第八十三號驅潜特務艇の艦歴

 年 月 日:艦歴

18.07.19:起工、仮称艦名:第582號艦 18.10.01:命名:達第236号:第八十三號驅潜特務艇 18.10.01:類別等級制定:内令第2027号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型 18.10.01:本籍仮定:内令第2046号:高雄警備府 18.10.20:進水 18.12.22:竣工
18.12.22:本籍:内令第2777号:高雄警備府 18.12.22:内令第2779号:馬公方面特別根據地隊所属 18.12.22:戦時編制:高雄警備府部隊馬公方面特別根據地隊 18.12.25:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第32号:馬公方面防備部隊 19.01.--:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第2号:馬公方面防備部隊 19.01.02:佐世保〜01.02天草01.03〜01.03山川港01.04〜01.04鹿児島 19.01.09:(第127船団護衛)鹿児島〜01.10那覇 19.01.16:(第127船団護衛)那覇〜01.18高雄 19.01.21:高雄〜01.22馬公 19.01.25:馬公〜聯合教練〜01.28馬公 19.01.29:馬公〜哨戒〜01.31馬公 19.02.03:馬公〜聯合訓練〜      〜02.05 哨戒〜      〜02.06馬公 19.02.--:6kw直流発電機燃料喞筒溢出弁他3件修理 19.02.10:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第7号:東岸方面防備部隊 19.02.12:馬公〜02.12高雄 19.02.13:高雄〜02.14花蓮港 19.02.16:花蓮港〜哨戒〜対潜掃蕩〜02.17花蓮港 19.02.19:花蓮港〜対潜掃蕩〜02.22花蓮港 19.02.24:高警電令作第83号:極力敵潜制圧に任ずると共に南邦丸を警戒監視 19.02.24:花蓮港〜対潜掃蕩〜02.24花蓮港 19.03.14:花蓮港〜対潜掃蕩〜03.15花蓮港 19.03.16:花蓮港〜対潜掃蕩〜03.18花蓮港 19.03.22:花蓮港〜対潜掃蕩〜03.23花蓮港 19.03.29:花蓮港〜対潜掃蕩〜03.31高雄(要港) 19.04.02:高雄〜04.02高雄(商港) 19.04.13:高雄〜04.13高雄(要港) 19.04.14:高雄〜04.14花蓮港04.17〜04.17紅頭嶼 19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:東岸方面防備部隊 19.04.20:紅頭嶼〜対潜掃蕩〜04.24花蓮港 19.04.27:花蓮港〜対潜掃蕩〜花蓮港 19.05.13:花蓮港〜前路掃蕩〜05.17花蓮港 19.05.22:花蓮港〜護衛〜05.23花蓮港 19.05.30:花蓮港〜護衛〜 19.05.30:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第26号:北西海面部隊花蓮港方面防備部隊 19.11.05:呂宗海峡部隊電令作第35号:      1.第七十四號驅潜特務艇は明6日午前準備出来次第高雄発対潜掃蕩しつつサブタン泊地に回航        昭榮丸同地発まで警戒に従事したる後、第八十三號驅潜特務艇と共に帰投すべし      2.第六十一號驅潜艇第七十四號驅潜特務艇サブタン着後、同地発帰投すべし 19.11.09:呂宗海峡部隊電令作第40号:      1.第百七十七號驅潜特務艇第百七十六號驅潜特務艇は10日高雄発タマ三一B船団航路の        対潜掃蕩を実施しつつサブタン泊地に回航すべし      2.第七十四號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇は現任務を右両艇に引継ぎたる後        タマ三一B船団のサブタン出撃前適宜三〇哨戒線北側附近まで対潜掃蕩を実施したる後        帰投すべし 19.11.11:呂宗海峡部隊電令作第42号:      1.第二昭和丸高知丸は12日高雄発のタマ三一B船団の警戒に任じつつサブタンに回航        昭榮丸の警戒に従事すべし        第七十四號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇は右両艇に任務引継後、帰投すべし      2.第百七十七號驅潜特務艇、第百七十六號驅潜特務艇のサブタン行を取止む        明日風波収まり次第D哨区哨戒しつつ帰投せよ 19.11.13:呂宗海峡部隊電令作第44号:   1.第七十四號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇はマタ三一船団サブタン着後、便宜同地発        対潜掃蕩しつつ帰投せよ      2.第二昭和丸、高知丸は当分の間サブタンを基地としM哨区の対潜哨戒掃蕩に従事すべし 19.11.15:サブタン島〜11.16高雄 19.11.21:呂宗海峡部隊電令第5号:       第四十一號掃海艇第百五十一號第百九十二號、第八十三號驅潜特務艇、旺洋丸は       対潜掃蕩をなしつつなるべく速に台湾堆南方に、第三十八號掃海艇は適宜洋心に進出、       第百六十三號驅潜特務艇高知丸、第二昭和丸は壽山下に避泊、敵機動部隊の来襲に警戒せよ 19.11.21:高雄〜台湾堆附近に退避〜11.22高雄 19.11.21:呂宗海峡部隊電令作第49号:      1.第四十一號掃海艇、第百五十一號、第百九十二號、第八十三號驅潜特務艇、旺洋丸は        明22日0800迄北緯22度30分乃至北緯22度00分を以て囲む海面の対潜掃蕩実施し        敵情に変化なければ1000以後帰投せよ      2.明日の湾口警戒を第百六十三號驅潜特務艇とす 19.11.29:呂宗海峡部隊電令作第53号:       第二昭和丸、第八十三號驅潜特務艇はバタン島迄タマ三四船団(岩戸丸はバタン島行)の護衛に       協力し爾後岩戸丸高雄帰投迄同船の護衛に任ずべし 19.11.30:呂宗海峡部隊電令作第55号:      1.当隊電令作第53号護衛兵力に第九十六號驅潜特務艇を追加す      2.第九十六號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇はムサ泊地迄タマ三四船団の護衛に        協力したる後バタンに回航、岩戸丸の護衛任務に従事すべし 19.12.--:(タマ34船団護衛)高雄〜      〜12.05 1630 特設運送船岩戸丸」と共にタマ34船団より分離〜      〜南湾に避泊 19.12.06:1000 特設運送船「岩戸丸」、特設驅潜艇第二昭和丸」と合同 19.12.07:(「岩戸丸」護衛)南湾〜高雄 19.12.10:(「岩戸丸」護衛)高雄〜      〜12.10 1700 荒天に依り我鸞鼻より反転、枋寮沖に向う〜      〜12.10 ---- 南湾避泊〜      〜12.11 2200 南湾発〜      〜12.12 ---- 荒天に依り引返す〜      〜12.12 0430 南湾避泊 20.03.05:1315 負傷者2名及び重要書類を「公稱第七八八號曳船兼交通船(敷設艇型)から移す 20.03.14:1136 被弾沈没
20.03.14:沈没 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅) 21.04.30:除籍:内令第57号、馬公方面特別根據地隊所属解除
喪失場所:馬公方面 喪失原因:米軍機による空爆

同型艇

 第一號第百號第百五十一號第二百五十號

兵装

(第一號型驅潜特務艇の計画時)
 九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。

写真資料

 なし

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