石埼の艇歴

 年 月 日:艇歴

16.03.10:起工、仮称艦名:第172號艦 16.06.30:命名:達第219号:「石埼」(イシザキ) 16.06.30:類別等級制定:内令第737号:種別:特務艇、類別:敷設艇、艇型:測天型 16.06.30:本籍仮定:内令第736号:大湊要港部 16.12.01:信号符字點付:達第369号:JIBQ 16.08.13:進水 17.01.15:艤装員長:海軍豫備中尉 永末 淺吉 17.01.22:艤装員事務所を三菱重工業株式會社横浜船渠内に設置し事務を開始 17.02.28:本籍:内令第368号:大湊警備府、大湊防備隊所属 17.02.28:竣工、艤装員事務所を撤去
17.02.28:戦時編制:大湊警備府部隊大湊防備隊 17.02.28:特務艇長:海軍豫備中尉 永末 淺吉 17.03.05:横須賀〜03.07大湊 17.03.10:大湊〜速力試験〜03.10大湊 17.03.11:大湊〜陸奥海湾にて敷設、掃海訓練〜03.13大湊 17.03.14:大湊〜平館海峡にて諸訓練〜03.16大湊 17.03.19:大湊〜AC哨区哨戒〜03.22大湊 17.03.24:大湊〜津軽海峡哨戒〜函館03.25〜03.25室蘭〜B哨区哨戒〜03.28大湊 17.04.01:教練射撃 17.04.05:大湊〜津軽海峡哨戒〜04.07大湊 17.04.10:内令第655号:大湊警備府所属 17.04.11:爆雷投下試験 17.04.13:大湊〜AB哨区哨戒〜04.16大湊 17.04.18:港外待機 17.04.20:大湊〜厚岸湾にて掃海並九二式機雷敷設作業〜04.27大湊 17.05.04;大湊〜陸奥海湾、津軽海峡にて諸教練並に司令巡視〜05.07大湊 17.05.09:大湊〜津軽海峡哨戒〜05.10大湊 17.05.12:大湊〜AB哨区並津軽海峡にて司令巡視並運送艦尻矢」護衛〜05.16大湊 17.05.18:大湊〜陸奥海湾にて測量作業〜05.19大湊 17.05.21:大湊〜速力試験〜05.21大湊 17.05.24:大湊〜平館海峡機雷敷設〜05.25大湊 17.05.26:大湊〜津軽海峡哨戒〜05.29大湊 17.06.01:大湊〜平館海峡〜06.01大湊 17.06.03:大湊〜陸奥海湾(陸軍幼年学校生徒見学便乗)〜06.03大湊 17.06.07:大湊〜第三、A、B哨区哨戒〜06.13大湊 17.06.15:特務艇長:海軍豫備大尉 今井 哲夫 17.06.15:大湊〜濃霧の為機雷敷設中止、陸奥海湾、平館海峡にて諸訓練〜06.16大湊 17.06.22:大湊〜平館海峡九二式機雷延伸敷設〜06.22大湊 17.06.24:大湊〜平館海峡掃海〜06.24大湊 17.06.26:大湊〜A、B、第三哨区哨戒〜06.29大湊 17.07.02:大湊〜平館海峡九二式機雷敷設〜07.02大湊 17.07.06:大湊〜C哨区哨戒〜      〜07.06 1800 尻矢埼の50度22浬を中心として半径15浬の円内異状なし〜      〜07.06 1930 探知開始〜      〜07.06 1950 尻矢埼の88度24浬にて反響音を捕捉〜      〜07.06 2015 反転微速にて追躡〜      〜07.06 2045 尻矢埼の100度24浬にて推進器音拘捉追跡〜      〜07.06 2215 魚雷航跡を発見〜      〜07.06 2230 尻矢埼の135度15浬にて爆雷攻撃7個、〜      〜07.06 2300 尻矢埼の135度16浬附近にて捜索探知中〜      〜07.09大湊 17.07.10:内令第1220号:大湊防備隊所属 17.07.10:軍隊区分:大海指第110号:作戦に関して一時第五艦隊司令長官の指揮に入る 17.07.10:軍隊区分:北方部隊電令作第137号:AO防備部隊 17.07.10:九五式爆雷改二搭載、重油、清水搭載 17.07.11:九六式二號防潜網一組搭載開始、重油、清水、糧食及各科需品搭載 17.07.12:九六式二號防潜網一組搭載終了、糧食搭載 17.07.13:敷設艇浮島」が横付けし防潜網用機雷受領 17.07.14:大湊〜      〜07.14 ---- 砲戦教練〜      〜07.14 ---- 設標1個揚収〜      〜07.18 1334 濃霧の為、幌筵島乙前湾に仮泊〜      〜07.19 0600 乙前湾発〜      〜07.19占守島片岡湾 17.07.20:1000-1030 砲戦教練 17.07.20:重油、清水満載 17.07.21:片岡湾〜      〜07.24 0400 第一配備、対潜掃蕩実施〜      〜07.24鳴神島 17.07.25:防潜網陸上作業 17.07.26:AO防電令作第7号:       霞(雷曳航、陽炎護衛)1500出港警戒に関し左の通定む      1.石埼、浮島、三號、四號監視艇は対潜警戒に関し陽炎に協力 17.07.26:鳴神島〜湾外の対潜掃蕩〜07.26鳴神島 17.07.27:鳴神島〜濃霧のため反転〜      〜07.27 0250 鳴神島帰投〜      〜07.27 0530 鳴神島発〜特設砲艦第二日の丸」聴音機設置作業護衛のため湾外哨戒、設標〜      〜07.27 0800 対潜掃蕩、爆雷2個威嚇投射〜      〜07.27 1000 鳴神島帰投〜      〜07.27 1420 鳴神島発〜湾外哨戒〜      〜07.27鳴神島 17.07.28:鳴神島〜特設砲艦「第二日の丸」聴音機設置作業護衛のため湾外対潜掃蕩〜      〜07.28 0150 8鳴神島帰投〜      〜07.28 0646 鳴神島発〜特設砲艦「第二日の丸」聴音機設置作業護衛のため湾外対潜掃蕩、             爆雷威嚇投射2個〜      〜07.28 0930 鳴神島帰投〜      〜07.28 1340 鳴神島発〜特設砲艦「第二日の丸」聴音機設置作業、驅逐艦「霞」曳航護衛のため湾対潜掃蕩、             爆雷威嚇投射1個〜      〜07.28鳴神島 17.07.29:防潜網陸上作業       0946 敵大型四発機と交戦、八糎高角砲3発、十三粍機銃60発発射 17.07.30:防潜網陸上作業       1209 敵大型四発機と交戦、八糎高角砲4発発射 17.07.31:防潜網陸上作業 17.07.31:AO防電令作第8号:      1.