第四十一號驅潜特務艇の艦歴

 年 月 日:艦歴

17.07.13:起工、仮称艦名:第540號艦 18.04.30:命名:達第96号:第四十一號驅潜特務艇 18.04.30:類別等級制定:内令第816号:種別:特務艇、類別:驅潜特務艇、艇型:第一號型 18.04.30:本籍仮定:内令第815号:呉鎮守府 18.05.05:進水 18.07.05:竣工
18.07.05:本籍:内令第1375号:呉鎮守府、佐伯防備隊所属 18.07.05:戦時編制:戦時編制:呉鎮守府部隊呉防備戦隊佐伯防備隊 18.07.--:呉〜07.17佐伯 18.07.20:佐伯〜哨戒〜07.20佐伯 18.07.23:佐伯〜哨戒〜07.24佐伯 18.07.28:佐伯〜哨戒〜07.29佐伯 18.07.30:佐伯〜哨戒〜08.06佐伯 18.08.--:特務艇長:海軍兵曹長 小堀 桂二 18.08.14:佐伯〜呉 18.08.--:修理
18.09.01:内令第1833号:第二十二特別根據地隊所属 18.09.01:戦時編制:聯合艦隊南西方面艦隊第二南遣艦隊第二十二特別根據地隊 18.10.18:(第2609船団護衛)バリクパパン〜      〜10.21 1000 陸軍徴傭船乾山丸」、「大丸」と共に船団より分離〜      〜メナド 18.11.--:       〜11.08 1700 爆雷攻撃10個〜      〜11.08 1830 爆雷攻撃9個〜      〜11.09 0118 「端午丸」遭難者を「第百二號哨戒艇」に移乗〜 18.11.09:第二警備部隊電令作第179号:       第五號驅潜艇、第四十一號驅潜特務艇は現任務を打切り、       第百二號哨戒艇はバリクパパンにて補給後、速に出動、       マカッサル海峡浮上北上中敵潜水艦を補足撃滅すべし       水上偵察機約四機協力せしむ、以下略 19.01.17:第二警備部隊電令第3号:       第三十六號哨戒艇及第四十一號驅潜特務艇は第三十六號哨戒艇長指揮し至急出動       1150バリクパパンの170度45浬に於て味方水上機の攻撃せる敵潜を水上機と協同       撃滅すべし 19.01.17:1748 第1回爆雷攻撃8個      1752 第2回爆雷攻撃3個      1800 第3回爆雷攻撃4個   〜バリクパパン 19.01.21:(オ103船団護衛)バリクパパン〜      〜01.22 1435 「第三十六號哨戒艇」が爆雷攻撃8個〜      〜01.22 2040 海軍配當船じゃんび丸」「第三十七號驅潜特務艇」と共に船団から分離〜      〜01.23タラカン 19.01.26:タラカン〜      〜01.28 海軍配當船「じゃんび丸」座礁につき、同船及び「第六號驅潜艇」と分離、          海軍配當船~州丸」、特設運送船共榮丸」、「第四十六號驅潜特務艇」と共に航行〜      〜01.28バリックパパン 19.02.01:第二警備部隊電令作第268号:       02日0800を以て第二警備部隊電令作第265号に依る水上艦艇の任務を解く       航空に依る索敵は続行す 19.02.05:バリックパパン〜      〜02.05 「第三十七號驅潜特務艇」と分離〜      〜02.06 護衛終了 19.02.14:第二警備部隊電令作第279号:第百六號掃海特務艇第三十六號第三十七號、第四十一號       驅潜特務艇は第百六號掃海特務艇長指揮の下に15日バリクパパン発左記船団を       タラカン経由ザンボアンガ迄護衛したる後、便宜タラカンに於て補給すべし       1.武嚴丸:ザンボアンガ経由ダバオ行       2.安城丸:ザンボアンガ経由マニラ行       3.第二共榮丸:ザンボアンガ、マニラ経由内地行       4.ドイツ船ロスバッハ號:第3項に同じ、タラカン重油4,000搭載の予定         5.星斗丸:ザンボアンガ経由セブ行       行動予定左の通り、以下略 19.09.01:彼南根機密第011515番電:一尋礁パンカランスス間の陸軍油輸送船団護衛 19.09.05:軍隊区分:西方部隊電令作第146号:彼南根據地部隊 19.09.--:北スマトラに向け船団護衛〜09.08パンカランスス 19.09.09:15Bg機密第091902番電:パンカランスス派遣中の掃海員及び要具を搭載の上、      陸軍掃海隊と協力し北緯4度以南東経99度以西海面沿岸航路付近の掃海を急速実施 19.09.10:(第四次船団護衛)パンカランスス〜09.10ベラワン 19.09.11:15Bg機密第110800番電:第四次復航船団をベラワン発ブンク礁北方を迂回一尋礁南方迄護衛 19.09.13:(第四次船団護衛)ベラワン〜09.14ポートセッテンハム 19.09.15:ポートセッテンハム〜船団護衛〜      〜救難作業〜      〜09.18ポートセッテンハム 19.09.29:ポートセッテンハム〜船団護衛〜10.01パンカランスス 19.10.02:パンカランスス〜船団護衛〜10.05ポートセンテンハム 19.10.05:15Bg機密第051018番電:速やかに天塩丸を彼南南水道口迄護衛したる後、      10.08昭南発予定の次回油船団護衛 19.10.05:ポートセッテンハム〜10.06彼南 