第七十四號驅潜特務艇の艦歴
年 月 日:艦歴
18.05.31:起工、仮称艦名:第573號艦
18.07.31:進水
18.08.25:命名:達第197ノ2号:第七十四號驅潜特務艇
18.08.25:類別等級制定:内令第1739号ノ2:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型
18.08.25:本籍仮定:内令第1739号ノ3:高雄警備府
18.11.17:竣工
18.11.17:本籍:内令第2441号:高雄警備府
18.11.17:内令第2442号:馬公方面特別根據地隊所属
18.11.17:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第28号:馬公方面防備部隊
18.11.--:彦島〜12.01馬公
18.12.05:聯合訓練(12.08まで)
18.12.--:手動海水喞筒他8件修理
18.12.15:馬公〜哨戒〜12.17馬公
18.12.19:馬公〜哨戒〜12.19馬公
18.12.23:馬公〜哨戒〜12.23馬公
18.12.25:馬公〜哨戒〜
〜12.27 特設運送船「久榮丸」救難及び対潜掃蕩〜
19.01.01:高警電令作第1号:北緯22度04分東経119度04分の敵潜攻撃
19.01.03:高警電令作第5号:電令作第1号による掃蕩を打切る
〜01.03馬公
19.01.--:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第2号:馬公方面防備部隊
19.01.07:馬公〜聯合訓練〜01.08馬公
19.01.--:18kw発電機械燃料管他9件修理
19.01.16:馬公〜哨戒〜
19.01.17:高警電令作第26号:猫鼻頭の南10浬付近敵潜掃蕩
〜01.17 対潜掃蕩〜
19.01.19:高警電令作第30号:19日2000迄に敵情を得ざれば、電令作第26号による対潜掃蕩を取止め
対潜掃蕩をなしつつ馬公に帰投
〜01.21馬公
19.01.25:馬公〜「南洋丸」護衛〜
〜01.27 対潜掃蕩〜
〜01.29馬公
19.02.03:馬公〜出動訓練〜
〜02.04 機銃射撃〜
〜02.05 哨戒〜
〜02.06馬公
19.02.10:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第4号:海面防備部隊
19.02.10:馬公〜港外出動〜
19.02.10:高警電令作第67号:北緯21度58分東経119度26分の敵潜撃滅
〜02.11 対潜掃蕩〜
〜02.15馬公
19.02.17:馬公〜02.17高雄
19.02.18:高雄〜哨戒〜
19.02.19:高警電令作第76号:「大敬丸」を雷撃の敵潜撃滅
〜02.19 対潜掃蕩〜
〜02.25 哨戒〜
〜02.27 船団護衛〜
〜基隆
19.03.04:基隆〜船団護衛〜03.05高雄
19.03.08:高雄〜対潜掃蕩〜03.12高雄(要港)
19.03.13:高雄〜船団護衛〜03.15高雄(要港)
19.03.20:高雄〜船団護衛〜03.21高雄(要港)
19.03.24:高雄〜船団護衛〜03.28高雄(要港)
19.03.30:高雄〜対潜掃蕩〜前路掃蕩〜04.01高雄(要港)
19.04.06:高雄〜前路掃蕩〜
〜04.09 哨区哨戒〜
〜04.10高雄(要港)
19.04.11:高雄〜対潜掃蕩〜04.13高雄(要港)
19.04.14:高雄〜前路掃蕩〜04.15高雄(要港)
19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:海面防備部隊
19.04.18:高雄〜前路掃蕩〜04.25高雄(要港)
19.04.26:高雄〜哨区哨戒〜04.28高雄(要港)
19.05.01:高雄〜哨戒〜05.02高雄
19.05.05:高雄〜哨戒〜
〜05.08 対潜掃蕩〜
〜05.11 前路掃蕩〜
〜05.15高雄
19.05.25:入渠、15kw発電機械排水弁バネ修理
19.05.29:出渠
19.05.29:(第89船団護衛)高雄〜香港
19.05.30:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第26号:南東海面部隊パスコ方面防備部隊
〜07.27 0920 特設驅潜艇「旺洋丸」と共にミ08船団に合同〜
〜高雄
19.09.07:軍隊区分:高雄警備府電令作第372号:呂宋海峡部隊(発動時期は特令)
19.09.--:軍隊区分:哨戒部隊第三哨戒隊
19.09.18:「第九十四號驅潜特務艇」救難作業
19.09.25:特設掃海艇「武藏丸」救難作業
19.09.26:呂宗海峡部隊電令作第4号:
1.第七十四號驅潜特務艇は28日朝迄バタン島イバヤット島連結線以西距岸30浬以内の対潜掃蕩に
任ずべし
2.嘉南丸は現任務の傍ら長島の警戒に当れ
19.10.16:左営在泊中B-29の爆撃を受け損傷
19.11.--:軍隊区分:哨戒部隊第二哨戒隊
19.11.05:呂宗海峡部隊電令作第35号:
1.第七十四號驅潜特務艇は明6日午前準備出来次第高雄発対潜掃蕩しつつサブタン泊地に回航
昭榮丸同地発まで警戒に従事したる後、第八十三號驅潜特務艇と共に帰投すべし
2.第六十一號驅潜艇は第七十四號驅潜特務艇サブタン着後、同地発帰投すべし
19.11.06:高雄〜11.07サブタン
19.11.09:呂宗海峡部隊電令作第40号:
1.第百七十七號驅潜特務艇、第百七十六號驅潜特務艇は10日高雄発タマ三一B船団航路の
対潜掃蕩を実施しつつサブタン泊地に回航すべし
2.第七十四號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇は現任務を右両艇に引継ぎたる後
タマ三一B船団のサブタン出撃前適宜三〇哨戒線北側附近まで対潜掃蕩を実施したる後
帰投すべし
19.11.09:サブタン〜
〜荒天に依り通船一隻、爆雷ダビット流失、マストヤード折損、左後部小毀損、
推進軸外周よりの漏水、入渠前より増大〜
〜11.11サブタン
19.11.11:呂宗海峡部隊電令作第42号:
1.第二昭和丸、高知丸は12日高雄発のタマ三一B船団の警戒に任じつつサブタンに回航
昭榮丸の警戒に従事すべし
第七十四號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇は右両艇に任務引継後、帰投すべし
2.第百七十七號驅潜特務艇、第百七十六號驅潜特務艇のサブタン行を取止む
明日風波収まり次第D哨区哨戒しつつ帰投せよ
19.11.13:呂宗海峡部隊電令作第44号:
1.第七十四號驅潜特務艇、第八十三號驅潜特務艇はマタ三一船団サブタン着後、便宜同地発
対潜掃蕩しつつ帰投せよ
2.第二昭和丸、高知丸は当分の間サブタンを基地としM哨区の対潜哨戒掃蕩に従事すべし
19.11.15:サブタン〜11.16高雄
20.08.15:残存:基隆
20.09.--:中国へ引渡し
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
21.04.30:除籍:内令第57号、馬公方面特別根據地隊所属解除
同型艇
第一號〜第百號、第百五十一號〜第二百五十號。
兵装
(第一號型驅潜特務艇の計画時)
九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。
写真資料
なし
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