松ヶ崎45度12浬に於て鹿野丸雷撃を受く      2.菊川丸は直に出動鹿野丸を曳航せよ      3.石埼、浮島、駆潜二六は鹿野丸附近海面を掃蕩警戒せよ      4.基地飛行隊は敵潜水艦を制圧せよ 17.07.31:0712 鳴神島〜      〜07.31 ---- 対潜掃蕩、爆雷威嚇投射2個〜      〜07.31 0813 特設運送船鹿野丸」遭難現場着〜      〜07.31 0849 特設運送船「鹿野丸」の乗員を収容、現場発〜      〜07.31鳴神島 17.07.31:1300 鳴神島〜      〜07.31 1500 特設運送船「鹿野丸」遭難現場(セグラ島の340度5浬)着〜      〜07.31 ---- 爆雷威嚇投射2個〜      〜07.31鳴神島 17.08.01:(「菊川丸」護衛)鳴神島〜      〜08.01 1840 特設運送船菊川丸」が曳航準備作業終了、基地に向う〜      〜08.01 ---- 爆雷威嚇投射3個〜      〜08.02 ---- 爆雷威嚇投射1個〜      〜08.02鳴神島 17.08.02:特設運送船日向丸」から重油、清水、生糧品補給 17.08.02:1800 驅逐艦「不知火」船体切断作業に協力開始      1930 驅逐艦「不知火」船体切断作業の協力終了 17.08.03:防潜網陸上作業終了、防潜網装備(08.04まで) 17.08.04:0940 敵大型四発機と交戦、八糎高角砲2発発射 17.08.05:鳴神島〜爆雷威嚇投射1個〜      〜08.05 0240 防潜網設置開始〜      〜08.05 0247 防潜網設置終了〜      〜08.05鳴神島 17.08.05:五警信令第9号:       1745水中聴音機により敵潜松ヶ崎の50度1500直ちに出港大防機雷長指揮の下に攻撃せよ 17.08.05:鳴神島〜対潜掃蕩、爆雷威嚇投射4個〜08.05鳴神島 17.08.06:(「菊川丸」護衛)鳴神島〜      〜08.06 ---- 対潜掃蕩、爆雷威嚇投射3個〜      〜08.06 0200 敵潜望鏡を発見、爆雷5個投射〜      〜08.09片岡湾 17.08.09:重油搭載 17.08.10:清水搭載 17.08.11:片岡湾〜08.13稚内 17.08.07:軍隊区分:大海指第117号:作戦に関する第五艦隊司令長官の指揮を解く 17.08.08:軍隊区分:大湊警備府電令作第73号:作戦に関する第五艦隊司令長官の指揮を解かる 17.08.14:稚内〜08.15大湊 17.08.20:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜      〜08.25 1554 対潜掃蕩、爆雷攻撃〜      〜08.26 1526 対潜掃蕩、爆雷攻撃〜      〜09.04 1730 津防機密第403番電(八戸南東15浬の敵潜を攻撃撃滅せよ)〜      〜09.04 1800 大防機密第896番電(掃蕩要領:基点(C)八戸灯台の60度7浬、(CA)150度24浬             第一線白~、第二線石埼、距離5浬適宜脅威投射をなせ)〜      〜09.04 1815 鮫角の35度27浬針路180度〜      〜09.04 1900 基点着、対潜掃蕩開始〜      〜09.04 1948 爆雷攻撃〜      〜八戸 17.09.06:八戸〜函館〜      〜09.08 0900 対潜掃蕩、爆雷攻撃〜      〜09.10大湊 17.09.12:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜       〜09.12 1800 対潜掃蕩開始〜      〜八戸 17.09.--:八戸〜      〜09.21 1100 現場着、所定線上一往復異状なし〜      〜09.21 1233 対潜掃蕩、威嚇投射5個〜      〜09.28 0121 爆雷威嚇投射〜      〜09.28 0230 探信掃蕩開始〜      〜室蘭 17.10.01:大湊〜A、B、C哨区哨戒(基地は八戸)〜      〜10.01 ---- 威嚇投射、探信掃蕩〜      〜10.11大湊 17.10.12:大湊〜A、B、C哨区哨戒(基地は八戸)〜10.18大湊 17.10.23:大湊〜白糠沖にて対潜機雷礁構成、九二式機雷敷設〜10.25大湊 17.10.30:大湊〜A、B、C哨区哨戒(基地は八戸)〜大湊 17.11.02:大湊〜C哨区哨戒〜11.03大湊 17.11.05:大湊〜C哨区哨戒〜      〜11.05 0900 八戸港外にて漁船「第二幸運丸」曳航の浮遊機雷を処分〜      〜11.06大湊 17.11.08:大湊〜C哨区哨戒〜11.09大湊 17.11.16:大湊〜第三、C哨区哨戒(基地は八戸) 〜11.20大湊 17.11.22:大湊〜C哨区哨戒〜11.23大湊 17.11.25:大湊〜C哨区哨戒〜11.30大湊 17.12.01:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜12.02大湊 17.12.04:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜      〜12.11 ---- 特設駆潜艇「陽光丸」を曳航〜      〜12.11八戸 17.12.