518 電令作第54号(情況に変化なければ日没以後第六配備に復帰、
潮岬配備(夜間は丁区哨戒)8日)受領〜
〜10.05串本
17.10.06:電令作第56号:紀伊防機密第061525番電:
一三三〇飛行機市江埼の二八四度二浬敵潜没潜水艦の油を認む、千鳥、第五十二號驅潜特務艇、
第九日東丸及び第三十二掃海隊の一隻は之を掃蕩すべし
17.10.06:串本〜
〜10.06 1700 現場着〜
〜10.06 1708 飛行機の誘導に依り爆雷投射10個〜
〜10.06 1743 爆雷投射10個〜
〜10.06 1904 電令作第57号(今夜の掃蕩配備:WX以南I線以西の甲区)受領〜
〜10.07 0720 電令作第58号(情況に変化なければ0800以後第六配備に復帰、千鳥は串本に
待機、要すれば燃料補給をなせ)受領〜
〜10.07串本
17.10.08:電令作第59号:紀伊防機密第081057番電:
一〇一五、北緯三四度東経一三六度二二分帝楓丸敵潜の雷撃を受く損害大
千鳥は直に救援並に攻撃に向へ
* 実際は「帝楓丸」に被害はなく「へいぐ丸」が被雷沈没
17.10.08:串本〜
〜10.08 1500 現場着〜
〜10.08 1854 電令作第60号(今夜の掃蕩配備:三木埼を中心とする50浬圏内に於て
三木埼の150度線以東)受領〜
〜10.09 0732 紀防機密第090435番電(情況に変化なければ0700以後串本待機)受領〜
〜10.09串本
17.10.09:電令作第61号:
1.本九日一四〇〇八幡山丸梶取埼の一六二度五浬に於て敵潜水艦の攻撃を受く被害なし
2.今夜の索敵配備梶取埼を中心とする五〇浬圏内に於て梶取埼を通ずる一三〇度線以北
眞鶴以南千鳥とす
3.千鳥は準備出来次第出撃せよ
5.視界狭少に付保安に注意せよ
17.10.09:2055 紀防機密第092000番電(情況に変化なければ明1000以後樫野配備)受領
2110 天候回復まで出港見合せ
17.10.10:0345 「八幡山丸」遭難員がボートにて来艇し事情聴取
17.10.10:串本〜
〜10.10 1847 紀防機密第101430番電(1700に至るも情況に変化なければ日没後串本待機、
明11日潮岬配備(昼間のみ))受領〜
〜10.11 1959 紀防機密第111730番電(第六配備に復帰、12日成生、13日千鳥、14日眞鶴潮岬配備
以下之の順)受領〜
〜10.15 1830 市江埼の210度2浬〜
〜入港
17.10.21:電令作第63号:
二十一日〇七五〇室戸東一〇浬敵潜一隻
4.千鳥、第五十二號驅潜特務艇は一時間待機となせ
17.10.21:1608 紀防機密第640番電(1800に至るも情況に変化なければ待機を解く)受領
17.10.22:電令作第64号:
市江埼灯台よりの報告に依れば〇〇四九敵潜一隻西行す
1.成生、第三江口丸、榊丸は直に右灯台を中心とする一五浬圏内を索敵攻撃すべし
2.千鳥、第五十二號驅潜特務艇は直に出港、右以南I線以西の甲区を索敵攻撃せよ
17.10.22:出撃〜
〜10.22 0615 配備に就く〜
〜入港
17.10.23:電令作第65号:紀伊防機密第656番電:
一五〇五東一三五度一四墳北三三度一二分一星丸敵潜の雷撃を受け沈没の虞あり
千鳥、眞鶴は直に附近索敵攻撃並に同船救助に任ずべし
17.10.23:出撃〜
〜10.23 1900 本夜掃蕩区域:切目埼180度線以東I線迄の甲区〜
〜10.23 2051 紀防機密第657番電(今夜風浪の為哨戒困難なれば便宜避泊せよ)受領〜
〜10.24 0115 波浪大となり哨戒困難につき串本に向う〜
〜10.24串本
17.10.25:軍隊区分:大海指第151号:作戦に関し横須賀鎮守府司令長官の指揮に入る
17.10.25:機密大阪警備府作戦命令第18号:作戦に関し横須賀鎮守府司令長官の指揮を承くべし