19.10.06:彼南〜      〜10.09 1600 「第三十四號掃海艇」、特設運送船大朝丸」と合同〜      〜対潜掃蕩〜      〜10.12サバン 19.10.06:彼南根電令作第34号:補給終了次第彼南出撃、対潜掃蕩 19.10.12:(「大朝丸」護衛)サバン〜護衛終了〜10.14ポートセッテンハム 19.10.12:15Bg機密第121620番電:大朝丸護衛任務終了後、14日一尋礁通過予定の陸軍油船団護衛 19.10.13:15Bg機密第131847番電:現任務終了せば、要すればポートセッテンハムにて補給、      次回油船団護衛迄の期間一尋礁附近の敵潜掃蕩 19.10.14:ポートセッテンハム〜陸軍船団護衛〜10.23ポートセッテンハム 19.10.19:彼南根電令作第38号:北緯4度東経100度38分附近に急行、敵潜撃滅 19.10.21:15Bg機密第211803番電:昭南に回航、漏水箇所修理及び各部整備 19.10.--:ポートセッテンハム〜10.24昭南 19.10.--:入渠修理 19.11.--:修理中 19.11.23:昭南〜ルムト方面「三鉱丸」警戒及び護衛〜11.29彼南 19.11.30:彼南〜対潜掃蕩〜12.06ポートセッテンハム 19.12.02:15Bg機密第021510番電:速やかにベルナム河口(N03.50-E100.47)に至り 同地待機中の工作部曳船(筏曳航)を彼南に護衛すべし 19.12.04:15Bg機密第041800番電:ポートセッテンハム回航、12.07昭南発予定の陸軍油船団護衛 19.12.06:修理(12.09まで) 19.12.09:(油船団護衛)ポートセッテンハム〜12.14ベラワン12.17〜12.20ポートセッテンハム 19.12.21:15Bg機密第211116番電:12.22便宜ポートセッテンハム発12.23 1200迄に      北緯3度25分東経99度49分附近に至り初鷹の敷設作業の警戒に任じたる後、      ポートセッテンハムに帰投、待機 19.12.22:ポートセッテンハム〜敷設艦初鷹」作業警戒及び対潜掃蕩〜12.27ポートセッテンハム 19.12.22:15Bg機密第222132番電:ベルナム河口沖合の敵潜補足撃滅 19.12.23:15Bg機密第231813番電:12.25 1200迄に敵情を得ざれば掃蕩を打切り初鷹作業の警戒 19.12.25:15Bg機密第251130番電:掃蕩を打切り予定の如く行動せよ 19.12.30:15Bg機密第301205番電:12.31 1430迄に      北緯2度50分東経100度45分附近に至り対潜掃蕩及び初鷹の警戒 19.12.31:ポートセッテンハム〜敷設艦「初鷹」作業警戒〜 20.01.--:西方部隊電令作第212号:M5作戦掃蕩部隊 20.01.03:彼南根電令作第43号:掃蕩部隊第一掃蕩隊 20.01.03:彼南根據地部隊信電令第5号:       第八號驅潜艇は5日便宜出港、ポートセンテンハムに回航、第四十一號驅潜特務艇を率い       初鷹作業の警戒に任ずべし 20.01.05:彼南〜ポートセッテンハム 20.01.07:ポートセッテハム〜M5作戦〜01.14彼南 20.01.14:西方部隊電令作第221号:M5作戦終結 20.01.14:15Bg機密第142045番電:彼南にて補給 20.01.14:15Bg機密第142051番電:01.16午後彼南発01.17朝フラン水道北口附近にて初鷹と合同 20.01.16:彼南〜04.17バンコール 20.01.18:15Bg機密第181010番電:初鷹S作業の警戒 20.01.19:バンコール〜敷設艦「初鷹」作業警戒及び船団護衛〜01.23ベラワン 20.01.19:西方部隊電令作第224号:01.20昭南発予定の北スマトラ油船団の護衛 20.02.05:戦時編制:聯合艦隊第十方面艦隊第二南遣艦隊第二十二特別根據地隊 20.02.12:西方部隊電令作第229号:北スマトラ油強行搬出作戦 20.02.14:昭南根電令作第81号:16日ス02船団、23日ス03船団護衛      一尋礁付近にてス02船団に合同 20.02.16:軍隊区分:西方部隊電令作第229号により作戦中、第十特別根據地隊司令官指揮下 20.02.17:ポートセッテンハム〜02.17一尋礁南側02.18〜02.18マチバンク02.20〜      〜02.20一尋礁南側01.21〜01.22昭南 20.03.10:(船団護衛)昭南〜03.15ボルネオ島プチン角〜      〜03.17 1600 シアモ角280度10浬にて「第百八號哨戒艇」と合同〜      〜03.17 1800 「第百十三號驅潜特務艇」が護衛終了〜      〜03.19バリクパパン
20.08.15:残存:スラバヤ 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅) 22.05.03:除籍:復二第327号

同型艇

 第一號第百號第百五十一號第二百五十號

兵装

(第一號型驅潜特務艇の計画時)
 九二式七粍七単装機銃1基、爆雷22個、吊下式水中聴音機1基、軽便探信儀1基。

写真資料

 なし

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