--:八戸〜C哨区哨戒〜12.12大湊 17.12.15:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜12.19大湊 17.12.26:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜大湊 18.01.01:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜01.11大湊 18.01.14:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜01.17大湊 18.01.19:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜      〜01.19 1930 爆雷威嚇投射〜      〜01.23大湊 18.01.27:大湊〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜01.30大湊 18.02.01:大湊〜C哨区哨戒〜02.04室蘭 18.02.06:室蘭〜C哨区哨戒〜      〜02.10 1230 威嚇投射〜      〜02.13八戸 18.02.15:八戸〜02.15平館 18.02.--:平館〜C哨区哨戒(基地は八戸)〜      〜02.16 1710 鮫角95度12浬にて右40度1,800mに反響音を捕捉し爆雷攻撃〜      〜02.16 1800 爆雷攻撃地点に油が浮流するのを認め爆雷攻撃〜      〜02.17 ---- 鮫角沖に油が浮流するのを認め爆雷攻撃〜      〜02.18大湊 18.02.19:1025 入渠 18.02.24:0830 出渠 18.03.04:大湊〜C哨区哨戒〜03.10八戸 18.03.13:八戸〜C哨区哨戒〜03.18八戸 18.03.20:八戸〜C哨区哨戒〜      〜03.20 1630 特設運送船辰宮丸」、「盛南丸」被雷〜      〜03.20 ---- 爆雷攻撃20個〜      〜03.23八戸 18.03.25:八戸〜C哨区哨戒〜03.25八戸 18.03.27:八戸〜C哨区哨戒〜03.28八戸 18.03.29:八戸〜陸奥海湾にて大警一類作業〜03.29八戸 18.03.30:八戸〜C哨区哨戒〜03.30八戸 18.04.01:内令第584号:大湊防備隊所属 18.04.01:八戸〜C哨区船団護衛〜04.01八戸 18.04.02:八戸〜C、E哨区哨戒並に船団護衛〜      〜04.03 ---- 「第十三號驅潜艇」救難作業〜      〜04.04八戸 18.04.05:八戸〜C哨区船団護衛〜04.05八戸 18.04.07:八戸〜C哨区哨戒〜04.07八戸 18.04.09:八戸〜C哨区船団護衛〜04.11八戸 18.04.12:八戸〜C哨区対潜掃蕩〜04.14八戸 18.04.15:八戸〜C哨区対潜掃蕩〜04.18八戸 18.04.20:八戸〜A、C哨区船団護衛〜04.21八戸 18.04.22:八戸〜C哨区対潜掃蕩〜04.25八戸 18.04.27:八戸〜C哨区船団護衛〜04.28八戸 18.05.01:八戸〜C哨区船団護衛並に対潜掃蕩〜05.06八戸 18.05.07:八戸〜C哨区船団護衛〜05.08大湊 18.05.13:大湊〜C哨区船団護衛〜05.15八戸 18.05.20:八戸〜C哨区船団護衛〜05.22八戸 18.05.23:八戸〜C哨区対潜掃蕩〜05.26八戸 18.05.31:特務艇長:海軍豫備大尉 s 貢 18.05.31:八戸〜C哨区対潜掃蕩〜06.02大湊 18.06.06:大湊〜室蘭機雷礁構成、九三式機雷敷設〜06.07八戸 18.06.07:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第44号:津軽防備部隊 18.06.09:八戸〜室蘭機雷礁構成、九三式機雷敷設〜06.09函館 18.06.11:函館〜      〜06.11 1310 泊沖着、泊−高瀬川間距岸15浬以内対潜掃蕩〜      〜八戸 18.06.11:八戸〜C哨区船団護衛〜06.13大湊 18.06.15:大湊〜      〜06.16 1757 津防機密第161757番電(白糠の75度8浬に急行敵潜を攻撃撃滅)〜      〜06.16 1931 津防機密第161931番電(現場より南南東に探信後白糠鮫角間距岸10浬乃至15浬を索敵)〜      〜06.16 1950 現場着、飛行機の目標弾附近に爆雷攻撃11個〜      〜06.17 1700 津防機密第171700番電(白糠の80度35浬に急行飛行機と協力敵潜を撃滅)〜      〜06.17 1700 白糠70度15浬にて飛行機と協力攻撃〜      〜06.17 2018 津防機密第171700番電(白糠沖敵潜掃蕩を止め八戸に回航待機)〜      〜06.18大湊 18.06.21:大湊〜06.21大湊 18.06.27:特務艇長:海軍豫備大尉 齋藤 祐一 18.06.29:大湊〜C哨区対潜掃蕩〜06.29八戸 18.06.30:津防機密第301924番電:       今夜の索敵配備      1.石埼は尻矢白糠間距岸15浬、第二十三號驅潜特務艇は距岸10浬 18.06.30:八戸〜      〜07.01 0800 白糠沖距岸15浬線上を捜索中、敵情を得ず〜      〜07.01 1651 津防機密第011651番電(大湊に回航し措定の行動)〜      〜07.02八戸 18.07.01:特務艇長:海軍大尉 齋藤 祐一 18.07.02:八戸〜鮫角沖機雷敷設〜07.04八戸 18.07.04:津防機密第042123番電:明日5日0700八戸発大湊に回航 18.07.05:八戸〜07.05大湊 18.07.07:軍隊区分:大湊警備府電令作第67号:一時護衛部隊指揮官の作戦指揮下 18.07.08:大湊〜07.09小樽 18.07.09:(船団護衛)小樽〜07.10大泊 18.07.12:(船団護衛)大泊〜07.13得撫 18.07.14:(船団護衛)得撫〜07.16小樽 18.07.18:(船団護衛)小樽〜神威-茂津沖間船団護衛〜07.20小樽 18.07.21:軍隊区分:大湊警備府電令作第84号:護衛部隊指揮官の作戦指揮を解く 18.07.21:小樽〜07.22大湊 18.07.27:大湊〜宗谷海峡東口機雷堰に九三式機雷敷設〜07.30大湊 18.