17.10.--:串本〜
〜10.26 1130 日ノ御埼の130度7浬附近に浮流機雷らしきものを発見、カッターで監視〜
〜10.26 1344 横鎮機密第130番電(淺間丸を大阪より館山まで護衛、須賀回航)受領〜
〜10.26 1400 特設運送船「霧島丸」の護衛を止め現場に向う〜
〜10.26 1420 浮流機雷らしきものを発見できず〜
〜10.26串本
17.10.27:串本〜10.27由良内
17.10.27:串本〜10.27由良内
17.10.27:由良内〜
〜10.27 1530 友ヶ島水道にて一般徴傭船「淺間丸」と合同、護衛を開始〜
〜10.28館山
17.10.28:館山〜10.28横須賀
17.10.28:軍隊区分:機密大阪警備府作戦命令第19号:削除
18.01.13:(第7113A船団護衛)横須賀〜
〜01.14 0940 紀伊水道北上中、市江埼の225度3.5浬にて潜望鏡を発見〜
〜01.14 0946 潜望鏡を乗切り、爆雷投射5個〜
〜01.14 0948 爆雷投射7個〜
〜01.14 1012 爆雷投射8個〜
〜01.14 1020 市江埼213度4,800mに油の湧出点を認める〜
〜01.14 1022 湧出点に爆雷投射3個〜
〜01.14 1038 市江埼213度2.6浬に爆雷投射5個〜
〜01.14 1115 爆雷投射6個(残0)〜
〜01.14由良内
18.01.14:重油、爆雷補給34個
18.02.01:水雷艇長:海軍大尉 桑原 哲郎
18.02.26:官房艦機密第887号:発電機械換装の件訓令
18.04.01:戦時編制:横須賀鎮守府部隊
〜04.25舞鶴
18.04.--:修理工事
18.05.15:水雷艇長:海軍豫備少佐 松村 總一郎
18.06.03:舞鶴〜
18.06.28:0515 第7628船団護衛開始
18.07.01:水雷艇長:海軍少佐 松村 總一郎
18.07.31:信電令作第356号:横須賀鎮守府海面防備部隊機密第301548番電:
1.第二水雷戦隊(長良)、雲鷹及び曙、明31日0730横須賀発銭洲猫島東方よりA地点
(北緯30度00分東経136度00分)に向う速力20節
2.眞鶴、千鳥は明日0630長浦発第1項部隊を概ねA地点附近まで直接護衛したる後、
眞鶴は神戸に回航、補給、千鳥は横須賀に帰投すべし
眞鶴神戸着後の行動に関しては後令す
3.千鳥、眞鶴は護衛任務に従事中第二水雷戦隊司令官の区処を受くべし
18.07.31:横須賀〜
〜08.01 0530 主隊に合同、航空母艦「雲鷹」、巡洋艦「長良」等の護衛を終了〜
〜横須賀
18.08.23:横海防信電令作第347号:澤風、千鳥、第二十五號掃海艇、第二十七號掃海艇、
第四十八號驅潜艇は08月24日便宜横須賀発、野島崎南方海面に出動
18.10.12:横須賀鎮守府電令作第265号:
1.本日12日0500北緯28度39分東経137度28分地点に於て間宮雷撃を受け航行不能
追風現場攻撃中
2.海面防備部隊指揮官は千鳥及第百一號哨戒艇を右現場に急派対潜警戒及び
之の救難に任ぜよ
3.横須賀海軍工廠長は救難隊及所要器材を千鳥に乗艦せしめ間宮に急派すべし
18.10.12:驅逐艦「追風」補給用の爆雷12個搭載
18.10.12:長浦〜
18.10.18:2000 運送艦「高崎」護衛O通過東航(予定)
18.10.30:0120 第8029船団護衛潮岬通過(予定)
18.11.08:0420 第8108船団甲護衛潮岬通過(予定)
18.12.25:横須賀〜12.26由良内
19.01.--:
〜01.13 0640 五箇所港着特設運送船「興業丸」救難作業〜
〜01.13 0725 名古屋より曳船「竹千代丸」来着〜
19.01.31:(第8129船団護衛)尾鷲〜
〜01.31 0945 「第四十六號哨戒艇」が護衛を開始〜
