輸送艦(その1)

輸送艦について

一等輸送艦は「特々」と呼称された特殊艦で、ガダルカナル島争奪戦の戦訓により1943年驅逐艦を利用する強行輸送に代わって敵の制空権下を突破、第一戦へ強行輸送する高速輸送艦の必要にこたえて設計建造されました(日本補助艦艇物語P.109 光人社刊より)。昭和18年12月に22隻分の予算が成立し、さらに24隻が計画されましたがこの24隻は計画のみにおわりました。上甲板上の2列の軌条の上に14米型特型運貨船4隻又は特二式戦車7両を搭載し、艦尾から直接進水できました。
二等輸送艦は陸軍が材料を提供して海軍が建造する代わりに完成数は折半して使用することになっていたSB艇(戦車揚陸艦)です(前記P.107より)。陸海軍の配分が決定するまで特設輸送艦として命名され、輸送艦として入籍前に戦没した艦や陸軍機動艇となったものは本サイトにおいて( )を付しております。九五式軽戦車で14両を搭載できました。
艦艇特務艦艇類別標準では基準排水量千噸以上を一等、同千噸未満を二等としています。

輸送艦の諸元

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輸送艦の艦歴

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第九號

第十號

第十一號

第十二號

第十三號

第十四號

第十五號

第十六號

第十七號

第十八號

第十九號

第二十號

 

写真出典:

  1. 輸送艦の絵:アイコン&お絵描き工房(www.warbirds.jp/kiyochan/) Kiyochan氏運営、舞沙P画伯

 

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