--.--:大湊〜哨戒〜08.02稚内 18.08.05:稚内〜宗谷海峡東口機雷敷設〜08.06大泊 18.08.07:大湊警備府電令作第90号:      1.めるぼるん丸1545中知床灯台の128度13浬に於て敵潜の雷撃を受く被害なし        ~風之を掃蕩攻撃せよ      2.津防指揮官は石埼、白~をして護衛部隊指揮官の指揮を受け掃蕩攻撃に任ずべし 18.08.08:0330 司令旗撤去 18.08.08:大泊〜宗谷海峡対潜掃蕩〜      〜08.09 1550 護衛部隊機密第091550番電(状況に変化なければ明朝0200撤哨、大泊にて補給の上             1300 現地交代後白~は同様補給の上復帰せよ)〜      〜08.10大泊 18.08.10:大湊警備府電令作第91号:大警機密第101040番電:       電令作第90号の任務を解く       白~、石埼は原隊に復帰せよ 18.08.10:大警機密第101301番電:       大湊警備府電令作第91号、大警機密第101040番電取消す       護衛部隊は指揮官所定により和歌浦丸を攻撃せる敵潜を捕捉撃滅せよ 18.08.10:護衛部隊機密第101430番電:       波風、石埼は補給終らば愛郎岬の30度5浬に出現せる敵潜水艦を捕捉攻撃せよ       白~は中知床附近其の儘とす、 18.08.10:大泊〜      〜08.13 1230 一驅機密第131230番電(中知床の180度30浬附近を掃蕩せよ)〜      〜08.14入港(大泊又は稚内) 18.08.15:大湊警備府電令作第93号:      1.電令作第90号及第91号の任務を解く      2.津軽防備部隊指揮官は石埼をして一時宗谷防備部隊指揮官の指揮を受け対潜掃蕩、哨戒、護衛に        従事せしむべし 18.08.16:出港〜西能登呂岬対潜掃蕩〜      〜08.17 1051 津防機密第171051番電(北緯45度03分東経140度43分の敵潜を掃蕩攻撃せよ)〜      〜08.17 1115 津防機密第171115番電(昼間掃蕩区域:北緯44度30分線東経140度線礼文山の270度線             利尻山の180度線内北半面)〜      〜08.17 1500 現場着、東側より探信索敵開始〜      〜08.17 1645 津防機密第171645番電(夜間配備:北緯45度00分東経140度を基点とし135度方向40浬             (幅10浬)の往復之字掃蕩)〜      〜08.17 1935 津防機密第171935番電(明0600天売島の西10浬と神威岬の北西10浬との連結線上の             西側15浬を索敵、敵潜制圧)〜      〜08.18 1337 津防機密第181337番電(北緯43度24分東経140度28分の敵潜を攻撃に行け)〜      〜08.18 1420 津防機密第181420番電(日没迄現場を中心とする20浬圏内を探信捜索せよ)〜      〜08.18 1620 津防機密第181620番電(1930夜間配備:神威岬の南西方20浬より30浬間)〜      〜08.19 1348 津防機密第191348番電(小樽に回航補給待機せよ)〜      〜08.19 1718 大湊警備府電令作第97号(掃蕩任務解除)〜      〜08.19 2221 津防機密第192221番電(白~出撃後小樽にて補給待機せよ)〜      〜08.20 1332 津防機密第201332番電(小樽にて補給後哨区に就け)〜      〜08.20小樽 18.08.21:小樽〜      〜08.21 1130 津防機密第211130番電(掃蕩しつつ平館に回航待機せよ)〜      〜08.21 1345 津防機密第211345番電(神威岬の310度10浬茂津多岬の250度13浬連結線対潜掃蕩)〜      〜08.21平館 18.08.22:平館〜      〜08.22 1000 小島の90度5浬より掃蕩開始〜      〜08.23 0700 津防機密第230700番電(本日奥尻神威間距岸10浬以内を掃蕩(状況により船舶護衛)             明朝小樽に向け待機す)〜      〜08.24小樽 18.08.24;石埼機密第241947番電:西掃蕩隊より除く 18.08.25:司令旗撤去 18.08.25:西掃蕩隊指揮官機密第251819番電:      1.太田岬の346度4浬に敵潜出現す      3.石埼は現場に急行攻撃せよ 18.08.26:小樽〜      〜08.26 0700 稲穂埼の62度10浬着、敵潜掃蕩〜      〜08.26 1016 一玉機密第261016番電(1400稲穂岬−神威岬間を哨戒、明日小樽に回航待機)〜      〜08.27小樽 18.08.27:軍隊区分:津防機密第272001番電:小樽隊に一時編入 18.08.28:小樽〜08.28小樽 18.08.31:小樽〜C哨区船団護衛〜09.01大湊 18.09.01:内令第1833号:大湊防備隊所属 18.09.04:軍隊区分:津防機密第040851番電:一時小樽隊に編入中のところ之を解く 18.09.05:大湊〜C哨区船団護衛〜      〜09.06 1605 掃蕩線に就く〜      〜09.06 2021 津防機密第062021番電(明7日0500に至るも敵情を得ざれば恵山周辺及尻矢白糠附近を             索敵し八戸にて待機せよ)〜      〜09.07八戸 18.09.09:八戸〜C哨区船団護衛〜09.09八戸 18.09.10:八戸〜C哨区船団護衛〜09.10函館 18.09.12:函館〜C哨区船団護衛〜09.13八戸 18.09.13:津防機密第131937番電:      1.