〜01.31 対潜戦闘:爆雷投射2回計24個〜
〜01.31 第3回爆雷投射〜
〜02.01 0720 爆雷投射3個〜
〜02.01長浦
19.02.--:
〜第8224船団護衛〜
〜02.24:1015(N34.11-E136.48 神ノ島に特設運送船「國島丸」が座礁〜
〜横須賀
19.03.01:軍隊区分:機密横鎮電令作第162号:甲直接護衛部隊
19.03.13:軍隊区分:機密横鎮電令作第200号:一時、甲直接護衛部隊
19.03.13:横海防電令作第65号:準備出来次第出撃、八丈島西方海面に於ける敵潜の補足撃滅
並に龍田の警戒
19.03.13:横海防電令作第66号:甲直接護衛部隊の龍田救援並に警戒に関する任務を取止め
19.03.14:横防戦電令作第67号:甲直接護衛部隊は八丈島西方海面の敵潜掃蕩中止、適宜横須賀帰投
19.03.14:横須賀〜
19.04.18:横防戦電令作第96号:
1.大鷹十九日二四〇〇紀淡海峡に向け館山出撃接岸航路速力二〇節
2.旗風及千鳥は同艦の直接護衛に従事したる後阪警長官の協議に応じ千鳥、旗風の順に東行
船団を護衛帰投すべし
19.04.24:(第8423船団甲護衛)和歌浦〜
〜04.24 潮岬通過東航
19.05.02:軍隊区分:機密横鎮電令作第334号:甲直接護衛部隊
1.指揮官:横須賀海面防備隊司令官
2.兵力:旗風、澤風、千鳥、鵯、第二十五號、第二十七號掃海艇、第四十八號、第五十號驅潜艇、
長運丸
3.任務:東京湾北航路及同西航路の船団(船舶)直接護衛、特命船団(船舶)の直接護衛
敵潜の掃蕩及び捕捉撃滅、被害船舶の救難、急速戦備の充実及び戦力の練成、その他特令作戦
19.05.02:横防戦電令作第105号:千鳥、第二十七號掃海艇は04日1000迄に館山に於いて第3503船団に合同
東京湾の対潜掃蕩を行い同船団を青ヶ島を通ずる東西線まで直接護衛に従事したる後帰投
19.05.04:横防戦電令作第106号:千鳥、第二十七號掃海艇は直ちに出撃、敵潜撃滅、第3503船団前路掃蕩
19.05.13:横須賀防備戦隊電令作第113号:
千鳥は松八號船団を青ヶ島附近まで護衛したる後、第四五一三船団に合同、之を横須賀まで
護衛すべし(以下略)
19.05.14:小笠原部隊電令作第104号:
第八利丸は千鳥、船団に合同後、護衛指揮を先任指揮官に引継ぎ第六玉丸を併せ指揮し
列島線に沿い対潜掃蕩を実施しつつ帰投すべし
〜05.15 0900(N30.50-E138.55)第4513乙船団に合同、護衛を引継ぐ〜
〜05.17横須賀
19.05.26:水雷艇長:海軍少佐 中村 貞彦
19.05.27:横須賀防備戦隊電令作第131号:
1.第二十五號掃海艇は小笠原部隊の協議に応じ第四五三〇乙船団の父島横須賀間直接護衛に従事すべし
2.千鳥は前項船団を北緯30度30分線にて迎え之を横須賀まで護衛すべし
19.05.29:中村少佐着任、松村少佐退任
19.06.06:(第3606船団護衛)館山沖〜
〜06.07 0820 護衛終了、船団から分離〜
〜父島
19.06.13:横鎮電令作第433号:
1.敵機動部隊南方諸島空襲の算あり
2.小笠原部隊指揮官は在父島艦艇船舶を以て船団部隊を編成、古賀大佐を船団部隊指揮官として
至急出港、横浜に帰投せしむべし
編成、行動を予定報告すべし
3.甲直接護衛部隊指揮官は皐月、千鳥、第二十五號掃海艇をして至急出港、右船団部隊に合同
護衛に任ぜしむべし、合同以後前項船団部隊指揮官の指揮下に入る
4.小笠原部隊東京湾北航路部隊指揮官は右船団に対する飛行警戒を特に厳にすべし
19.06.18:軍隊区分:大海指第400号:聯合艦隊司令長官の指揮下に入る
19.06.24:軍隊区分:大海指第401号:聯合艦隊司令長官の指揮を解く
19.06.25:軍隊区分:横鎮電令作第464号:甲直接護衛部隊
