第四十四號驅潜艇の艇歴
年 月 日:艇歴
17.05.01:起工、仮称艦名:第444號艦
17.12.25:命名:達第345号:第四十四號驅潜艇
17.12.25:類別等級制定:内令第2394号:種別:驅潜艇、類別:驅潜艇、艇型:第十三號型
17.12.25:本籍仮定:内令第2396号:横須賀鎮守府
18.03.07:進水
18.04.21:艤装員長:海軍豫備大尉 大木 武雄
18.--.--:艤装員事務所を設置し事務を開始
18.05.01:類別等級改正:内令第838号:種別:驅潜艇、類別:驅潜艇、艇型:第十四號型
18.05.15:竣工、艤装員事務所を撤去
18.05.15:本籍:内令第945号:横須賀鎮守府、役務:警備驅潜艇
18.05.15:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊
18.05.15:驅潜艇長:海軍豫備大尉 大木 武雄
18.07.01:驅潜艇長:海軍大尉 大木 武雄
19.02.--:(「熊野山丸」護衛)〜03.02南鳥島
19.03.17:小笠原部隊信電令作第23号:
1.第四三一八乙船団、白鷹丸は18日1400横須賀に向け出港の予定
2.第四三一八丙船団、熊野山丸、第十雲海丸、第三九九八號重油船、18日0300横須賀に向け
出港の予定
3.第五十二掃海隊司令は 第二十四號掃海艇、猿島を併せ指揮し第四三一八丙船団の
第四十四號驅潜艇は第四三一八乙船団の護衛に任ずべし
19.03.18:(第4318乙船団護衛)父島〜
〜03.20 0130 鳥島の66度23浬にて特設驅潜艇「白鷹丸」被雷轟沈、直ちに爆雷攻撃〜
〜横須賀
19.03.26:軍隊区分:機密横鎮電令作第244号:南三陸部隊
19.07.25:南三陸部隊機密第251456番電:
1.第四十四號驅潜艇及び第一鶚丸は26日0800女川発、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第三魁丸は夫々交代帰投せよ
19.07.26:女川〜
19.07.31:南三陸部隊機密第3113256番電:
1.第四十四號驅潜艇及び第一鶚丸は1日0800女川発、夫々金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第二幸昌丸は夫々交代帰投せよ
19.08.01:女川〜
19.08.06:南三陸部隊機密第061612番電:
1.第四十四號驅潜艇及び第二幸昌丸は7日0800女川発、金華山及び小名浜哨区に就け
2.第三十三號掃海艇及び第一鶚丸は交代帰投せよ
19.08.07:女川〜
19.09.03:甲直接護衛部隊電令作第224号:
1.第三八三〇船団より常磐山丸を除く
2.常盤山丸、芝園丸は第四十四號驅潜艇、第二拓南丸護衛、速かに横須賀に帰投、急速救難補給の上
命を待て
19.09.03:(「芝園丸」「常磐山丸」護衛)八丈島〜09.04横須賀
19.09.14:(第4913船団護衛)父島〜09.17横須賀
19.09.22:東京湾北航路部隊電令作第257号:
1.第三九二三船団(生田川丸、芝園丸、第三九九八號重油船、護衛艦:第十二號海防艦、
第四十四號驅潜艇、第五十一號驅潜艇)24日0400館山出撃、三宅島の北東10浬より
針路150度、爾後東経141度35分の線より南下、父島に向う、速力6節
2.東京湾部隊指揮官及び館山海軍航空隊司令は前項船団は重要船団に付、特に警戒を厳にすべし
19.12.15:驅潜艇長:海軍大尉 菅原 義藏
20.01.20:甲直接護衛部隊信電令作第9号:
1.長津丸、龍神丸、公稱第3998號重油船、御代丸、第四號海防艦、天草、第四十四號驅潜艇、
第八昭南丸を以て第3122船団を編成す
2.第四號海防艦、天草、第四十四號驅潜艇、第八昭南丸は前項船団の東京湾父島間直接護衛を
実施すべし
3.船団部隊指揮官を第四號海防艦長に指定す
20.01.23:(第3122船団護衛)館山〜父島向け航行〜
〜01.24 機動部隊接近の報により反転、八丈島に向う〜
〜01.25 反転、父島に向う〜
〜01.27父島
20.04.15:戦時編制:大海幕機密第608号ノ234:横須賀鎮守府部隊第四特攻戦隊
〜06.26舞鶴
20.08.15:残存
20.09.15:除籍:(機密第091753番電にて予定)
20.11.30:驅潜艇長:海軍大尉 八十島 奎三
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、横須賀地方復員局所管
20.12.20:改名:内令第12号:驅潜第四十四號
21.02.01:除籍:内令第21号
21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅)
同型艇
第二十八號、第二十九號、第三十號、第三十一號、第三十二號、第三十三號、第三十四號、
第三十五號、第三十六號、第三十七號、第三十八號、第三十九號、第四十號、第四十一號、
第四十二號、第四十三號、第四十五號、第四十六號、第四十七號、第四十八號、第四十九號、
第五十號、第五十一號、第五十二號、第五十三號、第五十四號、第五十五號、第五十六號、
第五十七號、第五十八號。
兵装
(計画時)
四十口径三年式八糎高角砲1門、九三式十三粍二聯装機銃1基、
十四年式拳銃5丁、
九三式水中聴音機1基、九三式一型探信儀1基、
九四式投射機2基、爆雷装填台三型2基、爆雷投下軌道1基、九五式爆雷36個。
写真資料
雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.49「駆潜艇・哨戒艇」 (P.18)
「日本海軍艦艇写真集 驅逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館(P.190)
「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(44)
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