石埼は2914乙船団(1500恵山沖通過)を恵山鮫角間直接護衛せよ        甲船団は第四十一號驅潜艇護衛の予定 18.09.14:八戸〜C哨区船団護衛〜09.15八戸 18.09.16:八戸〜C哨区船団護衛〜09.16室蘭 18.09.17:室蘭〜      〜09.17 1223 津防機密第171223番電(急行し油湧出地点の効果を検討報告せよ)〜      〜09.17 1440 現場着〜      〜09.17 1450 水偵の誘導に依り敵潜を攻撃開始〜      〜09.17 1625 津防機密第171625番電(日没後尻矢の東方10浬とし南北航程20浬に配備)〜      〜09.17 1650 攻撃5回終了、使用爆雷16個〜      〜09.17 1938 津防機密第171938番電(明18日早朝油湧出地点を探索し投標せよ)〜      〜09.18 0600 現場帰着〜      〜09.18 0800 燈台の319度2,900mに設標〜      〜09.18 1137 津防機密第171938番電(1600古武井発第2918船団を恵山鮫角間直接護衛し八戸にて             待機せよ)〜      〜09.19八戸 18.09.21:右舷主機械冷却水主管前回修理箇所腐穿孔(4箇所)漏洩応急修理 18.09.23:八戸〜C哨区哨戒〜09.23八戸 18.09.24:八戸〜C哨区船団護衛〜      〜09.25 0632 尻矢隊機密第250622番電(哨戒しつつ本25日中に函館に回航、照川丸と合同26日             同船を厳重直接護衛鮫角附近にて北三陸部隊に引継ぎたる後八戸にて待機せよ)〜      〜09.25 1157 泊沖の敵潜攻撃に向う〜      〜09.25 1200 泊沖着、探信索敵中〜      〜09.25 1202 尻矢隊機密第251202番電(敵潜を攻撃せよ)〜      〜09.25 1437 尻矢隊機密第251437番電(予定の任務に復帰す)〜      〜09.25函館 18.09.26:函館〜C哨区船団護衛〜      〜09.27 1005 物見埼の58度3.5浬着、水偵の誘導に依り攻撃開始〜      〜09.27 1458 白糠灯台の54度7浬一帯に亙り探信索敵するも反響音なし〜      〜09.27 1720 尻矢隊機密第271720番電(夜間配備:現場を中心に白糠沖距岸7乃至10浬)〜      〜09.28 0800 敵情を得ず爆雷補給の為、八戸に向う〜      〜09.28八戸 18.09.28:爆雷補給 18.09.28:八戸〜      〜09.28 1630 現場着、附近海面を警戒〜      〜09.29 1100 特設監視艇大鷗丸」と交代、室蘭に向う〜      〜09.29室蘭 18.10.01:室蘭〜      〜10.01 0845 津防機密第010845番電(尻矢沖の油浮流箇所に爆雷投下し濃油を採集せよ)〜      〜10.01 1150 現場着、爆雷5個使用、新湧出油採集〜      〜10.01 1430 採集終了、尻矢灯台の325度2,900に設標〜      〜C哨区船団護衛〜      〜10.02八戸 18.10.03:荒天により損傷      1.右舷錨鎖第二節より切断      2.淀橋の艦首と接触し内火艇破損、右舷側に凹損一箇所、淀橋には損害なし      3.第四十一號驅潜艇の右舷艦首に接触し同舷側に破孔(径一尺)を生ぜしめ手摺4本曲損せしめる      4.左舷4,5番ビーム間(工作科倉庫)上甲板より50糎の箇所に幅10糎長さ50糎の亀裂      5.右舷58、59番ビーム上甲板線より八糎長さ13糎の凹所を生ず      6.右舷133、134番ビーム間上甲板線より36糎幅30糎深さ30糎の凹所を生じ同線に添い136番ビーム迄        僅に亀裂を生ず      7.右舷防潜網錨装置及爆雷投下器並に防弾鈑に変形毀損を生ず      8.流失筏により艦首附近に衝撃を受けところどころに凸損 18.10.05:津防機密第050700番電:       0500敵潜水艦白糠沖3浬にあり第一配備となせ 18.10.05:津防機密第050718番電:      1,石埼、白~は速に現場を索敵せよ 18.10.05:八戸〜      〜10.05 0858 津防機密第050858番電(捜索線白糠より40度(開度左右各10度)距岸10浬以内)〜      〜10.05 1530 敵情を得ず、掃蕩を実施しつつC哨区船団護衛に向う〜      〜10.05八戸 18.10.07:八戸〜      〜10.07 1703 白糠沖より索敵しつつ現場に到着したるも敵情を得ず尻矢より第2007船団を護衛南下〜      〜10.09大湊 18.10.11:機銃台側右舷外鈑亀裂、防潜網用錨投下台(爆雷投下台兼用)破損部修理(10.17まで)      八糎高角砲照準器修理(10.20まで)、水圧投下機三型、手動投下台修理(10.19まで) 18.10.13:九三式探信儀三型修理(10.15まで)、舷外電路修理(10.18まで) 18.10.18:工作科倉庫左舷外鈑破損箇所修理 18.10.27:大湊〜C哨区船団護衛〜10.27入港 18.10.28;出港〜C哨区船団護衛〜10.28八戸 18.10.29:八戸〜C哨区哨戒〜10.30函館 18.11.01:函館〜C哨区哨戒〜11.01大湊 18.11.05:司令旗掲揚 18.11.05:大湊〜11.05函館 18.11.06:函館〜恵山沖機雷敷設〜11.06函館 18.11.08:函館〜訓練〜11.08大湊 