19.07.23:小笠原部隊隊信電令作第102号:
1.第四七二三船団:桂川丸、九州丸、護衛艦:千鳥、旗風、23日1200横須賀に向け出撃せしむ
2.第五十二號驅潜艇、文丸及び第七豐丸は千鳥艇長の指揮を承け横須賀迄護衛に協力したる後
文丸、第七豐丸は所要の修理に従事すべし、第六玉丸は北緯31度線まで之が護衛に協力したる後
帰投すべし
3.航空部隊は右船団の前路並に上空警戒を厳にすべし
19.09.10:(第4910船団護衛)父島〜
〜09.11 1030 敵B-24 3機と交戦〜
〜09.11 ---- 陸軍輸送船「八丸」、後部被弾浸水、傾斜に付き砲撃処分〜
〜横須賀
19.09.26:甲直接護衛部隊信電令作第4号:
1.第二號日吉丸(母島)、拓南丸(硫黄島)を以て第三九二八船団を編成す
2.千鳥、?、第八拓南丸は前項船団の東京湾、母島、硫黄島)間直接護衛に
従事すべし
3.船団部隊指揮官を千鳥水雷艇長に指定す
19.11.25:戦時編制:横須賀鎮守府部隊第三海上護衛隊
〜12.22 1200 特設掃海艇「第三鶚丸」来着、攻撃状況を通報、
公稱第1269號曳船(敷設艇型)が救難に当たる〜
〜12.22 1210 特設驅潜艇「和美丸」来着、攻撃開始〜
19.12.22:1225 沈没
20.02.10:類別等級削除:内令第108号
20.02.10:解役:内令第114号
20.02.10:除籍:内令第115号
喪失場所:N34.33-E138.02 御前崎西方18km
喪失原因:米潜水艦Tilefish(SS-307)の雷撃
同型艇
眞鶴、友鶴、初雁。
兵装
(計画時)
五十口径三年式十二糎七二聯装砲1基、同単装砲1基、毘式十二粍単装機銃1基、
十一年式軽機関銃1挺、三八式歩兵銃30挺、十四年式拳銃8丁、
六年式二聯装発射管2基、六年式五十三糎魚雷8本、七十五糎探照燈1基、
八一式投射機2基、爆雷装填台2基、爆雷投下軌道1基、爆雷18個、
大掃海具三号1基。
(S09 性能改善後)
四十五口径三年式十二糎砲3門、毘式十二粍単装機銃1基、
十一年式軽機関銃1挺、三八式歩兵銃30挺、十四年式拳銃8丁、
六年式二聯装発射管1基、六年式五十三糎魚雷2本、七十五糎探照燈1基、
八一式投射機2基、爆雷装填台2基、爆雷投下軌道1基、爆雷18個、
大掃海具三号1基。
(S19.08.20)
四十五口径三年式十二糎砲2門、
九六式二十五粍二聯装機銃2基、同単装6基、九三式十三粍単装機銃8基、
六年式二聯装発射管1基、六年式五十三糎魚雷2本、
八一式投射機8基、爆雷装填台8基、爆雷投下軌道2基、爆雷。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.39「水雷艇」 (P.6-9)
雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.28)
雑誌「世界の艦船」海人社 1992年7月号増刊「日本駆逐艦史」(P.137)
雑誌「世界の艦船」海人社 2013年1月号増刊「日本駆逐艦史」(P.143,145,147)
「ポケット海軍年鑑 1937年版」海軍研究社 S12.02 (P.93)
「日本軍艦集 2600年版」海軍研究社 S15.07 海軍研究社編輯部編
「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2489-2493,2495)
「日本海軍艦艇写真集 駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館(P.184,185)
"Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 75485
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