18.11.08:司令旗撤去 18.11.14:大湊〜C哨区哨戒〜11.14八戸 18.11.17:八戸〜白糠沖海面調査〜11.18函館 18.11.20:函館〜白糠沖海面調査〜11.21八戸 18.12.01:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第64号:津軽防備部隊 18.12.01:八戸〜C哨区船団護衛〜12.02八戸 18.12.07:八戸〜哨戒〜12.07函館 18.12.09:函館〜哨戒〜12.09大湊 18.12.17:大湊〜哨戒〜12.17函館 18.12.19:函館〜哨戒並に護衛〜12.20八戸 18.12.24:八戸〜C哨区船団護衛〜12.25室蘭 18.12.27:室蘭〜C哨区護衛〜12.28八戸 18.12.31:八戸〜C哨区哨戒〜12.31函館 19.01.03:函館〜C哨区船団護衛〜01.04八戸 19.01.06:八戸〜C哨区船団護衛〜01.07函館 19.01.09:函館〜C哨区船団護衛並哨戒〜01.11八戸 19.01.14:八戸〜C哨区船団護衛〜01.15函館 19.01.17:函館〜C哨区船団護衛〜01.18八戸 19.01.20:八戸〜C哨区哨戒〜01.21八戸 19.01.22:八戸〜C哨区船団護衛〜01.22八戸 19.01.23:八戸〜C哨区哨戒〜01.24函館 19.01.24:津防機密第183番電:       白~は本日の石埼は明日の南下船団を尻矢埼より宮古沖まで直接護衛せよ       久慈、小本通過時は特に警戒を厳にせよ 19.01.25:函館〜C哨区船団護衛〜01.26八戸 19.01.28:八戸〜C哨区哨戒〜01.29大湊 19.02.01:類別等級削除:内令第272号 19.02.01:内令第279号:大湊防備隊から削る
19.02.01:類別等級制定:内令第271号:種別:敷設艇、類別:敷設艇、艇型:測天型 19.02.01:本籍:内令第280号:横須賀鎮守府、役務:警備敷設艇 19.02.01:戦時編制:大湊警備府部隊 19.02.01:敷設艇長:海軍大尉 齋藤 祐一 19.02.--:兵装工事 19.02.20:軍隊区分:大湊警備府電令作第150号:直率 19.02.22:大湊〜哨戒〜02.23函館 19.02.28:大警機密第281710番電:       B船會幸丸本日野田浦(武藏)に於て荷役中敵潜の為沈没せり       泊地の警戒に関し万全を期すべし 19.03.19:軍隊区分:大湊警備府信電令作第7号:津防指揮官の作戦指揮下 19.03.25:大湊〜白糠機雷礁構成〜      〜03.28 ---- 白糠機雷礁第三回敷設終了〜      〜03.29大湊 19.04.01:軍隊区分:千防電令作第78号(04.07附):第二警戒部隊 19.04.02:大湊〜      〜04.02 1348 白糠機雷礁第三次敷設終了〜      〜大湊 19.04.07:司令旗掲揚 19.04.07:大湊〜      〜04.08 1935 襟裳南方海面を掃蕩するも敵情を得ず〜      〜04.09 ---- 厚岸機雷堰更新作業〜      〜04.15 1135 津防機密第151055番電(トセップ岬62度3浬の敵潜掃蕩)受領〜      〜04.16 1258 津防機密第161115番電(敵潜情報を得ざれば厚岸に回航せよ)受領〜      〜04.19厚岸 19.04.10:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第79号:津軽防備部隊 19.04.20:厚岸〜哨戒〜04.21大湊 19.04.26:司令旗掲揚 19.04.26:大湊〜哨戒〜04.27大湊 19.04.29:大湊〜哨戒〜釧路 19.05.01:敷設艇長:海軍少佐 齋藤 祐一 19.05.01:釧路〜敷設作業〜05.01厚岸 19.05.02:厚岸〜機雷敷設作業〜05.09厚岸 19.05.10:厚岸〜哨戒〜05.10函館 19.05.11:函館〜05.11大湊 19.05.15:軍隊区分:大湊警備府電令作第183号:宗谷防備部隊指揮官の作戦指揮下 19.05.19:大湊〜05.19茂浦05.20〜      〜05.21 0505 宗谷防備部隊電令第15号(速に稚内に先航せよ)受領〜      〜05.21稚内 19.05.25:稚内〜敷設作業〜05.25稚内 19.05.29:稚内〜敷設作業〜05.29稚内 19.06.02:作戦上の都合により機雷を卸す 19.06.02:稚内〜      〜06.02 1530 中知床岬より掃蕩を開始〜      〜06.03 0500 敵情を得ず〜      〜06.03 1514 宗防機密第031310番電(敵情を得ざれば掃蕩を中止し第二哨戒線を哨戒せよ)受領〜      〜06.04 0815 転輪羅針儀及び測程儀故障〜      〜06.05 2022 宗防機密第051915番電(葦埼と哨区交代後、稚内に帰投補給すべし)受領〜      〜06.07 1230 浮流機雷1個処分:機銃58発発射〜      〜06.07大泊 19.06.07:宗谷防備部隊電令第21号:      1.10日第三機雷堰の敷設を実施す      2.石埼、葦崎は8日1200迄に稚内に帰投すべし 19.06.10:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第83号:津軽防備部隊 19.06.11:軍隊区分:大湊警備府電令作第198号:宗谷防備部隊指揮官の指揮を解く 19.06.11:稚内〜06.11大湊 19.06.29:大湊〜試運転〜大湊 19.07.01:敷設艇長:海軍大尉 菱刈 憲正 19.07.12:大湊〜      〜07.12 1810 津防機密第121651番電(日没に至るも敵情を得ざればE哨区掃蕩実施)受領〜      〜07.12 1830 E哨区着〜      〜07.12 2210 掃蕩隊形(N41.36-E142.40を基点とし210度方向を掃蕩)〜      〜07.13 1910 津防機密第131854番電(固有哨区に復帰せよ)受領〜      〜07.14八戸 19.07.17:津防機密第171039番電:      1.0945潜没潜水艦尻矢109度19浬東方部隊第一配備(中略)      2.石埼は現場に急行せよ 19.07.17:八戸〜      〜07.17 1411 津防機密第171351番電(第三配備、大湊に回航せよ)受領〜      〜07.17大湊 19.07.20:津防機密第201005番電:       22日恵山防備作業(作業艇:石埼、K埼)時の対潜警戒要領を次の如く定む(以下略) 19.07.21:大湊〜      〜07.22 1930 防備作業完了〜      〜07.23大湊 19.07.30:大湊〜恵山岬沖敷設作業〜07.30大湊 19.07.31:大湊〜恵山岬沖敷設作業〜      〜08.01 1320 作業終了〜      〜08.02大湊 19.08.07:大湊〜公試〜08.08大湊 19.08.10:大湊〜哨戒〜08.11室蘭 19.08.11:軍隊区分:津防機密第110910番電:一時室蘭隊に編入       0745大湊出撃室蘭に回航す 19.08.14:室蘭〜哨戒〜08.17室蘭 19.08.20:室蘭〜哨戒〜08.25室蘭 19.08.27:室蘭〜哨戒〜08.28室蘭 19.08.30:室蘭〜哨戒〜08.30室蘭 19.09.01:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第89号:津軽防備部隊 19.09.04:室蘭〜哨戒〜09.04室蘭 19.09.06:室蘭〜哨戒〜09.06室蘭 19.09.07:室蘭〜09.07大湊 19.09.20:司令旗掲揚 19.09.20:大湊〜防備作業〜09.20函館 19.09.21:函館〜防備作業〜09.21函館 19.09.22:函館〜防備作業〜09.22大湊 19.09.22:司令旗撤去 19.09.26:司令旗掲揚 19.09.26:大湊〜      〜09.26 ---- 小泊査閲並作戦指導〜      〜09.27 ---- 松前衛所並西口船艇並作戦指導〜      〜09.28大湊 19.09.28:司令旗撤去 19.09.30:大湊〜09.30大湊 19.10.03:司令旗掲揚 19.10.03:大湊〜査閲〜10.03函館 19.10.04:函館〜査閲〜10.04室蘭 19.10.06:室蘭〜査閲〜10.06大湊 19.10.06:司令旗撤去 19.10.09:津防機密第091538番電:石埼、K埼は13日中に釧路回航の上室蘭迄魚雷艇隊曳航に任ずべし 19.10.10:大湊警備府電令作第14号:      1.第三魚雷艇隊は10月15日以降成るべく速に室蘭に回航        作戦に関し津防部隊指揮官の指揮を承くべし        同隊に対する厚防指揮官よりの指揮転移時機を釧路出港時とす              2.津防指揮官は石埼、K埼を厚防指揮官は一部艦艇をして夫々第三魚雷艇隊の回航作業を        援護せしむべし 19.10.10:大湊〜10.10室蘭 19.10.12:室蘭〜10.14釧路 19.10.14:(「第十一號隼艇」「第十九號隼艇」を曳航)釧路〜      〜10.14 2105 襟裳岬の20度20浬にて曳索切断、「第十九號隼艇」自力航行開始〜      〜10.14 2400 曳索切断、「第十一號隼艇」自力航行開始〜      〜10.15室蘭 19.10.16:室蘭〜10.17釧路 19.10.19:釧路〜港外から「第二百五十一號魚雷艇」「第十號隼艇」を曳航〜      〜10.19 1425 「第十號隼艇」の曳航索装着不具合かつ荒天のため室蘭回航中止〜      〜10.19釧路 19.10.20:(「第二百五十一號魚雷艇」「第十號隼艇」を曳航)釧路〜      〜10.20 1630 曳索切断、「第二百五十一號魚雷艇」「第十號隼艇」自力航行開始〜      〜10.20 1700 「第二百五十一號魚雷艇」右舷機故障、片舷航行〜      〜10.20 1830 「第二百五十一號魚雷艇」と連絡途絶〜      〜10.20 1840 「第十號隼艇」左舷機故障、片舷航行〜      〜10.20 1930 襟裳岬北東3浬にて「第十號隼艇」と連絡途絶〜   〜10.21 0745 「第十號隼艇」と同航〜      〜10.21 1525 様似 19.10.22:(「第十號隼艇」を曳航)様似〜10.22室蘭 19.10.22:室蘭〜10.23大湊 19.10.29:司令旗掲揚 19.10.29:大湊〜防備作業(恵山第三機雷礁第二次敷設)〜10.30室蘭 19.11.01:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第91号:津軽防備部隊 19.11.03:室蘭〜哨戒〜11.03大湊 19.11.03:司令旗撤去 19.11.13:大湊〜哨戒〜11.16大湊 19.11.30:大湊〜哨戒〜大湊 19.12.05:大湊〜12.05室蘭 19.12.09:室蘭〜船団護衛〜12.10室蘭 19.12.12:室蘭〜船団護衛〜12.13室蘭 19.12.14:室蘭〜      〜12.14 1330 尻矢の80度5浬にて機械故障漂流風の機帆船「第四一星丸」を発見〜      〜12.15室蘭 19.12.21:室蘭〜曳航〜12.21室蘭 19.12.25:室蘭〜船団護衛〜12.26室蘭 19.12.30:室蘭〜船団護衛〜室蘭 20.01.02:室蘭〜01.02大湊 20.01.08:軍隊区分:大湊警備府電令作第27号:厚岸防備部隊 20.01.18:大湊〜自差測定〜01.18大湊 20.01.22:大湊〜01.22室蘭 20.01.25:(船団護衛)室蘭〜01.26釧路01.28〜01.30天寧01.30〜釧路 20.02.01:釧路〜02.02室蘭02.04〜02.05大湊 20.02.06:軍隊区分:大湊警備府電令作第31号:津軽防備部隊 20.02.06:軍隊区分:津防機密第061807番電:東口隊 20.02.06:船体機関兵器修理 20.02.12:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第94号:津軽防備部隊 20.03.02:軍隊区分:聯合艦隊電令第660号:横須賀鎮守府部隊 20.03.06:大湊〜03.06大湊 20.03.06:大湊〜哨戒〜03.07八戸 20.03.08:八戸〜哨戒〜03.09久里浜 20.03.10:久里浜〜哨戒〜03.11久里浜 20.03.12:久里浜〜03.13久里浜 20.03.14:久里浜〜03.15久里浜 20.03.18:久里浜〜03.18久里浜 20.03.18:軍隊区分:大湊警備府信電令第32号:津軽防備部隊 20.03.19:久里浜〜03.20浦賀 20.03.21:浦賀〜03.22八戸03.23〜03.23大湊 20.04.06:軍隊区分:機密大湊警備府命令作第95号:津軽防備部隊 20.04.24:大湊〜自差修正〜04.24大湊 20.04.27:大湊〜訓練〜04.27大湊 20.05.04:敷設艇長:海軍大尉 小谷 邦與 20.05.09:軍隊区分:津防機密第091908番電:東口隊 20.05.10:津防機密第100814番電:       石埼は救難曳航材料搭載終り次第出港第三京仁丸の引卸作業に任ずべし       K埼は右作業に協力せよ 20.05.10:大湊〜05.10岩屋 20.05.13:0330 敷設特務艇K埼」と共に特設掃海艇第三京仁丸」を縦曳曳航するが離礁せず 20.05.14:岩屋〜05.14大湊 20.05.21:大湊〜05.21函館05.22〜05.23稚内 20.05.24:稚内〜哨戒〜05.24大泊 20.05.25:大泊〜哨戒〜05.25稚内 20.05.29:稚内〜哨戒〜05.29稚内 20.05.31:稚内〜哨戒〜05.31稚内 20.06.--:稚内〜      〜06.10 0940 津防機密第100803番電(1500以後現哨区を撤し浦河港の215度北側、日出に至らば             令なくして現哨区に復帰すべし)受領〜      〜06.10 1430 52掃機密第101329番電(尻矢岬の170度5粁を基点として10浬圏内150度以西基点より             外方に向い索敵すべし)受領〜      〜06.10 1542 尻矢岬灯台70度4浬に於て敵潜探知、400米迄接近し爆雷攻撃〜      〜06.10 1920 52掃機密第101819番電(速に所定配備に就け)受領〜      〜06.11 0539 津防機密第110443番電(恵山附近に至りK埼と交代せよ)受領〜      〜06.11 2225 52掃機密第112104番電(明12日0330以後哨区変更)受領〜      〜06.12 1135 津防機密第121123番電(東方部隊第二配備となせ掃蕩任務を解く)受領〜 20.06.12:軍隊区分:大湊警備府電令作第59号:宗谷防備部隊
20.08.15:残存 20.11.30:帝國海軍編制より除く(第281842番電にて予定) 20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第5号:掃海艦、大湊地方復員局所管 20.12.01:艦長:第二復員官 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅) 21.04.01:艦長:第二復員事務官 21.04.08:艦長:第二復員官 幕田 稔 21.06.15:艦長:復員事務官 幕田 稔 21.09.01:移籍:復二第210号:特別輸送艦、大湊地方復員局所管 21.09.05:復二第230号:特別保管艦(09.01付)、大湊地方復員局所管 22.03.31:復二第215号:横須賀地方復員局所管に変更 22.09.05:艦長:復員事務官 松下 寛
22.10.01:除籍:復二第712号

同型艇

 平島澎湖鷹島濟州新井埼由利島怒和島前島

兵装

(計画時)
 四十口径八八式八糎高角砲1門、九三式十三粍二聯装機銃1基、
 三八式小銃20挺、一四式拳銃5丁、
 須式七十五糎探照燈1基、九六式一米半測距儀1基、
 九四式投射機1基、爆雷装填台三型1基、爆雷水圧投下装置三型2基、爆雷手動投下台一型8基、
 九五式爆雷36個、横式爆雷2個、
 対艦式二型大掃海具2組、小掃海具一型改一2組、水中処分具一型2組、
 九三式一型機雷120個(又は五号機雷130個又は九二式機雷18個又は九六式二号防潜網2組
 又は一四式捕獲網8組)。

(17.07現在)
 四十口径三年式八糎高角砲1門、九三式十三粍二聯装機銃1基、
 投射機、
 九五式爆雷改二26個、
 対艦式二号二型大掃海具1組、掃海立標3組、
 九六式二号防潜網1組。

写真資料

 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.47「敷設艇」 (P.36-37)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.106)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.93)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2647,2654)
 「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所(P.69)

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